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KAGAMI |
日本最大のテクノ・イベントWIREにも参加し、ロックからテクノまで、各方面のアーティストのリミックスなども手がけるKAGAMIのメジャーデビューアルバム(アルバムとしては2枚目)。エレクトロ・ファンクなミニマルテクノ。テクノの楽しさがいっぱい詰まったアルバムになっています。 |
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KAHIMI KARIE 『TRAPEZISTE』 |
カヒミ・カリィの前作から3年ぶりとなるアルバム。 菊地成孔をはじめとするDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN勢がバックを固め、ジャジーでアヴァンギャルドな作品。脱フレンチポップって感じで、普通のポップ的な曲はほとんどないです。ジャズ、エレクトロニカ系のトラックにカヒミの囁き。これが凄く相性がいい。 個人的には、スペーシーで浮遊感のあるジャズ・トラックにカヒミの囁きが乗るM-1『Tornado(outside)』、DCPRGのメンバーに加え、勝井祐二も参加した完全なフリージャズ・トラックにカヒミの歌が絶妙にマッチしたM-2『Trapeziste』、浮遊感あるフリージャズでカバーしたM-4『Habanera』、軽快なジャズと不思議な音世界が交差するM-9『Je veux un vieux』などが良かった。 他にも、雨の音をバックにカヒミが歌う曲や、時計の音の中、カヒミがポエトリーリーディングする曲、完全なエレクトロニカ・トラックの曲もあったりして、どの曲もかっこいいです。アルバムの展開もいいし、良質なアルバムだと思います。フレンチポップを求めてる人にはお薦めできないアルバムだけど、DCPRGなんかを好きな人には是非聴いてもらいたいアルバムです。 |
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KAHIMI KARIE 『MONTAGE』 |
カヒミ・カリィ、前作『TRAPEZISTE』から1年ちょっとぶりの新作。DCPRGの神田朋樹、高井康生、芳垣安洋、大友良英などが参加。前作同様、エレクトロニカやジャズ、民族音楽なんかを通過したポップ世界を展開しています。黒を基調としたジャケットだった前作は音のほうもモノクロな感じだったけど、カラフルな色彩が重なり合うトロピカルなジャケットの今作は音のほうもやっぱりカラフルでトロピカル。 コーネリアスこと小山田圭吾が参加した『POINT』以降の新世代ポップスから、フリージャズ的なアバンギャルドなナンバー、とろけるように甘いトロピカル・ポップ、初期の作品を思わせるようなキュートなポップ・ナンバーまで、バラエティに富んだカラフルなカヒミ・カリィ・ワールドが展開しています。 ひたすらアバンギャルドだった前作が駄目だった人も今作はいけるかも。アバンギャルドではあるんだけど、初期のようなポップ感もあちらこちらに感じられるし、前作よりは“ささやく”より“歌を歌う”感じの曲が多いんだよね。前作は少し借り物感が感じられたんだけど、今作はアバンギャルドな感じとポップな感じのバランスが凄く良いというか、カヒミ・カリィの音になってきたなって印象。全体に漂うトロピカルな感じもいい感じ。素敵です。 |
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KAMA AINA 『間-MA-MUSIC FOR CLOTHING SHOP』 |
LITTLE CREATURESやDOUBLE FAMOUSのメンバー、青柳拓次のソロ・ユニット、KAMA
AINAが「洋服屋さんでかかっていて欲しい音楽」をコンセプトに、選曲&DJ
MIXした作品。本当はKAMA AINA名義ではなくてオムニバス扱いみたいなんだけど、実質、KAMA
AINAのMIX CDみたいな感じなんで、このページで紹介。生音系エレクトロニカやアコースティックなインストを中心にセレクト。確かに、こんな曲がかかる服屋はいいな。生音系エレクトロニカを混ぜたMIX
CDは聴いたことなかったんで新鮮だった。まず、M-1のAPEIRONっていうアーティストは知らなかったんだけど、mum系の暖かく、どこか懐かしい感じのエレクトロニカで凄く良かった。M-2はFLOEXっていうアーティストで、浮遊感漂うジャジーなエレクトロニカ、M-3はPLUSEPROGRAMMINGのロボ声が歌うエレクトロニカ、M-4はINTERNATIONAL
AIRPORTのアコースティックな牧歌的インスト曲、M-5はPREFUSE73の別名義SAVATH+SAVLASによる民族音楽とエレクトロニカの融合。これまでSAVATH+SAVLAS名義は聴いたことなかったんだけど、この曲は気に入った。M-6はCAURALっていうアーティストのアンビエントな民族音楽、M-7はJON
