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TAHITI 80 『PUZZLE』 |
フランスの男性4人組ギターポップ・バンド、タヒチ80のデビュー作。僕がソフトロックやギターポップを聴き漁ってた時期に某レコード屋の視聴機で見つけて『HEARTBEAT』っていう曲に一目惚れならぬ一聴惚れ。だけど、その時はお金がなくてスルー。1週間後、今日こそ買ってやるとお金を握り締めて行くんだけど売り切れ。その時はまだフランス盤しか出てなかくて数が少なかったんだよね。それからレコード屋巡りをするも、なかなか見付からず。やっと見付けた!と思ったらボッタクリ価格3500円。バカな僕はそれでも買ってしまうのでした。数ヶ月待ったら安い日本盤が出るとも知らずに。 そんなこんなで思い出深いこの作品だけど、個人的には後にコーネリアスもリミックスしてたスマッシュヒットシングル『HEARTBEAT』と1曲目の『YELLOW BUTTERFLY』、それとタイトルトラックの『PUZZLE』以外はあまり好きになれなくて結局ほとんど聴かなかったんだよね。お洒落お洒落にしようって感じが鼻についたり、デジタルな感じがあまり好きになれなかったり。ボーカルの声がゾンビーズに似てるんだけど、これだったらゾンビーズ聴いてるほうがいいやって感じでね。今聴くとアナログとデジタル、ボッサなんかの融合が面白いなって思ったけど、やっぱりイマイチ好きになれない。『HEARTBEAT』と『YELLOW BUTTERFLY』は文句なしの名曲だと思うし、このナヨナヨお洒落ポップな感じが好きな人はいっぱいいるだろうけどね。そういうのが好きな人は聴いてみるといいかも。 |
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TAHITI 80 『FOSBURY』 |
タヒチ80の3作目。1作目の延長線上っぽい2作目は個人的にアレだったんだけど、掲示板で薦められて、この3作目を聴いてみました。これは良い作品ですね。今作は前作までと少し作り方を変えたそうで、その影響もあってか、お洒落なフレンチポップ感は減少。持ち前の甘いメロディはそのままにソウルやヒップホップ寄りのサウンドプロダクションで、ありそうでなかった独特のポップサウンドを聴かせてくれます。聴けば聴くほど響いてきます。いやはや、良くできた作品だなあ。 ちなみにクレジットを見ると今作のプロデューサーはアウトキャストを手掛けたNEAL POGUEやNERDを手掛けたSERBAN GHENEA。なるほど納得です。この新鮮で凝りに凝りまくったサウンドと極上のスイート・メロディの融合。これまでのファンは好き嫌いあるだろうけど、「タヒチ80?お洒落気取りのギターポップでしょ?」って馬鹿にしてた人にも聴いてもらいたい良質のポップ作品だと思います。 |
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TAICHI 『AM I』 |
タイチさんのファーストアルバム。セカンドに比べるとブレイクビーツ色が強いです。豊富なアイデア、巧みなカット&ペースト、洗練されたエディット、計算され尽くされたような構成。とってもやわらかくて開放感があって、どちらかというとリスニング向けの作品だと思うけど、リズムも凄く凝ってて素敵です。もう何ていうかセンス良すぎ。ああああ、心地よいなあ。 もう入手困難っぽいけど、ヒップホップ〜エレクトロニカ好きな人は是非、聴いてみて欲しい作品です。あ、あのブルーハーブのボスさんも絶賛してたらしいですよ。 |
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TAICHI 『WEEKEND CONTROL』 |
僕の大好きなポストロック・バンド、GROUPのドラマーとしても活動しているTAICHIの2ndアルバム。 |
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TAICHI 『MIXED BY TAICHI 001』 |
JAGA JAZZISTやMICE PARADE、TORTOISE、HIM、サンガツなどなど、ポストロックと呼ばれるような音楽をジャズも交えながらミックス。ポストロックと呼ばれてる音楽のミックスCDって僕が知らないだけなのか他に全然見たことないんだけど、これ1枚あれば十分。そう言い切ってしまうのも大げさじゃないほど素敵なミックスCDに仕上がっています。自分もこんな感じの選曲でミックスCDもどきを作ったことあるけど、このセンスには敵わないや。全体の流れも素晴らしい。TAICHIのソロはもちろん、彼も所属するGROUPや最初に名前を挙げたようなアーティストが好きな人は是非、聴いてみてくださいな。ポストロックと呼ばれてるような音楽に興味がある人も是非是非。お薦めです。 |
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TAKAGI MASAKATSU |
京都のエレクトロニカ・ユニットSILICOMの映像担当、高木正勝の初のソロアルバム。映像のCD-ROMとの2枚組。リリースはCARPARKから。 |
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TAKAGI MASAKATSU |
SILICOMの片割れ、高木正勝のソロアルバム。リリースはCARPARKから。 |
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TAKAGI MASAKATSU |
前作、『OPUS PIA』はCARPARKからのリリースだったんだけど3枚目の今作はKARAOKE
KALKからのリリース。 |
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TAKAGI MASAKATSU |
SILICOMの映像担当の高木正勝のソロ。1st、2ndはCARPARK、3rdはKARAOKE
KALK、そして今作の3rdアルバムは元YMOの細野晴巨のレーベル、デイジーワールドからのリリース。 |
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TAKAGI MASAKATSU 『REHOME』 |
W+K東京LAB/felicityの第一弾リリースの高木正勝の5枚目のアルバム。 今作は女性シンガー、当真伊都子を迎えて、ほとんどの曲が“うたもの”。前作『JOURNAL FOR PEOPLE』のポップな部分により焦点を当てたエレクトロニカ作品。いままでの作品よりもビートが前に押し出されたトラックに、キュートな女性ボーカルやヴォコーダー・ボイス。高木正勝流のポップミュージック世界が広がっています。エレクトロニカで女性ボーカルと言ったら、竹村延和や、ツジコノリコ、CHA PARIなんかを思い出すけど、今作は竹村延和よりもエレクトロニック、ツジコノリコよりもカジュアル、CHA PARIよりもキュート。決して分かりやすいサウンドではないけど、凄くポップ。 付属のDVDもポップな3Dアニメーションで、なかなかいい感じ。コム・デ・ギャルソンとコラボレーションしたりもしている古武家賢太郎もいい感じ。いい感じの“うたもの”エレクトロニカ作品。 |
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TAKAGI MASAKATSU 『EATING 2』 |
W+K東京LAB/felicityの『REHOME』とほぼ同時期に、ケルンのKARAOKE
KALKから発売された作品。エレクトロニックな要素が強く、“うたもの”的アプローチをしていた『REHOME』とは一転、KARAOKE
KALKらしいフォークトロニカ作品。アコーディオンやストリングス、アコギ、ピアノなどの生楽器を使った暖かい作品。 さすが高木正勝。楽器それぞれの音色が良い。曲調も、ジャズや民族的なエッセンスが絶妙に織りまぜてあってて、いい感じ。あと、完全に計算された立体的な音の配置が素晴らしいね。これはヘッドホンで聴くべきだよ。『REHOME』とはまた違った秀作だと思う。 |
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TAKAGI MASAKATSU 『SAIL』 |
かなりのハイペースで作品をリリースしている高木正勝、今年になってもう3枚目のアルバム。今作はデイジーワールドよりリリース。 今までの作品よりもエレクトロニックでラブリー、ハートウォームでピースフルな音。ほとんどの曲で女性ボーカルもフィーチャーしていて、『REHOME』をさらにポップにしたような感じ。音は本当に細部まで丁寧に作りこまれている。ただこれはもうエレクトロニカって言うより上質なポップス。なんか昔の渋谷系サウンドを現代風に、エレクトロニカ風味で仕上げた感じ。M-1『DIG DOWN』はメロディ、トラック、ボーカル、どれも素晴らしくて今作の高木正勝サウンドの完成系だと思う。あと最後の12分以上に及ぶインスト曲、M-11『RAMA』がメチャクチャ良い。春の日差しにそっと包み込まれるような心地良さ。最高にピース。ボーナストラックで、この曲のコーネリアス・リミックスも収録。 決して悪くはないけど、リリースペースが早すぎるせいか、正直じっくり練りこまれてないように感じるんだよね。最初と最後の曲以外は個人的にはちょっとイマイチかなあ。 |
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TAKAGI MASAKATSU 『COIEDA』 |
高木正勝、前作から約1年ぶりのフルアルバム。最近の作品では歌物に多く挑戦してポップス的な曲が多かった高木正勝だけど、今作はほとんどがインスト。エレクトロニカやフォークトロニカというより室内音楽的なサウンドに素通りできない美しく切ないメロディ、そして歌物を通過した経験から生まれたであろう絶妙のポップ感。音の配置や構成のうまさは「さすが!」と言わずにはいられないです。大音量で聴けば聴くほど心地良い。これまでの集大成と呼んでもいい作品かもしれないね。 生音も増えて『REHOME』や『SAIL』で高木正勝を知った人にとっては「あれ?」ってなる作品かもしれないけど、個人的にはこれまでの高木正勝の作品の中で一番好きだね。付属のDVDの映像もいい感じです。 |
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TAKERO OGATA 『PERPETUAL MOTION』 |
あの竹村延和が率いるスピリチュアル・ヴァイブスのパーカッショニストだったオガタタケロウの2枚目となるソロアルバム。彼の叩く軽快で躍動感のあるパーカッションを核として広がるジャズ〜フュージョン〜ボッサ〜ラウンジ〜エレクトロニカの音世界。 ちょっと例えが下手かもしれないけど、満天の星空の下、気持ちいい風が吹く海岸沿いを自転車で散歩してるような音。キラキラ美しくて心地良い疾走感と清涼感、そして高揚感があって、もう本当に素敵なんだ。絶妙のポップ感もいいね。アン・サリーもゲスト参加でいい仕事してます。 |
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TAKUJI a.k.a. GEETEK 『音遊び〜沖縄民謡ベスト・アコースティック・リミックス・セレクション〜』 |
沖縄出身のDJ、リミキサー、サウンドクリエーターのTAKUJI
a.k.a. GEETEKが、平安隆と吉川忠英のふたりによる沖縄民謡のアコースティック・インストゥルメンタル名盤『音遊び』をリミックスした作品。 収録されている曲は、『恋の花』、『ハイサイおじさん』、『童神』、『花』、『てぃんさぐぬ花』など沖縄民謡の名曲ばかり。原曲は、三線、ウクレレ、アコースティック・ギターなどのインストなんだけど、その原曲の良さを活かしつつ、ダブ処理を加えたり、ダウンテンポ・ビートを加えたりして、浮遊感漂う心地良いリミックスを行っています。何と言っても、三味線、アコースティック・ギターの音色が本当に良い。 ノスタルジックかつセンチメンタル。そして美しい。満天の星空な沖縄の夜を思わせます。あと、何故かMORR MUSICのエレクトロニカ・アーティスト、MANUALを思わせたりも。同じく、沖縄音楽とクラブ・ミュージックの融合を試みたアーティストでは琉球アンダーグラウンドがいるけど、個人的にはこっちのほうが断然好きだな。ただただ心地良い作品。沖縄好きな僕には本当にたまらない。まったり島気分を味わいたい人は是非。フォークトロニカ好きな人も気に入るかも。 |
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TALKING HEADS 『REMAIN IN LIGHT』 |
ここ数年、80年代のニューウェーブやポストパンクのリバイバルみたいなバンドが流行したりしてるけど、それらのバンドが少なからず影響を受けてるであろうニューヨークのニューウェーブ・ポストパンク・バンド、トーキングへッズの80年発表の4thアルバム。プロデュースはブライアン・イーノ。ギターにはキングクリムゾンでお馴染みのエイドリアン・ブリューが参加。アフリカン・ビートとロックを奇跡的に融合させた名盤です。 コード変更のほとんどないミニマルで原始的なビートと、ブリブリの重低音ベース、その上を浮遊するエイドリアン・ブリューのエフェクティブで変態的なギターとデビッド・バーンの呪術的なボーカル。アフリカン・ビートによるファンキーさに高揚され、イーノならではの奥行きのある音響世界に陶酔させられる。ひたすら心地よい。後半のイーノ度の高いアンビエント曲もいいんだけど、とにかく最初の3曲がヤバすぎ。体だけじゃなく、脳細胞の1粒1粒まで踊りだす勢い。よく80年代を代表する1枚みたいな企画に選ばれてるこのアルバムだけど、全く申し分のない出来の作品です。 そして、これは今、聴いても全然古臭く感じない新しい音。まさにニューウェーブ。今の時代でも、なおニューウェーブです。RADIO4やRAPTUREなんかのリバイバル・バンドやZAZEN BOYSを好きな人でこれを聴いてない人がもしいたら是非聴くことをお薦めします。あと、トムヨークが『KID A』を作ったときによく聴いていたのもこのアルバムらしくて、『KID A』に通じる部分もチラホラと。RADIOHEADファンの人も聴いてみると、より『KID A』の世界が広がるかも。 |
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TANAKA AKIRA 『NEW TOWN』 |
名古屋出身のTANAKA AKIRA(田中彰)の1stアルバム。リリースは日仏共同で設立されたレーベル「+CroSs」から。 キラキラした音像でメロディアスなエレクトロニカ。MANITOBAの1st、竹村延和、レイ・ハラカミなんかに通づるようなサウンドなんだけど、それらのアーティストの曲に比べて、凄くビートがたっていて軽快なスピード感やドライブ感がある。キラキラした音色、暖かいメロディもメチャクチャいい。MORRやKARAOKE KALKなどのエレクトロニカをもっと踊れるようにした感じの作品で最高。1曲だけ、ヴォコーダ・ボーカルの入った曲もあるんだけど、それもまたいい。メチャクチャお薦めのアルバムです。 MORRやKARAOKE KALK、MANITOBA、TELFON TEL AVIV、竹村延和、レイ・ハラカミなどを好きな人にお薦め。 |
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TAPE 『OPERA』 |
スウェーデンの3人組、TAPEの1stアルバム。 アコースティックギター、メロディカ、アコーディオン、オルガン、トランペットなどのアコースティックな楽器の音とフィールドレコーディング、パルス音、グリッチノイズなどがノスタルジックに空間を浮遊する。ゆらゆらキラキラ浮遊感。使ってる楽器は似ているけど、ありがちな暖かく切ないだけのフォークトロニカとは違う。空気感も冷たい。冷たく澄んでいる。冷たい北国の夜、満天の星空をゆらゆら飛んでる気分。暖かい楽器を使っているのに冷たかったり、ラップトップ音なのにアコースティックだったり、時間が止まってるように感じたり、なんだかとても不思議な感覚。それでいて凄く心地よい。メロディも良質だし言うことなし。傑作です。 |
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t.A.T.u |
t.A.T.uのロシア語によるオリジナル・アルバム。 英語盤に比べるとトラックは少しチープなんだけど、ロシア語の不思議な響きと凄く合ってて個人的にはこっちのほうが良かった。 曲順もこっちんほうが、断然いい。でも、ロシア語バージョンは流通の関係でなかなか手に入らない・・・。 アメリカは英語以外の言語で売るのは難しいから英語にしたのは分かるけど、日本で売るのはロシア語バージョンでも良かったんじゃ?って思う。ロシア語の響きが日本人の僕からすると不思議な呪文みたいで、いい感じ。 |
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t.A.T.u |
日本でも大ヒット、全世界で大ヒットしたt.A.T.uのアルバム。このアルバムは、現地ロシアでリリースされたロシア語バージョンのアルバムを英語で歌いなおして、新曲やTHE
