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SACK & BLUMM 『SACK&BLUMM』 |
HARALD SACK ZIEGLERと、F.S.BLUMMのユニット。TOMLABレベール5弾。 サウンドはF.S.BLUMMのソロにも通じる様々な民族楽器を取り入れたアコースティックな室内音楽。曲によって、壮大だったり、民族の祭りのように楽しかたり、悲しかったり、エレクトロニクスを大幅に取り入れた曲があったりと、曲調は幅広いです。あくまでもメロディはポップ。 しっかり聴くのにも、部屋のBGMにもいい感じ。僕的には凄く好きなアルバムです。傑作。 生音系のエレクトロニカ好きから、映画音楽、ワールドミュージック好きにもお薦め。 |
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SAIGENJI 『LA PUERTA』 |
ケミストリー、MONDO GROSSO、冨田ラボ、MISIA 、小西康陽など数々とアーティストと競演、あちこちのライブや作品で引っ張りだこのギタリスト&ボイス・パフォーマー、SAIGENJIの2ndアルバム。 ボサノヴァを中心としたブラジル音楽をとびっきりポップに日本語で料理。演奏や歌やスキャットはとってもブラジリアンなんだけど、日本語のはめ方は絶妙だし凄くポップス然としている。これってなかなかできることじゃないと思うんだけど、それをさらっとやってのけているSAIGENJIにただただ脱帽。温かく切ない極上の日本語ボサノヴァ・ポップが11曲。ひたすら心地よい作品です。 どの曲も本当に大好きなんだけど、M-4『海のそばに』なんかは“うたもの”好きな人にもアピールできる名曲だと思う。ホント泣ける。あと、カーペンターズの『(THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU』のカバーもやってるんだけど、これがまた秀逸な出来。心に染み入ります。ボサノヴァ好きな人はもちろん、POLARISやハナレグミなんかを好きなにもお薦めです。 |
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SAIGENJI 『INNOCENCIA』 |
サイゲンジの3作目。相変わらず、ブラジル音楽への愛でいっぱい、それでいてポップス然とした音世界を展開しています。今作はジャジーだったりラテン・テイストだったり、音の幅は広くなってるんだけど、やっぱりいい声、やっぱり素敵な演奏。 実はボサノヴァって嫌いではないけど、そこまで好きなジャンルではないんだよね。好きな曲もいっぱいあるんだけど、なんていうか、カフェ・アプレミディ!オリーブ!ガーリー!お洒落!!!って感じのは少し苦手。そんな僕にも、サイゲンジのいい感じに野性味がある音と単純に「いいな」と思わせる歌声はしっかり響いてきます。ボサノヴァは苦手っていう人でもアコースティックなポップスが好きな人は気に入る作品かも。 |
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SAKEROCK 『YUTA』 |
フィッシュマンズのトリビュートにも参加してたサケロックの1作目。ジャズ、ファンク、ソウル、ブラジル音楽などを飲み込んだ無国籍インストゥルメンタル。まったりハッピーでウキウキです。たぶん小難しいこともやってるんだろうけど、お酒でも飲んで何も考えずに踊るのが正しい楽しみ方だと思います。 なんていうかこの人たち、音楽が大好きなんだろうなあ。聴いてたらそれが凄く伝わってきます。フィッシュマンズとは鳴らしてる音が違うけど、そういう面では共通するものがあるような。 それにしても11曲で1000円は安すぎ!1000円じゃ元が取れすぎて困るくらい幸せになれます。 |
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SAKEROCK 『慰安旅行』 |
サケロックの6曲入りミニアルバム。キーボードの人が脱退してしまった影響か、トロンボーンが前面に出てます。一発録りされてるらしいけど、その効果は絶大。前作にも増して心ウキウキ、思わず体が動いちゃうような作品に仕上がってます。嫌味もなく自然体でただただ楽しい作品。音楽ってこんなに楽しいものなんだって再確認。やってる音は全然違うけど、帯ではイースタンユースの吉野寿がコメントしてます。 「俺の中では彼等は完全にオルタナティブな音楽の一員なので聴く度にスラムダンス風阿波踊りで家庭内モッシュ。たまに長椅子からダイブ。」 なんかよく分かんないけど、とにかく楽しいってのは伝わってくるでしょ?ジャンルの壁なんて軽く飛び越えちゃう音楽ラブに溢れた作品です。 |
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SAKEROCK 『LIFE CYCLE』 |
サケロックの14曲入りフルアルバム。ハナレグミでもお馴染みのペダルスティール奏者、高田漣、トウヤマタケオ、そしてタップで森山未來がゲスト参加。あらゆる音楽を飲み込んで、型にははまらない自由な音を鳴らしてます。なにこのデタラメなスキャットは!ラップふざけてるよ!お、織田祐二!?なんだそのシャウト!まあ、楽しけりゃOK。そんな作品です。あ、決してコミックバンドとかじゃないからね。 たしかに遊び心はいっぱいあるけど、基本は音楽ラブに溢れた素敵なインスト作品なんです。変拍子なんかもサラリとこなしちゃって演奏もうまい。リズムも最高にかっこいいし、トロンボーンの少し間の抜けたメロディも凄くいい感じ。気持ちよく楽しく踊れます。1作目なんかは結構ラウンジっぽい要素が強かったけど、今作はライブ感いっぱいでロックを感じます。酒との相性も抜群でまさにサケロック! |
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SASHA |
北ウェールズ出身のトップDJ、SASHAのジャンキーXLを迎えての1stアルバム。まるで海底のようなサウンド。かなり幻想的。スペーシーでトランシーでダビーなプログレッシブ・ハウス。 |
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Satanicpornocultshop 『ANOREXIA GAS BALLOON』 |
大阪発超ド変態ユニット、サタニックポルノカルトショップの通産5枚目。これまでは自身のレーベルからのリリースだったみたいだけど、今作はフランスのレーベル、SONOREからのリリース。 エレクトロニカ、ノイズ、ヒップホップ、R&B、ジャズ、ダブ、メタル、ラウンジ、ファミコン、童謡、英語、日本語、中国語、宇多田ヒカル、スピッツ、ヴェルベット・アンダーグラウンド、デュランデュラン、カイリー・ミノーグ・・・もう詰め込めるものは何でも詰め込んで、それをグッチャグッチャにして、ガーってやってギャーっとやって出来上がった74分間ノンストップの大阪流ゴッタ煮コラージュ世界。 いかにも大阪的な過剰なまでのゴッタ煮具合とアホアホ具合が愉快痛快。74分と長めなんで聴いてるとちょっと疲れるけど、要所要所にリサ・タニのロリータ・ヴォイスがキュートな歌物エレクトロニカ(カイリーミノーグのあのヒット曲のカバーや童謡『野菊』のカバーもあり)が挿入されていて飽きさせない。コラージュものの傑作です。イギリスのWIRE誌で絶賛されてるらしいんだけど、それも十分納得。 |
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SATURDAY LOOKS GOOD TO ME 『ALL YOUR SUMMER SONGS』 |
デトロイトのマルチプレーヤー、FRED THOMASによるソロユニット。POLYVINYLレーベルからリリースのギターポップ。 60年代バブルガムポップ×ネオアコって感じのサウンド。とびっきりキュートでポップ。とにかくメロディが良い。そして、ただポップなだけじゃなくて、フィルスペクタ−的なウォール・オブ・サウンドだったり、DUB処理をしてたりと音響的な要素もあって面白いです。 曲によってボーカルが違うんだけど、女の子ボーカルの曲が最高。ちなみに、IDAのダニエル、エリザベスや、タラ・ジェイン・オニールもゲストで参加。ネオアコ好き、フィル・スペクター好き、あと、IDAとかを好きな人にもお薦め。最高にキュートなドリ−ムポップ。 |
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SAVATH & SAVALAS 『APROPA'T』 |
PREFUSE73名義では新世代のヒップホップを鳴らしてみせてくれたスコット・ヘレンのポストロック名義、サヴァス&サヴァラスの4年ぶりの新作。とは言え、この新作はもうポストロックというカテゴリーでは納めきれない作品となっている。(もともとポストロックなんて、よく定義のわからないジャンルなんだけどね) 全曲ミックスはトータスのジョン・マッケンタイアが手がけているのもあってか、演奏や音の質感はシカゴ音響派の延長線上のものなんだけど、スペインの女性ボーカリスト、EVA PUYUELO MUNSをゲストに迎えて全編にボーカルをフィーチャー、エスニックな香りが非常に強い作品となっています。ポストロックというよりワールドミュージックって言ったほうがしっくりくる感じ。スコット・ヘレンならではの新世代のワールドミュージックって感じかな。暖かくて、ちょっぴり優雅なチル空間。心地良いです。SKETCH SHOWとかWUNDERとか好きな人にお薦め。 |
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SBK 『RED FLASH』 |
初め、この作品を聴いたときの感想は「なんじゃこりゃー!」。SBK(スケボーキング)はこれまで、ビースティ的なスタイルから始まって、坂本美雨をフィーチャーしてディープな曲をリリースしたり、小田和正の『ラブストーリーは突然に』をサンプリングした四つ打ちダンス・ナンバーをリリース、前作『EVERYTHING
IS MY FAULT』ではSUPERCARなんかを思わせるようなエレクトロニカ以降のピコピコ・サウンドになってたりと、常に変化、そして進化し続けてきた。確実に進化はしていると思うんだけど、常に他から一歩遅れてるなっていうのがSBKに対する僕のイメージだった。ところが今作『RED
FLASH』では一歩遅れるどころか、他を遥かに飛び越して、十歩くらい先を行っている。今作で鳴らされる音は、まるでUNDERWORLDとRAGE AGAINST MACHINEとPRIMAL
SCREAMがぶつかり合っているような音。ロック、ヒップホップ、テクノ、R&Bなどが高次元でミックスされて、最近ヒットチャートを賑わせてるようなミクスチャー風アイドルバンドにカツを入れるような本気のミクスチャー・サウンドになっている。「なんじゃこりゃー!」って叫びたくなるくらいカッコいい。 まずM-1『INTRO』〜M-2『STONE AGE』からヤバイ。ぶっといテクノ・ビートの上をSHIGEOのハイトーン・ボイスが飛び交う。前作でもテクノやエレクトロニカに接近してたんだけど、まだまだ中途半端な出来だった。でも、今作は完璧にそれらの音を飲み込んでSBK独特の音にしてしまっている。M-3『BACK TO THE BASIC』は、ラップメタル的な曲なんだけど絶妙にテクノ・テイストが散りばめられていて、ただのラップメタルに終わっていない。これは、まさに前作を作った成果だと思う。この曲以降もM-6『EASY』まで、その成果が存分に発揮されたロック×テクノなカッコいい曲が続いていく。 M-7『DIS OFF』ではちょっとクールダウン。美しいテクノ・トラックにエフェクト処理された穏やかなボーカルが乗る。続くM-8『DRAIN』は『KID A』期のRADIOHEADを思わせるようなバラード。ジャズを思わせるようなピアノとエレクトロニカ以降のアレンジ、そこに儚く美しい歌。SBKがこんな感じの曲をやるとは思ってなかったけど多くのRADIOHEADフォロワーのバンドよりも美しい。M-2『STONE AGE』みたいなアッパーな曲でも、こういう美しいバラードでもSHIGEOの声が絶妙。そしてM-9『BREAKS AND COMES』はダビーな質感のR&B。SHUNの低音ラップとSHIGEOのまるで女性のような歌。これがまたいいんだ。 そしてM-10『SABBATH』は、キラキラしたスペーシーなダンス・チューン。続くM-11『FIGURE IT OUT(EXTENDED MIX)』は、CHEMICAL BROTHERSやUNDERWORLDもぶっ飛ぶようなアッパーなプログレッシブ・ハウス。SBKの盟友kjもMONDO GROSSOの曲『SHININ'』で似たような感じの曲をやってたけど、こっちのほうがトラックもボーカル(ラップ?)もかっこいい。これはシングルにもなってたんだけどアルバムに収録されてるのは7分以上に及ぶEXTENDE MIX。こりゃ、踊らずにいられない。 続くM-12『CYNICALLY』は美しいテクノ・バラードなんだけど、M-11『FIGURE IT OUT(EXTENDED MIX)』みたいなフロア・キラー・チューンの直後にこんなのが来たら泣いちゃうよ。で、追い討ちをかけるようにスマパン的な轟音ギターをフィーチャーした甘く切なく美しいミディアム・ナンバーM-13『I SEE YOU BUT YOU DON'T SEE ME』が続いて、さらに泣かせる。最後はピアノをフィーチャーしたM-14『LADDER』で美しく余韻を残して終わる。 ロック〜テクノのクラブイベントの一夜を凝縮したようなアルバムの流れも本当に良いし、各曲のクオリティも高い。これはホント大傑作。今までのSBKリスナーはもしかしたら離れて行ってしまうかもしれないし、今までのイメージがあって新しいリスナーも生まれにくいかもしれないけど、今作は普段、UNDERWORLDやCHEMICAL BROTHERS、PRIMAL SCREAM、RADIOHEADを聴いてるような人にも十分にアピールできるような作品だと思う。その辺の音が好きな人は偏見を持たずに是非聴いてみて欲しいな。 |