APPLETON、外国人の会話の後ろで電子音が鳴ってる。M-8はLALI
PUNA。LALI PUNAらしいキュートな歌物エレクトロニカ。M-9はBILL
WELLSとベル・アンド・セバスチャン、パステルズのメンバーによる宅録ジャズ・ユニット、BILL
WELLS TRIOの曲。M-10はTO ROCOCO ROT AND I-SOUNDの浮遊感漂うエレクトロニカ。M-11はステレオラブのレティシアのソロ・プロジェクト、MONADEによる素朴な宅録風歌物ジャズ、M-12はKENJI
JAMMERの曲のKAMA AINAリミックス。M-13はGORODISCHのアコースティックで軽快なインスト曲、最後はHEYによるジプシー・デュエット。 1曲1曲簡単に紹介したけど、このアルバムの雰囲気はジャケットが一番よく表している。全編、春の木漏れ日のようなサウンド。心地良い。服屋さんでかかってるのにもいいけど、昼寝のときにも最適。いい夢が見れそう。 |
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KAMOMEKAMOME 『KAMOMEKAMOME』 |
僕的に復活して欲しいバンドのベスト3に入るヌンチャクのボーカリスト、向達郎とオーシャンレーンのサポートドラム、嶌田政司が中心となり結成されたカモメカモメのファーストアルバム。「3コードで悪いかー!」ってシャウトしてたヌンチャクとは違ってコード展開は複雑、変拍子も炸裂しまくり、曲展開はプログレッシブで時には打ち込みも交えた実験性溢れた音になっています。ドラムもベースもギターもかっこいい! エモーショナルでカオティックで変態でハードコアでポストロック。最近はそういう音も別に珍しくないとは思うけど、そこに向達郎の歌が入ると全く未知の世界に突入。後期ヌンチャクのスタイルを進化させたような独特なボーカルスタイルで切なくメロディアスに歌い上げてます。野太い声から突然絶叫に変わるコントラストにゾクゾク。これまた後期ヌンチャクの進化系的な不思議でどこか哲学的な匂いもする日本語の詩世界に頭グルグル。憂いのあるメロディに泣きそうになっちゃいます。 ああ、こりゃ名盤だわ。ヌンチャク復活はなくてもいいかもってちょっと思っちゃったよ。ヌンチャクを初めて聴いたときと同じくらい、もしくはそれ以上の衝撃がこの作品にはあったから。toe、バンドワゴン、AS MEIAS、ナツメン、後期ボートとかその辺を好きな人は是非、聴いてみてください。後期ヌンチャクが好きだった人や海外のプログレッシブなエモ〜ポストロック好きな人も。個人的に今年聴いたロック系の作品では一番好きかも。 |
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KAN 『THE BEST SINGLES KAN FIRST DECADE』 |
『愛は勝つ』の人のベスト盤。KANは『愛が勝つ』が収録された『野球選手が夢だった。』とその次のアルバム『ゆっくり風呂につかりたい』、あとシングル『まゆみ』をリアルタイムで聴いてたくらいなんだけど、最近、数少ない音楽の趣味が合うリアル友達がカラオケで『SONGWRITER』って曲を歌ってて、それに感動して、そのままその日にこのベスト盤を借りてきちゃいました。 KANの曲は愛の歌。『SONGWRITER』の歌詞、「I'm a songwriter 何のあてもなく 迎えるべき運命に言葉贈りたいのです 愛すべき人に まだ見ぬ君に 自信も声も枯れた自分に」。そういうことです。『まゆみ』とかリアルタイムで聴いてたときはそこまで良さが分からなかったけど、今、聴くとメチャクチャ良いんだなあ。メロディの良さは昔から分かってたけど、この歌詞。この歌詞はある程度、大きくなって大きな愛を知ってから聴くとズドン!ってくる。『言えずのI LOVE YOU』とか『死ぬまで君を離さない』とか他の曲にしてもそう。KANの愛の表現は凄いの一言です。まあ、ちょっとクサイ感じもするけど・・・愛ってそんなもんでしょ? 『愛は勝つ』の一発屋だと思ってる人、愛の歌が好きなら1回聴いてみるといいと思うよ。日本のエルトンジョン、ビリージョエルっていうと言いすぎかもしれないけど、こういう歌こそ、もっと多くの人に響いて欲しいなあ。aikoとか槇原敬之とか、あとミスチル好きな人にも聴いて欲しいです。 |
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KAYO 『三つ編みヒロイン』 |
