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ナヴィの恋

■監督■
中江裕司


■出演■
西田尚美
平良とみ
登川誠仁
平良進
村上淳
嘉手苅林昌
大城美佐子
山里勇吉


★★

舞台は沖縄から60キロ離れた小さな島「粟国島」。東京から仕事を辞めて故郷の沖縄に戻ってきた奈々子(西田尚美)、祖父のおじぃ(登川誠仁)、祖母のナビィ(平良とみ)、おじぃが連れてきた謎の風来坊のフクノスケ(村上淳)達の恋の物語。

おじぃはおばぁのことを誰よりも本当に愛していた。しかし、おばぁは若い頃に悲しい別れをした恋人サンラーと60年ぶりに再会して心を動かされる。一方、奈々子も本土からやってきた風来坊フクノスケが気になり始める。おじぃは、そんな2つの恋が進行しているのを知っていながらも、いつも通りの生活をして、暖かく見守る。そんな恋の物語。

この恋物語を盛り上げるのが、琉球民謡、オペラ、ケルト民謡などの音楽。サンラーやフクノスケたちを乗せた船が、船長の歌う『ひょっこりひょうたん島』のテーマ曲に合わせて、波をかきわけていくオープニングはワクワク感を高める。沖縄民謡の大御所でもある、おじぃ役の登川誠仁は楽しいときも悲しいときも、その気持ちを歌う。ところどころで流れるケルト・ミュージックも物語を盛り上げます。

また画面の色彩が印象的。ナビィが庭で育てる真っ赤なブーゲンビリア。それに水をやる奈々子の真っ赤なワンピース、どこまでも続く青い海や空、大地の緑、黄色に塗られた建物、それらを繋ぐ白い道、オレンジ色のトラック夜空に輝く満月…。全編、とにかく綺麗で本当に素晴らしい映像になっています。

話の内容を、あんまり言うとネタバレになるかもしれないから、直接的なことは書かないけど内容も本当に素晴らしいです。たくさん笑えて、最後は泣ける。ホント泣ける。心地よい音楽、色鮮やかな映像、そして穏やかな人々の心、見終わった後はきっと誰もが前向きに楽しくやって行こう気持ちになる作品です。ああ、沖縄行きたいーー。

ニュー・シネマ・パラダイス

■監督■
ジュゼッぺ・トルナトーレ

■出演■
フィリップ・ノワレ
ジャック・ペラン


世界中で賞賛され、アカデミーやカンヌ国際映画祭で賞を受賞した作品。監督は『海の上のピアニスト』や『マレーナ』のジュゼッぺ・トルナトーレ。『海の上のピアニスト』も評価が高いんだけど、個人的には、この『ニュー・シネマ・パラダイス』のほうが好きです。もう、とにかく名作中の名作。

シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。親の目を盗んでは映画館に通いつめる少年トトは、大の映画好き。
やがて、映写技師のアルフレードと心を通わせるようになり、映画に魅せられてトトは大人になっていく。初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が・・・

映画に対する愛、そして人間愛に満ちている映画です。この映画を観ると映画っていいなって思わずにはいられないです。
この映画は本当に素晴らしい。長い映画だけど一つ一つのエピソードが面白い。登場する一人一人のキャラクターの描き方も上手くて愛着が湧きます。また、エンリオ・モリコーネによる音楽も非常に素晴らしい。
そして、ラストの感動はもう・・・。何回観ても泣けます。また、一回ラストを観た後で、もう一回、初めから観ると今度は前半でも感動。本当に素晴らしい映画です。

水野晴男の「いや〜、映画って本当に素晴らしいものですね」っていうセリフはこの映画のためにあるって言っても過言じゃない(笑)

あと、この映画には「通常版」という劇場公開されたときのバージョンと、それにカットされた未公開部分を加えた「完全オリジナル版」とがあります。個人的には「通常版」の方が好きです。たぶん、「通常版」のほうが感動できます。でも、「完全オリジナル版」で追加されたシーンで、良い部分もあるんで両方観るのが一番いいかも。もし両方観るんだったら、絶対「通常版」を先に観ることを、お薦めします。 

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