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SCHNEIDER TM & KPT MICHI.GAN 『BINOKULAR』 |
ドイツのケルン出身のシュネデールTMこと、DIRK
DRESSELHAUSと、彼のライブのサポートメンバーのKPT
MICHI.GANこと、MICHAEL BECKETTのユニットのEP。 全6曲中、インストが4曲、ボーカル曲が2曲。インストは繊細なグリッチ・エレクトロニカ。普通にいい感じ。そして何よりボーカル曲が良い。 M-3『ONNANOKO』は、女性ボーカルなんだけど、日本語詩。浮遊感と程好い疾走感があるエレクトロニカ・トラックに花代の淡いボーカル。そこに絡むエフェクトのかかった男性コーラスもいい。POSTAL SERVICEやSUPERCAR、mumなんかを好きな人は気に入ると思います。そしてM-6『THE LIGHT 3000』。これは、あのSMITHSの名曲のエレクトロニカ・カバー。ノスタルジックで美しいトラックに、エフェクト・ボーカル。原曲を越えるくらいの名カバー。 これまたPOSTAL SERVICE好きな人は絶対気に入ると思います。MORR MUSIC好きな人も是非是非。 |
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SECRET CHIEFS 3 |
MR. BUNGLEのTREYやTREVOR、DANNYを中心としたプロジェクト。 全体的に中近東っぽい感じで、インドやパキスタンなどの音楽にインダストリアルやドラムンベースなどを取り入れたロック。 本人達は本気でやっているのか、わざとやっているのか分からないけど全体に漂うインチキっぽさが面白くて逆にかっこいいです。 |
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SEMBELLO 『SEMBELLOGY』 |
東京スカパラダイスオーケストラのキーボディスト、沖祐市とサックス演者の田中邦和によるユニットのデビュー作品。サウンドは本体のスカパラとは違って、クールなジャズ。時にはベース、ドラムが入るけど基本はピアノとサックスのみの演奏。躍るピアノに情熱的なサックスが絡むダイナミックでアッパーな曲からムーディーな曲、そしてタンゴまで。どの曲もそれぞれの1音1音が凄く生き生きとしている。限りなくポジティブ。これを聴いてると、笑いながら楽しそうに演奏している2人が目に浮かぶ。楽しく演奏された曲は、やっぱり聴いてる側の僕たちも楽しくさせる。本当に楽しい1枚。 個人的にはこの作品は本体のスカパラより好きかも。ピアノ・ジャズが好きな人は是非是非。メチャクチャ良いです。意外と聴きやすいと思うし、普段ジャズを聴かない人やジャズを聴きたいけどドレを聴いていいか・・・って人にもお薦め。あと、FPM系が好きな人やクラムボン好きな人にも聴いてもらいたいな。ただ、この作品はCCCD。それだけは本当に残念。せっかく音楽の楽しさが凄く伝わってくる作品なんだから、もっと気軽に誰でも聴けるCD-DA(通常のCD)にして欲しかったな・・・。 |
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SEMBELLO 『THE SECOND ALBUM』 |
スカパラの沖祐市と田中邦和によるユニット、センベロの2作目。今作は普通のCDでのリリース。ピアノとサックスを中心に落ち着いた雰囲気なんだけど、なんだかワクワクしてくるような楽しい音を聴かせてくれます。柔らかいんだけど、躍動感溢れるジャズ作品。ジャズといっても小難しい方向に走らず、あくまでポップなメロディが貫かれてるんで凄く聴きやすいんじゃないかな。 ピアノとサックス、2人だけの曲もいいけど、僕は中村達也(ロザリオス)のドラムとTATSU(レピッシュ)のベースが入った曲が好きだなあ。4人のグルーヴ感がピッタリ。安藤裕子がボーカルで参加した初の歌物ナンバーもなかなか良いね。 |
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SENOR COCONUT |
細野晴臣やテイ・トウワとも交流のあるアトムハートの変名ユニット。アトムハートはテクノのイメージが強いが、このアルバムではなんと全曲クラフトワークのラテン・カバー。クラフトワークの名曲の数々を、チャチャチャ、ルンバ、メレンゲなどのラテン音楽でアレンジして、それを現地のミュージシャンたちと共に作りあげている。ユニット名やジャケットも含めて、このセンスがたまらないです。原曲を知っているとメチャクチャ楽しいです。特にムーディーな「Showroom Dummies」や、だんだんテンポのあがっていく『autobahn』なんかがいいです。クラフトワークのファンやラテン音楽を好きな人も楽しめる作品です。 |
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SET FIRE TO FLAMES |
GODSPEED YOU BLACK EMPEROR!のメンバーを含む、総勢13人のバンド。 |
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SHAKA LABBITS 『EXPLORING OF THE SPACE』 |
インティーズながら、初のフルアルバムでオリコンウィークリーチャート初登場第10位を獲得した作品。このSHAKA
LABBITSは女性ボーカルUKIと男性3人によるバンド。日本の女性ボーカルのバンドって言うと最近ではやっぱりJUDY
AND MARYが残したものが大きくて、友達のアマチュアバンドとかでも女性ボーカルのバンドはJUDY
AND MARYに影響を受けてるバンドがほとんどだった。YUKIちゃん大好きみたいな。メジャーの世界でも一時期、JUDY
AND MARYまんまのフォロワーバンドを多数見かけた。けど、結局は2番煎じ。その多くがもう既に消えて行った。このSHAKA
LABBITSも少なからず、JUDY AND MARYの影響下にあると思う。特に歌い方なんかはカナリYUKIちゃんから影響を受けている。でも、サウンドのほうは大幅にスカの要素を取り入れたポップパンクで、ただのJUDY
AND MARYの真似事に終わってないのが、このバンドがここまで受け入れられた理由の1つだと思う。このバンドが出てきた頃は男性ボーカルのスカ・バンドは数多く登場してたし、海外じゃノーダウトやダンス・ホール・クラッシャーズなど、女性ボーカルのスカコア・バンドがあったけど、日本の女性ボーカルのスカバンドは数少なかった。僕が知ってる限りでは、このSHAKA
LABBITSとPEZ STOMPだけだった。そしてPEZ
STOMPはもっと2トーン寄りで渋めのサウンドだったのに対し、SHAKA
LABBITSはスカコア・サウンドに、キュートでポップでエネルギッシュなJUDY AND
MARY要素をうまく融合した独自のキュート・パンク・サウンドで成功した。そして、今や僕の周りでもそうだけど、多くの女性ボーカルのバンドが目指すものはJUDY
AND MARYからSHAKA LABBITSに変わったように思う。 あと、このバンドの成功した他の理由はUKIちゃんのコケティッシュなボーカル。これが力強く、とってもキュート。メチャクチャ可愛い。あとメロディも抜群にキャッチー。そして一番忘れたらいけないのは、演奏力の高さ。こういうバンドにしては抜群に演奏力が高い。特にリズム隊。このリズム隊による、しっかりとしたグルーヴ感がタダのメロディがキャッチーでノリがいいだけのバンドに終わらせてない。間奏なんかで、さりげなくDUB処理をしてたりするのもいい感じ。可愛すぎるボーカルにグルーヴィーなバンドサウンド、そしてキャッチーなメロディ。もうこれで悪いわけない。この作品に収められている曲も捨て曲なんて無しで、ホント抜群なキュート・パンク作品。 このアルバムでは2曲を除いて全部英詞だったんだけど、シングルを聴く限り、メジャーデビュー後は日本語詞の曲ばかりになってスカの要素も減少している。メジャーだし日本語詞になるのは仕方ないかもしれないし、やっぱり日本人は日本語でやるべきだと思うけど、あんまりSHAKA LABBITSらしさを失って欲しくないな。 |
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SHAKA LABBITS 『CLUTCH』 |
シャカラビッツのメジャー1枚目となるフルアルバム。僕の周りにはやたらとシャカラビッツ大好き!っていう人が多い。CUTIEやZIPPERに毎号のように載ってるおかげかな。別にそういう露出の仕方が悪いとは言わないけど、ただ「UKIちゃん可愛い!」とかアイドル的な見方しかしかしてない人があまりに多い。そういう露出の仕方やそういうファンが多いせいか、このバンドをちゃんと聴いたことのない人は「ジュディマリのコピーバンドでしょ?」だとか「アイドルバンドでしょ?」だとか「青春パンクの仲間でしょ?」だとか偏見を持ってる人が多い気がする。だけど、このバンドが鳴らしてるのはそんな音じゃないよ。 まずUKIちゃんの歌い方はジュディマリのYUKIちゃんを思わせるような部分が多少あるけど、今作で多く見られる声をつぶしたような歌い方や、しゃがれた声はYUKIちゃんにはないものだし、よりUKIちゃん独特のものになってきたように思う。そしてサウンドのほうもメジャーデビュー後のシングルをパッと聴いた感じではキャッチーでジュディマリっぽくなったかなって思ったけど、このアルバムでは全然そんなことはなくて1曲目から力強く陽気なパーティーロックが展開する。シングルで聴いたときにはキャッチーすぎるかなって思った曲もアルバムの中ではいいアクセントになってるように感じた。このアメリカ西海岸のバンドを思わせるような力強く陽気、スカからハードロック、ロカビリー、アイリッシュまで飲み込んだパーティーロック・サウンドはジュディマリとは全くの別物。 そして、このバンドを語るときに忘れちゃいけないのは一人一人の演奏技術。勢いだけで誤魔化してるようなしょぼいパンクバンドやロキノンの白黒ページに載ってるようなしょぼいギターロック・バンドなんかよりもずっとウマイ。凄くハードロック然としたギターや力強く迫力のあるドラムもいいけど、なんと言ってもKINGのベースがいい。メロディアスに動きまくるベースラインがかっこいいのなんの。グルーヴ感もバッチリ。この演奏をちゃんと聴いたらアイドル・バンドとは言えないんじゃないかな。 175Rと一緒に曲を出してたりしたし、その辺の青春パンク・バンドとファン層がちょっとかぶってるけど、それらのバンドとは演奏技術に圧倒的な差があるし、シャカラビッツは愛とか夢とか、ありがちな事を歌ってるわけじゃない。前作はほとんどが英語詞だったから分からなかったけど今作は13曲中10曲が日本語詞、UKIちゃんの書く詞は凄く空想的で物語的。「左手で目を隠して ポストマンカラー自転車こぐよ 見慣れた街も 想像しだいで 散らばる 宇宙の花畑 (M-2『マッシュルームキャットナンバープレート』)」、「まあるい爪を立てて 起きた朝に メリーゴーランドベッドループ彼はいない ルーリルゥ 電話が鳴ると可愛い声で 逆さまな国に急ぐって またひとり (M-6『candy ball』)」、「カメレオン執事には 色のセンスがなくて あたしは服を脱いだ 興味のないことばかりで (M-8『Pivot』)」などなど独特の世界観。好き嫌いはあるだろうけどパーっと空想の世界が広がって僕は好きだな。 とりあえず、シャカラビッツに偏見を持ってる人もこのアルバムを聴いたら、きっとイメージが変わるんじゃないかな。ちゃんとスカコアな曲もあるし全体的にゴツゴツしてて、シングルを聴いてメジャーに魂を売ったのか・・・なんて思った昔からのファンも安心できる作品だと思う。UKIちゃんの歌い方が以前よりもクセが強くなって、それは好き嫌い分かれるかもしれないけど、よく出来たパーティーロック作品なんじゃないかな。女の子が歌うパーティーロックって他にはないし、これからも頑張って欲しいな。R&Bばっかじゃ面白くないよ。CCCDなのは残念。 |