ポリシックスのキーボーディスト、カヨのソロデビュー作。5曲入りミニアルバムです。ポリシックスでは無表情でちょっとロボットみたいな印象のカヨだけど、ここでは表情豊かで人間味のあるポリシックスのときとはまた違ったカヨを垣間見ることができます。注目は過去に松田聖子『ガラスの林檎』や安田成美『風の谷のナウシカ』を手掛けた松本隆&細野晴臣の黄金コンビがタイトルトラックを手掛けてることかな。同じコンビによる、はっぴいえんど時代の名曲『夏なんです』のカバーや、松本隆&大瀧詠一コンビ(これまた、はっぴいえんどコンビね)による『さらばシベリア鉄道』のカバーも収録。はっぴいえんどファンは一回聴いてみる価値はあるかもね。 ただ、個人的なことを言わせてもらうと、『夏なんです』の現代版みたいな松本隆&細野晴臣による新曲にしても期待してたほどじゃないし、カバーの2曲にしても僕は退屈。原曲を超えてるとはあまり思えないんだよね。それよりも初めてのカヨのオリジナル作になった『僕たちの時間』と、ポリシックスのハヤシが手掛けたアイドルテイストのキャッチーなテクノポップ『ミドリポップで』の2曲のほうが自由な感じがして僕は好きです。前者はスカのリズムとちょっぴり切ないメロディー、甘酸っぱい歌詞にカヨのキュートで活き活きとしたボーカルがベストマッチした甘く切ないポップ・ナンバー。NATSUMENのメンバーによる演奏も凄く良い。後者はポリシックスの暴力的なピコピコ・サウンドとは正反対の激キュートなテクノポップ・ナンバー。めちゃくちゃキュート、めちゃくちゃポップ。カヨの魅力はこの曲が一番出てる気がするんだよね。なんだ、結局ハヤシが一番、カヨのことを分かってるじゃん。 |
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KAZUMASA HASHIMOTO 『YUPI』 |
WORLD'S END GIRLFRIENDの作品にピアノで参加したり、HIDENOBU
ITOの作品でマスタリングを手掛けたりしている音楽家、ハシモト・カズマサの1stアルバム。 美しい曲が、ピアノやアコースティック・ギターなどの美しい響きによって、美しい展開で奏でられる。ここには「美しい」っていう言葉しかない。ピュアでナチュラル。ただただ素直に美しいサウンドです。楽器、フィールド・レコーディング、ノイズの使い方などが、どれもいちいち素晴らしい。 エレクトロニカ、フォークトロニカ、映画音楽、クラシック・・・そんなジャンル分けは不用。ただただ素晴らしい音楽。大傑作です。高木正勝とか好きな人は気に入ると思う。 |
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KAZUMASA HASHIMOTO 『EPITAPH』 |
坂本龍一のイベントに参加したり、MORRの来日公演にも参加したりしていたハシモトカズマサのセカンド・アルバム。世界中で絶賛されたっていう前作も個人的に大好きだったんだけど、今作はもっと好きです。 ピアノを中心とした室内楽的なオーケストラのアンサンブルに柔らかなエレクトロニック・サウンドが溶け合って、至福の音を作り出しています。美しいアンサンブルと哀愁漂うメロディ、練られた曲展開が聴くものを飽きさせず、絶妙のポップ感が普段、インスト物を聴かないような人の心にも響かせる。前作の延長線上にある音ではあるけど、今作は若干、リズムが強調されて面白みと音の深みが増したかな。各楽器のアンサンブルとエレクトロニクスとの交わりもグンと深みを増した。至福なんて言葉は安売りしちゃいけないとは思うんだけど、この作品はホントに至福。フォークトロニカ〜室内楽〜映画音楽あたりを好きな人は是非是非。ちなみにポラリスのドラム、坂田学もバウンスの連載(ココ)でリコメンドしてました。お薦めです。 |
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KB 『PAID HOLIDAY』 |
僕の一押しインスト・バンド、PEPE CALIFORNIAのギタリスト、KBの1stソロアルバム。 ソロと言っても本体とあまり違わなくて、ポストロック、エレクトロニカ、レゲエなどを消化した南国感いっぱいのインスト・ミュージック。 どんな寒い冬の日でも、この音が流れたら、そこはリゾート地。バカンスバカンス。 ふわふわゆったり浮遊感。ひたすら気持ちいいです。気持ちいい音NO.1。そして幸せ度NO.1。思わず笑顔。 PEPE CALIFORNIA好きな人はもちろん、TORTOISE〜MICE PARADE〜RAM〜KAMA AINA〜GERONIMO BLOODなんかを好きな人は是非是非。 |
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KELIS 『TASTY』 |