SMITHSのカバー曲、ロシア語バージョンを2曲、そしてリミックスを加えた企画盤っぽいアルバム。この英語バージョンを作るにあたって、あのBUGGLESの『ラジオスターの悲劇』などをプロデュースしていたトレヴァー・ホーンをプロデューサーに迎えています。そのせいか、ロシア盤のチープさが消えて、所謂売れ線のポップスとして聴けるような音になっています。サウンドは、PET SHOP BOYSとかDEPECHE MODE辺りに通じるような感じ。メロディは凄くポップ。ロシア盤のほうが面白いけど、こっちのほうが音楽的には上だし、一般受けもする感じ。 M-1『NOT GONNA GET US』は、少しPRODIGYを思わすようなレイブ風のトラックにマイナー調のメロディ。M-2『ALL THE THINGS SHE SAID』は、世界中で大ヒットした曲。ポップなエレクトロ・ロックチューン。畳み掛けるようなボーカルがいい。M-3『SHOW ME LOVE』は、DEPECHE MODEっぽい曲。メロディがR&Bっぽいなって思った。M-4『30 MINUTES』は、ピアノと女の子の笑い声をサンプリングしたアンビエント風の曲。トラックもボーカルの声も美しい。M-5『HOW SOON IS NOW?』は、ご存知、THE SMITHSのカバー。PET SHOP BOYS的なアレンジ。THE SMITHSのファンは怒りそうだけど、これはこれでハマってたと思う。 M-6『CLOWNS(CAN YOU SEE ME NOW?)』は、PET SHOP BOYS的。M-7『MALCHIK GAY』も、タトゥらしい切ないメロディの歌を畳み掛けるような曲。M-8『STARS』は、他の曲とは少し雰囲気が違う。バイオリンの入った神秘的なトラックに切ないメロディのボーカル、そしてラップ。個人的には、この曲が一番好き。M-9『Я сошла с ума』は、M-2のオリジナル・ロシア語バージョン。個人的にはタトゥのボーカルのメロディにはやっぱりロシア語のほうが合ってると思う。英語バージョンより、断然こっちのほうが好き。M-10『Нас не догонят』は、M-1のオリジナル・ロシア語バージョン。この曲もこのバージョンのほうが好き。M-11『SHOW ME LOVE(EXTENDED VERSION)』は、その名の通り、M-3の長いバージョン。M-12『30 MINUTES(REMIX)』は、シタールを使った幻想的なリミックス。これは結構好きな感じ。 全曲、メロディの質は普通にいいと思う。ポップスとして見ると良質。 |
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te |
残響レコードよりリリースのインストロックバンド。構成はギター×2、ベース、ドラム。初期モグワイを速くした感じというかPELEをもっとロックっぽくした感じというか、まあ、toeとかに近い感じのエモ、ポストロック系のインストロックです。轟音ギター、静と動、エモーショナルみたいな。ギターが主役な感じで結構メロディアス。曲展開も分かりやすくドラマチック。難解そうなアルバムタイトルや曲名とは裏腹にあっさりしてます。このテのバンドにしては聴きやすい感じ。このアゲガゲな感じと疾走感はこのテのバンドの中でもピカイチだね。 ただ、このあっさり感で好き嫌いが大きく分かれる作品かもしれないですね。ジャズ的な感じやもっと落ち着いた深みを求める人には向いてないかも。良くも悪くもロックだね。好きな人はホント好きだろうなあ。アシッドマンのインスト曲が好きな人とかも聴いてみるといいと思うよ。インストロック入門編としてもお薦め。 |
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TELEFON TEL AVIV |
HEFTYからのリリース。ジャジーで暖かい生音系のエレクトロニカ。 |
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TERIYAKI BOYZ 『BEEF or CHICKEN』 |
リップスライムのRYO-Zとイルマリ、m-floのVERBAL、新人WISE、APEのDJ
NIGOといった豪華メンバーで結成されたラップ・グループのデビュー作。アホみたいにプロデューサー陣が豪華です。ダフト・パンクにネプチューンズ、DJシャドウ、ジュラシック5のカットケミスト、ビースティーボーイズのアドロック、ゴリラズのプロデュースでもお馴染みのダンジオートメーター、そしてコーネリアスまで!ここまで集まることって向こうのヒップホップ作品でもあまりないんじゃない?コーネリアスのヒップホップトラックとか貴重だね。 小倉優子をフィーチャリングした曲があったり、『今夜はブギーバッグ』のパロディがあったり遊び心も満天。全員ラップも激ウマ!トラックは中には手抜きしたんじゃない?ってやつもなくはないけど、やっぱさすがにかっこいいです。ただ、リップスライムやm-floみたいな歌謡ヒップホップは期待しちゃ駄目ですよ。良くも悪くも日本らしくないヒップホップしてます。(ジャパンマネーは炸裂しまくりだけど!) |
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THA BLUE HERB |
名前は似ているがブルーハーツとは関係無い(念のため)。 札幌のBOSS THE MCとONOによるヒップホップユニット。BOSS THE MCのメッセージが聴く者の心に深く突き刺さる。トラックも既存のヒップホップの音にとらわれないONOの生み出す深いトラックも素晴らしい。最近、巷で氾濫しているゴミヒップホップなんて比にならないよ。彼らなら時代を変えることができるかもしれないな。 |
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THA BLUE HERB |
札幌のTHA BLUE HERBの2ndアルバム。 |
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THA BLUE HERB 『未来は俺等の手の中』 |
1字違いの名バンド、ザ・ブルーハーツのオマージュ作。曲名も、ブルーハーツの名曲『未来は僕等の手の中』の1字違いの『未来は俺等の手の中』。 これはブルーハーツのトリビュート企画アルバムに収録される予定だった曲らしいんだけど、歌詞やメロディーを全く使ってなかったためか、その企画から外れてしまった曲です。ソロ活動を経て、ますます深くなったO,N.Oのダビーでアブストラクトなトラックに、『未来は僕等の手の中』の歌詞から受けた魂をBOSS THE MC流に完全に昇華させた力強いリリック。個人的には今までのブルーハーブの作品で一番好きかも。リリックもトラックもやばすぎ。 |
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THA BLUE HERB 『HEAT-灼熱- ORIGINAL SOUND TRACK』 |
武論尊×池上遼一コンビの人気漫画が原作の映画「HEAT-灼熱-」のサウンドトラックをTHA
BLUE HERBが担当。映画の主題歌である『MY HEAT』を含む3曲をTHE
BLUE HERBが書き下ろし、残りの10曲はトラックメーカーのO.N.O.がソロ名義で書き下ろしています。 O.N.O.の作るトラックはこれまで以上にシンプルに研ぎ澄まされていて、やたらとストイックであまりにもドープ。BOSSのラップはサントラということもあってか主張も少なく、ちょっと控えめに感じた。決して悪くはないんだけど、その辺が個人的にはちょっと物足りなかったかな。今作ではソロアルバムを通過して深みを増したO.N.O.のインスト曲のほうが良かった。僕は映画のほうはまだ観てないけど、O.N.O.の音は想像を沸きたてるような感じで、きっと映画の中でいい役割をしてるんじゃないかなって思う。THA BLUE HERBの新作としてはちょっと物足りないけど、サントラという観点から見ればこれはこれで良いのかもね。 |
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THE ADVANTAGE 『THE ADVANTAGE』 |
生誕20周年を迎え、ゲームボーイアドバンスでファミコンのソフトを復刻した“ファミコンミニ”が発売されたり、ファミコンの音楽を集めたCDシリーズ“GAME
SOUND LEGEND”が復刻されたり、ゲーセンのプライズやガチャガチャでもファミコン・グッズが出てたりと、リバイバル・ブームっぽいことになってるファミコンだけど、ファミコンの曲のみを生演奏するバンド、THE
ADVANTAGEがセルフタイトルの作品でデビュー。 メガマン(日本ではロックマンね)で始まり、ダブルドラゴン、グーニーズ、バブルボブル、ボンバーマン、バイオニック・コマンドー(ヒットラーの復活)、マリオUSA、コントラ、ゼルダ、キャッスルバニア(悪魔城ドラキュラ)、ニンジャ・ガイデン(忍者龍剣伝)、ゴースツン・ゴブリンズ(魔界村)、メタルギアなどなどファミコン世代にはお馴染みの名曲たちが次々と演奏されていきます。このTHE ADVANTAGEは実はこのサイトでもレビューしているカナダのインスト・ハードコア・バンド、HELLAのギタリストによる覆面バンド。 HELLAほど攻撃的ではなくて基本的にはファミコンのキャッチーなメロディーを前面に押し出した演奏になっているんで肌触りは凄くキャッチー。メロディアスなPELEっていう印象かな。実はとんでもない美メロ揃いなファミコンのメロディーを活かした作品になっています。ダブを取り入れたM-7『ボンバーマン2』みたいなアレンジの遊び心が他の曲にも、もうちょっとあっても良かったような気がするんだけど、ファミコン世代の僕にとってはPELEやTOE、GHOSTS AND VODKAなどのポストロックに通じるような演奏で次々と懐かしく極上なメロディーが登場するだけで涙モノ。完全に企画の勝利だね。 |
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THE ADVANTAGE 『ELF-TITLED』 |
アドヴァンテージの2作目。ファミコンの名曲をインストロックでっていうコンセプトはそのまま。今作はコントラやメトロイド、グーニーズ2やロックマン2をやってます。 1作目に比べると若干、選曲がマニアックになったけど、それは仕方ないことかなあ。てか、1作だけの企画モノかと思ってたけど2作目を出しちゃうなんてね。HELLAの人だけあって演奏は凄くかっこいいです。ファミコンの曲は音数が少なかっただけあってメロディがしっかりしてます。悪くないです。ファミコンもポストロックも好きって人は買いです。ただ、どうしても1作目ほどのインパクトはないよね。 |
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THE ALBUM LEAF 『IN A SAFE PLACE』 |
トリステザでの活動も知られるJIMMY LAVALLEによるユニット、アルバム・リーフの3作目。今作はアイスランドで録音ってこともあってシガーロスのメンバーや元ムームのギーザもレコーディングに参加。それっぽい音になっています。トリステザでも見られた美しいギターの音色にシガーロスの美しいメロディーとサウンドスケープ、初期ムームのような遊び心も加えて、ポップかつキャッチー、そして感動的に仕上げたようなインストゥルメンタル。どの曲もメロディーを全面に出して凄く聴きやすい感じ。ギターの音色もストリングスもメロディーも全部真っ直ぐに“泣き”に向かってます。 もうちょっとヒネリが欲しかった気がしないでもないけど、ポップでキャッチーで、それでいて泣けて、これはこれで好きだな。捨て曲とかないしね。ムームとか好きな人は気に入りそう。ただ、トリステザやシガーロスを好きな人にとってはキャッチーすぎるかも。 |
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THE APPLESEED CAST 『THE END OF THE RING WARS』 |
カンザスの男性4人組バンド、THE APPLESEED
CASTの1stアルバム。 PELEやGHOSTS AND VODKAにも通じるようなポストロック、音響系を通過した、切なくエモーショナルな演奏に、感情むき出しのボーカル。ドラマチックな曲構成。そして泣きメロ。とにかく「泣き」の音。歌、演奏、メロディ、空気感、どこを切っても、どこを切っても「泣き」。「泣き」しか出てこない。 ストレートでエモーショナルな曲も凄く良いんだけど、サックスやピアノを使ったスロウ・チューンM-5『STARS』もホントに良かった。(個人的には、この曲が一番好きかも。)ホント傑作のエモ作品。MINERALやMINUS THE BEARからREACH、POPCATCHERなんかを好きな人にお薦め。 |
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THE APPLESEED CAST 『MARE VITALIS』 |
THE APPLESEED CASTの2ndアルバム。 今作は前作よりもスロウで実験的な作品。ただラウドにギターをかきならしてエモーショナル風に振舞ってるだけのバンドなんて比にならない、本物のエモーショナル。内から来るエモーショナル。パッと聴きは前作より落ち着いた感じに聴こえるかもしれないけど、今作のサウンドは前作以上に胸を打つ。感情が伝わってくる。進化かつ深化。起伏の激しい曲展開に、キラキラと美しいギター、切なすぎるボーカル。それぞれが深く複雑に絡み合って最高にエモーショナルなサウンドを作り出している。今作も音のタイプは少し違えど、本当に泣ける作品。前作も良かったけど、今作も傑作です。 エモコア好きな人にもスロウコア好きな人にもお薦め。あと、NAHTやブッチャーズを好きな人にも。 |
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THE APPLESEED CAST 『LOW LEVEL OWL VOL.1』 『LOW LEVEL OWL VOL.2』 |
2ヶ月連続でリリースされたTHE APPLESEED CASTの2部作。 2部作と聞いて僕はGUNS N' ROSESの『USE YOUR ILLUSION』や日本のラルク・アン・シエルの『RAY』&『ARK』を思い出したけど、それらとは違い、この作品たちはすべての曲、そしてVOL.1の終わりとVOL.2の始まりは全部繋がっている。2枚で1つ。途切れることのない1つの壮大かつ、美しい美しい物語が繰り広げられています。そんじょそこらの映画よりも、ずっと物語的。 歌はこれまでよりも透明感を増して、どこか遠くで鳴ってるような感じ。インスト曲も多め。ツインギターとドラムの絡みが本当に美しいです。そして、これまでよりも更に遥かに実験的。複雑で難解な構成の中を混沌と様々な感情がぶつかり合う。この作品はエモコアよりもMOGWAIやRADIOHEAD、SONIC YOUTHなんかを引き合いに出したほうが良さそう。 そんな実験的になった今作だけど、相変わらず泣きのメロディは健在。それが壮大な世界感と相まってもうメチャクチャ感動的です。ホント素晴らしい作品。ただ、深く重く長く、VOL.1とVOL.2を全部通して聴くにはカナリ体力が必要。疲れてる時には聴けないな。 あと所謂、エモコア!って感じのサウンドが好きな人には受け入れられにくいかも。MOGWAIやRADIOHEAD、SONIC YOUTH辺りやスロウコアを好きな人にお薦めです。 |
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THE APPLESEED CAST 『TWO CONVERSATIONS』 |
THE APPLESEED CASTの5枚目のアルバム。プロデューサーはGET
UP KIDSなども手がけるエド・ローズを起用。 今作は前作の繊細でガラスのような透明感を残しつつも、歌を前に出した原点回帰とも言える作品。 幻想的で夢見心地。透明で繊細。美しく壮大。哀愁そして哀愁。限りなく泣きメロ。相変わらずの切なさを見せるツインギターの旋律に、これ以上ないほど切ないボーカル。 ずるいよ、これは。これまでのどの作品よりも切ない。もうコレは泣くしかないです。 これまた傑作です。毎作、少しずつカタチを変えながらも素晴らしい作品を作り続けるTHE APPLESEED CAST。ホント凄いです。 GET UP KIDSやDEATH CAB FOR CUTIEを好きな人にお薦め。 |
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THE AVALANCHES |
オーストラリアのメルボルン出身のAVALANCHESの1stアルバム。 |
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THE BACK HORN 『甦る陽』 |
THE BACK HORNのインディーズ時代の2枚目のアルバムをミックスし直した作品。 |
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THE BACK HORN 『人間プログラム』 |