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SHAKA LABBITS 『BURNING CYLINDER』 |
シャカラビッツのライブアルバム。渋谷公会堂でのライブ、名古屋ダイアモンドホール&なんばハッチのライブを収めたCCCD2枚に渋谷公会堂でのライブにオフショットも交えたDVDの3枚組。これで3000円はカナリお買い得。選曲もベスト的だし、ファンにはたまらない作品だと思います。 ただ、ルックス込みで好きな人に絵のあるDVDは嬉しいだろうけど、CCCDのほうはライブアルバムならではの良さみたいなものはあまり感じられなかったかな。楽曲の良さを殺してるわけでもないけど、伸ばしてるわけでもないような。僕はスタジオ音源のほうが好きだなあ。 |
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SHAKA LABBITS 『CRIMSON SQUARE』 |
シャカラビッツの3作目。今や、ホールツアーや武道館ライブもやっちゃうまでに成長した彼らだけど音のほうもそれにともなった感じに。演奏は安定、曲によってはバイオリンやチェロまで導入してます。テンポの速い曲は多いものの、あくまで歌物。パンクというよりポップス。ストリングスの入ったバラードもあります。 良くも悪くも大衆向きになったような印象の作品です。キャッチーだし、ノリも良いし、UKIちゃんの声は可愛いし若い子受けが良さそうだね。根本は変わってないと思うけど、インディーズの頃からのファンには賛否両論ありそうな作品です。 |
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SHERBET 『SHERBET』 |
ハイスタの難波章浩プロデュースで96年にリリースされたシャーベットの最初で最後のフルアルバム。メンバーは最近、スライムボールってバンドで再結集してたりするんだけど、このバンド解散後はギターの渡辺誠がREACHを、残りのベース岡田洋介とドラム片山豊がTHUMBを結成して、それぞれ活躍してました。 |
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shex |
COW'Pと同じレーベル、19頭身からリリース。mumやMORR
MUSIC、CHILDISC周辺の音が好きな人にピッタシなエレクトロニカ。 |
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SHIGAM |
THA BLUE HERBのトラックメイカーであるO.N.Oとゆらゆら帝国のドラマーである柴田一郎、SAD-HEROに『危言危行』等で知られるASA(ASA-CHANGではない)によるユニット、SHIGAMの1stアルバム。 |
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SHING02 『緑黄色人種』 |
国内外で活躍する日本人ラッパー、SHING02のデビューアルバム。CDは2枚組になってます。これはもう何もかもが衝撃的。高いストーリーテリング能力を持ったリリックが凄まじいし、トラックも革新的で面白い。DISC1の1曲目なんかギターソロによる『君が代』だしね。1曲1曲の持ってるパワーも半端ないんだ。 |
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SHING02 |
日本で生まれ、アメリカ、イギリスで幼少期を過ごし、現在はカリフォルニア在住のシンゴ02。 その彼があえて全曲日本語で放たれるリリックは”今”を浮き彫りにし、それに対して警告を発し、今を生きる術を説いています。その言葉達は心に突き刺さりまくり。DJ NOZAWA、元DRY&HEAVYの秋本氏、和太鼓界の異端児AJOなどによって生み出されたバックトラックも圧倒的。実の母親との電話での会話やクイズ番組みたいなのもサンプリングされててユーモアも忘れていません。とにかく熱い!!!今作も大傑作。 |
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SHING02 『SHING02 LIMITED EXPRESS MIX=S02 LTD EXP MIX』 |
SHING02がついにメジャーデビュー。限定生産かつCCCD。限定生産ならCCCDにしないでもいい気がするけど・・・。 このメジャーデビュー作はSHING02のオリジナルの新作じゃなくて、これまでの代表曲、入手困難な初期音源(『憂国(RMX)』など)、アルバムに未収録だったDRY&HEAVYとの共演曲『MY NATION』などのベスト的選曲をカリフォルニアのヒップホップDJ、ICE WATERがDJミックスした作品。 SHING02の代表曲が特急のように繋がれていくのは圧巻だし、『400』ではオリジナルバージョンからライブバージョンに繋げてたりするのも面白かったけど、基本的には原曲のトラックのほうが好きだな。でもやっぱりSHING02のリリックやフロウは素晴らしい。 あと、個人的にはNUJABESプロデュースの『LUV(SIC)』、『LUV(SIC) part2』が収録されてたら嬉しかったのにな。まあ、ここに収録されたら浮く気がしないでもないけど。もし今度、こういう企画があったら次はNUJABESがミックスしたものが聴きたいな。そして、SHING02のオリジナルの新作。これが一番聴きたい。 |
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SHING02 『絵夢詩ノススメ』 |
SHING02が10代の頃、96年に録音されながらも、これまで未発表になっていた音源が2003年末についにリリース。実際は『緑黄色人種』よりも前にリリースされるべき作品だったこともあって、最近の作品のフロウやトラックには遠く及ばない出来なんだけど、独特の視点から繰り出される攻撃的かつユーモアのあるリリックには光るものがあると思う。俺最高!なりリックじゃないのも好感が持てるな。あと、ダウンタウンの昔の漫才や「ストリートファイター2」のSEなどサンプリングのセンスも抜群。サンプリングと言えば、M-7『日本性事情』で挿入される喘ぎ声や「Hがした〜い」「いく〜」「もっとちょうだい」「本当に正直なのは体だもんね〜」「やりたくなっちゃった」なんていうセクシー声にはちょっと赤面(笑) この作品を大音量で聴くときは気を付けたほうがいいかも。 |
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SHIRO THE GOODMAN 『踊り狂って飯が腐るのだ』 |
JOSEPH NOTHINGやCOM.Aが所属するエレクトロニカ・レーベル、ROMZの主催者、SHIRO
THE GOODMANのミックスCD。 ラガを基調に、エレクトロニカ、テクノ、ヒップホップ、 ブレイクビーツ、ジャングル、ガバ、ダンスホール、サーフロックまで、多種多様な音源を暴力的に、ギタギタの狂いまくりにミックス。壊れすぎ、やばすぎ。アホみたいにカッコいい。こんだけ、多種多様の音源をひと つのグルーヴにまとめあげる力は凄いと思う。完全に唯一存ニのミックスCD。しいて言えば、ボアダムスのEYEちゃんのDJ光光光のミックスCDに近いかな。でも、こっちはもっとラガラガラガ。こんな凶暴で革新的なラガはなかなか無いんじゃないかな。 凄くかっこいいんだけど、テンション高すぎ&ノイジーで、ちょっと体力のあるときに聴かないと疲れるかも。COM.Aのメロディアスな部分じゃなくて、壊れた部分が好きな人は是非是非。 |
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SHUREN THE FIRE 『BIRD OF 12 GAUGE』 |
THA BLUE HERBのBOSS THE MCが主催するレーベル、THA
BLUE HERB RECORDINSからのリリース。 このレーベルからは今までUCHIYAMA NAOHITOやO.N.O.の作品がリリースされているけど、MCの作品としては初めてのリリース。この作品は3曲+そのインスト・バージョン、そしてインスト曲1曲の合計7曲収録。 インスト・バージョンは、どれもそれだけ聴いても十分かっこいいジャズ。そんなジャジーでドープなトラックに溶け込み、リフレインを残す言葉言葉言葉。彼のフロウは少しBOSSを彷彿させたりするんだけど、THA BLUE HERBとは全然違う音になっています。それでいてクールさはTHA BLUE HERBにヒケをとらない。ジャジーなヒップホップが好きな人は気に入るんじゃないかな。フルアルバムが楽しみ。 |
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SHUREN THE FIRE 『MY WORDS LOUGH BEHIND THE MASK』 |
札幌在住、THA BLUE HERB RECORDINGSから登場のSHUREN
THE FIREの初のフルアルバム。この作品では彼がラッパーとしてだけではなく、トラックメイカー、そしてフルート演者としても如何なく才能を発揮。生演奏とサンプリングによるインプロビゼーション要素の高いジャズ・トラックとフリースタイルのラップが渾然一体となって畳み掛け、聴く者をただただ圧倒します。フロウも素晴らしいんだけど、とにかくフリーキーなトラックの完成度が高く、フリージャズを好きなような人はきっと気に入るんじゃないかなって思う。ホントかっこいい。 リリックは彼の日々の怒りや苦悩などを生々しく綴っているんだけど、これがもうちょっと深みを増したらとんでもないことになると思うんだけどな。同じくジャズを取り入れた日本のヒップホップ・アーティスト、韻シストみたいな分かりやすさはあまりないんだけど、中毒性はこっちのほうが数倍上だと思う。何度も何度も聴きたくなる傑作。個人的にはTHA BLUE HERBよりも好きかも。 |
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SHY CHILD 『PLEASE CONSIDER OUR TIME』 |
JOSEPH NOTHINGやCOM.Aの所属するROMZレーベル内に新レーベルROMZ
JAPANよりリリース。 ニューヨークを拠点とするバンドで、シンセサイザーとドラムスの2人だけという編成。サウンドは、70sのプログレやジャーマンロック、そして80sのニューウェーブにエレクトロニカの要素を加えた感じ。ダイナミックな生ドラムにスペーシーな電子音。そこに浮遊感のある歌。一言で言うとスペーシー・プログレ・ポップ。 JOSEPH NOTHINGやCOM.Aなど、ROMZの音を期待して買うと失敗すると思う。どっちかって言うと、SPOOZYSとかを好きな人にお薦め。日本盤にはJOSEPHのリミックスが2曲入ってて、それはJOSEPHらしいリミックスでかっこ良かった。 |
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SIGUR ROS |
SIGUR ROSの1stアルバム。 |
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SIGUR ROS |
1stアルバム『VON』のリミックス盤。 |
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SIGUR ROS 『AGAETIS BYRJUN』 |
アイスランド出身のバンド。レディオヘッドやGODSPEED
YOU BLACK EMPEROR!の前座をやったりモグワイとスプリットを出したりもしています。 深い海の底で、暖かい小さな光が見えるような感じ。 圧倒的なフィードバックノイズの音と、その中から聴こえてくる透き通るようなファルセットヴォイスが壮大で神秘的な世界を作り出しています。是非、大音量で聴いて欲しいです。やばすぎです。 |
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SIGUR ROS |
アイスランド出身のSIGUR ROSの3rdアルバム。プロデューサーには再びケン・トーマスを迎えています。 |
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SIGUR ROS |
SIGUR ROSのマキシ『NY BATTERI』収録曲の『BIUM
BIUM BAMBALO』にCELINE DIONのあのタイタニックの主題歌『MY
HEART WILL GO ON』の歌を乗せたもの!CIGAR
ROS vs SEALION DION名義のCD-Rでのリリースです。 |
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SIGUR ROS & STEINDOR ANDERSEN |
ツアーのみでリリースされたEP。 |
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SIGUR ROS 『HLEMMUR O.S.T』 |