ネプチューンズの秘蔵っ子としてデビューし、1枚目の作品では驚異的な成功を収めたケリスの3枚目となる作品。今作はネプチューンズ以外にも、ラファエル・サディーク、ダラス・オースティン、アウトキャストのアンドレ3000など複数のプロデューサーに迎えて作られています。アルバム全体の印象は前作までと比べると地味だけど、1曲1曲のクオリティがメチャクチャ高いです。 ダブの要素やスカのリズムを取り入れた斬新で気持ち良すぎなヒップホップ・ナンバーM-2『TRICK ME』、うねるファンク・ビートにまるでお経のようなラップが絶妙に絡み合いネプチューンズ色全開なM-3『MILKSHAKE』、ヘヴィロックを思わせるような攻撃的なギターとリズムとケリスの艶のあるセクシーボイスが絡み合うM-4『KEEP IT DOWN』、必要最小限の音数で作られ非常に洗練されたトラックの上でケリスがセクシーに歌い、恋人のNASがラップするM-5『IN PUBLIC』、変則ぎみのビートの上でケリスが甘く囁くようにメロディアスに歌うM-7『PROTECT MY HEART』、アウトキャストのアンドレの極上ポップ・ナンバー『HEY YA』を彷彿とさせるような実験性とポップ感を持ったエレクトロ・ナンバーM-8『MILLIONAIRE』、甘い音色のエレピとケリスの温かい歌にとろけそうになるM-12『ROLLING THROUGH THE HOOD』、現代版ワルツとも言えそうなラストナンバーM-14『MARATHON』など名曲だらけ。 アルバム前半に比べると後半はちょっと弱い気もするけど、程よくキャッチーで程よく革新的、曲調もバラエティに富んでいて本当に完成度の高いアルバムだと思う。ネプチューンズやアンドレのトラックが素晴らしいのもさることながら、ケリスの表現力の高い歌も本当に素晴らしい。 |
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KELIS 『KELIS WS HERE』 |
ケリスの4作目。今作はどういう事情からか分かんないけど、デビュー時からプロデュースを手掛けてきたネプチューンズはノータッチ。それがモロに分かるアルバムになってると思います。ネプチューンズらしい奇抜でぶっ飛んだ感じがあまりないんだよね。 面白いトラックもあるっちゃあるけど、結構ありがちなR&B。いやまあ、ネプチューンズの音も今や、ありがちになってる気もしないでもないけどね。出来は悪くないと思います。聴きやすくて、ついつい何回も聴いちゃう感じ。こういうのを聴くと、別に洋楽コンプレックスじゃないけど日本のR&Bはまだまだだなーって思っちゃう。 |
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KENJI JAMMER 『HULA-HULA DANCE 2』 |
日本生まれでロンドン在住のギタリスト鈴木賢司によるユニット、KENJI
JAMMERのエキゾ・ハワイアン・アルバム『HULA-HULA
DANCE』のリミックス・アルバム。副題は『TOKYO
MODERN HAWAIIAN』。FANTASTIC PLASTIC MACHINE、テイトウワ、吉澤はじめ、KAMA AINA(青柳拓次)、APE SOUNDS(KUDO&高木完)、TICAの石井マサユキなど、日本のアーティストによるリミックスを7曲と、オリジナル・ミックスを2曲収録しています。 どのリミックスもゆる〜いラウンジ・テイスト。かなり心地良いです。特にFPM、テイトウワ、吉澤はじめのリミックスが良かった。FPMのリミックスは、AVALANCHESなんかにも通じるような感じの甘〜くゆる〜いエレクトリックなトラックにヴォコーダー処理されたボーカルと爽やかな南国風のコーラス。テイトウワのリミックスは、原曲の甘く切ないギターにエレクトリックなビート、クラムボンの原田郁子のコーラス、ローズピアノもいい味を出しています。吉澤はじめのリミックスも、原曲のギターを活かして、フォークトロニカ的味付け。これまた最高。晴れた日に外に転がって聴きたい作品。 |
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KEVIN BLECHDOM 『BITCHES WITHOUT BRITCHES』 |
サンフランシスコのエレクトロニカ女性デュオ、BLECTUM
FROM BLECHDOMの片割れのソロ・アルバム。リリースはDAT
POLITICSなどをリリースするCHICKS ON
SPEEDから。 ジャケットはちょっと怖い感じもするけど、中身はもう思わず体が動いちゃうような楽しいサウンド。ついつい笑顔にもなっちゃう。 ラップトップとバンジョーとアコーディオン、そしてキュートな女性ボーカル。不思議な組み合わせだけど絶妙な組み合わせ。エレクトロニカ、テクノ、パンク、ニューウェーブなどと変態スパイスをゴチャ混ぜにしたアヴァン・エレクトロ・ポップ。BROADCASTを思い切り変態にしちゃったような感じかな。変態なんだけど凄くポップ。楽しいんだけど切なさも忘れていない。こういうの大好き。僕はBROADCASTより、こっちのほうが断然好きだな。 |
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KICK THE CAN CREW 『BEST ALBUM 2001-2003』 |