THE BACK HORNのメジャー1作目。 前作よりもボーカル、演奏力は向上、演奏のヘヴィーさ増した。だけど前作以上に歌謡ロックさが強くなった印象。 THE BACK HORNの暗い、重い、痛い、深い・・・ちょっと入り込みにくいサウンドに、いい塩梅で歌謡ロック的なポップさが加わることによって、結果的にこのバンドの世界に入り込みやすくなっていると思う。ただ、全体的に見ると曲は前作のほうがいいかも。個人的に今作の中で良いと思ったのはM-7『ひょうひょうと』、M-9『雨』、M-10『空、星、海の夜』くらい。前者2曲は、どこか昭和を感じさせるメロディにストレートでエモーショナルなサウンド。後者のM-10『空、星、海の夜』はエモーショナルなミディアム・バラード。どこかで聞いたことあるようなメロディ・ラインだったけど、この曲が1番良かった。このバンドの歌、歌詞、演奏にはこういうエモーショナルでテンポを落としたメロディアスな曲が1番向いてるような気がするな。もっとメロディを前に出して行ってもいいかも。 |
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THE BACK HORN 『心臓オーケストラ』 |
THE BACK HORNのメジャー2作目。 前作のレビューでもっとメロディを出していったらいいかもって書いたけど、このメジャー2作目は前作よりもよりメロディを前に出した作品になった。エモーショナルでヘヴィーなサウンドとメロディのポップさのバランスが絶妙。静と動の使い方も巧い。このアルバムの10曲は本当にどれも良い。傑作だと思う。個人的に残念なのはCCCDだったことくらいかな。この調子でこれからも頑張って欲しいな。そして、出来れば次はCCCD回避の方向で・・・ |
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THE BACK HORN 『イキルサイノウ』 |
THE BACK HORNの3rdアルバム。前作もCCCDだったんだけど、今作もCCCD。本当に最近CCCDが増えてきた。CCCDなんて、ちゃんとCDを買ってるリスナーには何のプラスもない。マイナスだらけだ。本当はこんなもの買わないでレコード会社に反対の姿勢を見せるのが一番なのかもしれないけど、どうしても聴きたい作品はアーティストにも印税は入るんだし、ついつい買ってしまったりする。はあ・・・すっかりレコード会社の思惑通りだな。本当にやるせない気分。この作品が最高なロック作品なだけにCCCDになってしまってることは本当に残念。ほんとレコード会社がやってることは音楽への冒涜、リスナーへの冒涜だよ。本当に腹が立つ。どうすることもできない自分にも腹が立つ・・・。 前置きが長くなってしまったけど、この作品は本当に素晴らしいロック作品だ。基本はこれまでとあまり変わってないんだけど、サウンドにより深みが出た。そして何よりも曲がいい。メロディは結構キャッチーなんだけど、しっかりロックしてる。 感情的で攻撃的、バックホーン流ハードコアなM-1『惑星メランコリー』、M-2『光の結晶』、M-6『プラトニック・ファズ』、M-7『生命線』、M-9『赤眼の路上』なんかは凄く良いし、今までのバックホーンには無かったタイプで、優しく切ないM-4『幸福な亡骸』、アルバム1キャッチーでメロディアスなカントリーポップM-5『花びら』、名曲『空、星、海の夜』をちょっと思わせるようなバラードM-8『羽根〜夜空を越えて〜』なんかも凄くいい。そして最後のM-11『未来』。感情がココロにダイレクトに深く深く突き刺さる。感情が感動に変わる。そして涙。本当に素晴らしい曲だ。名曲。アルバム全体の流れもいいし、もう言うことなし。こんな素晴らしいロック作品がCCCDってことでスルーされる可能性が高いのは本当に残念でならない。 |
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THE BACK HORN 『夢の花』 |
バックホーンの『イキルサイノウ』から9ヶ月ぶりとなるシングル。今回はCCCD回避してます。タイトルトラックはちょっとファンク・テイストで後半にはスキャットが登場したり、彼らの新境地を見せるポップ・ナンバー。全体的な印象がこれまでの作品と比べて随分、爽やかなんだよね。ボーカルの歌い方にしても歌詞にしてもメロディにしても。一般受けは良いかもしれないけど、初期のドロドロした感じや攻撃的な感じが好きな人にはちと物足りないかも。ボーカルのいつも以上にセクシーな歌い方やセクシーなベースライン、間奏やスキャットの部分など、聴きどころもいっぱいあると思うけどね。 カップリングの『針の雨』は攻撃的に、激情的に疾走するアグレッシブなナンバー。小技が効いたアレンジも良い。『レクイエム』はドロドロでメタル色の強いヘヴィ・ナンバー。とりあえず、以前からのファンにはカップリングの2曲のほうがグッとくるかもね。ただ、それらが自己ベスト盤を作るときに入ってくるような曲かと言うと・・・。このバンドの秘めたパワーはまだまだこんなもんじゃないよね。 |
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THE BACK HORN 『ヘッドフォンチルドレン』 |
バックホーンの4作目。メタル調の演奏に言葉遊びを巧みに使って「死」を描いた『墓石フィーバー』や、跳ねるようなリズムにスキャットも飛び出す歌謡ジャズロックナンバー『パッパラ』みたいな少し変わった曲もあるけど、基本は深く重い歌詞とキャッチーなメロディを前面に出したギターロック。たぶん、これまでのキャッチーなシングル曲が好きだった人にはたまらない作品なんじゃないかな。全体的に凄くキャッチー。 独特の歌詞世界は相変わらずだし、その辺の文学ロック・バンドなんかに比べると、演奏も全然ヘヴィだけど、初期の作品にあったようなトゲトゲしさ、触ったら火傷するような熱気は少し薄れて来たような印象です。悪く言えば売れ線、良く言えば、より多くの人に受け入れられるような作品。個人的には重い詞世界を伝えるには、このくらいキャッチーでもいいと思います。 |
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THE BAD PLUS 『THESE ARE THE VISTAS』 |
チャド・ブレイクのプロデュース。ピアノ、ベース、ドラムのジャズ・トリオ。 「RADIOHEADがジャズをやったような感じ」っていうポップに惹かれて試聴したんだけど、メチャクチャかっこよくて即買い。ロックのダイナミックさを持ったピアノ・ジャズ。ジャズのテイストを持ったロックは割とよく見かけるけど、ここまでロックをうまくジャズに取り込んだバンドは数少ないんじゃないかな。フリージャズだとそういうのもあるけど、このバンドが鳴らしてる音はそこまでフリーキーではなくキャッチーなメロディーがある。頑固なジャズ・ファンの人から見たらと「この邪道が!ジャズというものは・・・」って感じだろうけど、純粋にただただかっこいいし、それですべてOK。ピアノやベースも素敵だし、何よりもドラムがかっこいい。 あと、面白いのが、言わずと知れたNIRVANAの超名曲『SMELLS LIKE TEEN SPIRIT』やテクノ、エレクトロニカ界の重鎮、APHEX TWINの『FILM』、そしてBLONDIE'S『HEART OF GLASS』のカバーも収録。それらのカバーもかっこいいし、他のオリジナル曲も凄くいい。ロック、典型的なジャズ、フリージャズ、シカゴ音響派・・・いろんな人に聴いてもらいたい大傑作です。クラムボンのジャムセッション、cjammbonが好きな人にも是非、聴いて欲しいです。逆にこのバンドが好きな人はcjammbonもチェックしてみるといいかも。 |
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THE BAD PLUS 『GIVE』 |
チャド・ブレイクのプロデュースによるピアノ・ジャズ・トリオ、THE
BAD PLUSの2ndアルバム。もう前作がとにかく大好きだったんだけど、今作も期待を裏切らない素晴らしい出来。 ジャズとロックの融合はますます堂に入ってきているし、彼らの大きな魅力のひとつであるロック的なダイナミズムと緊張感は健在。今作では、そこに叙情性も加わって、よりドラマチックな音世界を展開しています。時折見せるフリー性もいい感じ。アルバムの大半を占めるダイナミックでロック然としたナンバーは前作を好きだった人は、きっと気に入るはず。やっぱりカッコいい。ただ、これは前作にも言えることだけど、M-5『FROG AND TOAD』やM-10『NEPTUNE (THE PLANET)』みたいな静かに聴かせる曲は、それほど魅力的なものではなかったかな。まあ、アルバムの流れの中では外せない曲だけどね。 既に恒例となりつつあるカバーは今作はピクシーズの『VELOURIA』やブラック・サバスの『IRONMAN』などに挑戦。前作のニルヴァーナ、エイフェックス・ツインに比べると衝撃は少ないけど、ピクシーズのカバーなんて笑っちゃうくらいかっこいい仕上がりになってます。ピクシーズを超えてるかもってくらいのダイナミズムと叙情性。ブラック・サバスのほうはあの有名曲がドラマチックなジャズに変身。いやはや痛快。ちなみに僕は未聴だけど日本盤にはポリスの『見つめていたい』のカバーも収録してる模様。 今作も前作同様、ジャズ〜ポストロック〜ロック、幅広い人に聴いて欲しい作品。前作を好きだった人も目新しさを求めないんだったら安心して楽しめるんじゃないかな。 |
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THE BAND APART 『FOOL PROOF』 |
THE BAND APARTの1stEP。僕がこのバンドを知ったのはディズニーのパンクカバー・アルバム『DIVE
INTO DISNEY』。正直、たいしたカバーはなかったんだけど、このバンドのカバーがダントツにかっこ良かった。で、このEPを聴いてみたんだけど、やっぱり良い。 まず歌&演奏のレベルが高い。メロディもいい感じ。そしてアレンジが絶妙。HUSKING BEEなんかに通じるようなエモーショナルでポップなパンク・サウンドに、ボサノバやフレンチ、ジャズ、メタルなどをバランス良く織り交ぜている。パンク的なサウンドにボサノバなんかを織り交ぜると無理矢理っぽくなりがちだと思うんだけど、このバンドは違和感なく自然に織り込んでいます。アレンジは本当にうまい。M-1『FOOL PROOF』なんて、穏やかなボサノバで始まって、メタルっぽいギターリフ、そしてボーカルの掛け合い、サビはポップでエモーショナル。ベースやドラムもかっこいい。最高。 パンクバンドっていうより、これはロックバンドだな。ハイスタやHUSKING BEE、POPCATCHERなんかを好きな人にお薦めだけど、普段そういうのを聴かないロック好きな人にも聴いて欲しい作品。 |
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THE BAND APART 『ERIC W』 |
THE BAND APARTの2ndEP。 そして、今回もいちいち歌や演奏がかっこいい。特にギターのカッティング、2本のギターの絡み、ベースラインが最高。アレンジもいちいちツボ突いてます。ポップ感やロック感は前作以上。今作はボサノバやジャズに加えて、ディスコ・ファンクまで飛び出してます。(その曲M-4『ERIC W』がまた良い!)あと、シークレット・トラック。これが、またメチャクチャ良い。彼らの曲にはハズレなし。最初から最後まで楽しくて、ついつい体が動いてしまいます。 演奏も歌もアレンジもメロディも上質。これはメロコア、エモコア好きな人だけに聴かせとくのは勿体無いな。ポップなロックが好きな人は是非。 |
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THE BAND APART 『K AND HIS BIKE』 |
THE BAND APARTの1stフルアルバム。 先に出たEP2枚はどちらも凄くカッコよくて期待してたんだけど、まさに期待通り、いや期待以上のロックアルバム。全体的にパンク色は薄くなってロック色が強め。既発曲も再録でさらにカッコよくなっています。時にはエモーショナルに、時には優しく、演奏もカッコいいし、ボーカルの声も本当に良い。ボサノヴァ、ディスコなどからメタルやPELE系のポストロックまで、様々なジャンルを効果的に取り入れたアレンジも最高。そして何よりもメロディが良い。捨て曲もなくてアルバムの流れも良い。ボーナス・トラックにはあの曲も。もう文句なしの出来です。しいて言うなら、M-8のラジオ風のSEは無くても良かったかなってくらいかな。 僕がこのCDを買ったときもパンク・コーナーにあったし、世間でもパンク・バンドとして括られることが多いみたいだけど、これは良質なギターロック。キャッチーなギターロックが好きな人にお薦め。個人的には大傑作です。世間じゃ、どれもこれも同じような青春パンクが大流行だけど、こういう良質なバンドがもっと世間に広がっていくといいのにな。 |
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THE BAND APART 『RECOGNIZE ep』 |
バンドアパートの限定生産キューブリック付き8センチシングル。本当に大好きなバンドのひさびさの音源なんで楽しみにしてたんだけど、少し期待はずれかな。メロウな『HIGHER』とダンサブルな『AMPLIFIED MY SKIN』、どちらの曲もバンドアパートらしい曲でかっこいいんだけどね。特に『HIGHER』の映像的なアレンジや『AMPLIFIED MY SKIN』のギターのカッティング、曲展開なんかは「さすがだなあ」って思わせてくれる。だけど、特別、キャッチーなわけでもなく、特に新しい一面が見れるわけでもなく、これをシングルで出す意味はあったのかなって。この2曲だけじゃ物足りないです。せめて3、4曲は欲しかったなあ。アルバムかキューブリック好きな人は商品として満足度が高いかもしれないけどね。僕は正直、キューブリックはどうでもいいんです。バンアパもキューブリックも好きっていう人は限定生産なんでお早めに! |
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THE BAND APART 『QUAKE AND BROOK』 |
バンアパの2作目。ジャズ、ソウル、ディスコ、パンク、ポストロックなどなど、あらゆるジャンルを柔軟に飲み込んだ雑多性に相変わらずの変態っぷり、相変わらずのポップ感。複雑なんだけど不思議とポップなメロディやアルバム全体の構成はますます洗練された感じがします。全10曲で38分と少し短めの内容だけど聴きどころ満天。演奏もうまいなあ。特に超絶テクで動きまくるベースは必聴です。ガンガンに踊っちゃってください。揺れてください。普段、パンクだけしか聴いてないような人や歌しか聴いてないような人には響きにくいかもしれないけど、ホントにかっこいい作品だと思います。普段、いろんな音楽を聴いてる人にお薦め。アシッドマン好きな人も気に入るかも。 ちなみに、このアルバム、オリコンアルバムチャートで5位だったみたいだけど決して売れ線な作品ではないよなあ。同じ週にランクインしてたビークルやエルレガーデンは分かりやすいしメロディがアホみたいにキャッチーだし、まだ売れるのは分かるけど、この作品は曲展開もアレンジも複雑で分かりにくいし、メロディもポップではあるけど、どちらかと言うと聴き込めば聴き込むほど染み入ってくる感じ。前作と比べてもモッシュ!ダイブ!な感じの曲は減ってるし売れ線な要素は決して多くない。メチャクチャかっこいいけど決して一般受けするような作品じゃない。それでも、この作品が売れてるのはなんか嬉しいことだなあ。 |
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THE BAND APART 『ALFRED & CAVITY』 |
バンアパの3作目。やっぱり今作でも賢いギターロックを聴かせてくれます。聴けば聴くほど凝ってる。それでいて踊れる。特に大きく変わったことはないけど、今作は前作まで以上に穏やかでメロディがポップになったような印象。最初からそんな感じはなかったけど、さらにモッシュやダイブする音楽じゃなくなったね。 ギターとか個性的なんだけど個性がキッチリありすぎて多少マンネリ感もある気もするけど、やっぱり今作も素晴らしいんです。日本のロックバンドなんてって思ってるような人や売れ線のメロコアだと思ってスルーしてる人も是非、聴いてみてください。 |
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THE BAND APART 『FADEOUTS (FOR JUSTICE)』 |
もともとバンアパはシングルを出すようなタイプのアーティストではないと思うけど、内容のほうも全然シングルっぽくないです。音のほうは新境地!って感じでそれを見せたかったのかな。1曲目の『SHINE ON ME』は曲展開もコード進行も狂ってます。それなのに気持ちいい!ベースやばすぎ!フュージョンやポストロックの色が強くてバンアパにパンクを求めてる人にはきついかもなあ。でも、これホントにクセになります! 2曲目も素晴らしいし、これは次のアルバムに期待せずにはいられないのです。この人たち、凄いわ。 |
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THE BEACH BOYS 『PET SOUNDS』 |
ロック史に残る名盤を紹介。ビートルズの『RUBBER
SOUL』に衝撃を受け制作され、今度は逆にビートルズの『Sgt.