『HLEMMUR』っていう番組のサントラ。 全19曲全編インストで、SIGUR ROSらしく神秘的で果てしなく美しい音。 そこに、mumに通じるような生音系エレクトロニカの要素がほんのりと。 歌はないけど、SIGUR ROSやmumが好きな人は気に入ると思う。 エレクトロニカの初心者にもいいかも。 個人的には、美しさとノイズが共存する最後の曲が良かった。 |
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SIGUR ROS 『TAKK』 |
シガーロスの4作目。前作『()』も美しすぎる作品だったけど、今作も負けずとも劣らない美しさ。ただ、内向的でダークだった前作とは打って変わって今作は開放感いっぱいでパーっと光が差し込むような雰囲気の作品になっています。ヨンシーの美しすぎる歌声やメロディ、ストリングスと轟音ギターの芸術的な交わりなどシガーロス以外ありえない要素はもちろん健在。これまでの作品が重そうで敬遠してた人も開放感がある分、これまでの作品と比べると聴きやすいかもね。アルバム全体の流れもいいし、これはお薦めです。美しい音に飢えてる人は是非、この作品を聴いてみてくださいな。 てか、これは今年、僕が聴いた作品の中では間違いなく一番「祝福」に満ちた作品だなあ。そういえばタイトルの『TAKK』は「ありがとう」って意味なんだって。なるほど。 |
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SIM 『SIM』 |
サンガツや口□□(クチロロ)、GROUPなども所属するレーベル、WEATHERのオーディションでデビューが決まったシムの1作目。トータスの日本公演の前座もやったんだとか。メンバーはFEEPのギターの大島輝之、エレクトロニクス担当の大谷熊生、あと渋さ知らズやグラウンドゼロにも参加してるパーカッショニスト、植村昌弘の3人。生演奏を後でエディットしてるのかな。生演奏のグルーヴをちゃんと活かしつつも、複雑かつ緻密に再構築されてて、凄く頭のいい音楽だなあって印象です。 WEATHERレーベルを知ってるような人にはたまらない音かもしれないね。ただ、サンガツやGROUPみたいなキャッチーなメロディは皆無なんで注意が必要。アブストラクトなのが好きな人向けかな。 |
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SIMIAN 『CHEMISTRY IS WHAT WE ARE』 |
フランスのAIR(エール)の所属するレーベル、SOURCEが設立したロンドン支部からリリースのSIMIANの1stアルバム。 |
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SIMIAN 『WE ARE YOUR FRIENDS』 |
SIMIANの2ndアルバム。 最初、聴いた時はCDを間違えたかと思いました・・・。前作にもあった美しいコーラスワークは健在なんだけど、全体的に80年代ニューウェーブ・テイストが強くて、歌もバンドサウンドもより骨太くなっています。 初期プリンスのような密室的でミニマル・ファンク・サウンドに、「リボルヴァー」期のビートルズを彷彿させるソング・ライティング。ニューウェーブ×マージ-ビート。甘〜い甘いサウンドを期待してた人には期待はずれかもしれないけど、これはこれでカッコいい。ずっと同じサウンドをやってても、面白くないしな。 |
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SIMPLE KID 『SIMPLE KID #1』 |
2004年のサマソニにも出演が決定しているアイルランド出身のキアラン・マクフィーリーによるソロ・ユニット、シンプルキッドのデビュー作。音の第一印象はBECKの『オディレイ』以降のローファイ・ポップかな。そう書くと、またか・・・って思う人も少なくないと思う。USのインディーシーンにはそんな感じの音が溢れてるしね。 でも、このシンプルキッドはUKから登場したってことが関係あるのか、『オディレイ』の流れにありながら、60年代のグラムロックの要素がたっぷり。Tレックスが作曲してデヴィッド・ボウイが歌ってBECKがアレンジしたら、きっとこうなる。キラキラしたメロディーと艶やかな歌声、テクノやヒップホップも通過したドリーミーなアレンジ。とびっきりポップで時々ホロリ。こりゃ素敵だね。Tレックスやボウイなどグラムロック好きな人は気に入るかも。キラキラしてポップなのが好きな人にお薦めです。 |
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SINGER SONGER 『ばらいろポップ』 |
くるりの岸田繁と佐藤征史、くるりサポートの堀江博久、基太郎、そしてコッコによるバンド。このギターの音、ベースライン、アレンジ、くるりのポップな部分を凝縮したような音だと思います。でも、クレジットを見ると作詞作曲はほとんどコッコで岸田繁が作った曲は岸田節全開というか『ランチ』(byさよならストレンジャー)風な『雨のララバイ』の1曲のみ。根岸孝旨色のソロ名義、くるり色のシンガーソンガーってとこかな。 ソロ時代のコッコが好きだった人は優しくて明るいシンガーソンガーでのコッコに少しビックリするかもね。歌声の素晴らしさは相変わらずだけど、どうしても好き嫌いは分かれると思います。どちらかというと、くるりファン向けな気もするけど、くるりのひねくれた部分が好きな人にはやっぱり賛否両論あるような。まあ、新人のシンガーソンガーというバンドとして見たら、普通に良く出来たポップ作品だと思うけどね。僕は好きです。それにしても『初花凜々』は名曲だあ。 |
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SKETCH SHOW |
元YMOの高橋幸宏と細野晴臣がタッグを組んだ新ユニットSKETCH
SHOWの1stアルバム。そして、ゲストとして坂本龍一も2曲参加しています。他にもテイトウワなども参加しています。また、テクノのイベントWIREに参加したり、ライブにコーネリアスが参加したり、ライブでの映像をSILICOMの高木正勝がやっていたりで、なんか凄いことになってます。 |
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SKETCH SHOW 『TRONIKA』 |
前作は現代版YMOみたいな感じだったんだけど、今作は、mumなどの北欧のエレクトロニカ的なサウンド。4曲の新曲にSE的な3曲、そしてコーネリアスのリミックスを2曲収録。コーネリアスはリミックス以外にエレクトロニック・バグパイプでも参加しています。 M-1『EKOT』はmum的な生音重視のエレクトロニカ・トラックに高橋幸宏さんの浮遊感のあるボーカル。広がるようなメロディで凄く気持ちいい。M-2『CHORONOGRAPH』も生音系のエレクトロニカ・トラックに、ロリータっぽい女性の外国語の声と高橋幸宏さんのボーカル。メロディが凄く切ない。これまた、いい曲。M-3,5,8はSE。SEと言っても手抜きは無く、次の曲を移る掛け橋になっている。M-4『NIGHT TALKER』は、前作に近い感じの曲を今作用にリミックスしたような感じの曲。M-6『OHOTZKA』は、インストの生音系エレクトロニカ。バグパイプの音が異国感を出していて、新しい世界を作ってる。かっこいい。M-7『CHORONOGRAPH(CORNELIOUS REMIX)』、M-8『EKOT(CORNELIOUS REMIX)』は、どちらもコーネリアスらしい立体的なリミックス。さすがコーネリアスといった感じ。 個人的には前作より、今作のほう良かったです。mumを好きな人や、『HIGHVISION』期のSUPERCARが好きな人はたぶん気に入ると思います。それにしても、あの年でこんな作品を作るって凄い。 |
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SKETCH SHOW 『LOOPHOLE』 |
元YMOの高橋幸宏と細野晴臣によるスケッチ・ショウの2ndフルアルバム。前作のミニ・アルバム『TRONIKA』での北欧エレクトロニカ的サウンドをより深化させたサウンド。細かい粒子のような電子音とアコースティックな楽器の融合。計算しつくされた音響的な音配置。そして美しいメロディ。決して全く新しい音ではない。だけど、はっぴいえんどでのシンプルな“うたもの”→YMOでのエレクトロニックなサウンド→ソロ名義での音響的なサウンド。細野晴臣が今までに辿って来た道の集大成として、今の時代に鳴るべき必然な音だと思う。最近になってエレクトロニカから音楽を始めた人たちには出せない深さが、この作品にはある。 各曲のクオリティが高いことはもちろん、アルバムの流れが凄く良い。『TRONIKA』に収録されていた曲のSAFETY SCISSORSミックスヴァージョンやコーネリアスのリミックス・バージョン、朋友・坂本龍一との共作曲も違和感なくアルバムの流れに入り込んでいる。個人的にはM-1からM-4までの流れが特に最高。M-1『MARS』は坂本龍一との共作曲。粒子のようなノイズと浮遊感のあるシンセ音、そしてミニマルながらも美しいボーカル。深く美しく心地良い。M-2『WIPER』は切ないアコギのループ音とスウェーデン語の女性ボーカルが最高に切ないナンバー。ポップスを通過してきた2人だからできるエレクトロニカ。M-3『CHORONOGRAPH』は『TRNIKA』にも収録されてた歌物エレクトロニカだけど、このアルバムの流れで聴くと不思議とより良く聴こえる。M-4『PLANKTON』はちょっと砂原良徳の『LOVEBEAT』を思わせるような隙間の多いインスト・ナンバー。この流れは本当に完璧だと思う。その他にも坂本龍一との共作によるインスト・ナンバーM-6『ATTENTION TOKYO』、高橋幸宏のボーカルと細野晴臣のラップがエレクトロニカ・トラックの上を浮遊するM-10『FLY ME TO THE RIVER』、切ない切ない“うたもの”ナンバーM-12『STELLA』なんかも本当に素晴らしかった。 少し遅れて出てきた感はあるけど、はっぴいえんどやYMOの作品がそうだったように、これからの時代のスタンダードになり得る作品だと思う。大傑作。 |
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SKETCH SHOW 『SKETCHES&NOTATIONS』 |
スケッチショウのリミックス盤。リミキサーとして参加しているのは青木孝允、アトムハート、プリフューズ73、チーム土曜日、マーズなどなどエレクトロニカ界の鬼才たち。ほとんどがスケッチショウと同じ方向性のアーティストばかりで原曲から遠く離れたようなリミックスはないんだけど、普通に良い出来です。これは駄目だっていうリミックスはないし、統一感があってスキップなしで全部通して聴ける感じ。オリジナル盤と比べると若干リズムにメリハリがあって飽きないです。個人的にはこれまでのオリジナル・アルバムよりも好きかも。 ただ、「こう来たか!」っていうサプライズはあまりないんで、そういうのを期待すると肩透かしを食らうかもしれないです。スケッチショウの音や参加アーティストが好きだったら聴いても損はしないんじゃないかな。 |
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sleepy.ab 『FACE THE MUSIC』 |
02年リリース、sleepy.abの1作目。先に2作目を聴いてたんだけど、これといって大きな変化はなくて、やっぱりレディオヘッドな感じかな。歌詞は日本語なんだけど、曲の雰囲気もボーカルの声も歌い方もレディオヘッドによく似てる。ただ一つ、リズムが2作目よりも単調な分、ちょっと退屈に感じたかな。 あと、こんなことを言ったら失礼かもしれないけど、これを聴いて、レディオヘッドのフロントマン、トムヨークっていう人は優れた詩人、歌い手であるのと同時に類まれなるメロディメイカーなんだなってことを改めて気付かされたよ。雰囲気がレディオヘッドでも、やっぱりあのメロディがないと何か物足りないんだよね。 |
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sleepy.ab 『TRAVELING FAIR』 |
