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pal@pop |
PAL@POPが1998年にリリースした1stシングル。1曲しか入ってないんだけど、これが名曲。現代を描いたリアルな歌詞、語りかけるようなボーカル、心を癒すメロディ、渋谷の雑踏や若者の声のサンプリング、ゴスペルを思わせるようなトラック。すべてが心に突き刺さる。ただただ名曲。 |
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pal@pop 『pal@pop』 |
GROOVISIONSのキャラクターCHAPPIEの超名曲『WELCOMING
MORNING』や藤田陽子の『スフィア』のプロデューサーとしても活躍中の高野健一のソロユニットの1stアルバム。エレクトロニカも通り越した極上のポップ・アルバム。高野さん本人の男性ボーカルあり、ゲストの様々な女性ボーカルあり、ボサノヴァ・テイストの曲あり、とびっきりドリーミーなインストの曲もありと、バラエティに富んだアルバムになっている。 |
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PASE ROCK 『BULLSHIT AS USUAL』 |
FIVE DEEZのMC担当PASE ROCKのソロ・アルバム。FIVE
DEEZはトラックメイカーのFAT JONばかり注目されがちだけど、このPASE
ROCKの暖かく表情豊かなフロウも素晴らしい。この作品でもPASE
ROCKは素敵なフロウを聴かせてくれます。 それを彩るのは日本が誇るトラックメイカー、NUJABESの作るジャジーでソウルフル、メロウでグルーヴ感たっぷりのトラック。NUJABESのトラックは本当に美しい。特にピアノの音色が絶品。本当に素敵なトラック。 そんな素敵なフロウと素敵なトラックのコラボレーション。FAT JONやDJ QUIET STORMも参加。ホントかっこいい。ジャケットもバッチリ。FIVEDEEZ好きな人はもちろん、ゴツゴツのヒップホップが駄目な人やジャズやハウスなんかが好きな人にも聴いて欲しい作品です。 |
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PATRICK WOLF 『LYCANTHOROPY』 |
TOMLABからリリース。アイルランド生まれのパトリック・ウルフのデビュー作。アイリッシュ・トラッドなメロディーや演奏とエレクトロニカ以降のエレクトロニクス、そしてパチリック・ウルフのヘナヘナな歌声。 曲調はバイオリンやチェロなどの弦楽器にチープなビートが絡む可愛らしい曲があったと思ったら、エイフェックスツインみたいな美しくも破壊的な曲があったり、アイリッシュフォークな曲があったり、ビョークみたいなエモーショナルな曲、そしてポスタル・サービスみたいなキャッチーなエレクトロニカ・ポップまであったりとバラエティに富んでて飽きないんだけど、どこかで聴いたことがあるような感じの曲が多くて、寄せ集めしました感はいなめず。メロディーやサウンドプロダクションもそれなりにいい感じなんだけど「これだ!」っていうところはないような。決して悪くはないし、むしろ僕は好きなんだけどね。なんていうかアルバム全体を通してみるとシングルヒット(シングル曲のヒットじゃなくて一塁打ね、念のため)ばかりで長打やホームランがないんだよね。 |
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PEACE PILL 『アリが踏まれる瞬間の物語』 |
EYEやGUITOOなど、BOREDOMS周辺のバンドとよく対バンしてるPEACE
PILLの3枚目の作品。 「アリが踏まれる瞬間の物語」を、1曲64分で表現。サウンドはキング・クリムゾン meets モグワイ。壮大でドラマチックな展開を見せるギター・インスト。人間の僕からは到底理解できないけど、アリからしてみれば踏まれる瞬間っていうのはこんなにも壮大でドラマチックなものなかもしれない。 圧倒的なギターノイズが印象的なんだけど、実はこのバンドでギターを弾いてるのは俳優の浅野忠信。同じく俳優でしかも浅野忠信と雰囲気も似たヴィンセント・ギャロの音楽作品はとてつもなく優しかったけど、こちらはとてつもなく暴力的。凄まじい。 |
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PELEの幻の1stアルバム。これは再発盤(ジャケットが違う)。 |
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PELE |
ミルウォーキーのポストロックバンドの2ndアルバム。 |
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PELE |
PELEの3rdアルバム。 |
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PELE 『ENEMIES』 |
コンピューター&タンバリン担当の新メンバーJON
MINORを加えたPELEの4thアルバム。 |
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PELICAN 『AUSTRALASIA』 |
シカゴの4人組インストゥルメンタル・バンド、ペリカンのデビュー作。最近の僕は、所謂ポストロック的なインスト物は日本のGROUPっていうバンドの『BEFORE
TURNING OFF THE LIGHT』っていう作品でお腹いっぱいぎみだったんだけど、これはちょっと面白くて、ついつい聴いちゃいます。ありそうでなかったヘヴィメタル経由のポストロック。トータスやモグワイの曲をヘヴィメタルな解釈でやってみた感じかな。 怒涛のごとく押し寄せてくるゴリゴリのギターリフはちょっと疲れるけど、それが逆に快感だったり。ただ勢い任せになるんじゃなく、計算され尽くした構築美には思わずため息。そこら辺のヘヴィロックバンドも顔負けのダイナミックな演奏と転調を挟みつつ段々と疾走していくスリリングな曲展開が気持ち良い2曲目と、ヘヴィでノイジーな音の洪水の中で美しいメロディが顔を覗かせる4曲目が素晴らしいです。まだまだ荒さが目立つ音だし、リズム隊があまり魅力的でないのは残念。やってることは面白いんだけどなあ。 |
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PELICAN 『THE FIRE IN OUR THROATS WILL BECKON THE THAW』 |
シカゴのペリカンの2作目。相変わらず、ポストロックをヘヴィメタル・テイストでやってみました的な作品だけど、前作よりも音の深みがグンと増したような印象。 なんていうか凄く耽美的でスケールが大きく、隙のない完成された世界観なんだけど、その辺で激しく好き嫌いが分かれてしまいそうだね。好きな人はもうメチャクチャ好きだと思う。でも、人によっては重く感じたり、大げさに感じたりしそう。ギターロックで例えるとMUSEみたいな(我ながらいい例えだと思う)。まあ、気楽に聴ける音ではないです。独創的だし、素晴らしい音世界なのは間違いないけどね。耽美的で重厚。このキーワードにピン!ときてインストに抵抗がないんだったらお奨めです。かっこいいよ。 |
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PEPE CALIFORNIA 『TELESCO』 |
PEPE CALIFORNIA、幻の1stミニアルバム。 TORTOISE以降のインスト・ミュージック。『LLAMA』や『THE NICE NICE』と比べると南国的要素は薄め。 でもやっぱり、ゆるゆるで暖かく凄く心地よい。ついつい何回もリピートしてしまう。 まったりまったりゆらりゆらりと。 どうしても、これ以降の作品と比べると見劣りしちゃうけど、様々な楽器の音色、電子音やサンプリングの使い方なんかのセンスは抜群でダイアの原石感は十分にある。やっぱり僕はPEPE CALFORNIAが大好きだ。 |
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PEPE CALIFORNIA 『LLAMA』 |
個人的大名盤『THE NICE NICE』以前にリリースされていたミニアルバム。 やっぱり、ここでも南国トロピカルな極上インスト・ミュージックが展開。ワールド、ジャズ、ハウス、ダブ、レゲエ、ヒップホップ、エレクトロニカなど、あらゆる音楽を通過、アコギ、メロディカ、カリンバ、バイオリンなどの生楽器による軽快な演奏に、民族テイストのカラフルなパーカッション、そしてトドメは絶妙のバランスで絡まる心地良い電子音。メロディの点では『THE NICE NICE』より劣るかもしれないけど、良質良質。 M-1『MELI-FALI』なんて良すぎる。歩く速さのような心地良いテンポのリズムに心地良い風のようなアコギの音、口笛の音が聞こえてくる。もう最高。後に数々のコンピに収録されたのも納得の名曲。あと、どこか南の島の1日を描いたような壮大な曲、M-4『PINA COLADA, TROPICOLA』も素晴らしい。PEPE CALIFORNIAお奏でる音はホント堪らない。 |