KICK THE CAN CREWは、たった3年間でシングル・ベストアルバムを作れるくらいにシングルをリリースしまくりだったり、最近でも7作連続リリースとかやったりしてて、どうしてもセルアウトなイメージがあって敬遠してたんだけど、このシングルベストアルバムをいい機会なんで聴いてみた。オリジナルアルバムのほうは聴いていないけど、少なくとも、ここに収められている15曲はそれなりのクオリティを持ったものだった。 よくKICK THE CAN CREWはRIP SLYMEと並べて語られることが多いと思うけど、両者は全然違う。どっちがヒップホップかって言ったら断然、RIP SLYME。RIP SLYMEはヒップホップの形式内で自由にやってる感じだと思うんだけど、このKICK THE CAN CREWはラップという手段を用いながらもヒップホップの形式にとらわれず、ポップスに密着した自由な音を作り出していると思う。そして、KICK THE CAN CREWの良さは、M-7『マルシェ』やM-12『地球ブルース 〜337〜』みたいなノリノリでアッパー、ヒップホップ寄りの曲よりも、M-3『イツナロウバ』やM-5『LIFELINE』、M-10『sayonara sayonara』みたいなポップス寄りのセンチメンタルな曲にあると思う。彼らの持ってるメロディセンスもそういう曲でこそ活きてくるし、オレオレ系のヒップホップにはない内省的なリリックもそういう曲によく合ってる。トラックに関しても、マンボを取り入れたM-7『マルシェ』や中近東風のM-12『地球ブルース 〜337〜』なんかよりも、センチメンタルな曲で多く使われてるテクノやハウス経由のトラックのほうが断然良かった。特にM-3『イツナロウバ』のトラックなんかは秀逸。 ベストトラックはM-10『sayonara sayonara』。センチメンタルなメロディ、内省的でメッセージ性の強いリリック、ハウスやエレクトロニカ以降のトラック、どれも素晴らしい。KICK THE CAN CREWの良さがギュッと詰まった名曲だと思う。 ポップスに密着したヒップホップをやっているKICK THE CAN CREWはやっぱり、「ヒップホップ最高だぜ。ヒットチャートなんて興味はねえ!チェケラッチョ!」とか言ってるような視野の狭い人には批判のターゲットに一番なりやすい存在なような気がするけど、これはこれでヒップホップの1つの形として凄くいいと思う。オレオレ系のギャングスタラップやオールドスクールなヒップホップがあるからこそ、こういうポップスに密着したヒップホップも活きてくると思うし、その逆もまたしかり。日本のヒップホップがより上に向かうには必要な存在だと思う。そして、それと同時にKICK THE CAN CREWの存在はもしかして、ポップス界が上に向かうにも必要な存在なんじゃないかなって思う。 |
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KICK THE CAN CREW 『GOOD MUSIC』 |
7作連続リリースの最後はオリジナル・アルバム。連続リリース中のシングルA面は全曲収録ってことで、全部シングルを買った人にとっては少し寂しい内容。ただのシングル集みたいになるかと思ってたけど、意外にもアルバム全体の流れもよく出来ていてアルバムらしいアルバムになっていた。音のほうは、これまでと比べるとポップさや、派手さは少し影を潜め、凄くシンプルになった印象。シンプルになったことによって、3人のMCとトラックがよりストレートに響いてくる。音数を減らしたことによってスカスカになるんじゃなくて、僕には逆に音の深みが増したように感じた。即効性はあまりないけど、聴き込んでいるうちにジワジワと効いてくる。 ベストアルバムのレビュ−でも少し書いたけど、これまでの作品では内省的でメロディアスな曲が彼らの最大の武器で、パーティーナンバーは彼らの弱点だと思ってた。この作品で、内省的でメロディアスな感じの曲にはM-5『脳内VACATION』とM-13『GOOD MUSIC』があるんだけど、これらは『イツナロウバ』や『LIFELINE』、『sayonara sayonara』などの過去の同じようなタイプの曲に比べると、ちょっと力がない。メロディが弱い。そのかわりにシンプルになった効果でM-2『性コンテニュー』、M-15『パンク寸前のFUNK』みたいなパーティーナンバーが凄く良くなっていた。前者はシンプルなビートに陽気な3MC、軽快なホーンと女の子や子供達のコーラスをフィーチャーした最高にハッピーなパーティーナンバー。後者は極限までシンプルにして、ファンク特有のビート感を際立たせたグルーヴィーなパーティーナンバー。どちらもシングルになってた曲なんだけど凄くかっこいい。この2曲って岡村靖幸を好きな人にも受け入れられるんじゃないかなって思う。シンプルでファンクでヒップでポップ。個人的にベストトラックだったM-6『ALL NIGHT LONG』もそんな感じ。シンプルにしたことは大成功なんじゃないかな。パーティーナンバーでの残りの課題はリリック。もうちょっとヒネリがあると良いんだけどな。 この作品は全体で見ると、曲順もいいし曲それぞれのクオリティも水準以上の出来だと思う。ただ、今作はこれまでの彼らの武器だった内省的でメロディアスな曲が弱かったのが痛い。そういう曲にもっとパンチが効いてたら素晴らしいアルバムになったと思うんだけどな。 |