PEPPERS』に影響を与えたというビーチボーイズの大傑作。ビーチボーイズと言っても、この作品は実質的にはリーダーのブライアン・ウィルソンのソロみたいな感じの作品なんだけどね。 これ以前のビーチボーイズはソリッドでキャッチーなロックンロールにファルセットのコーラスをミックスさせたサーフィンミュージックで60年代初頭にヒットを連発してたみたいなんだけど、そのイメージからあまりに逸脱した難解なイメージのこの作品はセールス的には惨敗だったらしいです。だけど、これが今聴くとメチャクチャ素晴らしいんだよね。ため息が出るくらい美しいメロディーとコーラスワーク。前衛的なアレンジとハープシコードやギロなども用いた凝りまくりの演奏。今聴いても新鮮な音響処理。どれをとっても完璧。今でも後を絶たない実験的な音響ポップのハシリであり、それと同時に既にひとつの完成形でもあると思う。 実験的なポップサウンドが好きでまだ聴いたことないって人は是非聴いてみることをお薦めするよ。初期のビーチボーイズしか知らないビーチボーイズ=サーフィンミュージックって思い込んでる人も聴いてみるといいかも。聴けば聴くほど染み入る名盤です。 |
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THE BEATLES 『LET IT BE...NAKED』 |
ビートルズの最終アルバム『LET IT BE』は知ってる人も多いと思うけど、1969年1月にレコーディングされながら、ビートルズの空中分解によって未発表のままになっていたアルバム『GET
BACK』の音源を、フィル・スペクターが手を加えてリリースされたものだ。ポールがそのフィル・スペクターによるオーケストラを多用したアレンジを気に入ってないって話も有名だ。僕はオーケストラうんぬんより、もともとこの作品がそんないい作品とは思ってない。中には好きな曲もあるけど、アルバムとしてはイマイチ。やっぱりビートルズは『アビーロード』の時点で終了してたんだと思う。『LET
IT BE』は未完成の作品でしかない。まあ、僕みたいな若造にビートルズを語る権利はないのかもしれないけど・・・。 そして、今作『LET IT BE...NAKED』はそのフィル・スペクターの手によるオーケストラやコーラスなどをそぎ落とし、ビートルズの演奏の部分だけを取り出した作品。つまり、もともとビートルズが思い描いえて作品に近い音らしい。リマスタリングによって音は良くなってるし、オーケストラやコーラスをなくし、シンプルになった『ACROSS THE UNIVERSE』はなかなかいいなとは思った。だけど、正直、まだ未完成感はいなめない。いや、むしろ『LET IT BE』のほうを聴き慣れてる僕には、この『LET IT BE...NAKED』のほうがより未完成っぽく感じてしまった。未発表の貴重な音源がボーナスCDに付いてたり、やっぱりお金の匂いもプンプンと。ビートルズの熱烈なファンな人は聴く価値があると思うけど、これ聴くんだったら、他の未完成じゃない数々の素晴らしい作品たちを聴いたほうがいいなっていうのが正直なところ。 ちなみに日本盤はCCCD。US盤は普通のCD。US盤のほうが安いし買うんだったら是非そっちを。 |
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THE BLUE HEARTS 『THE BLUE HEARTS』 |
今更、説明する必要はないと思うけど、現ハイロウズのヒロトとマーシーが在籍していたロック・バンド、ブルーハーツの1stアルバム。僕が日本のロック作品で一番は?って聞かれたら、まずこのアルバムが頭に浮かぶ。この作品は彼らの最高傑作であり、日本のロックの最高峰だと思う。この後もブルーハーツ、ハイロウズとして沢山の作品を残しているけど、残念ながらこの作品を超えるものは、僕の中ではまだ登場していない。 『未来は僕らの手の中』、『終わらない歌』、『NO NO NO』、『街』、『少年の詩』、『爆弾が落っこちる時』、『ダンスナンバー』、そして『リンダリンダ』など、「ロックの衝撃」を感じまくりな名曲だらけ。最近、ブルーハーツに影響をモロに受けたようなバンドがゴロゴロいるけど、それらのバンドにはこの「ロックの衝撃」が足りないような気がする。あと歌詞。「生きてる事が大好きで 意味もなくコーフンしてる 一度に全てをのぞんで マッハ50で駆け抜ける(『未来は僕らの手の中』)」、「誰の事も恨んじゃいないよ ただ大人たちにほめられるような バカにはなりたくない(『少年の詩』)」、「カッコ悪くたっていいよ そんな事問題じゃない 君の事笑う奴は トーフにぶつかって 死んじまえ(『ダンスナンバー』)」、「ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には写らない 美しさがあるから(『リンダリンダ』)」・・・くさい夢や希望ばかり歌ってる最近のバンドとは詩の深みやセンスが圧倒的に違う。 あと「どこかで誰かが泣いて 涙がたくさんでた 政治家にも変えられない 僕たちの世代 戦闘機が買えるぐらいの はした金ならいらない NO NO NO・・・ 笑い飛ばせばいいさ(『NO NO NO』)」、「僕は自由に生きていたいのに みんな幸福でいるべきなのに 爆弾が落っこちる時 僕の自由が殺される 爆弾が落っこちる時 全ての幸福が終わる いらないものが多すぎる(『爆弾が落っこちる時』)」。この2曲は今の時代に再び聴かれるべき曲だと思う。 もし日本のロックが好きな人でこれを聴いたことない人がいたら是非、聴いてみて欲しいな。本当に素晴らしい作品だから。あと、若い子で175RやB-DASH、GOING STEADY、太陽族、ガガガSP、スタパンあたりを好きな人は是非是非、聴いてみて欲しい。きっとぶっ飛ぶよ。 |
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THE BOOKS |
ドイツのTOMLABからリリースされたTHE BOOKSのフルアルバム。 |
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THE BOOKS 『THE LEMON OF PINK』 |
TOMLABの32番はTHE BOOKSの2ndアルバム。カントリーやブルーグラス・テイストの軽やかで、ちょっとメランコリックなアコギのアルペジオと、テレビのナレーションや駅のナレーション、人々の話し声、笑い声、呟き、口笛、水の音など、さまざまな生活音のコラージュの連続と、チープな打ちこみが絡み合う不思議な音世界。 たまに外でポータブルプレーヤーを使って音楽を聴いていると、ふとした時にヘッドホンから流れてる音と現実の音が絶妙に絡んで、まるで魔法のように素敵な音楽が生まれる瞬間がある。この作品では、その瞬間がずっと続いてるような感覚が味わえる。これは魔法の音楽。素朴で暖かくて、ちょっぴり切ない魔法の音楽。 |
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THE BOOKS 『LOST AND SAFE』 |
ブックスの3作目。アコギやバンジョーなどの生音にドリーミーな電子音、プチプチノイズ、生活音が混ざり合ってっていうのはこれまで通りなんだけど、今作はこれまで以上に歌が前面に出て泣きメロ度もアップ。 もともと生音や電子音、生活音をコラージュするバランス感覚は優れたものをもってる人なんで、あとは歌が入って、よりポップになったことをどう思うかで好き嫌い分かれる作品だと思います。作品の出来自体は相変わらずの素晴らしいし、きっと今作みたいにポップス寄りの作品のほうが、より多くの人に受け入れられるんだろうけどね。個人的には前作のほうが想像する余地というかスキマがあって好きだったなあ。 |
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THE CARIBBEAN 『HISTRY'S FIRST KNOW-IT-ALL』 |
TOMLABからリリースのTHE CARIBBEANの2ndアルバム。TOMLAB
24。 フォーキーでアコースティックな楽曲に軽くエレクトロニカな音響処理を施した、センチメンタルな歌物ポップ・アルバム。ELLIOT SMITH的なサウンドに、エレクトロニカ的な味付けがいい感じです。TOMLABレーベルはこういうのもいいな。夢見心地の極上ポップ。 エレクトロニカ的な味付けはあるけど、基本的にはロック、ポップなんで、エレクトロニカを期待して買うと失敗するかも。フォーキーなのが好きな人にお薦め。 |
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THE CORAL 『THE CORAL』 |
立ち読みしたSNOOZERで、大プッシュされてて、このバンドを知った。リバプール出身のロックバンド、THE
CORALの1stアルバム。 サウンドは古き良きサイケデリックなロック。なんか全編怪しげな雰囲気。LA'Sをもっとサイケデリックに、もっとロックにしたようなサウンド。ゾンビーズ、ヤードバーズ、ビートルズなんかにも通じるサウンド。ロックを基調にブルースからケルト、ドゥワップまで、曲調も結構バラエティに富んでいる。 60年代ロックの焼き増しやん!とか思ったりもするんだけど、そんなことを気にさせないくらいカッコいい。同じくSNOOZERでプッシュされてるロックバンドは他にもいくつかあったけど、このTHE CORALはダントツでよかった。 |
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THE CORAL 『MAGIC AND MEDICINE』 |
前作から約1年でリリースされたTHE CORALの2ndアルバム。 今作は前作と比べて、内省的、フォーク、ブルース寄りのサウンドになっている。やたらと渋い。キンクス、ラブ、ドアーズ、キャプテンビーフハート、ザ・バンド、ボブ・ディラン・・・なんかを思わせるようなサウンド。THE CORALは、それらの先人バンドに混ざっても決して埋もれない。 いい曲がいいアレンジで存在する。ロックなんて、それだけで十分なのかも。今作も普通に良いロック・アルバム。 |
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THE FOX 『NU-BATIK』 |
山本精一(BOREDOMS、ROVO、羅針盤 etc.)と三沢洋紀(LABCRY)が運営するレーベルUMMO
RECORDSよりリリース。 |
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THE FOX 『AINU CLASSICS』 |
THE FOXの2ndアルバム。ジャケット通り、南国ムード満天。ジャズ、ボサノヴァ、カリプソ、ラテン、スカなどを詰め込んだスウィートでドリーミーな南国バカンス気分のアルバムです。DETAMINATIONS、BUSH
OF GHOSTSよりトランペットやピアニカも参加して、楽しげなバカンス・ムードを盛り上げています。 |
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THE FOX 『HABANA DREAM』 |
フォックスの前作から2年半ぶりの3作目。ジャズやラテン、ボッサやカリプソなどを独自のゆるい感覚で甘くポップに鳴らしてます。いろんな音楽のミックス具合と進藤ユカの可愛くて味わい深い歌声が絶妙にマッチ。心地良くとろけさせてくれます。これは千円札2枚でおつりがくるバカンス旅行だね。ウォークマンとかiPodに入れていけば、もうどこでもリゾート地ですよ。 カッチリしたのが好きな人には向いてないかもしれないけど、まったりゆるりと脱力したい人はどうぞ。ちょっと欲を言わせてもらうと・・・たった6曲じゃ物足りないよー。もっと聴きたい! |
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THE FRAMES 『FOR THE BIRDS』 |
アイルランド出身のバンド、THE FRAMES。このアルバムはスティーヴ・アルビニがプロデュース。 |
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THE GET UP KIDS 『SOMETHING TO WRITE HOME ABOUT』 |
アメリカのカンザス州出身のゲットアップキッズの99年にリリースされたセカンド・アルバム。エモコアの代表格みたいに言われてるバンドなんだけど、激情!轟音!ハードコア!って感じの音を期待して聴くとアレ・・・!?ってなるかも。いいメロディーといい歌、いい演奏でひたすら前へ転がっていく。そんな感じのギターロック。彼らは2004年現在で4枚のアルバムをリリースしてるんだけど、個人的にはこの作品が一番お薦めかな。いいメロディーをゆったりしっとりと聴かせる最近の2作も悪くはないんだけど、やっぱり僕はこの作品にあるパンキッシュな感じというか心地良い疾走感が好き。ファーストにも疾走感はあるんだけど、ちょっと荒削りすぎる。ファーストにはなかったキーボードが大活躍しているのもセカンドのいいところだね。 とにかく楽曲にしてもアレンジにしても演奏や歌にしても、疾走する曲とゆったりした曲の割合にしても、この作品が一番バランスがいいと思うんだよね。名曲も多いし。こりゃ名盤だね。 |
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THE GO FIND 『MIAMI』 |
MORRの47番目はベルギー出身のTHE GO FINDのデビュー作。早い話がエレクトロニカとギターポップの融合。タヒチ80(歌声もちょっと似てる気がする)をエレクトロニカでコーティングしたような感じというか、アコースティック寄りのポスタルサービスというか、そんな感じです。 |
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THE GO! TEAM 『THUNDER, LIGHTNING STRIKE』 |
05年のフジロック参戦も決定してるイギリスのバンド、ザ・ゴーチームのデビュー作。なんか「ソニックユース・ミーツ・ジャクソン5」とか評されてるらしいけど、もっともっと雑多でごちゃ混ぜハッピーな音楽です。ソニックユースって言っても時々、轟音ギターが登場するくらいなんで、ソニックユースを期待して聴くと「あれ!?」ってことになっちゃうかも。ジャクソン5の現代形ではあると思うけどね。モータウン風ソウルを軸にパンク、オールドスクール、ニューウェーブ、ハウス、カントリー、サーフロックなどなどあらゆる音楽を吸収したとびっきりポップでソウルフルでハッピーなダンスミュージック。ちょっと昔だったらビッグビートって言われてそうね。ファットボーイスリムやビーツインターナショナル、ミントロワイアル、トムトムクラブ、あとアヴァランチーズやジュニアシニアとか好きな人はきっと気に入るんじゃないかな。 リズムに対する意識がもっと高くなったら、もっと良くなるような気がするけど、これでも十分ハッピーなんで満足です。メロディがキャッチーで分かりやすいのもいいね。ハッピーに直結!って感じで。 |
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THE INCREDIBLE MOSES LEROY 『BECOME THE SOFT LIGHTS』 |
RON FOUNTENBERRYのユニット、INCREDIBLE MOSES
LEROYの2枚目の作品。いかにもUSのインディーらしいローファイで遊び心いっぱいのポップ作品。 タヒチ80が1stアルバムで鳴らしていたようなキラキラ・ソウル・ポップにHER SPACE HOLIDAYのようなメランコリックなエレクトロニカ感をプラス。中国の民族音楽の要素を取り入れたようなブレイクビーツで始まり、清涼感満天なタヒチ80以降の極上ギターポップ、元チボマットのハトリミホをゲスト・ボーカルに迎えたブラジルの香りもするクールなポップ・ソング、ジェイムズ・イハのソロを思わせるような暖かいミディアム曲、ポスタル・サービスやスーパーカーを思わせるようなピコピコ曲まで、バラエティに富んだ曲が並んでいます。どの曲にも共通して言えるのは、とびっきりポップだってこと。素敵な素敵なギターポップ作品です。 |
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THE LANGLEY SCHOOLS MUSIC PROJECT 『INNOCENCE & DESPAIR』 |
音楽教育の一環として行われた60人の子供たちによる体育館での合唱を2トラックのテープデッキで録音したもの。アコギやピアノ、タンバリンなどのシンプルな演奏をバックに子供たちがビーチボーイズからビートルズ、ベイシティーローラーズ、イーグルス、デビッドボウイなどの名曲を歌ってます。 プロでもない子供たちが体育館で合唱、それをテープに録音。それだけ聞くと聴くに耐えないものになりそうなんだけど、これがとっても素晴らしいんです。とにかく子供たちの純粋な音楽愛が伝わってくるし、彼らの澄んだ歌声には心洗われる。しかもカバーされた曲はロックの名曲ばかり。狙ってやってるのか偶然の賜物なのか分からないけど、60人の合唱によるユニゾン効果と体育館によるリバーブ効果はまるでブライアンウィルソンやフィルスペクターの作り出していた音響世界のようだしね。 収録曲にビーチボーイズの曲が多いところを見ると、この凄い音響世界は偶然の賜物ではなく、仕掛け人であるハンス・フェンジャーの仕業なのかもね。ロリコンな人は・・・じゃなかった。ブライアン・ウィルソンやフィルスペクターの作り出す音が好きな人は騙されたと思って聴いてみてくださいな。感動しますよ。素晴らしい作品ですよ。ちなみにジョンゾーンも絶賛してます。 |