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PEPE CALIFORNIA 『THE NICE NICE』 |
PEPE CALIFORNIAの1stフルアルバム。2002年8月にリリースされてて、ずっと気になってたんだけど、やっと約1年後の2003年夏に聴いた。内容は期待通り。いや、期待以上。これはカナリ良い。サウンドは、トータス周辺系のポストロックに南国トロピカルなワールド・テイストをプラス。メロディカ、カリンバ、アコギなどの生楽器による軽快な演奏に、カラフルなパーカッション、そこに絶妙のバランスで絡まる電子音。ダブ、レゲエ、ヒップホップ、エレクトロニカ、ハウス、ファンクなどの要素も絶妙のアレンジで加えられていて最高にかっこいい。独特の浮遊感は最高に心地良いし、メロディもポップでいい。南国テイストは夏にもピッタリ。 M-1『FREEDOM』は、爽やかで柔らかいアコギに、スペーシーで浮遊感のある電子音、ピアニカが絡み合う。風通し最高。物語の始まりを感じさせるあまりに心地良すぎる1曲目。M-2『YOUNG WHISTLE YOUNG』は、アコギ、パーカッションに笛が絡み合う。ジャケット写真のような南の島で夕暮れに行われている祭りのよう。何かを祝福してるようだけど、どこか物悲しい。M-3『BIKINI ROCKS』は、夜中の浜辺。レゲエ・テイストのリズムに、穏やかなアコギ、どこか物悲しいピアニカ、そして水の音のサンプリング。M-4『GET UP(CLAP YOUR HANDS!』は、プリンス的な声ネタにスクラッチ、80年代を思わせるようなニューウェーブ・ファンク。って言っても、まんまではなくて途中にPEPE CALFORNIAらしいアコギ・パートが絶妙のタイミングで挿入されたりして面白い。M-5『YOYOGI ISLAND RESORT』は、浜辺のフィールド・レコーディングにアコギとシロフォン?、そしてやっぱり浮遊感満天の電子音。アルバム全体で、この電子音の使い方が凄く良い。ただただチルアウト。M-6『IN THE SUN』は、CICADAやBLAST HEADを思い出すようなアコースティックで浮遊感漂うハウス。これがまた堪らなく心地良い。そしてフルートの音色が泣ける。M-7『FRAPPE』は、軽快なダブ。これもダブと言ってもありがちな感じではなくて完全にPEPE CALIFORNIAのダブ。アコギのメロディと電子音。程好いダブ処理。曲によってタイプが全然違うのに、どれもことごとく良い。M-8『THREE FEET』は、軽快でメロディアス。開放感が堪らない。M-9『GOODBYE FRUITY WORLD』は、物語、このアルバムの1日に終わりを告げるような曲。ああ、寂しい。アルバム全体の流れも本当に良い。個人的にはこれは名盤。まさにNICE NICE。いや、NICE NICE NICE NICE NICEくらい。 TORTOISE、PELE、GROUP、ASANA、GERONIMO BLOOD、SACK & BLUMN、WORLD STANDARD、KAMA AINA、CHARI CHARI、BLAST HEAD、CICADA、クラムボン・・・結構バラバラなアーティストをあげたけど、この辺を好きな人は是非。ポストロックからエレクトロニカ、ワールドミュージック、ラウンジ好きな人などにお薦め。 |
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PESELA-QUESELA-IN 『REMASTERPIECES』 |
BEAT CRUSADERSのHIDAKAとTHAIが在籍したギターポップバンド、PESELA-QUESELA-INの音源をリマスタリングしてジャケットデザインも一新させてリリースされた作品。つまりビークルの前身バンドのベスト盤的作品。 ここではビークルみたいなパワフルなサウンドは控えめで、THE LA'S〜TEENAGE FUNCLUB〜フリッパーズギターなんかを思わせるような胸キュン・ギターポップ・サウンド。切ないメロディはこの頃から全開、押さえるべきところは押さえてて、ギターポップ好きな人は気に入るんじゃないかな。でも、やっぱりビークルと比べると何かが物足りない。遊び心かな。このペセラは遊び心も少なくて凄く真面目な印象。いや、ビークルも真面目なんだけど、あっちは真面目にバカやってる感じ。ビークルの魅力は遊び心いっぱいでバカやってるけどメロディは超泣きメロってところだと思うんだよね。このギャップのおかげで良質のメロディが逆に響いてくる。ペセラはストレートなアレンジで良質のメロディが普通に響いてくるって感じ。悪くはないけど、やっぱりビークルのほうが好きだな。 |
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PE'Z |
PE'Zの1枚目のミニアルバム。 |
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PE'Z |
フジロックにも出演したストリートジャズバンドPE'Zの2ndアルバム。ジャズと言うと渋くて堅苦しいイメージがある人が多いかもしれませんがPE'Zのジャズは疾走感があって凄くポップ。めっちゃくちゃ楽しい。嫌なこととか全部吹っ飛んで行って思わず体が動いてしまいます。踊れるジャズ。 |
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PE'Z |
ストリート・ジャズ・バンドPE'Zの3枚目のミニアルバム。 |
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PE'Z |
PE'Zのメジャーデビューとなるミニアルバム。 |
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PE'Z 『九月の空』 |
PE'Zの初のフルアルバム。 |
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PE'Z |
PE'Zのライブ盤。選曲は『九月の空』中心にインディーズ時代の曲、新曲も含めたベスト盤的選曲。 スタジオ盤に比べて、いい意味で荒っぽくてPE'Zの持ってるパンク・スピリットみたいなものが浮き出ている。客のテンションも高くて、気持ちが盛り上がる。もう楽しくて、ついつい体が動いてしまう。題名通り、おどらにゃそんそん。ただ、今回もCCCD・・・ |
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PE'Z 『花咲クDON LA GO!』 |
PE'Zのメジャーでは2枚目のミニアルバム。 今作も相変わらず、アグレッシブでポップなジャズ。 上妻宏光の三味線をフィーチャーした曲もあるけど、基本的には前作までと一緒。 PE'Zが好きな人は安心して聴ける内容だと思う。 ただ、もうちょっと新しい部分があるといいな。 ちなみに今作もCCCD。 |
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PE'Z 『極月』 |
PE'Zの2枚目となる2ndアルバム。PE'Zのこれまでの魅力はパンキッシュで荒く勢いのあるジャズ、それとジャズとは思えないくらいのキャッチーなメロディ。今作もそういう曲は数曲あるんだけど、全体的に勢いは抑え目。それと同時にキャッチーさもちょっと減少した印象。キャッチーさに関しては減少したと言っても他のジャズに比べるとまだまだキャッチーだけどね。勢いとキャッチーさが控えめな今作は別に普通のジャズになってしまったわけではない。あの教科書にも載ってる有名な合唱曲『大地讃頌』やローリングストーンズの『SHE'S A RAINBOW』のカバーがあったり、上妻宏光の三味線をフィーチャーした曲や打ち込みを大幅に導入した曲があったり、タンゴやファンク、サイケ、ロック・・・様々な音楽要素を取り入れてみたりと、既存のジャズにも、これまでのPE'Zにもない、全く新しいジャズを鳴らしている。ずっと同じことをやり続けても面白くない。変化することはいいことだ。でも、これまでよりも落ち着いた曲をやることによって演奏の“荒さ”が目立って、それがマイナスになってしまっている気がする。これまでのPE'Zは勢いのある曲をやって、その“荒さ”がプラスになってたと思うんだけどな。今作の中では少し異質な感じさえする勢いのある曲、『花咲クDON BLA GO!』や『DRY!DRY!DRY!』を聴くとそれを強く感じる。やっぱり個人的には勢いのある曲の多い前作のほうが好きだな。まあでも、前作同様、普段はジャズやインストを聴かない人にも、そういう音楽の楽しさをアピールしやすい作品ではあると思う。普段、そういう音楽をあまり聴かない人にこそ聴いて欲しい。てか、またCCCD。 |
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PE'Z 『スズ虫』 |