札幌出身の4人組、sleepy.abのセカンド・アルバム。最初に聴いたときは「レディオヘッドが好きなんだろうな」って思ったんだけど、何度か聴いた後には「レディオヘッドが凄く好きなんだろうな」って思った。レディオヘッドの表面を真似してるんじゃなくて、レディオヘッドの内面を深く愛してる感じ。 初期レディオヘッドみたいな叙情的ギターロックとも『OK COMPUTER』以降のエレクトロニクスを導入したギターロックとも違う。『KID A』のような壊れた音世界でもないし、『AMNESIAC』や『HTTH』とも違う。たしかにボーカルの成山剛の歌い方や声は時々レディオヘッドのトム・ヨークを思わせることがあるけど、この曲がレディオヘッドのこの曲にそっくりとかそういうんじゃなくて、レディオヘッドが内に持っているメロディーの美しさ、内省的な感情表現などを引き継いだ感じの耽美派ロック。 美しいメロディーと歌声、内省的な言葉、エレクトロニカ以降のサウンドスケープ、こういう感じのバンドも別に珍しくはないと思うけど、このバンドは繊細な美しさを持った場面に敢えて破壊的なリズムを持ってきたり、ポリリズムを取り入れてみたり、リズム隊が結構凝ったことをしてるのがいいね。複雑なポリリズムや破壊的なリズムが美しさを逆に際立たせる。タイカレーでココナッツミルクを入れることによって香辛料の辛みが際立つみたいなもんだね。このリズム隊の存在は凄く大きいと思う。メロディーや演奏、サウンドスケープもいい感じだし、レディオヘッドとか、あとシガーロスあたりを好きな人はきっと気に入るんじゃないかな。 |
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SLIME BALL 『SLIME BALL』 |
伝説のメロコアバンド、シャーベットのメンバー3人がREACHやTHUMBを経て再集結。そこに元THUMBの羽沢進を加えた4人組バンドがスライムボール。リリースはもちろんピザから。これが初音源になります。 シャーベットでは高音担当の渡辺誠と低音担当の岡田洋介の絡みが売りの一つだったけど、今作では渡辺誠が1人でボーカルを務めています。歌も演奏もシャーベットの頃に比べると安定。楽曲はストレートでキャッチーなメロディ重視。REACHにあったような複雑さやTHUMBにあったようなハードコアっぽさは皆無。良くも悪くも普遍的なメロコアもしくはポップロックバンドだなあって感じです。メロディの良さはさすが。 |
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SLIPKNOT 『SLIPKNOT』 |
アイオワ州デイモンの覆面9人衆、スリップノットの99年にリリースされたデビュー作。アメリカでは100万枚以上を売り上げ、日本でもそこそこ売れてた作品なんで知ってる人も多いのかな。凶暴でゴリゴリなデスメタルに今風なラップやスクラッチを加えて、メロディーはキャッチーに仕上げてみましたって感じの作品です。攻撃的なサウンドとキャッチーさのバランスが凄く絶妙で、普段はもっとストイックな音を聴いてる人、普段はもっとポップでキャッチーな音を聴いてる人、その両方の人にギリギリの線で「かっこいいな」って思わせるような作品に仕上がっています。その辺がここまで売れた大きな要因のひとつなのかな。 ボーカルも演奏(特にドラム)も高度で、全体的に曲もよくできてる。メンバーにDJがいたり、パーカッションが2人いたりってこともあって結構面白いことにも挑戦してたりするし、普通に傑作だと思う。デスメタルとかヘヴィロックとか、こういうのが好きな人なら持ってて損はしないんじゃないかな・・・って、そんな人は既に持ってるか。 |
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SLIPKNOT 『IOWA』 |
スリップノット、2000年リリースの2作目。前作と比べると暗黒度と凶悪度がとんでもなくアップ。ラップやスクラッチなどのヒップホップ的な要素はほとんど顔を見せず、コリィもデスボイスでシャウトしまくり。メタルらしいメタルになったような印象。ホントに一筋の光も差し込まないような暗黒世界で、前作みたいに一般層を巻き込むのは難しいとは思うけど、暗くて激しいだけでは終わらないキャッチーさは奥底に潜んでると思う。その辺はさすがだね。ボーカル、演奏、楽曲のどれをとっても完成度が高くて、個人的にはスレイヤーやメタリカにも匹敵するといっても過言じゃないくらいの傑作メタル・アルバムだと思う。メンバー全員が覆面をしてるとか、そういうことは関係なし。ただただ音がかっこいいです。 |
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SLIPKNOT 『VOL.3 (THE SUBLIMINAL VERSES)』 |
スリップノット、メンバーそれぞれのソロ活動やボーカル、コリィの「あと一枚アルバムを作って、ツアーをやったら解散する」発言を経てリリースされた通産3作目。とりあえず解散はしなくなったみたいだけど、バンドの迷いみたいなものが今作から感じられたかな。なんか中途半端というか。 とにかく今作はメロディアスな作品が多いです。これまででは全く考えられないアコースティックなバラードまで登場したりするし、ヘヴィな曲にも凄くキャッチーなメロディラインが登場。凶暴性もあるといえばあるけど、前作よりも控えめだし、ちょっと嘘っぽい。作られた凶暴性というか。その辺は前作を好きだった人にとって物足りなく感じそう。1作目もメロディアスな側面はあったんだけど、あちらが攻撃的なサウンドに潜む絶妙のメロディアスさって感じだったのに対し、今作はまずメロディアスありきといった感じ。その辺、1作目が好きだった人にも賛否両論分かれそうな予感。よく言えば、本来あった良質のメロディが強調されて、より多くの人に届きやすくなったって感じかもしれないけど、リンプほどキャッチーに振り切れてるわけでもなく、どうしても僕にはスリップノットらしさが薄れてしまったように感じてしまうんだよね。いろいろと試行錯誤した結果、こういう音になったんだろうけど、やっぱりどこか中途半端。いや、別に嫌いな作品じゃないんだけどね。それなりにメロディは良いし、コリィの歌声にはより深みが出たと思う。アレンジだってよく考えられてると思う。だけど、僕は1作目や2作目みたいに迷いのない音が好きだなあ。 |
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SLOWPHO |
ノルウェイの男女2人組のユニット。ジャズやエレクトロニカ的なトラックに、ジャジーであらゆる表情を見せる女性ボーカル。わかりやすく言うとBJORKとRONI
SIZEを融合してジャズの要素を強くした感じです。 BJORKフォローワーなんだけど本家よりスリリングでキャッチーで、本家を超えると言っても過言でないような傑作です。BJORK、RONI SIZE、MASSIVE ATTACKなんかを好きな人はきっと気に入ると思います。 |
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SLY & THE FAMILY STONE 『ANTHOLOGY』 |
サンフランシスコを中心とするヒッピー・ムーヴメントから飛び出した、男女白人黒人混合の大所帯バンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのベスト盤。この人たちは、もうファンク・ロックの神様。この人たちがいなかったら、後のPファンク軍団もプリンスもレッチリもジェーンズアディクションもいなかったかもってくらいに。フリッパーズギターやピチカートファイブ、オリジナルラブ、奥田民生、ECDなんかも彼らの曲を引用してたり、音ではないけど、小沢健二の名盤『LIFE』のジャケットの文字はスライの作品のジャケットから引用したものだったり、海外のアーティストも数多くの人がカバーしたりサンプリングしたり。ファンクに興味があるんだったら一回は聴いておいて損はしないと思う。アルバムはカナリいっぱい出てるんで、とりあえずはこのベスト盤がお薦めです。 映画なんかでも度々使われる名曲『STAND!』、未だにサンプリングされまくる名曲『FAMILY AFFAIR』、最近出たTHE ROOTSの5作目で引用されてる『EVERY BODY IS A STAR』も、デートコースペンタゴンロイヤルガーデンが引用してた『IF YOU WANT ME TO SAY』も、ハナレグミがカバーしてた『EVERYBODY PEOPLE』も収録。全部が名曲。かっこよすぎです。オリジナル・アルバムでは69年発表の『STAND!』と71年発表の『THERE'S A RIOT GOIN' ON(邦題は「暴動」)』がお薦めです。 |
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SMALL CIRCLE OF FRIENDS 『PLATFORM5』 |
97年発表のスモールサークルオブフレンズの2作目。プロデュースはUFOの松浦俊夫。力の抜けたブレイクビーツに男性ラップ×女性ボーカル。『日はまたのぼりくりかえす』の頃のドラゴンアッシュっぽかったり、東京NO1ソウルセットっぽかったり。ドラゴンアッシュの『日はまたのぼりくりかえす』が98年発表だからこっちのほうが先かあ。6曲目の『あたらしい風』は何故かglobeを思い出したけど・・・そういえばglobeも女性ボーカルに男性ラップっていうスタイル。小室哲也って売れ線ばっかりのイメージかもしれないけど、常に新しいことにチャレンジ&冒険してたよね。globeの2作目とか、TMネットワークの『CAROL』とか今、聴いても(今、聴いたら?)面白い。 ちなみにクラムボンもカバーしてた『波よせて』はこのアルバム収録。名曲です。 |
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SMOKEY & MIHO 『SMOKEY & MIHO』 |
BECKのツアーギタリスト、SMOKEY HORMELと、GORILLAZでも活動するCIBO
MATTOの羽鳥美保によるユニットの1stEP。 BECKとCIBO MATTOって言うとローファイ・ポップを思い浮かべるかもしれないけど、ここで鳴らされているのはボサノバ。ボサノバをベースにサンバやフラメンコなどの要素を巧くミックスさせた新しいブラジル音楽。 羽鳥美保の日本語ボーカルによるキャッチーでアコースティックなボサノバ、M-1『SUMMER RAIN』、男性ボーカル×羽鳥美保の女性ボーカルで、民族色、即興色の濃い、M-4『NZAGE』なんかも良かったし、何と言っても、映画『天国の口、終わりの楽園』(この映画も素晴らしかった。)のサントラにも使用された曲、M-5『OCEAN IN YOUR EYES』が良かった。この曲はこのEPの中で一番CIBO MATTOの音に近い、エレクトリックなボサノバ。涼しいボーカル、開放感のあるギター、浮遊感のある電子音が最高に心地良い。 清涼感満天。凄く心地良い。暑い夏を涼しくしてくれる1枚です。 |
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SMOKEY & MIHO 『TEMPO DE AMOR』 |
SMOKEY & MIHOの2ndEP。 今作は、ブラジリアン・ミュージックの巨匠、BADEN POWELLの作品のカバー集。全編シンプルで原曲への愛に満ちたカバーをしています。浮遊感があって、凄く心地良いボサノバ作品。 普通に良いし、BGMにもピッタリのサウンドなんだけど、個人的には前作『SMOKEY & MIHO』のほうが遊び心があって好きかな。 |
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SMOKEY & MIHO 『人間の土地』 |
CIBO MATTOの羽鳥美保とBECKのツアーギタリスト、SMOKEY HORMELによるユニット。 ↑でも紹介した『SMOKEY & MIHO』と『TEMPO DE AMOR』の2枚のEPをまとめて、そこに未発表曲M-6『CANTO DE PASSARO』、M-12『NANA』を加えて、坂本龍一やゲイシャガールズも所属していたレーベル、GUTからリリースしたもの。パッと聴いた感じでは本格的なブラジリアン・サウンドなんだけど、羽鳥美保とSMOKEYのフィルターを通してすことによって、東京〜ニューヨーク経由の雑多かつ新しいブラジリアン・ミュージックになっている。気持ちいいなー。 しかし、こうやって羽鳥美保と本田ゆか、CIBO MATTO2人のそれぞれ個人の音楽活動を見ていると面白い。羽鳥美保の個人活動はブラジリアン・ミュージック、本田ゆかの個人活動はヒップホップ経由の音響作品。ちょうどその2つを足したのがCIBO MATTOの音になる。当たり前のことと言えば、そうなのかもしれないけど、どちらか片方が少しでも欠けていたらCIBO MATTOのあの音は生まれてなかったと思う。このSMOKEY & MIHOも本田ゆかのソロ作品もいいと思う。だけど、それぞれ、まだCIBO MATTOの2分の1でしかないように思う。CIBO MATTOを知ってるだけに、なんか物足りない。 |
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SMOOSH 『SHE LIKE ELECTRIC』 |
シアトルのインディ・ロックシーンで注目を浴びる姉妹ユニット、スムーシュのデビュー作。いろんな音楽を聴いて育ったんだろなって感じのバラエティ豊かなポップ・サウンド。いっぱい音楽を聴いてる人も納得させるメロディセンス。ピアノがはじけてキュートなロリボイスが心を刺激する。この歌声、子どもみたいで可愛いすぎるなあって思ったら、実際に子どもだったり。なんとこのスムーシュは12歳のオウシー(キーボード)と10歳のクロエ(ドラムス)によるティーンエイジ・ユニットなんです。凄く可愛いんだけど、ちょっと意地悪なところがあって、その辺がたまらなくクセになります。 |