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THE LA'S 『THE LA'S』 |
リバプール出身のロックバンド、ラーズの今のところ(2005年現在)唯一リリースされてるフルアルバム。最近じゃ、オアシスやくるりもまんまラーズな曲を作ってたりしてたけど、発売から10年以上経った今聴いても十分に輝き続ける名盤です。ビートルズやビーチボーイズ、初期フーなど60年代のロックとネオアコが融合したようなサウンドにキラキラメロディ、そして美しいコーラスワーク。フロントマン、リー・メイヴァースのソングライティングは天才的だね。名曲いっぱい。映画ややテレビなどでも使われ、クラブでも大人気、最近ではビートクルセイダーズもカバーしてたヒット曲『THERE
SHE GOES』も収録。 アルバムとしてはボーナストラックはないほうがバランスがいいけど、ボーナストラックにも名曲が多いんで個人的にはボーナストラックの入った日本盤をお薦めします。 |
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THE LOCAL ART 『KOTODAMA』 |
ドラムがボーカルをとるというちょっと変わった編成の日本語エモーショナル・ロック・バンド、THE
LOCAL ARTの1stフルアルバム。力強い演奏に哀愁メロディ、熱く情熱的な歌声。エモコアらしい要素もいっぱいなのに、あまりそう感じないのはボーカルがカナリ前に出てるからかな。どの曲も演奏よりも歌を聴かせるような感じでメロディーはキャッチー、そして曲展開もベタベタなせいかエモというよりJ-POPっぽい印象を受けた。J-POPっぽいエモって言うかエモっぽいJ-POPと言うか。ブッチャーズとミスチルの間を埋める音。ブッチャーズやイースタンユースなんかを好きな人にも響く部分があると思うし、うまく行けばミスチルを好きなような人にも受け入れられるような可能性を秘めてると思う。 あと、個人的なことだけど僕はこのバンドの男臭さ全開のボーカルにはあまり魅力を感じなかった。もうちょっと何処かに少年っぽさがある歌声が好きだな。きっと好き嫌いの分かれる歌声だと思う。それにしても、ドラム叩きながら歌うって凄く大変だよね。ライブはどんな感じなんだろ。ちょっと観てみたい。 |
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THE LOCAL ART 『NEIRO』 |
ローカルアートのセカンドアルバム。前作のレビューでブッチャーズとミスチルの間を埋める音って書いたけど、今作はよりミスチル寄りというかJ-POP寄りの音になってます。演奏だけ聴いたらエモコアと呼ばれるような人たちに近い音なんだけど、メロディもアレンジもボーカルも歌詞も凄くキャッチー。 メロディや演奏は良いと思うんだけど、僕がいまいち入り込めなかったのは青春パンクか安いホストばりに赤面系な歌詞のせいかな。「すべての友達よ、ありがとう」、「友情の素晴らしさを知ることができた」、「すべてをあなたに捧げたい」、「愛すべき人よ、終わりなき道を行こう」、「涙拭いてそばにおいで」などなど、青春まっさかりな少年少女にはストレートに響いてくるのかもしれないけど、二十歳すぎの変態オッサンな僕(誰がやねん!)にはちょっと辛いです。でも、そういう言葉たちが歌詞カードを見ないでも一言一言ちゃんと耳に入ってくるように歌われてるのは好感が持てたよ。エモーショナルなギターロックが好きで、そういう歌詞が好きな人は聴いてみるといいんじゃないかな。 |
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THE MAD CUPSULE MARKETS 『1990-1996』 |
今や、海外で最も認められてる日本のロックバンドかもしれないマッドカプセルマーケッツ。最近はデジタルハードコア的なサウンドの印象が強いけど、そういうスタイルになる前の時代の音源で構成されたベストアルバムです。最近のマッドしか知らない人が聴いたら、あまりのサウンドの違いに驚いちゃうかもね。今よりも日本語の歌詞が多くて、曲ももっとパンクっぽい感じ。パンクといってもピストルズの物まねやメロコアではなくて、もっと独特な感じね。また、速くて激しい曲だけじゃなくて、『公園へあと少し』なんていうミディアムテンポでメロディと歌を聴かせる名曲もあります。この頃の彼らが後の日本の音楽シーンに与えた影響は計り知れないと思うね。hideのソロなんかもマッドの影響を強く受けたようなサウンドでした。 あー、最近の曲はあれはあれで良いけど、この頃の曲もかっこいいなあ。個人的には高校のときに、この頃のマッドをコピーしてたりで思い入れが強いんだけど選曲も凄くいい感じだと思います。最近のマッドしか知らない人も機会があったら聴いてみて欲しいな。あとhide好きな人も是非是非。それでもし気に入ったならば、『MIX-ISM』と『PARK』の2枚のオリジナルアルバムも聴いてみてください。どちらも傑作です。 |
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THE MAD CUPSULE MARKETS 『1997-2004』 |
マッドカプセルマーケッツの最近の曲を集めたベストアルバム。この頃の曲はデジタルハードコアっていうのかな。ハードコアテクノやドラムンベースとハードコアパンクを合わせたような音楽。海外ではアレック・エンパイアがやってたような音をマッドなりの解釈で。パッと聴いた感じでは演奏も激しいし、テンポもやたらと速いし、ボーカルはシャウトしてるし、打ち込みを駆使して少しマニアックなことやってるし、近寄りがたい印象があるかもしれないけど、実はメロディは凄くキャッチーで日本人ならではの哀愁いっぱい。その辺が海外も含めて多くの人に受け入れられた大きな要因のひとつかな。そういう激しい中にキャッチーで哀愁漂うメロディっていうスタイルはもう1枚のベストアルバムのレビューでちょこっと名前を出した『MIX-ISM』や『PARK』を作ったからこそ、うまく作用してるんだと思う。 そんなこんなで僕はビクターの回し者でもなんでもないけど、やっぱりもう1枚のベストアルバムも併せて聴くと、より今作を楽しめるんじゃないかなと思います。さらにさらに回し者みたいな発言になっちゃうけど、今作に収録されてる曲ももちろん全部、文句なしにかっこいいです。他にはない魅力でいっぱいですよ。 |
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THE MARS VOLTA 『DE-LOUSED IN THE COMATORIUM』 |
元アット・ザ・ドライブ・インのセドリック・ビクスラーとオマー・ロドリゲスを中心とするマーズ・ヴォルタのデビューアルバム。ドラマチックでエモーショナルって感じのバンドはいっぱいあると思うけど、このマーズ・ヴォルタはそこに高度な実験性をプラス。プログレやポストロック、ニューウェーブに通じるような実験性を前面に押し出しつつもロックの持つダイナミズム、スリリングさはしっかりあって、それでいて歌物としても機能してるという、とんでもない作品になっています。 仕掛けいっぱいで聴けば聴くほど面白いし、表情豊かなセドリック・ビクセラーの歌も高度な演奏もホントかっこいいです。特にUTADAの作品にも参加していたジョン・セオドアのドラムがヤバイ。ベースでゲスト参加してるレッチリのフリーとの相性も抜群。こりゃ、21世紀のレッド・ツェッペリンか? |
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THE MARS VOLTA 『FRANCES THE MUTE』 |
マーズ・ヴォルタの2作目。性別は違えどビョークの圧倒的な表現力にも匹敵するようなセドリックの歌声、変態的に暴れまくるオマーのギター、超絶テクなジョンのドラム、そこに今作もレッチリのフリーが参戦!変拍子や転調のA・RA・SHI!ポストロックもエモも通過したプログレというか、もう完全に他のロックバンドとは違う次元に行っちゃってます。普段、いろんな音楽を聴いてる人向けの作品だね、これは。 最近のロックは刺激が足りないよ!って人は聴いてみるといいかもしれないです。ただ、組曲っぽい作りになってるんだけど、アルバム全体のまとまりは前作のほうが上のような気も。濃すぎて78分通して聴くにはちょっと体力がいるね。でも、その分、聴き終わったときの興奮度、感動は計り知れないものがあります。 |
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THE MATTHEW HERBERT BIG BAND 『GOODBYE SWINGTIME』 |
レディオ・ボーイ名義など、さまざまな名義で活動するマシュー・ハーバートによるビッグバンド。その名もTHE
MATTHEW HERBERT BIG BAND(そのまま)の1stアルバム。 基本は普遍的なボーカル入り(曲によって男女色んな人が歌ってる。アート・リンゼイもボーカルで参加)のスウィング・ジャズ、ところどころにレディオ・ボーイ名義にも通づるような「破壊」が行われていたり、エレクトロニカ的要素が軽く加わったりしています。アダルト&スウィートなサウンドに絶妙のバランスで棘があって、カナリいい感じです。カッコいい。さすがマシュー。個人的には、彼の作品の中で一番好きかも。お薦め。ほとんどの曲でボーカルが入ってるし、メロディはポップなんで普段ジャズを聴かない人にもお薦めです。ただ、これは基本的にジャズ・アルバムなんで、エレクトロニカを期待している人は聴かないほうがいいかも・・・ |
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THE MICETEETH 『CONSTANT MUSIC』 |
大阪発、総勢11名のオーセンティック・スカ・バンド。 このアルバムは、2枚の7インチ・シングルに新曲を1曲プラスした編集盤。オーセンティック・スカな演奏に、日本語の歌謡曲テイストの歌が乗る、甘く切ないサウンド。スカとか関係無しに、とにかく良い歌がいっぱい。インスト曲もいい。 とびっきり至福のスカ・アルバムです。DETERMINATIONSや、ROCKING TIMEを好きな人は是非是非。 |
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THE MICETEETH 『いくつかの春の光』 |
『CONSTANT MUSIC』に収録されていた名曲『春の光』のリミックス、リアレンジEP。 M-1は原曲にトロンボーンを加えた新バージョン。原曲にますます「春の光」が差し込んだようで、より暖かい音になっています。M-2はHAKASE-SUNによる、HAKASE-SUNらしいオルガン・レゲエ・インスト。暖かいオルガンの音色にピアノやフルートも絡んできて泣ける。M-3はメンバーによるギター・インスト。アダルトなAOR。M-4もメンバーによるピアノ・インスト。「夕方MOOD」バージョンなんだけど、まさに名前の通り、夕方を思わせるようなセンチメンタリズム。そしてM-5はDETERMINATIONSの高津さんが歌う、より甘い甘いラヴァーズ版『春の光』。これがオリジナルの次松さんの歌とは、また違う良さ。ホント良い。M-6は大阪在住のジャズトランペッター道下克己によるフリューゲルホルン&トランペット&水の音によるインスト。M-7はメンバーによるインスト・バージョンでGERONIMO BLOODをちょっと彷彿させるようなピアニカ・ダブ。堪らなく良い。M-8はメンバーによる切ない切ないギター・インスト。 元のメロディが凄く良いのもあって、どのインスト・バージョンも素晴らしい。中でもDETERMINATIONSの高津さんによるM-5、ドラマー金澤義さんによるM-7は秀逸。 |
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THE MICETEETH 『MEETING』 |
僕の大好きなインスト・アンビエント・ダブ・バンド、GERONIMO
BLOODのメンバーの本バンド?、マイスティース。GERONIMO
BLOODのダブ・サウンドと違って、このマイスティースは日本語による歌物スカ。スカを中心に、軽やかなカリプソ、渋いスウィングまで、ゆる〜くて、どこか楽しい演奏に、ボーカルの次松大助の鼻にかかったような声の甘く切ない歌。ムード満天。最高にロマンチック。泣けるんだけど踊れる。そんなサウンドです。 1曲目のアップテンポな英詩歌物スカ・ナンバー『PLEASE,PLEASE TAKE ME DOWN』からもう最高。渋いインストを挟んで、甘く切ない日本語の歌物曲が2曲続く。M-3『ONE SMALL HUMMING TO BIG PINING <夜明けの小舟>』と、M-4『素晴らしい日々』。どちらも名曲って言っても差し支えのない内容。歌が最高に良い。続くインスト曲、M-5『HASH』がまた甘く切ないメロディ。こんな甘く切ないメロディが続くと思わず泣いてしまう。もう1曲渋めのインストを挟んで、軽やかな歌物カリプソ・ナンバー、M-7『GUILTY BOY』。これは楽しい楽しい。M-8『SING IT AGAIN』は、アダルトな雰囲気の英詩歌物スカ。これがまた切ないメロディで凄くいい。また1曲インストを挟んで、M-10『ムーンリバー』。アダルトでゴージャスなスウィング・サウンドにやっぱり甘く切ない歌。良い良いって褒めてばかりだけど、これまた本当に良い曲。インストをまた1曲挟んで、渋いミディアム・バラード、M-12『朝のあいだ』で幕を閉じる。至福の12曲。インスト曲も本当に良いんだけど、とにかくボーカル曲がいい。名曲いっぱい。名盤です。 DETERMINATIONSを好きな人は気に入ると思う。あと、スカパラやROCKING TIME好きな人も。LITTLE TEMPO好きな人や、はっぴいえんど を好きな人なんかにも聴いて欲しいな。 |
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THE MICETEETH 『ネモ』 |
僕が2003年に出会ったバンドの中でも一押しの大阪の歌物スカ・バンド、THE MICETEETHの5曲入りEP。日本のスカの聖地は間違いなく大阪だと勝手に思ってるけど、その大阪のスカ・バンドの中でもTHE MICETEETHは異質な存在だ。他がルーツのスカに近付こうとモノマネばかりしてる中で、彼らはルーツに近付きつつも、非常に歌心に溢れる唯一存ニのスカ・サウンドを作り出している。優しく包み込むような演奏と、とろけるような次松大助の歌声。何とも言えないロマンチックな世界がたまらなく良い。前作までと比べて特に目新しい部分は感じられないけど、今作も“素敵”って言葉がピッタリな曲たちが詰まっている。特にM-1『ネモ』は心地よくも切ない名曲。ホーンやボーカル、ピアノが一体となって甘く切なく響く。唯一のインスト曲M-5『salvian melodicca』はM-1『ネモ』のピアニカ・バージョンなんだけど、これがまたとっても良い。このバンドはスカって括りは関係なしに多くの人にも聴いて貰いたい。普段、スカを聴かないような“うたもの”好きな人も是非是非。 |
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THE MICETEETH 『霧の中』 |
フィッシュマンズのトリビュート・アルバム『SWEET
DREAMS for FISHMANS』でもやっぱり素敵な歌を聴かせてくれたマイスティースの5曲入りシングル。 タイトルトラックはサビでの次松くんの女言葉も妙にグッとくるメロウなスロウ・ナンバー。これまでの曲よりもさらに次松くんの素敵な歌を前面に押し出したような感じかな。全編を彩るキーボードとホーンも素敵だし、やっぱりスカ的な味付けはされてるものの、例えば平井堅を好きなような人にもアピールできるような、いい意味で普遍的な歌物になっています。 タイトルトラックもいい曲なんだけど、カップリングのM-2『アイ ラブ ユー、ベイビー』がまたいい曲なんだ。次松くんの素敵な歌声と胸キュン・メロディー、ピースなホーンに軽快なパーカッション、口笛も加わって、最高に幸せ。程よく力が抜けてるんだけど、程よくドリーミーで程よく切ない。個人的にはタイトルトラックよりも好きだったり。インストのM-3『カノジョトダンス』もいい感じだし、そのダブ・バージョンやタイトル・トラックのダブ・バージョンはもっといい感じ。次松くんの歌声も捨てがたいけど、GERONIMO BLOODや後期フィッシュマンズを思わせるようなふわふわして叙情的な切ないインスト・ダブに生まれ変わったタイトル・トラックのダブ・バージョンはホント泣けます。 タイトルトラックとM-3『カノジョトダンス』はアルバムにも収録されるみたいだけど、マイスティース好きな人はそれぞれのダブ・バージョンとM-2『アイ ラブ ユー、ベイビー』のために買っても損はしないと思う。フィッシュマンズ好きな人にも聴いてもらいたいな。マイスティースは良いよ。 |
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THE MICETEETH 『BABY』 |