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KID606 |
KID606の3枚目のアルバム。 |
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KID606 『THE ACTION PACKED MENTALIST BRINGS YOU THE FUCKING JAMS』 |
なぜか全然話題になってなかった気がするKID
606のMIX CD。 これメチャクチャ楽しいのに、あまり知られてないのは勿体無い。内容は1言で言うと「凶暴化した2 MANY DJ'S」。BAGLES『ラジオスターの悲劇』から、MISSY ELLIOT『GET UR FREAK ON』、KYLIE MINOGUE『CAN'T GET YOU OUT MY HEAD』、BANGLES『WALK LIKE AN EGYPTIAN』、A-HA『TAKE ON ME』、そしてRADIOHEAD『CREEP』。他にもD12、JAY Z、BLACK SABBATH、SOUL U SOUL・・・2 MANY DJ'Sも顔負けな大ネタを高速ビートかつノイズまみれにミックス。あの名曲やこの名曲が凶暴で上がりっぱなしのダンス・トラックに生まれ変わってる。痛快痛快。笑って笑って踊りまくる。 彼の作品は『PS I LOVE YOU』みたいに大人しいグリッチハウスよりも、僕はこういう無邪気でバカな音のほうが好きだ。最高。 |
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KID606 『KILL SOUND BEFORE SOUND KILLS YOU』 |
ROMZからリリースのKID 606、4枚目のオリジナル・アルバム。 今作はMIX CD『THE ACTION PACKED MENTALIST BRINGS YOU THE FUCKING JAMS』よりもさらに上がりっぱなしなブレイクコア作品。ラガをベースにドラムンベース、ジャングル、ガバ、エレクトロニカなどを飲み込んでバカバカで凶暴な音世界を展開。高速ビート&ノイズノイズノイズノイズ&バカ。ただただハイテンションで壊れまくり。時々、挟まれる美しいエレクトロニカ曲は壊れまくりな曲との対比のおかげか数倍美しく感じられる。 それにしても『PS I LOVE YOU』からの変わりっぷり。前作しか知らない人は驚くだろうな。前作みたいなのを期待してる人は買わないほうがいいと思う。僕は今作のほうが遥かに好きだけど。同じくROMZからリリースされたSHIRO THE GOODMANのMIX CDが好きな人は是非是非。それにしても最近はブレイクコアが流行りつつ(流行らされつつ?)ある中、ちゃっかりブレイクコアな作品をリリースするKID 606はただのミーハー? |
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KID606 『WHO STILL KILL SOUND』 |
今回もROMZからリリース、前作から半年ちょっとのハイペースでリリースされたKID606の5作目です。 音的には前作と同じような感じかな。タイトルもちょっと通じる部分があるし、続編的な感じなのかもしれないね。ノイズノイズノイズ×サンプリングな校則違反の高速ブレイクコア。ヤンチャ度はやや低めで全体的に凄く綺麗にまとまってる印象。あと、ボーカルが入ってる曲が結構多いです。 そのおかげか、これまでの作品と比べると少し聴きやすい感じ。ダンス・ミュージックとしてもリスニング・ミュージックとしても完成度が上がったような感じがするけど、KID606らしさが薄れたような気がしないでもないかな。 |
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KIM HIORTHOY |
モーターサイコなどのCDジャケット・デザイナーでも知られるノルウェーのエレクトロニカ・ユニット、KIM
HIRTHOYの1stアルバム。 |
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KIM HIORTHOY |
ノルウェーのエレクトロニカ・ユニット、キム・ヨーソイの編集盤。2000〜2002年のシングル、コンピ収録曲、リミックスなどを集めたものです。 |
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KIM HIORTHOY 『HOPENESS EP』 |