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SMORGAS 『SMORGAS』 |
コーネリアスのサポート・ドラムなどで知られる、あらきゆうこ、DATASPEAKER名義でも活動してるMCのアイニ、もう一人のMC来門、ギターのSENSHO1500、ベースの河辺真によるミクスチャー・バンド、SMORGASのインディー盤。ヒップホップ、メタル、レゲエ、ファンク、ヘヴィロックなどを消化したミクスチャー。BEASTIE
BOYS直系のサウンドなんだけど、水準は凄く高い。 M-1『I GOT IT GOIN ON』は、ヘヴィーでファンキーな日本語ラップ・メタル。M-2『SALSAMALSA』も、M-1と同じタイプのヘヴィーでファンキーな曲。ヘヴィーなサウンドから一転、ダビーな間奏がかっこいい。M-3『TRUST YOURSELF』も、めちゃくちゃファンキー。チョッパー・ベースがかっこいい。途中に、あらきゆうこによるロリータっぽいボーカルが入るのも、いい感じ。M-4『FEEL FOR ALL』は、ちょっとクールダウンしたヒップホップとメタル・ラップを繰り返して、レゲエで終わる展開の面白い曲。M-5『L.M.B』は、再びファンキーなラップメタル。M-6『SEEMS LIKE IT'S NO TIME FOR WANDERING』は、ヘヴィロック×レゲエ。カナリかっこいいです。M-7『WORLD IS MINE』はラジオの声?をサンプリングしたヘヴィロック・チューン。 全曲良い。全体的にファンキーで、アレンジも凝っていてカッコいいです。日本のミクスチャーバンドなんて・・・って思ってる人も是非是非。ビースティ好き、ミクスチャー好きな人はもちろん、ズボンズなんかを好きな人にもお薦めの傑作です。 |
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SMORGAS 『QUESTIONARY』 |
SMORGASのインディー2枚目のアルバム。相変わらず、ビースティ直系なサウンドなんだけど、前作よりも雑食性と遊び心が増えた。ヘヴィーでファンキーな曲の合間に、サンプリングを使った、ちょっと笑える感じの曲が入ってて、いいアクセントになってる。 シングルになったファンキーなラップメタル・チューン、M-2『ワイバーン』や、西海岸風のメロディアスなヘヴィロック・チューン、M-6『WAKE AT SUNRISE.SLEEP AT SUNSET』、疾走ヘヴィロック、M-7『コーリー(一番街)』、ファンキーなパーティーラップ、M-16『風の宴』などが良かった。他にも良曲が多いんだけど、トータルすると前作『SMORGAS』のほうが好きかな。 あと、M-2『ワイバーン』のアナログ盤(もう手に入らないかもしれないけど・・・)はCIBO MATTOの本田ゆかによるリミックスを収録してて、それもなかなかいい感じです。 |
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SMORGAS 『INTERACTIVA』 |
SMORGASのメジャーデビューアルバム。基本的な路線はそのままで、より多くのスタイルを飲み込んだサウンドになってます。2MCに加えて、あらきゆうこのCIBO
MATTOにも似た女性ボーカルが今まで以上に使われてて、いい味付けになってる。あと、RPGのストーリーみたいなリリックも面白い。 転調しまくりのアレンジはいままでのアルバムの中で一番好きかな。革新性があって聴いてて次にどんなサウンドが飛び出すか、凄く楽しい。本来の意味でのミクスチャー作品だね。メタルの上でラップする的な世間的なミクスチャーからは離れつつあるから、好き嫌いは分かれるかもしれないね。個人的には好きです。ひねくれたロックが好きな人にお薦め。 |
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SMORGAS 『ELECTROCK』 |
このアルバムのリリース前にドラムの紅一点あらきゆうこが脱退してしまった。そして、後任のまたしても女性ドラマー、智恵子が加入後初のアルバム。SMORGASのいいところはグルービーなサウンドと革新性だったと思うんだけど、その2点を大きく支えてたのは、あらきゆうこだと思う。そのあらきゆうこが脱退した後のこの作品はどうなるのか・・・ M-1『202 IN HEAVEN』からM-8『SMOOTH RIDER』まではゴリゴリ・ファンキーなラウドロックで飛ばす飛ばす。普通にカッコいいんだけど、驚きがない。しいて言うならM-4『鍋ファイター』で、ガンダムのセリフをサンプリングして使ってくところくらいかな。なんかありがちなサウンドになってしまっている。続くYMOの『東風』のインスト・カバーではアルバム・タイトル通りエレクトリックな要素が登場。次のM-10『東京ミッドナイトクルーズ』はエレクトリックでファンキーなヒップホップ。このアルバムの中の曲ではこれが1番いいかも。ラガ・スタイルを取り込んだラウドロックを1曲挟んで、次はレゲエ・チューン。またラウドロックを挟んで、最後はファンキーなミクスチャー・チューン。 ・・・やっぱり僕の予想は当ってた。グルービーさは健在なんだけど革新性みたいなものが、あまりない。よくあるラウドロック。普通にかっこいいんだけど良くも悪くもない感じ。SMORGASはBACK DRP BOMBと並んで最も好きな日本のミクスチャー・バンドだっただけに今作の出来は個人的にはちょっと期待ハズレ。ゴリゴリなのが好きな人は気に入るかもね。 |
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SMORGAS 『球極』 |
スモーガスの7曲入りミニアルバム。前作ではサウンドにストレートでゴリゴリな要素が増えたのと同時にリリックもそれまでのストーリー色の強いものからメッセージ色の強いものに変わって、カナリ体育会系なノリになってしまったスモーガスだったけど、今作は曲によっては打ち込みを大々的に取り入れてたり、転調しまくったり、女性ボーカルもフィーチャーしたR&Bナンバーがあったり、体育会系の中にもスモーガスらしさが少し帰ってきた感じ。夏フェス直前にリリースされたってこともあるのか、全編テンション高めです。それでいて肌触りはキャッチー。ライブで暴れたいだけのキッズも喜びそうだね。 こんなこと言ったらスモーガスのファンに怒られちゃうかもしれないけど、個人的な今作の印象はちょっと洗練されたオレンジレンジというか。オレンジレンジの『チェスト』とか好きな人はそのままハマっていけそう。これはこれで好きな人がいると思うけど、個人的には、あらきさんがいた頃のスモーガスのほうが好きだなあ。 |
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SO 『SO』 |
OVALのマーカス・ポップ(MARKUS POPP)とベルリン在住の日本人女性、トヨダ・エリコ(TOYODA
ERIKO)による、SOのデビュー・アルバム。音はOVALに近い感じなんだけど、こちらは生音度がやや高め。凄く幻想的でノイズまじりのトラックにエフェクト処理されたトヨダ・エリコの日本語ウィスパーボイス。無機的なようで有機的。無色のようで色鮮やか。ノイズなのに美しい。ただただ美しい。地味なんだけどメロディも凄く良いです。傑作。OVALを好きな人は普通に気に入ると思う。 それにしても、この「SO」っていうユニット名、ネットで検索しにくいよな・・・。「SO」で検索しても何万件もヒットする。ついでにアルバム・タイトルも「SO」なんでホントに検索しにくいと思う。たしかに、このユニットの音からして「SO」っていうユニット名はよく合ってるとは思うけど、今の時代、ネットなどで調べてCDを買う人がも多いと思うし、ユニット名は造語やもう少し長い名前にしたほうがいい気がするな。 |
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SOIL & 'PIMP' SESSIONS 『PIMPIN'』 |
タブゾンビ(tp)、社長(アジテーター)、元晴(sax)、丈青(p)、みどりん(dr)、秋田ゴールドマン(b)の6人からなるジャズバンド、ソイル&ピンプ・セッションズのファーストミニアルバム。ロッキンでダイナミックなジャズを展開。PE'Zがジャズ×パンクだったら、こちらはジャズ×ロック。どちらも暴れまくってるんだけど、こちらはもっと地に足が着いてるというか大人な印象かな。メロディも少し渋めでPE'Zほどの一般性は持ってないけど、ロック的なダイナミズムはあちら以上か。 ときどき入るキザなボーカルはなくてもいいような気がするけど、なかなかかっこいいです。特にみどりんの攻撃的なドカドカドラムは普段、ジャズを聴かないロックファンの心も鷲づかみにするはず。あと普段、ジャズを聴いてる人はPE'Zよりこっちのほうがしっくりくるような気がします。 |
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SOFT |
SOFTの1stアルバム。 |
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SOFT |
京都の人力トランス・ジャム・バンドSOFTの2ndアルバム。 |
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SOFT |
『BONJOUR BONSHANFARM』のリミックス集。 |
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SOFT |
京都のトランスジャムバンド。SOFTのライブPAもやったことのあるDJ
MOOCHYをエンジニア/プロデューサーに迎えたアルバム。 前作までのトランシーなジャズ・ファンクという路線は変わってないが、よりオーガニックでスピリチュアルな雰囲気になっている。トランスの要素は少し弱くなって、ジャズの要素が強くなり、シンプルで力強いサウンドになっている。音の広がりが少なくなっているのでトランスっぽいのが好きな人にはちょっと物足りないかも…。2曲目の『Mt.moon U do know?』が力強くなったSOFTの魅力が詰まった名曲。 |
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SOFT 『HE LOOKS DAUGHTER, I EAT CHICKEN!』 |
京都のインストバンド、ソフトの5作目。ドラムが脱退して少し方向性が変わったかな。ゲストでキーボードやスライドギターが参加して表現が広がったというか、カラフルになったというか。高揚感のあるトライバルな曲から、透明感のあるチルナンバーまで全編、心地よく踊らせてくれます。ベースがいい仕事してる。 ROVOフォロワー的な扱いをされがちな彼らだけど、今作ではもう完全にそこから抜け出したね。フリージャズでも古典的ジャズでもシカゴ音響派でもトランスでもないソフト独自の音世界。アルバム全体の流れも良くて、本当に心地よい作品になってます。お薦め。 |
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SOFT MACHINE 『SOFT MACHINE』 |
「カンタベリーサウンド」といえば、この人たちなわけだけど、「カンタベリーサウンド」が何かと問われれば・・・僕にはよく分かりません(笑) ただ、カンタベリーで生まれた音楽なことは間違いないです。サイケでジャジーで難解なんだけど、不思議にポップ、そんな作品です。 プログレッシブな曲展開にドキドキ、手数の多いロバートワイアットのドラムに興奮して、ポップなメロディにキュン!ベースラインもヤバイし、ロバートワイアットの歌声もいい味出してる!後の作品に比べるとジャズ色が薄く、サイケ色の強い作品なんで賛否両論はあると思うけど、僕はこれはこれで好きだなあ。ソフトマシーンの初期3枚はどれも甲乙付け難いです。それにしても、こんな凄い作品が68年の作品だなんて!!! |
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SOFT MACHINE 『VOLUME TWO』 |
69年にリリースされたソフトマシーンの2作目。1作目よりジャズ色が増し、より複雑な音になってるんだけど、ポップ度もアップ。たぶん1作目より聴きやすいです。凄いかっこいいです。名盤です。3作目も人気があるみたいだけど、個人的にはソフトマシーンを初めて聴くなら、この作品から入るといいかなって思います。 ってアマゾンでも新品の取り扱いはもうないみたい。その代わり、1作目と2作目をカップリングした『ヴォリューム1&2』があるみたいなんでそちらをどうぞ。ちなみにクラムボンがライブでカバーしてた(カバーアルバムにも収録されるとのこと)『AS LONG AS HE LIES PERFECTLY LIES』も『VOLUME TWO』収録です。ROVOとかNATSUMENとか好きな人にも聴いてもらいたいなあ。 |