夏フェスでも大活躍中のPE'Zのサード・アルバム。前作は試行錯誤中だったのか、世間のイメージに対する反逆だったのか、ただそういう気分だったのか、おとなしめの作品になってたんだけど、今作は元気なPE'Zが帰ってきてます。原点回帰って言いたいところなんだけど、ただの原点回帰じゃないんだよね。サンバ、ボサノヴァ、ジプシー、ラテンなどの取り入れ方が初期とは比べ物にならないくらい洗練されてて、ちゃんと『極月』を消化したうえでの原点回帰といった印象。前作は正直「・・・ん?」って感じだったけど、今作は確実に進化してます。 収録されてる8曲全てにタイアップが付くってことからも分かるように全曲めちゃくちゃキャッチーでポップ。それでいて、これまで以上に演奏やアレンジが洗練されてるんだから、もう文句なしです。やっぱPE'Zはこのくらい元気でポップじゃなきゃ。しかも、これまでのメジャー作品は全部CCCDだったのに、今作はなんとCCCD回避。そんなことで喜ぶような状況はどうかと思うけど、何はともあれ嬉しいです。値段も2200円。別に東芝EMIの回し者でもなんでもないけど、これはお買い得。これまでCCCDを理由に避けてた人も是非、聴いてみて欲しいな。ジャズというものを難しそうっていうのを理由に避けてた人も是非是非。ミクスチャー・ポップ・ジャズの傑作です。 |
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PE'Z 『つくしんぼ』 |
PE'Zのロードランナー・ジャパン移籍後、初となるミニアルバム。海外進出も視野に入れてるんだとか。今作はヒイズミマサユ機がラップ&シャウトする曲があったりと新しい部分もあるんだけど、基本はかわらず。1回聴いたら口づさめるようなメロディにアグレッシブなジャズサウンド。これまでの集大成的な作品となっています。 このジャズらしからぬ激キャッチーなメロディ、日本ならではのワビサビの効いたメロディ、ジャズマナーを完全に無視したパンキッシュなジャズ・サウンド、キューバンやラテンはもちろんプログレやヒップホップまでも飲み込んだ雑多性、そして、いい意味で狂いまくりのヒイズミマサユ機のピアノ、どれを取っても圧倒的なオリジナリティ。もうこれはジャズじゃないとか、いやこれはジャズだとかどうでもいいね。日本からしか生まれなかったであろう、他の誰も真似できないヤンチャなダンスミュージック。踊らず(暴れず?)にはいられません。8曲で約40分という長さもちょうど良いね。これは十分、海外でも通用するんじゃないかなあ。というか世界中を踊らせて欲しい。 |
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PE'Z 『PE'Z BEST 1ST STAGE 「藍」』 |
ペズのベストアルバム。作品もいっぱい出てるし、CCCDだったものも多いし、リマスタリングされてるし、お買い得な作品だと思います。選曲も申し分なし。 ポップでキャッチーで遊び心満載なジャズ。ポップでキャッチーで遊び心満載だなんてジャズじゃない!なんて言う人もいるだろうけど、これはこれで素直に楽しい音だと思いますよー。こんなの他に誰も(有名どころではね)やってないしねー。キャッチーな分、飽きるのは早いかもしれないけど、ここから色んなインストや本格的なジャズにはまっていったら、それはそれで素敵やん。 |
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phat |
メンバーはバークリー音楽院出身の藤原大輔(サックス、エレクトロニスク)、鳥越啓介(ウッドベース)、沼直也(ドラム)の3人。名門BLUENOTEからのリリースです。ウッドベースとドラムが作り出すタイトなリズムにエレクトリック・サックスや電子音が絶妙なバランスで混ざり合って新たなジャズの世界を切り開いています。YMOの体操のカバーを収録しているんだけど、phat流のジャズでカバーしていて非常にかっこいいです。 ラップをフィーチャーした曲があるんだけど、かなりラップが浮いていて…。ラップは抜いたほうがいいような気がしました。 |
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phat 『タユタフ』 |
PHATのメジャー2枚目のフルアルバム。 今作も相変わらずの、電子×ジャズ。前作は割とデトロイトテクノの要素が強かったけど、今作ではファンク度、アンビエント度が強くなった。フリージャズでもない、全く新しいジャズ。まさに未来のジャズです。アルバム全体の流れも凄く良いし、メチャクチャかっこいいです。 『捨てられた衛星』、『女子高生』、『Gの過程』など、日本語の題名もいい感じです。お薦め。 |
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PHOENIX 『UNITED』 |
タヒチ80に続けとばかりに登場したフランスの4人組バンド、フェニックスのデビュー作。個人的にはタヒチ80がちょっと期待ハズレだったんで「ポスト・タヒチ80」とかレコード屋のポップに書いてあった今作は全く期待せずに視聴してみたんだけど、これが期待を裏切りまくる素晴らしい出来。 タヒチ80の『HEARTBEAT』に負けないくらいキラキラした激ポップから、70年代AOR風のバラード、ハウスビートが気持ち良すぎるポップ・ナンバー、ノイジーなパンク、女性コーラスもフィーチャーした甘いソウル、ジャジーなインストなどなど、なんでもあり。チープな打ち込みビートと柔らかいシンセにハードロック全開なギターが絡んだり、のどかなカントリーからファンキーなエレクトロ・ヒップホップを経由して、最後はディスコビートの上をヘヴィメタルなギターとロボット・ボイスが暴れまくる10分に及ぶナンバーがあったり。 そんな胡散臭さというか変態的な面も見せつつバラエティに富んだサウンドを展開。それでいながら全編に渡って素敵なポップ感が貫かれてるのが、もう堪らなく良いです。ギターポップからディスコ、AOR、パンク、ジャズ、ファンク、ヒップホップなどなど、あらゆる音楽の消化の仕方もホントに絶妙。楽曲もよく出来てて、特にコッポラ監督の映画「ロスト・イン・フラストレーション」でも使われてた『TOO YOUNG』なんて名曲中の名曲だね。『IF I EVER〜』も最高。ソフトロックを基調にデジタルな味付けをしたタヒチ80とは一味も二味も違った魅力がいっぱいです。これは「ポスト・タヒチ80」というよりも、ダフトパンクやラプチャーやプライマルスクリームなんかと並べたほうがしっくりくるね。ちなみに2 MANY DJ'SやDJ KICKSもミックスCDで彼らの曲を使ってたりしてます。傑作。 |
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PHOENIX 『ALPHABETICAL』 |
フェニックス、前作『UNITED』から約4年ぶりのセカンド・アルバム。前作のジャケットはメタル・バンドみたいな胡散臭さ全開のジャケットだったけど、クリスチャン・ディオールのエディ・スリマンが手掛けた今作のジャケットは凄く洗練された感じ。音のほうも前作にあった胡散臭さは影を潜め、洗練されたポップ・サウンドに仕上がっています。プロデュースはAIRを手掛けるトニー・ホッファーが行ってて、その影響が強いのかも。 AIRに通じるような穏やかでゆるりとしたポップサウンドで楽曲の出来は凄く良い。AIR好きな人はきっと気に入るんじゃないかな。ただ、個人的には前作にあった突き抜けたポップ感とエキセントリックな変態っぽさが薄れてしまったのが残念。これはこれで良いんだけどね。 ちなみにフランス盤と日本盤はCCCD。限定盤のエンハンスドCDかUS盤を買ったほうがいいかも。 |
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PHONEM |
語学教師で、しかもダイビングのインストラクターでもある多才なPHONEMのMORR
MUSICからの3枚目。 |
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PIANA 『SNOW BIRD』 |
WORLD'S END GIRLFRIENDの『FAREWELL KINGDOM』や、minamoの岩下祐一郎とのユニット、CARD SKEPPER(WEATHERレーベルのコンピに収録してる曲『LOVE
LETTER』は名曲!)でも、その美しくキュートな歌声を披露していた、PIANAの1stアルバム。 今作では、PIANAが作詞・作曲、ヴォーカルから、録音やマスタリングまでをほぼ一人で担当。minamoの岩下祐一郎もギターやベースで参加。アコースティックで、ほどよくエレクトロニカ風味の柔らかく優しいトラックに、PIANAの女性ボーカル。このPIANAのボーカルがありえないくらいに良い。最高に美しくて、最高に可愛い声。この声だけあったら、それでOKみたいな・・・。もちろんトラックも普通に良いんだけど、本当にそう思わせるくらいの声。ついでに顔も可愛い(笑) 欲を言えば、もっと歌物が聴きたかったな。TUJIKO NORIKOや、ACOの『IRONY』を好きな人は気に入るんじゃないかな。 |
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PIANA 『EPHEMERAL』 |