マイスティースの2枚目のアルバム。相変わらずの素敵な歌物スカ・サウンドを展開。前作と比べると、より次松くんの歌声を前面に出した音作りになったかな。ゆるやかなスカのリズムと甘く切なく胸に響くホーン隊、そこにやっぱり甘く切ない次松くんの歌声が絡み合って、なんとも素敵な音世界を作り出しています。スカとかロックステディとかレゲエとか関係なしに、ただただ単純にいい歌がいっぱい詰まってるよ。『レモンの花が咲いていた』や『霧の中』なんてホントに名曲だと思う。 一人で聴くも良し、友達と聴くも良し、家族と聴くも良し、恋人と聴くともっと良し。お酒との相性も抜群。どんなときもいい気分にさせてくれる素敵な作品です。スカを好きな人はもちろん、スカなんて知らないけどいい歌が聴きたいんだって人は是非是非。 |
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THE MICETEETH 『from RAINBOW TOWN』 |
マイスティースの3作目。心地良いスカの裏打ちリズムにまろやかなホーン、ちょっと鼻にかかった哀愁いっぱいの歌声、切ないメロディ。ボーカル次松くんの歌声は凄く独特で好き嫌い分かれるかもしれないけど、ハマる人はとことんハマる歌声だと思います。大滝詠一とか田島貴男の歌声が好きな人は是非是非。 今作は6人のメンバーが作曲してるおかげもあってか、タイトル通り、虹みたいにカラフル。虹を見たときみたいな感動と幸せを与えてくれる作品に仕上がってます。全体的に見ると、よりポップになったような印象かな。歌謡色が強くなって、いい意味で本場ジャマイカのスカとはかけ離れたマイスティース独自のスカを聴かせてくれます。本場の音楽から離れても偽者っぽくなるどころか極上のポップスになってるところが凄いね。今作も名曲揃いです。スカ好きから昔の歌謡曲を好きな人、普段、Jポップばかり聴いてる人にも聴いてもらいたい素敵な作品です。甘くてロマンチックな音が聴きたかったらマイスティースを聴いてください。 |
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THE MUSIC 『WELCOME TO THE NORTH』 |
ミュージックのセカンドアルバム。前作もストーンローゼスがスーパーサイヤ人になって戻ってきたような独特のサウンドで、ガレージっぽいのやレディオヘッド以降な音ばかりの若手の中では頭一つ抜けてるような印象があったけど、今作はもっと上を行ってます。ボーカルと演奏が一体となってうねるうねる。最高のロックンロールであるのと同時に、最高のダンスミュージックでもあるというか、グルーヴ感いっぱいでメチャクチャかっこいいです。なんかのバラエティ番組でポルノグラフィティのボーカルが「こいつらメチャクチャかっこいいんですよ。」って言ってたけど、ロック・オタクやクラブ好きを満足させるだけじゃなくて、普段ヒットチャート音楽ばかりを聴いてるような人にもアピールできるようなキャッチーさも兼ね備えてるのが凄い。 個人的にはストーンローゼスのあの名盤と肩を並べれるくらい素晴らしい作品だと思うよ。ストーンローゼス好きな人から、プライマルスクリームを好きな人、オアシスやストロークス好きな人も気に入るんじゃないかな。バンド名の「ミュージック」って一番シンプルでありながら一番大げさな名前だと思うんだけど、全然、名前負けしてないね。さあ、踊れ踊れ。 |
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THE NEPTUNES 『THE NEPTUNES present...CLONES』 |
ビヨンセのソロ・デビュー曲からケリス、ジェイ・Z、シェーン・ポール、スヌープ・ドッグ、TLC、そしてブリトニー・スピアーズまでのプロデュースを手掛け、今のアメリカのメインストリームの音楽はほとんど彼らが作り出してると言っても過言じゃないプロデュース・チーム、ネプチューンズの立ち上げたレーベル「スター・トラック」の旗あげとなるコンピ盤。コンピ盤といっても2曲のロックナンバー以外の曲はネプチューンズがプロデュースしていてネプチューンズのアルバムとも言える内容。この人たちの魅力は何と言っても、キャッチーでいながらも立ち止まらず、実験的で斬新な音を作り出していくところ。彼らの作り出す音はMCやメロディーしか聴いてないようなライトなリスナーにはキャッチーさで、耳の肥えたヘヴィなリスナーには実験性と斬新さでアピールできる。ここ数年間ずっとヒットチャートの常連プロデューサーなのも十分に納得だ。 今作はそんな彼らと「スタートラック」のレーベルアーティストの作るトラックにゲストのジェイ・Z、バスタ・ライムズ、リュダクリス、ネリー、スヌープ・ドッグ、ナズ、ジェイダキなどのラップが絡み合う贅沢な作品。曲によって多少クオリティに差があるけど、PILを彷彿とさせるようなスカスカながらも硬質なトラックの上でバスタがライムするM-2『LIGHT YOUR ASS ON FIRE』、プリンス以降の密室ファンクなトラックの上でネプチューンズの片割れファレルのへたうまファルセットで歌い、ジェイ・Zがラップで絡むM-5『FRONTIN』なんかは名曲だと思う。10、11曲目のロックナンバーは賛否両論あるだろうけど、別に流れを壊してるとも思わなかったし、SPYMOBのM-10『HALF STEERING』はソウルの匂いもするパワーポップ・ナンバーで個人的には大好きだったり。 セルアウトだとか言って、彼らを嫌がる人もいると思うけど彼らはそれなりの音をちゃんと作り出していると思うな。R&Bやヒップホップを好きな人はもちろん、普段はそういう音楽を聴かないような人にもお薦め。今のアメリカのメインストリームの音を知るのにも、もってこいの作品なんじゃないかな。 |
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THE NETWORK 『MONEY MONEY 2020』 |
GREEN DAYのビリー・ジョーのレーベルからデビューするバンド、THE
NETWORKの1stアルバム。このTHE NETWORKはFINK、VAN
GOUGH、THE SNOO、CAPTAIN UNDERPANTS、Zと怪しい名前の5人組。全員が経歴不詳で覆面をしている。GREEN
DAYの変名か?って噂されているけど、このボーカルの声は紛れもなくビリー・ジョーだと思う。てか、覆面してるけど顔も明らかにビリー・ジョーだ(笑) 80年代っぽいエレポップ感が全体に漂っているとは言え、メロディももろにGREEN
DAY。ちなみにCATAIN UNDERPANTSってメンバーがいるけど、これはGREENDAYのドラムのトレ・クールが以前に在籍してたバンドで使ってた名前らしい。 サウンドはさっきもちょっと書いたけど、エレポップ感漂うGREENDAY。曲のほうは悪くはないし、いいとは思うんだけど、『BASKET CASE』、『HITCHIN' A RIDE』、『MONIRITY』ほどの名曲はないかな。あくまで、お遊びって感じ。 |
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THE NEW DEAL |
トロントのベースとドラムとキーボードの3ピース・バンド。人力ブレイクビーツ。 |
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THE OFFSPRING 『SMASH』 |
1994年に発表され、850万枚以上を売り上げたTHE
OFFSPRINGの3rdアルバム。THE OFFSPRINGはアメリカのパンク、メロコア・バンド。このアルバムと同じ年にリリースされたGREENDAYの『DOOKIE』の2枚が後のメロコア・ブームを作り出したと言っても過言じゃない。それくらいロック史において重要な作品。 GREENDAYと並べて書いたけど、THE OFFSPRINGとGREENDAYの音は全然違う。どちらもキャッチーでテンポが早いってところは同じだけど、GREENDAYのルーツがビートルズなどのブリティッシュロックにあるのに対して、THE OFFSPRINGのルーツはメタル。デクスター・ホーランドのハイトーンで伸びやかなボーカルなんてメタル・バンドで歌っても全く違和感のないような声&歌唱法だし、アレンジやギターリフにもメタルを感じることがしばしば。こんなことを言ったらTHE OFFSPRINGファンに怒られちゃいそうだけど、僕はTHE OFFSPRINGは「カジュアルなHALLOWEEN」だと思ってる。 ストレートな曲も好きなんだけど、個人的には中近東っぽいM-7『COME OUT AND PARTY』とスカの要素を取り入れたM-11『WHAT HAPPENED TO YOU?』が特に最高。嫌な気持ちもどこかに飛んで行っちゃう爽快さ。 |
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THE OFFSPRING 『IXNAY ON THE HOMBRE』 |
オフスプリングの4thアルバム。前作まではエピタフからリリースしてたんだけど、今作はメジャーよりリリース。前作よりも様々な音楽要素が見え隠れするようになって、疾走感も増した。前作の方が世間的に評価が高いような気がするけど、僕はこっちのほうが好きだったりする。 このアルバムはとにかく1曲目の元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラによるMCから2曲目の疾走パンク・ナンバー『MEANING OF LIFE』の流れと10曲目の『ALL I WANT』がメチャクチャかっこいい。もうこれだけでオナカイッパイ。スッキリしたいときや車をとばしたい時はこのアルバムがお薦め。 ちなみに『ALL I WANT』は「クレイジータクシー」ってゲームに使われているんだけど、そのゲームもお薦めだったり。 |
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THE OFFSPRING 『AMERICANA』 |
オフスプリングの5thアルバム。前作のレビューでは3枚目のアルバムより好きって書いたけど、今作はそれよりももっと好き。前作までよりも陽気度アップで楽しい楽しい。メロディも突き抜けるくらいキャッチーで演奏はとことんストレート。ストレートなんだけど、よく聴くとアレンジも凝ってて言うことなし。 このアルバムは何と言ってもM-4『PRETTY FLY(FOR A WHITE GUY)』。この曲はクラブや有線でもかかりまくってたし知ってる人が多いんじゃないかな。「アハー!アハー!」ってやつ。思わず体が動いちゃうこと間違いなしな、陽気で遊び心満天のミディアム・ナンバー。もうこれが名曲中の名曲。楽しくて仕方ない。陽気なこの曲から一転、シリアスで疾走感のあるM-5『THE KID'S AREN'T ALRIGHT』に雪崩れ込む瞬間も最高。あと、ただただ陽気に突っ走るパンク・ナンバーM-8『WALLA WALLA』やホーンや鉄琴も入った陽気なミディアム・ナンバーM-11『WHY DON'T YOU GET A JOB?』あたりも最高。個人的には最後のシークレット・トラックを除くと完璧なアルバムです。CD-EXTRAも充実してていい感じ。 これはパンクに変な偏見を持ってるロックファンにも聴いて欲しい傑作。 |
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THE OFFSPRING 『CONSPIRACY OF ONE』 |
オフスプリングの6thアルバム。前作と同じような感じのアルバム。陽気で、とってもポップ。 それなりに良いんだけど、前作と比べるとどうしても見劣りしてしまうのが正直なところ。各曲のクオリティも前作の方が遥かに上だし、新鮮度も前作には到底かなわない。なんか、ロングセラーになった前作と同じようなのを作っとけばいいやって、適当に作ったような感じがする。いや、本人達はそんな気は全然ないかもしれないし、悪い出来ってわけでもないんだけどね。 シングルにもなってたM-3『ORIGINAL PRANKSTER』なんかは好きなんだけどな。前作に収録の『PRETTY FLY(FOR A WHITE GUY)』の延長線上にある、ラテン調のミディアム・ナンバーなんだけど、パーカションの使い方や絶妙でとっても楽しい。楽しいんだけど、『PRETTY FLY(FOR A WHITE GUY)』と比べちゃうとやっぱり・・・。 |
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THE OFFSPRING 『SPLINTER』 |
オフスプリングの7thアルバム。前作や前々作にあった陽気さはちょっと減少。全体的に見ると『SMASH』や『IXNAY ON THE HOMBRE』の頃のようなシリアス路線の作品になっている。だけど、『SMASH』や『IXNAY ON THE HOMBRE』の曲ほどガツンと来ない。『PRETTY FLY(FOR A WHITE GUY)』や『ORIGINAL PRANKSTER』路線の曲もあることはあるんだけど、いまいちピンっとしない。良かったと思ったのはGREENDAYの『MINORITY』を彷彿とさせるようなアコギのストロークが軽快なポップ・ナンバーM-10『SPARE
ME THE DETAILS』くらい。 なんか批判的なことばかり書いたけど別に駄作ってわけじゃないと思う。これはこれで良いんだけど、もうマンネリ感いっぱい。まあ、7作もリリースしてるんだし、それも仕方ないのかな。 |
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THE OPUS |
RUBBERROOMやTHAWFORの作品を手掛けたTHE OPUSの1stアルバム。 |
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THE OPUS 『002 BREATHING LESSONS』 |
THE OPUSの2ndアルバム。 前作はボーカル曲も結構あったんだけど、今作はインストが多め。よりディープで、よりフロア・ライクな作品。 美しく退廃的、硬質でメランコリックなインスト・ヒップホップ。 前作でも、思ったけど日本のブルーハーブやDJ KRUSHに通じるところがあると思う。 こっちは、もっとドラマチックだけど。感動的なくらいにドラマチック。 とにかく今作はアルバム全体の流れが凄く良い。特にM1〜M5までの流れは最高にかっこいい。 アルバム1枚で1つの大きななファンタジ-物語が構成されています。 前作も凄く良かったけど、今作もお薦め。めちゃくちゃカッコいいです。 これはヒップホップ好きな人はもちろんポストロックやエレクトロニカを好きな人にも聴いて欲しいな。 |
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THE PHENOMENOLOGICAL BOYS 『MELODY,MELODY,MELODY & MORE MELODY』 |
TOMLAB 23。アメリカのTHE PHENOMENOLOGICAL BOYSの1stアルバム。 おもちゃの楽器を武器に、ヨーデルにオールディーズ、ソウル、カントリー、ジャズなどをゴチャマゼにしてエレクトロニカに放り込んだような作品。ストレンジ・エレクトロニカ・トイポップ。アレンジは凄くストレンジ。メロディは凄くドリーミーで、そこにへなちょこ男性ボーカルや、キュートな女性ボーカルが乗ります。SEやコラージュを散りばめて、アメリカのアニメのサントラみたいな雰囲気もあります。もうジャケットのイメージ、そのまんま。メチャクチャ楽しいです。 こういうの大好き。チープなねじれポップが好きな人は是非是非、聴いてみてください。お薦めです。 |
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THE PILLOWS 『FOOL ON THE PLANET』 |
結成12年のときにリリースされたピロウズのベスト盤。ずっとブレイクするブレイクすると言われ続けてきて結局まだブレイクしてないピロウズだけど、バンプとかアジカンとかレミオロメンとかエルレガーデンが売れまくってる今だからこそ個人的にはブレイクして欲しいバンドです。最近ロキノンジャパンとかに載ってる若手のバンドってピロウズの模倣みたいなバンドが多いじゃん。だったらオリジネーターともいえるピロウズももっと評価されてもいいと思うんだけどなあ。 最近の若手のギターロックバンドが好きな人はピロウズも是非、聴いてみて欲しいです。で、アルバムいっぱい出てて、どれから聴いたらいいか分かんないよって人はこのベスト盤から聴いてみるといいかと。かっこいい曲いっぱいです、ホントに。 |
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THE POLYPHONIC SPREE 『THE BEGINNING STAGE OF』 |
テキサスのダラス出身、20数人!のグループ、THE
POLYPHONIC SPREEの1stアルバム。 20数人のうち10人が聖歌隊、他はピアノ、チェロ、トランペット、フルート、ハーブ・・・ オーケストラ・サウンドに、大合唱。まるで、ゴスペル版SPIRITUALIZED。ビーチボーイズやマーキュリー・レヴ、フレーミングリップスを思わせるようなサイケデリア。圧倒的なサイケデリア。ジャケットは20数人全員で白いローブを着て立っていて、なんか天国に向かう感じがするんだけど、音のほうもそんな感じ。そして、30分以上の大作M-10『A LONG DAY』が凄い。ゴスペルコーラスの声をエレクトロニクス加工したループが延々と30分以上続く。これはトリップできます。って言うか頭がおかしくなりそう・・・(笑) M-10以外は、基本的にメロディは凄くポップで聴きやすいです。サイケな音が好きな人は聴いてみては? |