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SOFT MACHINE 『THIRD』 |
70年発表のソフトマシーンの3作目。20分近い曲を4曲収録してます。まあ、どの曲も展開が多くて、何曲かメドレーで1曲になってる感じだけどね。ロバートワイアットの歌が聴けるのはこの作品が最後。っていっても今作で彼が歌ってる曲は1曲しかないけどね。歌がなくなったから難解になったのか、難解になったから歌がなくなったのか、自然とこうなったのか、前2作に比べると非常に難解な作品になってます。 でも、アブストラクトに始まり、混沌としたブラスとうねるベース、ワイアットらしい手数の多いドラムが炸裂する1曲目『FACELIFT』、時にはジャジーに時にはダビーに緩急付けた浮遊感溢れるサウンドの上をサックス、バイオリンが泳ぐ2曲目『SLIGHTLY ALL THE TIME』、グルーヴィーでジャジーな演奏にロバートワイアットの美しい歌声が響き渡る3曲目『MOON IN JUNE』、やはりグルーヴィーでジャジーな演奏にサックスが暴れまくる4曲目『OUT BLOODY RAGEOUS』、どれもとんでもなくかっこいいです。 一般受けする作品じゃないけど、プリグレやジャムバンドが好きな人は是非聴いてみてください。NATSUMENとかROVOとかGROUPとか好きな人はきっと気に入るはず。 |
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SOLA |
欧が生んだ奇蹟のプログレ集団、SAMLA MAMMAS
MANNA。そのメンバー、LARS HOLLMERが、大熊ワタル、向島ゆり子、吉田達也、坂本弘道、清水一登、伏見蛍など、日本の腕利きのミュージシャン達と結成したユニット。 |
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SOLVENT |
MORR MUSICからリリースのSOLVENTの1枚目のアルバム。ジャケットの通りメチャクチャ可愛い作品。 |
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SOMETHING CORPORATE 『LEAVING THROUGH THE WINDOW』 |
サムシングコーポレートのデビュー作。リリースはドライブスルーからだけど、あまりパンクパンクはしてないかな。ストリングスや鍵盤も積極的に取り入れてアホみたいにキャッチーなポップロックを鳴らしてます。ちょっとパンキッシュなビリージョエル?ジミーイートワールドあたりをもっともっとポップに分かりやすくした感じ?まあ、そんな感じです。全曲ヒットチャートシングルばりにキャッチー。GLAYとか好きな人にもアピールできるくらいキャッチー。アップテンポの曲ばかりじゃなくて泣きのバラードもあります。 ここまでキャッチーだと逆に潔いね。すぐ飽きちゃう気がしないでもないけどね。まあ、凄く日本人好みの音だと思います。青春ポップの傑作。とにかく青くて美メロでポップで一緒に歌えるような曲が好きって人は聴いてみることをお薦めします。 |
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SOMETHING CORPORATE 『NORTH』 |
サムシングコーポレートの2作目。前作よりも落ち着いた雰囲気の曲が増えたかな。アップテンポよりもミディアムテンポでエモーショナルな胸キュンメロディを聴かせる曲が多いです。あと前作ほどストリングスに頼ってないのが落ち着いた印象を作ってるのかな。 深みを増したサウンドにもともと持ってた良質な泣きメロがいい感じです。ニューファウンドグローリーやアメリカンハイファイ、ジミーイートワールドからベンフォールズ、ビリージョエル、エルトンジョンあたりを好きな人はハマるんじゃないかな。青くて勢いのある前作も捨てがたいけど個人的には今作の少し落ち着いた雰囲気のほうが好きです。アルバムとしてはもう1曲くらいアップテンポの曲が欲しかった気もするけど、良い曲がいっぱい詰まった作品であることは間違いないね。 |
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SOPHIA 『LITTLE CIRCUS』 |
実は僕はSOPHIAが大好きだった。しかもインディーズの時から。一番初めの限定5000枚のシングルも持ってた(借りパクされたけど)。SOPHIAが好きだったのは他の同系列バンドには真似できない位、良質なメロディ。あと、キーボード(ピアノ)がメンバーにいるのも大きかった。とにかくSOPHIAが好きだった(笑) この作品はミニアルバム3枚の後にリリースされた初のフルアルバム。これが本当によくできたアルバム。今、久しぶりに聴いてて、聴く前は今聴くとちょっとキツイかなって思ったんだけど、そんなことない。やっぱり素晴らしい。とにかく全曲メロディが良い。曲調もグランジから始まって、美しいバラード、スピッツを彷彿させるようなアコースティック・ポップ、SOPHIAお得意の突き抜けるようなポップ・ナンバー、パンクっぽい曲、初期RADIOHEADっぽい曲など、バラエティに富んでいる。バラエティに富んでるんだけど、アルバムの流れも素晴らしく、「サーカス」っていうテーマにしっかり沿ったコンセプチュアルなアルバムになってる。この曲がいい!とか書こうと思ったけど・・・全曲いい。思い入れが強いせいもあるかもしれないけど、何度も泣きそうになった。M-11『CIRCUS』では泣いた。 歌詞はまだまだ青臭いところも多いし、中にはポップすぎる曲もあるし、しゃくり上げ系のボーカルは嫌悪感をしめす人がいるだろうけど、良質のポップ・ロック・アルバムだと思う。まあ、あくまでポップ・ロックだけど。 |
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SOPHIA 『ALIVE』 |
今作では売れ線のキャッチーさを捨てて、より深く、よりロックな作品に。松岡の詞も青臭さがだいぶ薄れてメッセージ色の強いものに変わってきています。 ちょっと中だるみするかなって感じだけど、スケールの大きなバラードM-10『君と揺れていたい』〜これまでのSOPHIAらしいキャッチーなメロディも持ちつつも次へのステップを見せるポップ・ナンバーM-11『蜘蛛と蝙蝠』〜「生きる」このの意味を問いかける重く力強い、そしてドラマチックなバラードM-12『ALIVE』〜素敵な映画のスタッフロールのように余韻を残す、ちょっとジャジーで英語詞のラストナンバーM-13『ABOUT』の4曲の流れは凄く良かった。それと、シングル・ヒットもしたM-1『ゴキゲン鳥』が抜群に良い。 ニューウェーブ経由のピコピコ・ロック・サウンドに程よいポップ感、そしてアイロニックな歌詞。現代社会に生きる若者たちを「かごの中の鳥」に喩えながら、そこから飛び立とうとしてる人たちに向けた応援歌。「週末おしゃれなリュックにグチで固めた寂しさ詰めて 渋谷へ繰り出すのさ、みんな同じ髪型」、「それよりたちの悪いのは最上階、敵にも味方にもなって骨の髄までしゃぶりつく、ジャブ・シャブ好きのFATエイリアン」、「crawler is crazy 時々僕は吠えたくなるよ そして又、懐かしくなる、あの鳥かごが、crawler is crazy 結局僕はゴキゲンとるよ。偉大なる本当の黒幕、病んでる小鳥の僕・・・。」歌詞のセンスも抜群だと思う。この曲大好きだな。ただ、これはテンポの速いアルバム・バージョン。シングル・バージョンはもっといい。 |
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SOPHIA 『マテリアル』 |
今作は『ALIVE』よりもさらに売れ線からはずれたシリアスな内容に。名曲『ゴキゲン鳥』の続編的なアイロニックなピコピコ・ロック・ナンバーM-5『黒いブーツ』(これまた名曲!)以外はシンプルでミディアム〜スロウな曲が多め。ノイジーな曲もあって、それだけは個人的にイマイチだったけどM-1『大切なもの』から素直に良い曲が続いていきます。 曲も凄く良いんだけど、歌詞が凄く良い。特にM-10『ビューティフル』の「永久未来 続くものなどありはしないからなんて 僕の人生せいぜい80年 失恋だとか挫折だとか皆そりゃ楽しそうね 平和で豊かで良かった」っていうところ。基本的に僕は何でも考え込んでしまうタイプの人間で、失恋したらメチャクチャへこむし、人生で挫折しちゃうことも結構あるけど、この曲を聴いて、僕たちは平和で豊かに暮らしてるからこそ、そう感じるんだなって気付いて、なんか前に一歩踏み出せるような気がした。この曲には元気を貰える。 『ビューティフル』以外の曲も詞が強くココロに響く響く。M-4『せめて未来だけは・・・』では「そんな音楽聴いて 何か残るもんあんのか?」って歌ってるけど、このSOPHIAの『マテリアル』には聴いて残るものが確実にあると思う。なんか詞のことばかり書いたけど、今作は素晴らしい詞と、もともと持ってたポップなメロディセンス、そして地味だけどしっかりしたアレンジ。よく出来たアルバムだと思う。 |
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SOPHIA 『進化論』 |
SOPHIAってやっぱりヴィジュアル系みたいなイメージを持ってる人が多いと思う。別に僕はそんなことはどうでもいいと思うけど。彼らがこの作品を作ったころは、たぶんそういうイメージから一番抜け出したい、進化したいって思ってた時期だと思う。この作品ではSEXを歌ってたり、様々な音楽要素を取り入れてアレンジも多彩に、ROCK
IN JAPANのリスナーやRADIOHEADなんかを好きな人にもアピールできるようなロック・バンドになりたいっていうのが伝わってくる。でも、個人的にはそういう部分がどうしても中途半端に感じた。M-3『銃弾』のアレンジはなかなか良かったと思うけど、まだまだ進化の過程の2歩目って感じ。 個人的には今作では先行シングルになったM-13『進化論』がダントツで良かった。基本的には『ゴキゲン鳥』〜『黒いブーツ』の流れにある曲なんだけど、陽気なホーンや女性コーラス、パーカションなんかも入って、祝福ムードに満ちた、とびっきり楽しいナンバー。SOPHIA流ポップの1つの完成形だと思う。他にも、前作までの流れを汲むバラードM-7『OAR』とM-12『WALK』はなかなか良かったんだけど、アルバム全体を見るとちょっとイマイチな印象。 |
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SOPHIA 『夢』 |
亀田誠治やニール&イライザ、そしてなんと岡村靖幸をプロデュースに数曲迎えたSOPHIA、5枚目のフルアルバム。 まず亀田誠治との共同プロデュースによるM-1『君の詩』は、前作に感じた中途半端さは無い、ポップなボサノヴァ・ナンバー。これを聴いてビジュアル系だとか言う人はもういないだろう。凄く良い曲。続く、M-2『ROCK STAR』はニール&イライザとの共同プロデュースによるポップ・ナンバー。ニール&イライザのプロデュースによってSOPHIAの持ってたポップさが最良の形で表現されている。M-3『STRAEBERRY&LION』は『LITTLE CIRCUS』の頃を少し彷彿させるようなキャッチーな曲。悪くはないんだけど、この曲はここにいらなかったような気がする。次のM-4『理由なきNEW DAYS』はセルフプロデュースのポップ・ナンバーなんだけど、ホーンの入れ方や間奏の子供達によるラップ?なんかがいい感じ。亀田誠二やニール&イライザとのコラボレーションの成果がよく出ている曲だと思う。そして、M-5『HARD WORKER』は岡村靖幸との共同プロデュースによる激ファンク・ナンバー。作曲はSOPHIAのメンバーがしてるんだけど、モロに岡村ちゃんサウンド。メチャクチャかっこいい。英語なんだけど、空耳を利用して日本語にも聞こえる歌詞も面白い。そう言えば、SOPHIA松岡の歌い方ってもともとちょっと岡村ちゃんに似てるところあるな。その後は亀田誠二との共同プロデュース曲が5曲続く。ワルツ風バラードから、南欧の香りがするアコギをフィーチャーした曲、ストリングスや打ち込みをフィーチャーした曲など、どれも前作までに比べて音楽的に進化している。1曲セルフプロデュースによる暖かいバラードを挟んで、M-12『-僕はここにいる-』はキャッチーなポップ・ナンバー。アレンジは昔に比べると確実に進化してるし、いい曲だとは思うけど、この曲とM-3『STRAEBERRY&LION』はアルバムの流れの中でホントに必要だったかなって思う。まあ、こういう曲もSOPHIAの持ち味だと思うし仕方ないか・・・。M-13『THANK YOU』はシンプルなバラードなんだけど、凄くいい曲。そして最後、M-14『夢』はピアノやホーン隊も入ったストレートでポップなロックンロール。これまたいい曲。 ちょっと曲順がいまいちだけど、各曲のクオリティは高いと思う。そして、この作品はこれまでの作品よりも、より多くの人に受け入れられる普遍的なポップ作品だと思う。SOPHIAは今作で確実に進化した。これからがますます楽しみだな。 |