ピアナたんの2作目。この人の声はもうなんていうか激しく「萌え」なんです。ロリロリ萌えボイス。アコースティックで叙情的なエレクトロニカ(フォークトロニカ?)トラックにピアナたんの萌えな歌声。メロディやアレンジはキャッチーで分かりやすい。なんか大作ファンタジーRPGやアニメで使われてても違和感ない感じだね。 エレクトロニカやフォークトロニカをいっぱい聴きこんでる人にとってバックトラックは目新しさもなく、少し物足りなく感じるかもしれないけど、叙情的でキュンと切ない歌物としては良く出来てるんじゃないかなあって思います。湯川潮音、ツジコノリコ、クラムボン、坂本真綾あたりを好きな人にお薦め。ホントこの声はたまんないなあ。萌え萌えー!ハァハァハァ・・・あれ!?なんか涙が出てきた。実は感動的な作品です。 |
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PLUSE PROGRAMMING 『TULSA FOR ONE SECOND』 |
L'ARTRAを配するポートランドのレーベル、エステティックスからリリース。 mumなんかに通じるようなエレクトロニカ。インスト曲もいいんだけど、L'ARTRAのリンジー・アンダーソンなどによるボーカル曲が、mum meets L'ARTRAって感じで凄く良かった。TELEFON TEL AVIVのチャーリー・クーパーによるミックスも良いし、カナリの傑作です。 mum好きな人は是非、聴いてみてください。お薦めです。 |
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PLUS-TECH SQUEEZE BOX 『FAKEVOX』 |
ヨーロッパでも評価の高い日本人3人組、PLUS-TECH
SQUEEZE BOX。彼らの1stアルバム。 ピコピコ・キュートに疾走するトラックと、とことんキュートな女性ウィスパー・ヴォイス。基本はYUKARI FRESHやCITRUSみたいな懐かしの渋谷系って感じのサウンドなんだけど、味付けがエレクトロニカ風で、ありそうでなかった感じのサウンドになっています。新世代の渋谷系って感じかな。渋谷系みたいなのは一時期聴きまくって、正直もういいやって感じなんだけど、これは楽しく聴けた。全体的に疾走感があるのも良い。 凄くキュートでポップなんだけど毒がある。そういうのが好きな人には堪らないサウンドなんじゃないかな。 |
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PLUS-TECH SQUEEZE BOX 『CARTOOOM!』 |
架空の近未来カートゥーンアニメをコンセプトにしたPSBのセカンドアルバム。もうコンセプトそのまんまでドタバタゴチャゴチャハチャメチャ。前作はユカリフレッシュ・ミーツ・エレクトロニカみたいな印象だったけど、今作はピチカート・ファイブとチボ・マットとジョセフ・ナッシングとジョン・ゾーンとセックス・ピストルズがカラフルでポップなアニメの世界で大はしゃぎしてるような印象。いろんな音やジャンル、それと毒をMIXED
BAG(ゴチャマゼって意味ね)してカラフルにポップに弾けてます。もう弾け具合が半端なくて「おもちゃ箱をひっくり返したような」っていうより「おもちゃ屋さんをひっくり返したような」って感じだね。 カートゥンアニメのオープニングテーマをROMZアーティストがエレクトロニカ経由でリミックスしたような曲から、キュートに弾けるカットアップ・ポップ、フレンチとパンクを行き来するポップ・ナンバー、チボマットがアニメの世界に飛び込んだようなヒップホップ、ジャクソン5ばりの心躍るソウル・チューン、テケテケなカントリー、某有名曲のベースラインを拝借したファンクポップ、スウィンギーなフレンチポップなどなど、とにかくカラフルすぎるくらいにカラフルな音世界が広がってます。前作にいた女性ボーカルが脱退しちゃったみたいで、今作はゲストボーカルが9人参加してるんだけど、それがカラフルさに拍車をかけてるような。メンバー脱退ってマイナスのイメージが強いけど、ここでは確実にプラスに作用してるね。1曲1曲が新鮮かつ完成度も高し。アメリカの人気イラストレーター、チップ・スワコによるカラフルでポップなジャケットもいい感じ。もうメチャクチャ楽しいです。お薦め。 |
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POLARIS |
元LaB LIFEのオオヤユウスケ、元FISHMANSの柏原譲、sapotenの坂田学という大物が集まってできたPOLARISのこのメンバーになって初めてのライブを録音したもの。タワレコ限定1000枚だけの販売だった。 |
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POLARIS |
元LaB LIFEのオオヤユウスケ、元FISHMANSの柏原譲、sapotenの坂田学が結成したバンド。LaB
LIFE時代より優しくなったオオヤユウスケの絹のようなハイトーン・ヴォイスに坂田の腰の据わった主張の強いベースに坂田の軽やかにしてタイトなドラム、それぞれの結晶により生み出された、宝石のような音楽。ZAKの魔法で、より至福なものとなっている。柏原さんのベースラインにZAKのミックスということもあって、どうしてもFISHMANSが思い起こされるけど別物。PORALISの音になっています。 |
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POLARIS |
POLARISの2枚目のミニアルバム。 |
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POLARIS 『HOME』 |
POLARISの初のフルアルバム。 |
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POLARIS 『深呼吸』 |
ポラリスの初のシングル。価格はなんと500円。 M-1『深呼吸』はクラムボンの原田郁子がピアノとコーラスで参加。今までのポラリスからは考えれないくらいに、とびっきりポップ。曲の長さも4分少々。郁子ちゃんらしいピアノが前面に出てるせいか、印象がかなりクラムボンの『まちわび まちさび』期のサウンドに近い。もしかしたら、今までのポラリスが好きだった人は、このポップさと曲の短さに物足りなさを感じるかもしれないけど、これはこれで凄く良い曲。『光と影』とは、また違う名曲だね。こういう曲もやったことでサウンドの幅が広がって良いと思う。クラムボン好きな人は気に入るんじゃないかな。 M-2はBUFFALO DAUGHTERのムーグ山本によるPOLARISメドレー。約17分間、『光と影』、『天気図』、『SLOW MOTION』、『季節』をノイズや電子音、効果音を加えつつ、DJ MIXみたいな感じで繋いでるんだけど、正直言って、ポラリスの良さをブチ壊すMIXだと思う。このMIXで初めてポラリスを知った人が、これを聴いてポラリスいいな!とはあまり思えない気がする。これなら、ただフェードイン・アウトだけで繋いだほうがマシだと思う。500円っていう価格からもポラリスの入門編みたいな感じで購入する人が結構いると思うけど、そういう人でもし、ここを読んだ人がいたら、これはあくまでムーグ山本の作品。別物として考えて聴いて欲しいな。 |
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POLARIS 『檸檬』 |
ポラリス2枚目のシングル。 M-1『檸檬』はキラキラしてて凄くポップ。夏の終わりにピッタリの甘酸っぱいボッサ・ナンバー。ポラリスがボッサって少し意外だったけど、これがバッチリはまってた。ボッサの軽快なアコギに、坂田学の軽やかで抜けのいいドラム。相変わらずウネリまくりの柏原譲のベース。美しく切ないオオヤユウスケのボーカル。そして切なさを増幅させるようなストリングス。最初はちょっとキャッチーすぎるかなって思ったけど、かなりクセになります。ホントにPOLARISの曲は聴けば聴くほど良くなる。 M-2『檸檬 (rehome by Masakatsu Takagi)』はM-1の高木正勝によるリミックス。エレクトリックでダンサブルなエレクトロニカに始まって、中盤は切ないピアノと生活音(水道の音や包丁の音など)、後半は切なく美しいエレクトロニカとドラマチックに展開。ボーカルは使われてないし、ほとんど原曲をとどめてないんでPOLARISファンにはもしかしたら不評かもしれないけど、個人的には凄く良かった。最近の高木正勝の仕事で1番好きかも。 M-3『そこにいること』は、最近のポラリスはポップすぎて・・・って人も安心、『光と影』なんかに通じるようなシンプルでアコースティックな16分もあるスロウ・チューン。これぞポラリス。こういう曲もあって、『深呼吸』や『檸檬』みたいな極上ポップもある。こりゃ無敵だなあ。 |
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POLARIS 『FAMILY』 |