北欧からキム・ヨーソイさんの5曲入りEPです。非常に北欧らしいノスタルジックな空気でいっぱいのエレクトロニカ。エレクトロニカといっても今作はちょっと生音の割合が増えたかな。印象としてはマイス・パレードなんかのほうが近いかもしれない。ピアノやビブラフォン、ベースの音がとっても温かくて、やたらとノスタルジック。心を躍らせるようなドラムもいい感じです。初期のムームにあったような無邪気さもあって、もう胸の奥にあるノスタルジーのツボを刺激しまくり。この作品、ホントに素晴らしいよ。 たった5曲じゃ、物足りなさすぎだけど、そのかわり1曲1曲の濃度は濃いです。トータルタイムはちょうど30分くらい。サクッと聴ける感じが逆にいいかもね。初期ムームやマイス・パレードを好きな人にはカナリお薦めです。ムームの『SUMMER MAKE GOOD』がシリアスすぎて駄目だった人もこれはいけると思う。 |
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KINOCOSMO |
日本のトランスシーンのパイオニアであるDJ
MASA、REE-Kにブラボー小松とヒゴヒロシが加わった人力サイケデリック・トランス・バンド、KINOCOSMOの初音源集。 |
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KIT CLAYTON |
DTMのソフトウェアも作っているKIT CLAYTONのアルバム。ダークでミニマルでダビーなエレクトロニカ。 |
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KOINU 『通』 |
DJ YAS FAMILYの一員であり、TWIGYのサブMCを務めていたMCのJANGELと、元CREEPY
CRAWL、元BLOODY IMITATION SOCIETYのメンバーによる4人組バンド、KOINUの2枚目となるアルバム。 ヒップホップ化したシェラック?ハードコア化した界?アグレッシブな54-71?何かに取り憑かれたZAZEN BOYS?不穏な空気を作り出すギターと地獄の底から響いてくるような重低音ベース、右も左も分からない音世界の中でタイトに時を刻むドラム、そして何かに憑かれたようなラップ。社会への疑問を独自の視点で鋭く描いたメッセージ。張り詰めた緊張感。怖くなるくらいの破壊力と聴く者の脳みそをグチャグチャにしてしまう麻薬性、そしてミクスチャーだとかロックだとかヒップホップだとかジャンル分けするのがバカバカしくなってくるくらいのオリジナリティを持ったサウンドです。 シェラック、界、54-71、ZAZEN BOYSなんかを好きな人は聴いてみる価値があるんじゃないかな。ただ、演奏力も高くサウンドの完成度は非常に高いんだけどラップのアクが強くて、その辺が駄目な人は駄目かも。 |
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KOMEIT |
クリス・フローとジュリア・クリマンの男女2人組デュオ、KOMEITのエスカレーター・レーベルの傘下のPUNKAからリリースされたベスト・アルバム。 |
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KREVA 『新人クレバ』 |
キックザカンクルーのクレバのソロアルバム。クレバかっこいいね。単純にラップがうまい。韻の踏み方がうまい。声がいい。さすがMCバトルの大会でで3年連続優勝しただけあるね。最近のUSヒップホップシーンを意識したみたいな音数少ないシンプルなトラックもクレバのラップの魅力をよく引き出してると思います。シンプルすぎて普段、ヒップホップを聴かない人やシングルしか聴いてない人にはちょっと味気なく感じるかもしれないけどね。 あとシングル『音色』や『ひとりじゃないのよ』、『希望の炎』を聴けば分かるけど、この人はポップス的な曲作りも凄くうまいし、メロディセンスも素晴らしい。リリックも恋してる若者のハートをギンギンに刺激しまくりな感じで良いと思います。『音色』も好きだけど、『希望の炎』はトラック、リリック、フロウどれもがクレバの魅力いっぱいで大好き。なんでこんなにかっこよく韻を踏めるの、ラップできるの!ズルイよ、もう! |
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KREVA 『イッサイガッサイ』 |
クレバの2005年第1弾シングル。『イッサイガッサイ』は夏の終わりにピッタリの切ないミディアムナンバー。こりゃもう女の子はメロメロでしょ。男の僕もメロメロになりました。甘いメロディにひと夏の思い出を綴った切なすぎるリリック、まっすぐでストレートに響いてくるクレバの歌声。肌触りはポップスだけど、トラックも地味ながらもよくできてるし、リリックの構成がカナリ練って作ってあって薄っぺらなポップスに終わってないところが凄いね。ケツメイシがあそこまで売れるんだったら、これももっと売れてもいいと思うんだけどなあ。 カップリングの『ALL DAY, ALL NIGHT』もかっこいい! |