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SORA 『RE.SORT』 |
PLOPよりリリースのSORAの初アルバム。 真夏の太陽のようにキラキラしたエレクトロニクスと、暖かく穏やかなボサノヴァなど南国音楽との融合。時折、ヴォコーダー処理されたコーラスなんかも聴こえてきて、まさにリゾート気分。エレクトロニクスとアナログのバランス感覚、カット&コラージュ、音色、音の構築、メロディ、どれをとっても本当に絶妙で完成度高し。気持ちよすぎるラウンジ・テイストのエレクトロニカです。大傑作。 特にエレクトロニカ、ボサノヴァ、ジャズ、そして暖かく素敵なメロディが奇跡的に交じり合う、M-3『REVANS』は絶品。曲はエレクトロニカで始まり、ラウンジバーでの演奏に行き着き、最後はラウンジバーの拍手で終わるんだけど、思わず僕も一緒に拍手。この曲は僕が今年聴いたエレクトロニカの中でも1,2位を争うほど素晴らしいかも。 いろんな人に聴いて欲しい作品。MORR MUSIC好きからラウンジ好きまで。浅野達彦、コーネリアスなんかが好きな人は是非是非聴いてみて欲しいな。 |
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SOUL FLOWER UNION 『HIGH TIDE & MOONLIGHT BASH』 |
ニューエスト・モデルとメスカリン・ドライブが融合してできたバンド、ソウル・フラワー・ユニオンのライブ盤。 スタジオ録音のアルバムも数枚でてるけど、どの曲もスタジオ録音より良くて、このライブ盤が好き。沖縄、アイヌ、アイルランド音楽、歌謡曲などを、圧倒的なグルーヴのロックンロールに消化。このライブ盤は選曲もベスト的選曲で、演奏も歌も最高。メチャクチャいいです。 最初から最後まで最高。ロックンロールな曲は踊れるし、バラードは泣ける。特に、M-10『満月の夕』は超名曲。バラードなんだけど、泣ける泣ける。最近、この曲をカバーした人が3組くらいいたけど、やっぱり、このソウルフラワーのトラックが最高。スタジオ録音版より、このライブ録音版が最高です。このトラックのために買ってももいいくらいの名曲。沖縄ロックンロールなM-12『海行かば 山行かば 踊るかばね』も最高にロックンロール。最高です。日本のロック史に残るライブ盤。 |
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SONDRE LERCHE 『FACES DOWN』 |
ノルウェーのシンガーソングライター、ソンドレ・ラルケのデビュー作。2002年にリリース。地元のノルウェーじゃ2001年グラミー最優秀新人賞を受賞したらしんだけど、それも納得。ノルウェーに限らず、どこの国でもグラミー賞を取れるんじゃないかってくらいに普遍的で極上の歌声とメロディー。ちょっと聴いた感じでは本当になんてことないアコースティック・サウンドなんだけど細部までこだわったアレンジが絶妙。スパイスの効いた遊び心もいいね。聴けば聴くほど味が出てくる。まさに極上のポップミュージックだね。 捨て曲もないし、エリオット・スミスやバッドリー・ドローン・ボーイ、ベックの歌物、そして、この作品でもメンバーのショーン・オヘイガンがストリングス・アレンジで参加しているハイ・ラマズあたりが好きな人は聴いても損しないんじゃないかな。名盤です。 |
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SONIC YOUTH 『SONIC NURSE』 |
結成から23年になるソニックユース、通産19作目(たぶん)。全ての作品を聴いてない僕が言うのも何だけど、これまでの集大成みたいな作品だと思います。ノイズや音響的な作品を経たからこそ出来るガレージロック。過去の作品でいうとポップな『GOO』や『DIRTY』に近いんだろうけど、もっともっと音に深みがある。その辺はジムオールクが新メンバーとして加入したことも関係あるのかもしれないけど、ロックンロールリバイバルに乗っかってガレージロックを始めたような若造には到底出せない、23年の歴史を歩んできたソニックユースだからこそ鳴らせる洗練された音になっています。それでいながら決して年寄り向けな安定した音楽になってるわけでもなく、ガレージロックに最も必要なスリルも十分すぎるくらいに満天なところが大好き。個人的にはソニックユースの最高傑作だと思います。ガレージロックやグランジ好きな人は是非是非。 |
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SONNA 『WE SING LOUD SING SOFT TONIGHT』 |
ボルチモアからの4人組、SONNAの1stアルバム。スティーブ・アルビニがプロデュース。 ツイン・ギターが奏でる美しいアルペジオが印象的なポストロック。 TRISTEZAやTORTOISEを思わせるような音。凄く心地いい。 基本はインストなんだけど、ボーカル・トラックもあり。そのボーカルの声がまたメチャクチャ美しいです。 |
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SONNA 『SMILE AND THE WORLD SMILES WITH YOU』 |
ボルチモアのポストロックバンド、SONNAの2ndアルバム。 前作同様、スティーブ・アルビニによるプロデュースです。基本的には前作同様、TRISTEZAなんかに通じるアコースティックな感じのポストロック。前作と違うのは全編インストになっているところかな。このアルバムはとにかく曲の構成。メロディがずば抜けて良い。同じような音のポストロックバンドの中では、一歩も二歩も上を行ってます。極上のメロディがドラマチックに展開して、もう最高。全6曲なんだけど、曲間はなし、最初から最後まで流れも完璧。メチャクチャいいです。ポストロックが好きな人には是非、聴いて欲しいです。これは名盤。轟音はないけど、GYBE!なんかを好きな人にもお薦め。 |
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SOSO 『TENTH STREET AND CLARENCE』 |
カナディアンヒップホップの一匹狼、SOSOの2作目。これまたアンチコン以降の作品になると思うんだけど、ゲストは一切招かず、全部一人で作ってるみたいです。それを知ってるからか関係ないのか、非常に哀愁漂う作品になってます。音色もサンプリングもメロディもいちいち哀愁いっぱい。 ピアノやアコギ、サックスなどの生音とフィールドレコーディング、そこに彼のポエトリーというか呟き。曲作りはカナリ変態的です。ここでそう来るか!!!の連続。 アルバム全体の流れというか淡々とした前半に対する後半のドラマチックな展開が素晴らしいです。感動的。 |
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SOULO 『MAN THE MANIPULATOR』 |
シカゴ発。DNTELなどをリリースする、PLUG RESEARCHレーベルからのリリース。 サイケなフォークに、エレクトロニカ的要素を加えたような音。BETA BANDとか、FLAMING LIPSにもっとエレクトロニカ要素をプラスした感じ。 ほとんどインストだけど、ボーカル曲もあります。サイケ・フォークがベースの曲から、ビートが主張するエレクトロニカ・ベースの曲、SIGUR ROSっぽい美しいボーカルが入った曲、ヒップホップ風の曲までバラエティに富んでいます。また、1曲の中でも、MORRっぽいエレクトロニカから、美しい歌の入ったフォークに変わったり、ヒップホップ調からBOARDS OF CANADA風に変化したり、何回も展開があって面白いです。 BETA BANDやBECK、FLAMING LIPS、BADLY DRAWN BOY・・・色んな音楽が好きな人にお薦めです。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE |
美大出の日本人4人組による“うたもの”バンド。これは1枚目のアルバム。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE 『NANAE』 |
益子樹(ROVO、ASLN、DUB SQUAD)をプロデューサーに迎えたSCLLの2ndアルバム。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE 『OR』 |
サロンミュージックの吉田仁をプロデューサーに迎えた、SPANGLE
CALL LILLI LINEの3rdアルバム。 シカゴ音響系、ポストロック、エレクトロニカ、プログレなどを独自に吸収した演奏に、心地良すぎる大坪加奈の歌。澄んだ空や水のようなサウンドで、ただただ気持ちいい。ギター、ベース、ドラムやエレクトロニクス・・・いちいち全ての音がいい。先の読めない曲展開、転調、変拍子などアレンジも絶品。そこに最高の歌が乗るんだから悪いわけがない。 前作『NANAE』は、個人的に2002年のベスト5に入るくらい好きなアルバムだったんだけど、今作もなかなか良いです。とにかくSPANGLE CALL LILLI LINEはお薦め。一押しのバンドです。クラムボン好きな人は聴いて損はしないと思うな。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE 『68 SCLL』 |
スパングル・コール・リリ・ラインの9曲入りライブ盤とアート活動も行っているメンバーによる作品集のセット。初回生産限定盤。ライブ盤には2003年11月14日に“ティアラこうとう”にてストリングス隊を迎えて行われたライブを収録。選曲はこれまでのアルバムからのベスト的選曲に加え、新曲『TIERA』やコンピ盤『光合成』に収録されていた『KATE』、WINDY
HILLとのスプリット盤に収録されていた『SUPER
STAR』などアルバム未収録曲も収録。これまでのスパングルのファンが楽しめるのはもちろん、今までスパングルを聴いたことのない人の入門編としてもバッチリな作品になっています。 ボーカルの大坪加奈の歌はスタジオ音源に全くヒケを取らない美しさだし、何と言ってもストリングス隊も呑み込んだバンド演奏が素晴らしい。ストリングス隊を迎えてのライブということもあってか、スパングルの魅力のひとつである“静と動”のコントラストはやや控えめな印象。“静”の部分をより煮詰めたようなライブ演奏で、ひたすら美しく心地良い音空間が広がっています。スタジオ音源とはまた違った魅力の作品。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE 『TRACE』 |
スパングルコールリリラインの4作目。前作は凄い内向的なイメージだったんだけど、今作はちょっと外を向いてるような印象かな。ポストロック経由の音へのこだわりはそのままに、R&Bやソウルなどブラックミュージックからの影響も見せつつ、より昔ながらのポップスに近づいた音作りに。ポストロック〜音響的な音に女性ボーカルってスタイルの音ももうマンネリぎみだし、大坪加奈のハスキーかつ透明感のある素敵な歌声も活きてるんで間違った方向性じゃないと思います。もう少し分かりやすい歌詞にしてもいい気がしないでもないけどね。 こうなったら、もっとメジャーなポップス・フィールドで勝負して行って欲しいなあ。 |
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SPANGLE CALL LILLI LINE 『FOR INSTALLATION』 |
前作『TRACE』からわずか2ヶ月でリリースされたミニアルバム。プロデュースはGROUPのTAICHIが手掛けています。ポップで外に向かったイメージの『TRACE』とは逆のイメージ。ポストロック的な演奏に清涼感のあるしっとり女性ボーカルという基本スタイルは相変わらずだけど、落ち着いたダークな曲が多いです。ニューウェーブのコンピ盤に収録されてたカバーも収録してるけど、一つの作品として一貫性はあると思います。 個人的にはニューウェーブっぽい雰囲気を持ったアッパーでポップな四つ打ちナンバー『with in zz/oo!!』が良かった。このバンドはこういうポップな曲が好きだなあ。 |
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SPANK HAPPY |
DCPRGのSAX奏者、菊地成孔と、女性ヴォーカリスト岩澤瞳の2人組みユニットである。前ボーカルの原ミドリの時代とは全く違うサウンド。80年代テクノ歌謡、ハウス、AORなどの要素を取り入れたサウンドになっている。今作はトラッカーとしてパードン木村、キャプテンファンク、泉谷
隆洋、堀江 博久(ニール&イライザ)等が参加。 |
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SPANK HAPPY |