POLARISの2ndフルアルバム。前作は個人的に大好きなアルバムでダブポップの名盤だと思ってるんだけど、バンド結成してから、そんなに時間が経ってないせいもあってか、まだ柏原譲さんの占める割合がカナリ大きかったように思う。今作ではオオヤユウスケと坂田学の色も濃く出て、柏原譲、オオヤユウスケ、そして坂田学の3人ならではの、POLARISの独特のポップ作品になっている。ZAKがエンジニア&共同アレンジャーとして参加、そして、HAKASE-SUNも数曲で参加してるんだけど、もう全く前のバンドの音は引きずっていない。柏原譲の熱くうねるベース、坂田学のシャープかつタイトなドラム、そしてオオヤユウスケの透明感溢れるハイトーン・ボイスによる温かくも切ないウタ。それらが絶妙に溶け合って、ただただ愛に満ち溢れた幸福な音を作り出している。もうこれは「ダブポップ」ならぬ「ラブポップ」。 クラムボンの原田郁子とのコラボレーションで新しいPOLARISの音世界の扉を開いたポップ・ナンバーM-2『深呼吸』や、ストリングスやボッサのリズムを取り入れ、さらに新しい世界に飛び込んだM-10『檸檬』などのシングル曲に加え、ライブでは既にお馴染みだった大名曲な2曲、M-1『星と願うなら』、M-3『流星』も収録。前者は幻想的でキラキラ、温かくて切ない、そして心地よい。POLARISの良さをギュッと凝縮したようなポップ・ナンバー。ゲストのBUFFALO DAUGHTERの大野由美子が弾くムーグも切なさを何倍も増幅させる。後者はストリングスとパーカッション、そして原田郁子のピアノもフィーチャーして、POLARISの新しい側面を見せる美しく甘い甘いナンバー。さらにはデビュー前のライブ盤に収録され、その後もライブで演奏され続けてきたM-9『瞬間』もROVOまでも彷彿させるようなプログレッシブかつアッパーなアレンジで収録。これがまたメチャクチャかっこいい。(ライブで聴いたときはもっと良かったけどね) もう名曲いっぱい。愛がいっぱい。また名盤が誕生した。 |
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POLARIS 『LIVE at AOYAMA CAY/by intoxicate 2004/2/28』 |
PORALISが2004年2月28日に青山CAYで開催されたタワーレコード/musee企画ライブ“intoxicate
10”の模様をライブ・レコーディングした音源。タワレコ限定でリリース。 PORALISのライブは何度か生で観たことあるんだけど、ホントにいつも素晴らしい空間を作り出してくれる。オオヤユウスケの何処までも澄んだ歌声や坂田学のタイトかつシャープなドラミングも凄く良いんだけど、柏原譲のお腹にズンズン響いてくる重低音ベースが堪らなく良い。だけど、このライブ盤には生で聴いたときの柏原譲のベースの魅力が収めきれてないように感じたのが残念。音質自体もあまり良くないような。実質5曲(トラック数は7)で合計55分っていうのも、ちょっと寂しい。2枚組で2時間くらいのボリュームが欲しかったな。 とは言え、スペーシーなエレクトロニクスと坂田学のミニマルでありながらも高揚感のあるドラムが未知の世界に連れて行ってくれるM-1『ELECTRONICS&DRUMS』から、M-2『瞬間-introduction-』を挟んでM-3『瞬間』までの一つの流れはホントに秀逸。『FAMILY』のレビューの時に“ライブで聴いたときはもっと良かったけどね”って書いた僕の気持ちが分かってもらえると思うな。M-5『深呼吸』のボッサな感じのライブ・アレンジや、M-7『檸檬』の間奏でのラテンなドラムソロも良いね。ドラムソロの後の観客の声もなんかちょっとグッとくる。 正直、ライブの臨場感がばっちりパッキング!って感じではないけど、音質や曲数が物足りなかったり、ライブ・アレンジが素敵だったりして、やっぱりPORALISのライブに行きたくなる。そんな作品。 |
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POLARIS 『COSMOS』 |
ポラリスの5曲入りミニアルバム。DVDは付いてるものの5曲で約25分、それで2800円はちょっと割高感があるけど、内容のほうは新しいポラリスが盛り沢山で充実しています。 1曲目の『太平洋』は思わず踊りだしたくなるようなブラジリアンなリズムに、軽快なガットギターのストロークと陽気なホーン、キラキラしたメロディがポラリスの新境地を見せる激ポップ・ナンバー。続く『コスモス』はゆったりとしたダブポップ。同じダブポップでも、これまでに比べると軽やかな印象になってるのはホーンが導入されてるせいかな。エンジニアが今作から上原キコウに変わったこともあるのかも。3曲目の『TWIN DRUMS』はインスト、そして4曲目はなんとドラムの坂田学が作詞作曲、さらにはボーカルまでを担当をしている『あかつき』。アコースティックギターが美しく鳴り響く浮遊感いっぱいな演奏に坂田学の繊細な歌声が溶け込んで優しい音世界を作り出しています。正直言うと、個人的には良くも悪くもないって感じで、これはなくても良かった気がするけど、ミニアルバムだし別にいいかな。最後はサンバのリズムが陽気で楽しい『コスタリカ』。『太平洋』に負けず劣らず、キラキラしてます。ここまでポップな音鳴らしちゃっていいの?ってくらいにポップです。 この『太平洋』や『コスタリカ』の何か吹っ切れたようなポップさには『光と影』みたいなスロウでディープな曲を期待してた人は面食らっちゃうかもね。いろいろ賛否両論あるだろうけど、僕は大好きです。だって楽しいんだもん。 |
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POLARIS 『UNION』 |
坂田学が脱退して初となるポラリスの通産3作目。代わりのドラマーはあらきゆうこ。最近のブラジル色は坂田学の影響が強かったのか、今作はブラジル色はほとんどなし。どちらかというと1作目に近い、シンプルでゆったりとした曲が多めな印象です。ダブ色も少し薄まったかな。シンプルなシンプルなポップス。あらきゆうこのドラムは坂田学のドラムに比べるとズレがなくて癖が少ない。それが余計シンプルに感じさせるんだと思う。 『Fast & Slow』や『存在』みたいなポラリスらしい(裏返せばマンネリぎみな)曲も素敵だし、全体的にいい曲が多いんだけど、その中でも個人的にはクラムボン原田郁子が参加した『It's all right!』と『月の恋人』がズバ抜けて良かったです。原田郁子はいつもポラリスの良さをグンと引き出してる気がする。それとは逆にキセルの辻村豪文が作詞作曲、歌で参加したラストトラック『渚へカーブ』はあまりにキセルっぽすぎるような。これはシングルのカップリングとかで良かったんじゃないの?ってのが正直な感想です。いや、曲自体はいいんだけどね。なんだかなあ。 |
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polyABC 『ONE HUNDRED REASONS TO LOVE BIRDS』 |
アベマサトとコバヤシノリコの男女2人ユニット、polyABCの初音源。ゲストでpopcatcherやtoeのメンバーも参加。 甘酸っぱくて、とびっきりキュートなギターポップ。基本はノイジーなギターにコケティッシュな女性ボーカルで、ポージーズやレッドクロス直系な割とありがちなギターポップなんだけど、ところどころで打ち込みが効果的に使われていて、一筋縄ではいかないサウンドになっています。 ギターポップって言うと、やっぱり“甘く切ない”のが最高だけど、この作品は“切なさ”の部分がちょっと弱いように感じた。アレンジやボーカルの声など良い部分も多いだけに残念。 |
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polyABC 『HOMING PIGEON』 |
ベーシストのナオミチが加入して3人組になったpolyABCの初のフルアルバム。 前作でも打ち込みを取り入れたり他のギターポップ・バンドとは一味違うサウンドを展開してたpolyABCだけど、今作ではギターポップを軸にしつつもパンク、シューゲイザー、メタル、テクノなど、様々なサウンドを取り入れた、より自由なサウンドになっています。そして前作には足りなかった“切なさ”も大幅にアップ。疾走するギターサウンドに甘く切ない男女ボーカル。キラキラと心地よく、キュンっと胸の琴線を揺らされまくり。ギターポップに必要なものはだいたい含まれてる感じ。たまんなく良いです、これ。初期スーパーカーとかイチマキさんのBPとか好きな人は是非是非。これで、もうちょっと男女ボーカルの掛け合いが増えたら最高なんだけどなー。 |
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POLYGON WINDOW |
APHEX TWINのリチャード・ジェイムスの変名ユニット。『Selected
Ambient Works 85-92』で見せたようなひたすら美しいアンビエント曲から凶暴でハードなリズムのフロア向けの曲までバラエティに富んだアルバムになっている。『Quoth』や『Lketa』などのミニマルな曲が良かった。 |
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POLYSICS 『POLYSICS or DIE!!!!』 |
海外でも評価の高いニューウェーブバンド、ポリシックスのベスト盤。インディーズ時代の曲も収録して新録も収録。初心者にはもってこいのベスト盤だと思います。NOT