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THE POP GROUP 『Y』 |
イギリスはブリストルで結成された5人組バンド、ポップグループの1979年に発売されたデビューアルバム。僕が生まれたのも1979年。当然、リアルタイムでは聴いてなくて、僕がこの作品を知ったのはレディオヘッドが『KID
A』を発表した際に雑誌か何かで通じる作品として紹介されたたのがきっかけ。『KID
A』も衝撃的だったんだけど、僕にとってはこっちのほうが衝撃的だった。 ダビーな音像の中で、パンクを基調としつつも、ファンク、現代音楽、フリージャズなどを取り入れた狂気のサウンドが混沌と浮遊。不協和音と予測不可能な曲展開。もう脳みその中をグチャグチャにかき混ぜられる。ポップグループっていうバンド名に騙されちゃいけない。ポップさなんてほとんど皆無。ポップとは正反対の音だ。ここまでバンド名と音楽のギャップが激しいのはポップグループかポルノグラフィティくらい(笑) ポップとは正反対なところにあるピアノやサックス、フリーキーなギターなどの使い方が本当に絶妙で、ただただアヴァンギャルドな音世界に圧倒される。一度ハマるとなかなか抜け出せないです。アヴァンギャルドな音が好きな人は聴く価値があるんじゃないかな。このポップグループの衝撃的な音は少なからず、ZAZEN BOYSなんかも影響を受けてると思うんで好きな人は聴いてみるといいかも。ただ、何度も言うけどポップさはほとんど皆無なんで要注意。 |
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THE POSTAL SERVICE 『GIVE UP』 |
USのギターポップ・バンド、DEATH CAB FOR CUITEのソングライターである、BENJAMIN GIBBARDと、エレクトロニカ・ユニット、DNTELが結成した、エレクトロニカ・ポップ・ユニットの1stアルバム。リリースは、あのサブポップから。 サウンドはギター・ポップとエレクトロニカの融合。MORR MUSIC系のノスタルジックなトラックに、甘いメロディの男性ボーカル。ところどころに登場する舌足らずぎみな可愛い声の女性ボーカルもいい感じ。メロディも凄くいいし、mumや『HIGHVISION』期のスーパーカーが好きな人は是非聴いて欲しいです。かなりお薦めのアルバムです。 |
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THE PREDATORS 『HUNTING!!!!』 |
ピロウズのボーカルの山中さわお、GLAYのベースのJIRO、ストレイテナーのドラムのナカヤマシンペイによる3ピースバンド。ピロウズにGLAYにストレイテナー。GLAYだけちょっと違う感じがする人もいるかもしれないけどJIROは昔からインタビューとかでピロウズのファンだって言ってたし、GLAYのJIRO作曲の曲を聴けば、それほど不思議な組み合わせではないことは分かるね。 音のほうはというとメロコアやパワーポップ寄りのニルヴァーナといった感じ。ボーカルは全部、山中さわおで作曲は山中さわおが4曲、JIROが3曲。ほとんどアップテンポな曲ばかりでピロウズのときよりもアグレッシブな山中さわおの歌が聴けます。ピロウズとストレイテナーのファンはきっとストライクな音なんじゃないかな。GLAYとは少し違う音だけど、GLAYのファンも聴けるようなポップさもちゃっかり兼ね備えてるっていうか、凄くポップです、この作品。 |
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THE RAPTURE 『THE OUT OF THE RACES AND ONTO』 |
RADIO 4をプロデュースしてるチーム、DFAがプロデュースのニューヨークの3人組バンド。リリースはサブポップから。所謂、エレクトロクラッシュ、またはディスコ・パンク。 プロデューサーが一緒のせいか、かなりRADIO 4に近い感じの音です。表題曲の『THE OUT OF THE RACES AND ONTO』が四つ打ちのダンスビートを導入したポップで踊れるパンク・チューンでかっこ良かった。 でも、EP全体を通して見ると、RADIO 4のほうに軍配かな。ちなみにヒットシングル『HOUSE OF JELOUS LOVERS』は未収録。 |
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THE RAPTURE 『ECHOES』 |
THE RAPTUREの1stアルバム。今作もDFAがプロデュース。 聴く前は、ボーカルの声もジョン・ライドンに少し似ているし前のEP『THE OUT OF THE RACES AND ONTO』もそれっぽかったんで、このアルバムも80年代のポスト・パンクの焼き直しかなって思ってたんだけど、予想以上に音の幅は広かった。 タイトなドラムにうねるベース、凶暴なギター、そこに空間を切り裂くようなハイトーン・シャウト。そんな攻撃的なガレージロックから、思わず踊りだしたくなるようなダンス・チューン、あと意外にもシンプルで美しい、静寂のバラードまで。1曲1曲にアイデアがいっぱい詰め込まれていて楽しいし、アレンジやメロディも良い。そして、とにかくアルバム全体の流れも本当に素晴らしい。いい感じの曲がいい感じで並んだアルバムらしいアルバム。メディアはTHE RAPTUREを過大評価しすぎな気がしないでもないけど普通に良いアルバム。ディスコ・パンク、ポスト・パンク的なサウンドを好きな人は普通に気に入ると思う。そんな感じ。 |
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THE ROOTS 『THINGS FALL APART』 |
フィラデルフィア出身、ヒップホップ界の大御所のTHE
ROOTSの99年発表の4作目。僕は2004年に入るまで名前は知ってる程度でちゃんと聴いたことなかったんだけど、これはとっても良かった。彼らは生演奏によるジャジーなヒップホップ・バンド。生ならではのスイング感とグルーヴ感、そして、その上を行く流れるようなフロウがメチャクチャ心地よい。社会的なリリックを歌ってるらしいんだけど、全部英語詞なんで日本人の僕には伝わってこないし、OUTKASTみたいな革新性もあまりないんだけど、ただ直感に響いてきて、なんかいいなって思わせるような音。 DJ MIXみたいな感じで曲が繋がってて全体的に素晴らしいんだけど、M-4『STEP INTO THE RELM』とM-8『AIN'T SAYIN' NOTHIN' NEW』が群を抜いて素晴らしかった。この2曲のために買っても損はしないかも。ちなみにエリカ・バドゥをフィーチャーした曲なんかもあり。ヒップホップ・ファンはもちろん、R&B好きな人、そして普段ヒップホップを聴かないようなロック・ファンも聴いてみるといいかも。大傑作です。 |
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THE ROOTS 『THE TIPPING POINT』 |
生バンドでヒップホップをやるっていうスタイルの先駆者的存在のルーツ。彼らのメジャー通産5作目となるアルバム。スタジオ・ジャム・セッションをそのまま録音したという今作は臨場感いっぱい。基本はこれまで通り、生バンドならではの魅力でいっぱいのジャジーでソウルフルなヒップホップなんだけど、今風のサウンドプロダクションの曲も数曲あったりして、聴きやすさはこれまで以上かも。 ただ、個人的にはなんかちょっと大衆に媚びた感じがして微妙な気分。決して悪い作品じゃないし、普通にかっこいいけど個人的には過去の作品のほうが好きだなあ。スライ&ザ・ファミリー・ストーンの隠れた名曲(オリジナル・アルバムには未収録)『EVERYBODY IS A STAR』をサンプリングして仮想デュエットしてしまった1曲目の『STAR』は絶品。素敵にファンクしてます。 |
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THE SIX PARTS SEVEN |
オハイオのポストロック・バンド、THE SIX PARTS
SEVENの3rdアルバム。 |
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THE STREETS 『A GRAND DON'T COME FOR FREE』 |
マイク・スキナーことザ・ストリーツのセカンド・アルバム。なんかイギリスのエミネムとか言われてるみたいだけど、あそこまでポップでもなければ派手さもないし、あんなに凶暴な感じもしない。イギリスでの注目度の高さではエミネムのそれと通じるところがあるのかもしれないけどね。 全体的に体温低めのトラックが印象的。エレクトロ、R&B、ドラムン、アブストラクト、フォーク、そしてロックなどを雑多に消化してたりするんだけど、アウトキャストを聴いた後ではそれほど面白みは感じなかったかな。UKガラージ色が強くちょっと攻撃的なナンバーはデイジーラスカルまで届いてないような印象。決して悪くはないんだけどね。ただ、それはリリックの意味が分かってない状態での印象。リリックの意味が分かったらまた変わってくるのかもしれないね。 この作品、コンセプト作品になってるらしいんだけど、そういう作品でリリックが分からないのは辛い。まあ、英語が分からない僕が悪いんだけども。ただ、M-2『COULD WELL BE IN』、M-10『DRY YOUR EYES』、M-11『EMPTY CANS』みたいにピアノ、アコースティック・ギター、そしてストリングスなどを導入した叙情的なナンバーはリリックが分からなくても響いてきた。この辺はコールドプレイとかUKロック好きな人にも評判が良さそうだね。UKロックといえば、先行シングルにもなってたM-7『FIT BUT YOU KNOW IT』。ブラーが元気だった頃みたいな軽快なギターリフに疾走するロックビート。そこにマイク・スキナーのパンク然としたラップが乗っかるんだけど、これにはUKロック大好きだった僕はノックアウト。もしかしたら、これはヒップホップ好きな人よりも、UKロックとかを好きな人のほうが受けがいい作品かもね。 |
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THE STROKES 『IS THIS IT』 |
プレス、レコード会社の大大大プッシュもあって大ヒットしたTHE
STROKESデビューアルバム。正直、初め視聴したときは懐かしい感じのロックだな程度にしか思わなかった。でも、家に帰ってからもずっと視聴した曲が頭から離れなくて次の日に購入。聴けば聴くほど、どんどん良くなっていった。 |
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THE STROKES 『ROOM ON FIRE』 |
THE STROKESの2ndアルバム。前作が世界中で大ヒット。たぶんマスコミにも大々的に取り上げられると思う。OASISの再来!みたいに。だけど、結論から言うと、これはただただ普通にいいアルバム。 歌いまわしやリフなんかは前作とあまり変わってないんだけど、前作のガレージ!とかロックンロール!って感じよりもちょっとTHE CARSあたりのニューウェーブな感じ。前作のスカスカ感が少し減って、毒っぽさも減った。結果的に凄くキャッチーにポップになった印象。ロックなんだけど、なんか普段J-POPしか聴かない人でもすんなり聴けそうなポップさ。普通に曲も良く出来ていて捨て曲なんてない。普通にいいアルバムだと思う。 ただ1stを初めて聴いたときみたいな衝撃度はないし、前作収録の『THE MODERN AGE』や『SOMEDAY』みたいな即効性ナンバーはほとんどない。悪くはない。ただただ普通にいいアルバム。それだけ。 |
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THE STROKES 『FIRST IMPRESSION OF EARTH』 |
ストロークスの3作目。もはや1作目とは別のバンドだね。演奏は重厚でハードロックみたいだし、ジュリアンの歌声も濃厚。ゆったりした曲が多め。 1作目のロックンロール!初期衝動で突っ走る感じはもうほとんど感じられないです。普通に悪くはないし、あの初期衝動を続けるのは難しいこと。きっと正しい変化なんだろうけど・・・ 個人的にはなんか物足りなさを感じてしまいました。1作目が良すぎたよなあ。 |
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THE USED 『THE USED』 |
GOLDFINGERのジョン・フェルドマンがプロデュースした、THE
USEDの1stアルバム。 エモコアとUSヘヴィロックの中間みたいな音。ボーカルはハードコアみたいに絶叫しているのに美メロ。泣きメロ。とにかくめちゃくちゃメロディがいい。そのメロディを叫ぶように歌う。「激情」って言葉がピッタリ。声も凄くいいし、演奏もエモーショナル。もうメチャクチャかっこいいです。激しい曲もいいし、ストリングスが入ったような美しい曲もホントいい。最近、聴いたロックバンドの中ではダントツに良かったな。 JIMMY EAT WORLDとかエモコア好きから、KORNとかUSヘヴィロック好き、あとNUMBER GIRLなんかを好きな人にお薦め。あと、一緒にするな!って怒られるかもしれないけど、GOING STEADYを好きなような人にも聴いて欲しいアルバムです。 |
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THE ZOOT 16 『RIGHT OUT!』 |
東京NO1ソウルセットの渡辺俊美が結成したバンド、THE
ZOOT 16。これは2作目になるのかな。 スカ、レゲエ、ダブ、ラテン、ガレージ、パンク、ハウス、歌謡曲、好きな音楽を全部ぶち込んで、ちょっぴりロマンチックに渡辺俊美チックに放出。完全なレゲエでもなければラテンになるわけでもなく完全な歌謡曲なわけでもなく完全なパンクでもない。日本人の彼らにしかできない、いい意味でのB級っぽさがこの作品にはあると思う。白人でパンク出のクラッシュがレゲエやダブを鳴らしたときのあの何ともいえないカッコよさがこの作品にはある。これは和製クラッシュと呼んでもいいかもね。 |
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THE イナズマ戦隊 『勝手にロックンロール』 |
依然、ブルーハーツから影響を受けた若手のバンドは絶えない。このイナズマ戦隊のサウンドもチラっとPVを見た感じでは、そんな感じだと思ってた。でも、ここで鳴ってるのはブルーハーツと言うよりむしろハイロウズ。もしくは忌野清志郎。曲によっては怒髪天やソウルフラワーユニオン、エレファントカシマシ、ウルフルズなんかを思い出したり。そう、彼らのサウンドはロックンロール。青春パンクやはっぴいえんど直系やレディオヘッド直系ばかりの若手バンドの中では今時珍しいロックンロール・バンドだ。バンド名はちょっとおちゃらけてるけど、歌ってる内容は飾りなんてなく、ひたすらまっすぐ。青春って感じでちょっと青臭すぎる気もしないでもないけど、シンプルでストレートな演奏でこんなに魂を込めて歌われると、不思議と純粋に響いてくる。頑張ろうって気になれる。青春パンクならぬ「青春ロックンロール」って感じかな。 まあ、この青臭い歌詞に関しては好き嫌いあるだろうし、まだまだ成長の余地もあると思うけどサウンドのほうは素晴らしい。ストレートな骨太ロックンロールもあれば、アコースティックな曲やブルージーな曲もあって曲の振り幅も広い。そして、何よりもメロディが良い。ここに収められた12曲はホントどれもシングルになってもおかしくないくらいメロディが良いと思う。捨て曲なし。歌詞さえ、もっと成長すれば先に名前をあげたような先輩ロックンロール・バンドたちを超えるような存在にも十分なれるんじゃないかな。これからが楽しみなバンドだ。 ロックンロール好きな人は聴いてみる価値があるかも。僕はこの作品はシークレットトラックを除けば大好きだ。だってホントに曲がいいんだもん。 |
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THINK OF ONE 『CHUVA EM PO』 |
ベルギー出身の10人組バンド、シンク・オブ・ワンはモロッコの民族音楽やジプシー、ニューオリンズなどのワールド・ミュージックを独自の解釈でロックやジャズと融合させてきたらしいんだけど、今作はブラジル音楽に挑戦。ブラジル音楽を基調としつつも、ジプシー音楽やロック、プログレ、ヒップホップ、ダブ、ジャズ、そしてテクノまでを今までに見たことも聞いたこともないバランスでゴチャゴチャにミックス。ロックにラップを乗せるのだけがミクスチャーじゃないよ。これこそ本当のミクスチャー。次から次へと摩訶不思議で非常に面白い音が飛び出します。しかも、ただ面白いだけじゃなくてカッコいい。 個人的には、民族的なビートに電子音や怪しい雰囲気のブラスが絶妙に絡み合うアブストラクト・ヒップホップ・ナンバーM-4『MACONHA DO BRASIL』、初期ボアダムスとブラジル音楽が変態的に混ざり合ったようなM-5『TUBARAO』、CANの反復性をブラジル音楽に持ち込んだような呪術的なグルーヴ感のインスト・ナンバーM-6『MARACATU MISTERIOSO』、重低音ダブな音像の中でブラジルのルーツ音楽的な女性ボーカルが浮遊するM-10『PURA GASOLINA』あたりがツボ。 これは普段、耳にするカフェ・ミュージックとして機能するようなブラジル音楽とは真逆で真新しいブラジル音楽。1曲1曲に様々な要素が盛り沢山でとにかく濃いけど、この濃さはこの作品でしか味わえないと思うよ。新しい音を求めてる人は聴いてみるといいかも。 |