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KREVA 『スタート』 |
『イッサイガッサイ』に続くクレバの2005年第2弾シングル。これまでのソロ曲のどの曲よりもメロディアスで一般受けする曲だと思います。別れを綴ったリリックもメロウなトラックもメロディーも全部切ない。で、それを表現するラップが凄い。『イッサイガッサイ』のレビューでも少し書いたけど、メチャクチャまっすぐでグサグサ言葉が突き刺さるんだよね。歌詞カードを見てなくても、ひと言ひと言が響いてくる。泣けるよ。 カップリングの『いまさら2step』みたいなヒップホップ寄りの曲も悪くないけど、個人的にはポップス寄りの曲のほうが好きだなあ。まあ、ハーコーな説教ラップとか好きな人には駄目だろうけど。 |
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KREVA 『愛・自分博』 |
クレバの2作目。シングル『イッサイガッサイ』、『スタート』、『国民的行事』を収録。歌謡曲的要素の強い作品って噂だったんで『イッサイガッサイ』や『スタート』みたいな曲ばかりと思ってたんだけど、実際はそこまででもなかったというか。歌謡曲的すぎず、ヒップホップすぎず、ちょっと中途半端な印象です。 相変わらずシンプルで洗練されたトラックやまっすぐなラップは素敵だけど、どうせならどっちかに吹っ切って欲しかったかなあ。アルバム曲では『MY LIFE』がいいと思う。 |
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KREVA 『よろしくお願いします』 |
クレバの3作目。最初、聴いた印象は「売る気満々だな〜」。これまでの作品以上にポップでキャッチー。先行シングルにもなってた『くればいいのに』ではスピッツの草野マサムネの歌をフィーチャリングしてたけど、それ以上にポップでキャッチーな曲もちらほら。 それでもただの歌謡曲みたいな印象に終わってないのは、ライムとビートで楽しむっていうヒップホップの楽しみ方を忘れてないところにあるんだと思う。シンプルだけど絶妙なグルーヴ感のあるトラックとストレートでキレのあるラップ。そこに彼のメロディメイカーとしての魅力もうまく溶け込ませた今作はこれまでの最高傑作だと思います。それにしてもこの人はトラック作りもラップもうまいし、いいメロディ書くし、凄いなあ。たまにリリックが恥ずかしい感じなのは愛嬌。っていうか、きっとそれも魅力。 |
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KUCHEN |
ドイツの歴史都市ケルンを本拠とするカラオケカークよりリリースのアルバム。イギリス在住の女の子が一人でやっているユニット。カラオケカークらしいアコースティックでゆったりとした綺麗なエレクトロニカ。のどかで牧歌的な優しいメロディーとメロウな音が安らぎを与えてくれます。アルバムタイトルやジャケットの印象通り、素朴で純粋な子供のような音です。 |
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KULU/KULU 『DIG UP THE NEW GROOVE』 |
2001年の1年間のライヴ15回を、「全て毎回新曲」で行った日本のバンド、KULU/KULUの初の正式音源。このアルバムも全曲、構成も決めずに1発録りしているらしいんだけど、信じれないくらいカッコいい。トランス、プログレ、フリージャズ、ジャーマンロックなどを消化したインスト・ポストロック。スリリングでグルーヴィ。 |
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KULU/KULU 『CUT UP MOMENT EVOLUTION DRIVE』 |
ロックもジャズもプログレもジャーマンロックも飲み込んだ日本のインストバンド、クルクルの2枚目。2003年にリリースされた作品です。同年1月にライブ録音したものにオーバーダブ、コラージュし、再編集、ミックスしたものらしいです。曲が全部繋がってて、歌いまくり暴れまくりなギターを中心とした壮大な組曲になっています。7曲それぞれに表情があって山あり谷あり激情あり涙あり、どこかの星を6泊7日で旅行してるような、そんな気分が味わえます。時々、轟音になったりノイズがあったりするけど、基本的にはメロディーがキャッチーで展開も多いんで、普段あんまりインストを聴かない人も聴きやすいかもね。初期モグワイとか後期ボートとか好きな人は気に入るんじゃないかな。個人的には凄く好きな作品です。これでリズム隊がもっとグルーヴ感を出してたら最高だったのになあ。 |