CCCDで価格も安いUS盤がお薦め! ちょっと前に海外でもニューウェーブが流行ってたけど、その辺のリバイバル&フォロワーバンドにはない魅力がいっぱい!ヘナチョコなんだけどロックしててニューウェーブ!まあ、ハヤシのボーカルとかガレージっぽいとことか好き嫌い分かれる音だとは思うんでまずこのベスト盤から聴いてみては? 個人的にはカヨのボーカルももっと聴きたい! |
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POMERANIANS 『DIG THE SLACK MUSIC!』 |
フィッシュマンズから柏原譲が脱退した後釜ベーシストとして候補に挙がったという村上和正を中心に結成された4人組、ポメラニアンズのファースト・フルアルバム。ひと言でいうとフィッシュマンズ以降のダブポップ。軽やかなフィッシュマンズというか笑顔の比率がちょっぴり多いフィッシュマンズというか、そんな感じ。レゲエを基調としたゆる〜いリズムに、いい歌が乗っかって思わず笑顔。曲も普通によく出来てます。 キセル、ボノボ、スロウキャンプ、カメラマンズ・・・フィッシュマンズ以降のバンドも最近はいっぱいいるけど、後期フィッシュマンズ〜初期ポラリスな感じのダブポップだけじゃなくて、『SWINGIN' EASY!』みたいな陽気なスカ・ナンバーや『AIR POCKET』みたいなラガラップの入ったナンバーがあるのが、このバンドの特徴かな。全体的にカジュアルでポップな印象で、いい感じに踊れます。個人的にはダブダブした曲よりも、上述の『SWINGIN' EASY!』や『夜空を』みたいなスカ・ナンバーのほうが好きかなあ。 |
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POMERANIANS 『雑踏ダイバー』 |
ポメラニアンズの2作目。レゲエやスカのリズムとAORっぽい爽やかな歌とメロディー、飾り気なしに日常を綴った歌詞。うねりまくるベースがかっこ良すぎ。河原崎さんのボーカルもほのぼのほんわかして素敵だけど、彼が弾くソウルフルな鍵盤もいい味出してます。うーん、ピースフル。 レゲエやスカとAORの微妙な混ざり具合がこのバンドの魅力だね。踊れるAOR。フィッシュマンズ・フォロワーであることは間違いないと思うし、どうしてもフィッシュマンズと比べられてしまうだろうけど、この人たちはもっと歌のほうに重点を置いてるような気がします。どうせだったら、もうちょっとメロディ重視にしてもいいかもね。あと、アップテンポの曲が多いのも特徴。軽やかで何も考えずに楽しく踊れます。 |
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PONY 『LEAF SONGS』 |
大阪の素敵な歌物バンド、ラブクライの中心人物である三沢洋紀と、山本精一と三沢洋紀が主催するレーベルに所属するゴールデン・シロップ・ラヴァーズ(2作目の『HUE』は名盤!)で歌っていた長辻利恵、ボノボやカルカヤマコトなどのサポートも務める千住宗臣の3人によるユニット、ポニーのファースト・アルバム。 音響的でサイケデリックなんだけど、フォーキーで清涼感いっぱいな歌物。素敵なメロディーが素敵な音で鳴ってます。三沢洋紀と千住宗臣が作り出すフォークトロニカ以降のシンプルなアコースティック・トラックは職人技といって良いくらい洗練されてるし、そこに溶け込んでくる長辻利恵の澄んだ歌声は芸術といって良いくらいに素敵。個人的に長辻利恵の歌声はゴールデン・シロップ・ラヴァーズの時から大好きだったんだよね。あちらはミスマッチな疾走する轟音ギターとの化学反応が素敵だったけど、こちらは直球。牧歌っぽい空気を持ったサウンドと無垢な歌声が見事にマッチ。心に優しく響いてきます。聴き終わった後に、ちょっぴり幸せになれる魔法のポップス集。 |
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POPCATCHER 『POIKILOTHERMS』 |
残念ながら解散してしまったPOPCATCHER唯一のフルアルバム。 元々、僕がメロコアやエモコアばかり聴いてたとき、このPOPCATCHERは一番好きなバンドだった。エモーショナルな演奏や歌はもちろんいんだけど、とにかくメロディが良かったから。今作でも、メロディの良さは健在。ミディアムテンポの曲が増えたおかげで、そのメロディの良さが、より濃く表れている。サウンド的には、ただのパンク、エモコア系から脱却して、音響的なアプローチやMOGWAI的なアプローチも取り入れて、メロディアスでエモーショナルなロックって感じになっている。 轟音エモな曲や、WEEZERなんかを彷彿させるような泣きメロ・パワーポップな曲もいいし、バラードっぽい曲もいい。捨て曲無し。メンバーの後の活動、TOEに通じるような演奏も凄くかっこいい。パンク系とかを好きな人以外の、ギターロックが好きな人にも聴いてもらいたいアルバムです。いいバンドだったと思うんだけど、解散は本当に残念・・・ |
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POPULOUS |
MORR MUSICからリリースのイタリアのエレクトロニカ・ユニット。 |
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PORT |
大阪のバンドでこれは4枚目。音響、ジャーマンプログレ、テクノ、トランスの融合。このアルバムは凄くカッコいいです。 |
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PREFUSE 73 『VOCAL STUDIES + UPROCK NARRATIVES』 |
SAVATH & SAVALAS名義のアンビエント・ポストロックも素晴らしいスコット・ヘレンによるPREFUSE
73。 SAVALASの音とは全然違ってエレクトロニカを通過したヒップホップで、とてもユーモアに溢れた作品です。ハウスも通過したようなヒップホップ・ビートにズタズタに刻まれたゲストのMikah 9やAesop Rock、MF Doom、Sea & CakeのSam Prekopたちの声が乗っています。全体を漂う浮遊感がたまらないです。 |
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PREFUSE 73 『ONE WORD EXTINGUISHER』 |
スコット・ヘレンのPREFUSE 73名義での2ndアルバム。 前作のとっちらかった感がなくなって音が凄く整理された感じ。前作よりもエレクトロニカ度は低めで、ハウス、ヒップホップの要素が強くなった。前作に比べると凄くポップな印象。最初から最後までクオリティが高いです。個人的にはインストの曲よりも、ボーカルの入った曲が良かった。特に、エレクトロニカ経由のデジタル・ヒップホップ、M-2『THE END OF BITERS - INTERNATIONAL』、M-3『PLASTC』はメチャクチャ良かったな。あと、トミーゲレロをゲストニ迎えたM-19『STORM RETURNS』も凄くいい。今作もなかなか良いね。 |
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PREFUSE 73 『SURROUNDED BY SILENCE』 |
ヒップホップとエレクトロニカの架け橋、プリフューズ73の3作目。今作は色んなラッパーがゲストで参加していて、これまで以上に確実にヒップホップ度はアップしてるんだけど、これまでと同様に実験的で刺激的なトラックが普通のヒップホップに終わらせない。ヘッドフォンで聴くと面白いなあ。ギタギタにエディットしてるのに不思議とポップな感触があるのもいいね。実験性とポップ感のバランスが絶妙です。何度も何度も聴きたくなる。何度聴いても楽しい。あまりフロア向きではないけど、部屋で聴く分には最高だね。個人的には大好きです。 強いて欠点をあげるなら、1曲1曲の個性が強すぎてアルバム全体を通して聴いたときに少し散漫な印象があるところかな。いや、それも彼の持ち味と言っちゃ持ち味なんだけどね。 |
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PRIMEMINISTER "PAT" MORITA 『A BETTER TOMMOROW』 |
パットモリタを中心とした謎の覆面ヒップホップ集団のフルアルバム。サンプリングを駆使してオールドスクールへの愛をヤンチャにパンキッシュに表現したインストブレイクビーツ集。ゲストMCとして、イルリメことモユニジュモ、サイプレス上野、ART
OF VIBESのゲボも参加してます。 オールドスクールを核に、いろんなタイプの短めの曲が次々と飛び出して聴き手を飽きさせない作り。インスト曲もいいし、MCが参加した曲もかっこいいです。いい感じのミックスCDみたいな感覚の作品だね。踊れます。ただ、低音はやや弱め、独特のチープ感があって、その辺で好き嫌いが分かれそうかな。 |
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PSAPP 『TIGER MY FRIEND』 |
ロンドンのエレクトロニカ・ポップ・ユニット、プサップのデビュー作。ピアノ、アコギ、ストリングスなどの生音にエレクトロニクス、そして女性ボーカルなんて言うと、所謂フォークトロニカを思い浮かべるかもしれないけど、この人たちの音はもっとポップでファンタスティックでおもちゃチック。ボーカルの歌もフォークトロニカにありがちなロリロリささやき系じゃなくて、ボッサやジャズを歌ってそうな落ち着いた大人の歌声。メロディは一度、聴いたら口ずさめるような、鼻歌を歌いたくなるようなポップ&キャッチーさ。電子音は遊び心いっぱいで楽しいです。ちゃんとエレクトロニカしてて、それでいてちゃっかりポップス。個人的には最近、フォークフォークしたのには飽き気味だったんで、このくらいピコピコいってるのがちょうどいいや。 |
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PSYCO BABA |
新メンバーにボアダムスのYOSHIMIとATRを迎えたサイコババの2ndアルバム。ゲストとしてAOAのE-DAも参加している。 |
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PUBLIC IMAGE LIMITED 『METAL BOX』 |
言わずと知れたパンクの代名詞、セックス・ピストルズのボーカルを務めていたジョニー・ロットンが本名のジョン・ライドンで始めたユニット、PUBLIC
IMAGE LIMITED (P.I.L.)が79年に発表した2枚目のアルバム。ピストルズで見せていたようなキャッチーなロックンロールはここにはない。地響きを起こすような重低音ベースに金属的でフリーキーなギター、そしてジョン・ライドンの鬼気迫るボーカル。その名前通り、ロックスターやパンクの代名詞といったパプリック・イメージをブチ破るアバンギャルドでダビー、そして重厚な音世界を展開しています。 P.I.L.は沢山の作品を残してるんだけど、この2ndアルバムと3rdアルバム『FLOWERS OF ROMANCE』がお薦め。どっちも好きなんだけど、個人的にはこっちのアルバムのほうがロックを感じて好きかな。今のスロウコアも彷彿とさせるようなM-1『ALBATROSS』、M-4『POPTONES』、トビまくりのダブ・サウンドの上をジョン・ライドンの呪術的なボーカルが浮遊するM-5『CAREERING』、アッパーでグルーヴィーな極太ビートの上をヘンテコな電子音が鳴り響くインストで、P.I.L.流のダンスナンバーとも言えるM-10『SOCIALIST』、ミニストリーなどのインダストリアル・ミュージックに大きな影響を与えたであろうM-11『CHANT』など、かっこいい曲がいっぱい。あの『白鳥の湖』をメタリックなダブ・ロックにしてしまったM-3『SWAN LAKE』も聴き応えあり。RADIO4のバンド名の由来となった曲もあります。個人的には、ピストルズよりも断然ガツンとくる。今でも十分通用する傑作だと思います。ポストパンクに影響を受けたようなバンドやZAZEN BOYSを好きな人から、ダブ好きな人にもお薦め。 |
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PUBLIC IMAGE LIMITED 『FLOWERS OF ROMANCE』 |
ジョン・ライドンのユニット、PUBLIC IMAGE
LIMITED (P.I.L.)が81年に発表した3rdアルバム。前作『METAL
BOX』発表後に、これまでのサウンドの要となっていたベースのジャー・ウォブルが脱退してしまったため、前作のダブ的なロック・サウンドからは少し違い、中近東辺りの香りのする民族的なサウンドになっています。 ディレイがかかりまくった威圧感ありまくりなパーカッションがトライバルなビートを嵐のように叩き出し、その上をジョン・ライドンのシリアスで呪術的なボーカルが浮遊する。一音一音が計算し尽くされていてヘッドホンで聴くと頭がトロトロ。暗くて重くてキャッチーさなんて全然ない。決して分かりやすいサウンドではないけど、一度はまってしまうと、不思議と心地よくなって、なかなか抜け出せなくなります。合法ドラッグだね、これは。そしてポスト・パンクの次を行ってたポスト・ポスト・パンクでもある。今聴いても十分衝撃的。 |
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PUFFY 『SPIKE』 |
PUFFY3枚目のアルバム。今作はプロデューサーに、奥田民生の他に、Sparks
GO GO、古田たかし、アンディ・スターマーを迎えてバラエティに富んだアルバムになってます個人的に。前作まではシングルは好きだけどアルバムはちょっとイマイチな印象だったんだけど、今作はいい感じ。 スカパラのホーン隊をゲストに迎えたゴキゲン(死語)なブギウギM-1『ブギウギNO.5』、アンディ・スターマーらしいパワーポップM-2『すみれ』、亜美ちゃんがトランペット、由美ちゃんがサックスをフィーチャーした80年代ニューウェーブっぽい曲M-4『COSMIC流れ星』、亜美ちゃん作詩曲で、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流アスカ・ラングレー(宮村優子)のセリフをサンプリングした、ねじれロックM-5『DESTRUCTION PANCAKE』、個人的にPUFFYの曲の中で一番大好きなロックンロール・チューンM-11『海へと』などが良かった。本当に『海へと』はこれぞ民生節!って感じの曲で凄くいい。名曲。他にも良曲が多いし、お薦めのポップ・アルバムです。 PUFFYは売れなくなってからのアルバムが凄くいい。なんか残念だな・・・ |
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PUFFY 『THE HIT PARADE』 |
80年代、90年代の日本の曲のカバーアルバム。 M-1のBOOWY『IMAGE DOWN』は、割とオリジナルに忠実なカバー。女性ボーカルってことで印象はちょっと違うけど。 M-2のラッツ&スター『ハリケーン』は、原曲をもっと派手にロックンロールにした感じのカバーで凄く楽しい。いい感じのカバー。 M-3のWINK『愛が止まらない』は、普通な感じ。ちょっとイマイチかな。 M-4のスピッツ『チェリー』は、原曲をもっと気だるくした感じのカバー。これもイマイチかも。 M-5の近藤真彦『ハイティーン・ブギ』は、J-POPっぽいブギ。う〜ん・・・ M-6の田原俊彦『哀愁デイト』は、80年代風打ち込みトラックに軽くヴォコーダー、ダフトパンクなカバー。カバーって言うよりコピーに近い曲が多いアルバムだけど、このカバーは面白くて良かった。 M-7の三田二郎『青い涙』は、原曲は聴いたことないんだけど、PUFFYらしい仕上がり。 M-8のブルーハーツ『人にやさしく』は、少しテンポを落としたロックンロール。まあまあ。 M-9のビートたけし『嘲笑』は、弾き語りのバラード。これは原曲を聴いたことないんだけど、メチャクチャいい曲。 M-10のダウンタウン・ブギウギ『カッコマン・ブギ』は、そのまんまなアレンジだけどメチャクチャかっこいい。これは選曲の勝利。 全体的にコピーって言うかカラオケっぽいカバーが多かった(PUFFYらしいと言えばPUFFYらしいけど・・・) 個人的には『ハリケーン』、『哀愁デイト』、『カッコマン・ブギ』以外はイマイチかな・・・ |
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PUFFY 『NICE』 |
PUFFYのリミックス、ベスト、カバーアルバムを抜くと4枚目のアルバム。今作は奥田民生はノータッチで、PUFFYの名付け親でもある、元ジェリーフィッシュのアンディ・スターマーがプロデュース。もう美メロ&美メロ&美メロ&キュート&遊び心なサウンドで胸キュン。とびっきりポップで毒もあるポップ・サウンドにもうメロメロ。 |
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PUFFY amiyumi 『NICE』 |
PUFFYは最近はアメリカでも活動して、そこそこ受けてるみたい。これは日本でも発売された『NICE』のアメリカ盤。個人的に『NICE』は凄く好きで、たぶんJ-POPと言われる作品の中では今年1番よく聴いてるアルバムかも。 このアメリカ盤は日本盤と異なるところが多数。まずジャケットがジョンレノン&オノヨーコのベッドインのパロディになってる。あと、小鉄徹が全曲リマスタリング。少し音の印象が変わってます。 そして収録曲が違う。『赤いブランコ』は英語バージョンの『PLANET TOKYO』に。これはシングルのカップリングにはなってたんだけど初めて聴いた。日本語バージョンも大好きだけど、この曲には英詩も凄く合ってた。やっぱり名曲。それから『あたらしい日々』に変わって日本では未発表な『憂 (UREI) 』を収録。力強くてヘヴィなギターリフが印象的なパワーポップ・チューンでこれまた良い。もう1曲、日本では未発表な『TEEN TITANS THEME』も収録。これはアメコミ「TEEN TITANS」のテーマ曲で、いかにもアニメ主題歌らしいキャッチーなメロディにアニメキャラの声、チアーリーディング風のコーラス、サーフ風のギター、間奏のハードロックなギター&オルガン・・・楽しい曲です。さらにはライブDVDのダイジェストもCD-EXTARで収録とイタレリツクセリ。 しかも輸入盤なんで1600円くらいで買えるし、『NICE』が気になってる人はこっちを買ったほうがいいかも。 |
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PUFFY 『PRMX TURBO』 |
PUFFYのリミックス・アルバム第2弾。前回のリミックス・アルバムは小西康陽、FPM、チャーベなどREADYMADE系な人達や、CAPTAIN
FUNKやFREADDY FRESHなどビッグビートっぽい人達が参加、今聴くとちょっと古臭いけど、当時その辺の音が大好きだった僕は結構お気に入りの一枚だった。 今作のリミキサーは小西康陽、Sunaga t Experience、アンディ・スターマー、DJ HASEBE、DJ TASAKA、高木完、COOL DRIVE、CRAZY KEN BANDなど。 歌をそのまま残したリミックスばかり。そしてアッパーでラウンジ・テイスト、小西康陽系の音が多かった。そんな中、小西康陽のリミックスは2曲収録されてて、1曲はモロ小西節全開のリミックスなんだけど、もう1曲の『YOUR LOVE IS DRUG -readymade acid test 2003』は小西節を排して、中期ビートルズをエレクトリックにしたような感じのリミックス。ちょっと意外な感じだけど、これは凄く良かった。アンディ・スターマーのリミックス『ジェット警察 -Ice Prince Mix-』はスペーシーで途中にはラガ・スタイルのラップをフィーチャー、なかなかカッコいい。DJ HASEBEのリミックス『渚にまつわるエトセトラ -OLD NICK ver-』は悪くはないんだけど、ちょっと手抜きぎみな気も。DJ TASAKAによる『愛のしるし(北京語ヴァージョン) -DJ TASAKA REMIX-』はTASAKAらしい四つ打ちトラックにPUFFYの北京語ボーカル。これもちょっと手抜きぎみな気がしないでもないけど、北京語ボーカルがテクノ感満天、カッコ良かった。個人的に良かったのは、このTASAKAのリミックスと小西康陽の『YOUR LOVE IS DRUG -readymade acid test 2003』。う〜ん、全体的に見ると原曲のほうがいいかな。 |
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PUFFY 『59』 |
全曲アンディ・スターマー作曲・プロデュースによるPUFFYの8曲入りミニアルバム。前作『NICE』が大傑作だったんで楽しみにしてたんだけど、やっぱいいよ。ボーカルがPUFFYだからか時代がそうさせたのか分からないけど、アンディ・スターマーがやってたジェリーフィッシュと比べるとラウドでパンク・テイストの強いサウンドに。それでもアンディらしい甘い甘い極上メロディーとカラフルなポップ感は健在。PUFFYのちょっとコケティッシュでとってもキュートなボーカルと相まって、極上のパワーポップ・サウンドが炸裂してます。 先行シングルになってたM-2『SUNRISE』もムーグが飛び交うパワーポップ・ナンバーでなかなか良かったんだけど、このアルバム用の新曲3曲とジェリーフィッシュの『JOINING A FAN CLUB』のカバーがメチャクチャ良い。新曲のM-4『心に花を』はジェリーフィッシュに通じるような切ないメロディーと絶妙のコーラスワークに胸がキュンとなる。M-5『風まかせ二人旅』はとぼけたキーボードとへなちょこなギターソロとキュートなコーラス、PUFFYの2人の脱力ボーカルがとってもキュート。M-6『FOREVER』は初期ビートルズ・ライクな甘いポップ・ナンバー。パパパ・コーラスと英語による2人のキュートなボーカルが最高にステキ。『JOINING A FAN CLUB』のカバーは原曲のあのドラマチックさはそのままにパンキッシュに生まれ変わってて痛快痛快。 そして、『NICE』のアメリカ盤に収録されてた『INVISIBLE TOMORROW』の英語版『SO LONG ZERO』と『TEEN TITANS THEME』も収録。前者はジェリーフィッシュとウィーザーが出会ったようなアッパーで遊び心も効いた泣きメロ・パワーポップで最高だし、ラモーンズとアニメ・ソングとサーフロックが融合したような後者もやたらとカッコいい。8曲目に収録された日本語版での歌詞の言葉遊びも楽しくていいね。個人的には捨て曲ないです。ジェリーフィッシュからウィーザーまで、パワーポップ好きな人はきっと気に入るんじゃないかな。CCCDなことが影響してるのか日本ではやっぱり落ち目なのか、あまり売れてないみたいだけどホントに傑作だよ。 |
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PUFFY AMIYUMI 『HI HI PUFFY AMIYUMI MUSIC FROM THE SERIES』 |
以前、MBDでも紹介した通り、全米圧巻中?なパフィ。これはアメリカでリリースされたベストアルバムです。以前に日本で発売されたベストアルバムとは選曲が大きく違って、『NICE』以降のパワーポップな曲が多め。完全な新曲も1曲収録してます。この新曲がこれまたアンディースターマー!なパワーポップ・ナンバー。この激ポップなメロディー、転調部分のコーラスワーク、もう最高。 いろんなところで何度も言ってるけどパワーポップ好き、ガールズポップ好きな人は騙されたと思って聴いてみてください。かっこいいよ。アマゾンで購入すると2000円以内で買えるしね。(僕はアマゾンで購入) 個人的には今年聴いたアルバムの中でもトップクラスに好きな『59』は残念ながらCCCDだったけど、そこに収録されてた数曲が通常のCDで聴けるのも嬉しいところ。パソコンに入れると映像も観れます。ただ、通して聴いたときに『アジアの純真』、『海へと』みたいな奥田民生曲が浮いてた気はしないでもないかな。これだったらアンディスターマー曲に絞って『あたらしい日々』や『憂』、『INVISIBLE TOMORROW』あたりを収録したほうが良かったような。いや、奥田民生曲も捨てがたいから2枚組で。もっと多くの人にパフィの魅力を知ってもらいたいんです。 |
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PUFFY 『SPLURGE』 |
ブッチ・ウォーカー、アンディ・スターマー、デクスター・ホーランド(オフスプリング)、奥田民夫、甲本ヒロト、草野マサムネ(スピッツ)、横山健(ハイスタ)、斎藤和義、ギターウルフという豪華作家陣によるパフィの5作目。前作に引き続き、(世間的イメージとして)意外にも良質なパワーポップ作品に仕上がってます。どっちかっていうと『NICE』のほうが僕は好きだけど、これはこれでいい!パフィなんて時代遅れなんて思わないで!ホントに良いんですよ。 ではでは、作家陣のファンのためにそれぞれの曲を簡単に紹介。アヴリルのプロデュースで知られるブッチ・ウォーカーによる『RADIO TOKYO』はまさに今のアメリカンロックって感じのドラマチックでキャッチーなポップロック、同じくブッチ・ウォーカーによる『SHALL WE DANCE?』はちょっと『マイ・シャローナ』風のギターリフが印象的な8ビートのロックンロール。アンディ・スターマーによる『ナイスバディ』、『はじまりのうた』は世間受けも良さそうなキャッチーなポップロック・・・って思ったらCMタイアップだったのね。アンディ色は薄い感じ。逆に『missing you baby』は昔のアメリカンポップスみたいな曲調に今っぽいリズムがキュートでアンディらしさも全開の曲だと思います。オフスプリングのデクスターによる『TOKYO I'M ON MY WAY』はスカのリズムの陽気なパートと泣きメロパートのコントラストがナイス!うん、「ナイス!」とか思わず英語を使いたくなるような曲。ジョンスペンサーが作曲、ギターウルフ作詞の『女マシンガン』は作家陣まんまな古き良きロックンロール。 スピッツの草野マサムネによる『恋のエチュード』はマサムネ節以外の何者でもない感じ。まあ、らしいからこそ草野マサムネに歌って欲しいって人もいるだろうね。奥田民生の『モグラライク』は今の奥田民生らしいシンプルなロックンロール。ちょっと前の木村カエラに提供した『BEAT』にも通じる感じ。甲本ヒロトによる『モグラ』はメロディや歌詞はヒロトそのものだけど上田ケンジによるレゲエ風味のアレンジじゃなくて、ヒロトのソロみたいなアコースティックなアレンジで聴いてみたかったかなあ。斉藤和義による『らくだの国』は由美のソロ曲。暗いフォークソング。横山健による『SECURITY BLANKET』は亜美のソロ曲なんだけど、これぞ横山健!って感じの熱いグッドメロディ、ギターサウンド!日本人の曲では今のパフィに唯一ハマってたような。 個人的な今作の感想としては今のパフィには外国人の曲のほうが合う。これを聴いて外国の人が奥田民生やスピッツに興味を持ってくれたら、それはそれで嬉しいんだけどね。 |
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PUZZLE PUNKS |
BOREDOMSのEYEちゃんと大竹伸朗によるユニット。 |
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