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THOM YORKE 『THE ERACER』 |
レディオヘッドのフロントマン、トムヨークの初のソロアルバム。これに期待してた人って多いと思うんだよね。予測も付かない新しいサウンドを期待してた人、『OK
COMPUTER 2』や『KID A 2』を期待してた人、初期レディオヘッドみたいな歌物を期待してた人、いろいろいると思うけど、これは・・・ 中途半端な『KID A 2』って印象。今となっては新鮮味のないエレクトロニカ・トラックに、レディオヘッドのときより少しリラックスしたボーカル。確かにトムヨークの歌声は魅力的だと思うけど、うーん・・・。いや、駄作だとは思わないし、普通にかっこいいけど、ちょっと期待しすぎてたかなあ。 |
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TIED&TICKLED TRIO 『OBSERVING SYSTEMS』 |
NOTWISTのメンバーも在籍するエレクトロ・ジャズ〜ポストロック・バンド、TIED & TICKLED TRIOの4作目。MORR MUSICからのリリース。以前もMORR
MUSICからリミックスEPがリリースされていたけど、今作はオリジナル・アルバム。mm39。 ピアノ、サックス、フルート、トランペット、オルガンなどによるクールで渋いジャズと、エレクトロニクスの融合。実験的だけど凄くポップでスリリング。踊るにも良し、BGMにも良し。メチャクチャかっこいいです。最近のMORR MUSICの中ではダントツ。最近のMORR MUSICはギターポップっぽいのばっかりで、ちょっと面白くなかったけど、これは良い。大傑作。 TORTOISE〜MICE PARADE〜HiM〜DCPRG〜SUN LAなんかを好きな人は是非是非。 |
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TIMTIM 『LET'S PRETEND WE'RE GOING』 |
ベルリンで数々のバンドにギタリスト、ドラマー、及びソングライターとして活動してきたTIMTIMの、ドイツの優良エレクトロニカ・レーベル、BPITCH
CONTROLよりリリースのデビューアルバム。 物憂げなピアノをフィーチャーした四つ打ちアブストラクト・エレクトロニカ・トラックの上をボイス・サンプルが浮遊するM-1『7070077』、四つ打ちのビートに、メランコリックなアコギのアルペジオ、浮遊感漂う電子音、そしてデスキャブなんかを思わせるようなメロウな男性ボーカルで、ポップかつ非常に心地よいサウンドを展開するM-2『ATWATER.CA』、80年代のニューウェーブやポストパンクの香りもする四つ打ちの歌物エレクトロニカM-3『NEONCOBRA』、ちょっと懐かしいシンセ音が美しいメロディを奏でるグリッチ・エレクトロニカM-5『KOLLEN CONCERT』、コーネリアスの『POINT』を思わせるようなアコギのループの上で、ゆる〜いスティール・ギターとメロウな歌声が鳴り響くM-6『PATRON ST OF THE BAD COMEDIANS』などなど、これまでの様々なエレクトロニカ・アーティストのいいとこどり。でも、しっかりTIMTIMらしさもあって、それぞれのトラックの完成度もカナリ高いです。ビートが凄く心地よい。歌の入ったエレクトロニカは駄目って人もこれはいけるかも。ただ、全体的にメロディは少し弱かった気がする。惜しいなー。 |
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TOE 『SONGS,IDEAS WE FORGOT』 |
元POPCATCHER、元REACHのメンバーなどで結成されたポストロック・バンド、TOEの1stアルバム。POPCATCHERやREACHとは全く違うサウンドで、PELEやGHOST
& VODKAを思わせるようなギター・インスト。広がりがあってクリアな響きの2本のギターと、しっかりとしたベース、乾いた音で切れ味の鋭いドラム。PELEをもっとロックっぽくした感じでメチャクチャかっこいいです。ドラムがヤバすぎ! |
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TOE 『RE:DESIGNED』 |
TOEのリミックス5曲&コンピなどに収録されていた曲2曲の編集盤。参加リミキサーは、TOE自身、MARCURY
PROGRAMのDAVE LEBLEU、PELE、クラムボンのミトくん、NANO
MACHINE。 TOE自身のリミックスは原曲のギターをエレクトロニカなビート、グリッチノイズ、そしてピアノが彩る。ダイナミックな原曲と違い、美しく繊細なリミックス。原曲も切ないメロディだったんだけど、このリミックスはもっともっと切ない。DAVEのリミックスは前半は原曲のダイナミズムは残しつつも、美しく切ないエレクトロニカ、後半は音響的なフィードバック・ノイズ。PELEはTOEのウリの1つである切れ味の鋭いダイナミックなドラムをメインにした音響っぽいリミックス。ミトくんのリミックスは、疾走するグリッチ・テクノ。この作品の中で1番原曲をブチ壊してるんだけど、高揚感やパンクっぽい部分は本家と通じる。これヤバイ。さすがミトくん。NANO MACHINEのリミックスは、エレクトロニックな要素を加えつつもバンドのダイナミクスを活かしたリミックス。後半は美しくドラマチック。これもメチャクチャかっこいい。 既発曲はNOON RECORDのコンピに収録されてた曲とPELEとのスピリット盤に収録されてたもの。TOE節全開。どのリミックスもそれぞれ良いんだけど、この2曲を聴くとやっぱりTOEのオリジナルが1番だなって感じてしまう。 |
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TOE 『THE BOOK -ABOUT MY IDLE PLOT ON A VAGUE ANXIETY-』 |
リーチの柏倉隆史(個人的に柏倉隆史は日本人で一番好きなドラマー)、美濃隆章も在籍するインストバンド、トーの初のフルアルバム。ギター、ベース、ドラムによるシンプルなインストなんだけど、とにかくこのドラムを聴いてください。ホント凄まじいです。メチャクチャかっこいいです。まるでドラムが歌ってるみたい。僕にはそこら辺のコンビニ的歌姫の歌よりガツンと響いてくるよ。ギターやベースもドラムの影に隠れがちだけど、いい音鳴らしてます。 時には繊細に時にはダイナミックに、アルバム全体のバランスもいい感じだね。PELEとかGHOSTS & VODKA、あとMICE PARADEなんかを好きな人はきっと気に入るんじゃないかな。ただ、曲によってはシャカゾンビのオオスミがポエトリーしてたり、MICE PARADEの作品にも参加してたクラムボンの原田郁子がコーラスしてたりするけど、基本はギター、ベース、ドラムだけで作られてるんで普段、インストを聴いてない人は似た曲ばかりに感じられて少し退屈しちゃうかも。聴き込めば曲ごとの色が見えてくると思うけどね。ホントに素晴らしい作品なんで色んな人に聴いてもらいたいです。 |
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TOE 『NEW SENTIMENTALITY』 |
クラムボンのミトくんがプロデュースした4曲入りシングル。なんかいかにもミトくんっぽい音になったなあってミトくん信者な僕は思うけど、これは昔からのファンには賛否両論ありそうな作品。全体的にアコギが多用されてるのは、聴きやすくなったと思うけど、トーらしさが失われたような気がしないでもないかな。最近のマイスパレードみたい。ギターの山嵜希廣和がボーカルをとる曲も悪くはないけどボーカルはなくても良かった気もする。(PAの関係もあるかもしれないけど、ライブでは声が聴き取りにくかったしね) って、なんか批判的なことばかり書いたけど、ちゃんとポストロックでいて圧倒的にかっこいい音を鳴らしてながらも、例えば、トーがアルバムに参加した木村カエラ経由で聴いた人にも聴きやすい感じで仕上げてるのはさすがとしか言いようがないです。そして、柏倉隆史のドラムは相変わらず素晴らしい。このドラムだけでも十分に聴く価値があると思うよ。なんだかんだでトーが大好きです。 |
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TOKIO 『TOK10』 |
トキオのデビュー10周年を記念して発売された、ジャニーズの過去の名曲を国内外のミュージシャンがアレンジして、トキオが歌うという企画盤。カバーされてる曲はジャニーズ(というか元々は坂本九だけどね)の『涙くんさよなら』から、フォーリーブスの『ブルドッグ』、郷ひろみ『よろしく哀愁』、田原俊彦『抱きしめてトゥナイト』、近藤真彦『ギンギラギンにさりげなく』、光ゲンジ『パラダイス銀河』、スマップ『らいおんハート』、キンキキッズ『フラワー』などなど、ジャニーズに興味のない人でも一度は聴いたことあるような名曲ばかり。それだけでも魅力いっぱいなんだけど、アレンジに参加してるメンバーが小西康陽や曽我部恵一、テイトウワにスケッチショウ、TOTOやエイドリアン・ブリューなどなど、ちょっと豪華な感じ。 カナリ楽しみにして聴いてみたんだけど、個人的にはちょっと期待ハズレかな。アレンジャーのエゴがでまくりなトラックにトキオのメンバーの歌を乗せただけみたいな曲が多いんだよね。原曲の良さもあまり活かされてなければ、トキオの魅力も潰しちゃってるような。中には曽我部恵一がシンプルなアコースティック・サウンドでアレンジした『100%・・・SOかもね!』みたいに新しい解釈をしつつもトキオの魅力を引き出した曲もあるんだけどね。 |
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TOKYO NO.1 SOUL SET 『CHANGE MY MIND』 |
2000年に活動休止してしまってた東京NO.1ソウルセットの4年ぶりとなる復活シングル。心地良さのツボをよく分かったトラックに渡辺俊美の伸びやかで美しい歌声、そしてナタリーワイズでも活躍中のBIKKEによる文学的で深みのあるポエトリー。これは東京NO.1ソウルセット以外の何者でもないね。変わったことと言えば、川辺ヒロシの作るトラックが全編四つ打ちになってることぐらい。東京NO.1ソウルセット独特のスタイルは揺るぎないけど、四つ打ちのリズムがこれまで以上に体を揺らしてくれます。 インストだけ聴いても十分カッコいいのに、そこに美しいメロディとBIKKEの言葉が乗っかるんだから、もう最高。最近のナタリーワイズの叙情的なポップスに付いていけなかった人もこれはいけるかもね。カッコいいです。 |
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TOKYO NO.1 SOUL SET 『OUTSET』 |
川辺ヒロシ、ビッケ、渡辺俊美の3人によるユニット、東京 NO.1 ソウルセットの通産4作目。前作『99/9』からは6年ぶり!初期のソウルセットってどこかアナログな感触があったと思うんだけど、今作はハウス色がかなり強くデジタルでクラブ向けな音に仕上がってるような印象。ほとんど(全く?)サンプリングは使ってなくて全編、四つ打ち。ビッケのポエトリーもナタリーワイズのときよりもピリっとしてます。以前のソウルセットのファンにもナタリーワイズのファンにもこれは好き嫌い分かれるだろうなあ。 まあでも川辺ヒロシのトラックがあってビッケのポエトリーがあって渡辺俊美の歌があって、それは紛れもなく東京 NO.1 ソウルセットの音で、ここでしか経験できないような音になってるのは確かかと。 |
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TOKYO NO.1 SOUL SET 『DUSK & DAWN』 |
東京NO1ソウルセットのベストアルバム。ベストアルバムというと年代順に並べただけみたいな作品が多いけど、これはライブ音源なんかも交えつつ、流れがしっかりしていて一つの作品としてちゃんと完成してると思います。名曲名曲のオンパレード。 ジブラみたいなギャングスタラップともスチャダラパーみたいなパーティーラップともnobodyknowsみたいな歌謡ヒップホップとも違う、ブルーハーブやshing02ともちょっと違う、文学的で叙情的なヒップホップ世界。彼らの音を体感したかったら、まずこのベストアルバムを。 |
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TOMMY FEBRUARY6 『TOMMY FEBRUARY6』 |
前にレビューしたつもりだったんだけど、間違って消しちゃったのか、見当たらないんで改めてレビューします。ブリグリことブリリアント・グリーンの紅一点のボーカル、川瀬智子のソロユニット、トミーフェブラリー6の1stフルアルバム。ブリグリではちょっと湿ったUKロックっぽい曲をやってたんだけど、ここでは80年代のニューウェーブを思わせるようなキラキラしたエレポップを披露。マリブ・コンバーチブル(ブリグリ奥田俊作の変名?)による楽曲の出来もいいし、カイリーミノーグ、マドンナ、デペッシュモード、アバなどなど、ルーツが見え隠れする音作りも楽しいんだけど、なんと言っても川瀬智子の歌声がたまらなくキュート。ブリグリの時には出し切れてなかった魅力がここでは全開に出てる気がする。ヴィジュアルコンセプトも含めて、とにかくキュート。トミーフェブラリー6はそれに尽きる。M-2『EVERYDAY AT THE BUSSTOP』とM-12『★CANDY POP IN LOVE★』なんて、やたらとキュートで大好きだよ。『君の瞳に恋してる』のカバーも秀逸。とにかく可愛いのが好き!って人はきっと気に入ると思うよ。傑作。 |
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TOMMY FEBRUARY6 『TOMMY AIRLINE』 |
トミーフェブラリー6(トミフェブ)の2枚目のフルアルバム。今作も「航空会社」をテーマにしたジャケットや特典グッズからサウンドまで、とにかく乙女な可愛さにこだわった作品。音のほうは相変わらず、まんま80年代のニューウェーブなキラキラ・ポップ。前作から、変わったことと言ったらバングルスなんかを思わせるようなバラードが1曲収録されてることくらいかな。それ以外はほとんど前作と同じような印象。 なんか先行シングルを聴いたときにも感じたんだけど、前作以降の曲はちょっとマンネリぎみなような気がする。楽曲の出来が良けりゃマンネリでも構わないんだけど、楽曲の出来も前作のほうが上のような気がするんだよね。個人的には前作の曲のほうが好きだよ。いや、決して悪い作品ではないし間違いなくキュートなんだけどね。それで満足する人もいるだろうけど、個人的にはトミフェブの活動は前作1枚で終わって欲しかったっていうのが正直なところかな。 |
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TOMMY GUERRERO 『SOUL FOOD TAQUERIA』 |
伝説のプロ・スケーターからギタリストに転身、2000年に発売した前作は大ヒット。 日本でも、キューピーハーフのCMに曲が使われたりして、音楽フィールドでも大活躍中のトミー・ゲレロの3rdアルバム。そのキューピーハーフのCM曲『I GETS HAPPY』も、GRESHAM TAYLORをボーカルにフィーチャーした新しいバージョンで収録しています。サウンドはブレイクビーツに、柔らかいアコースティック・サウンド。DJ SHADOWをアコースティックにしたような感じ。ダブの要素を取り入れた曲や、民族っぽい曲もあったりして曲調は幅広いです。とにかく全編心地良いサウンド。 それにしてもスケーターとしても伝説となって、音楽でも素晴らしい作品を残すって凄い。 |
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TOMMY HEAVENLY6 『HEY MY FRIEND』 |
もはや、バンドのブリリアント・グリーン(ブリグリ)よりもソロユニット、トミーフェブラリー6のほうが有名になった感もある川瀬智子のもう一つのソロユニット、トミーヘブンリー6の2枚目のシングル。フェブラリー名義のほうが80年代ニューウェーブ的なキラキラ・ポップスをやってるのに対し、ヘブンリー名義はオルタナ・ロック風味のサウンドになってます。もろにスマパンな叙情ギターノイズの中でトミーのキュートな歌声がポップに弾ける前作『WAIT TILL I CAN DREAM』がなかなか良かったし今作も楽しみにしてたんだけど・・・ 今作は映画「下妻物語」のOPテーマってこともあってか前作みたいなギターノイズはなしで、ごくごく普通の歌謡ロック・バラードな印象。ヴィジュアルやPVはもろにアヴリル・ラヴィーンっぽいけど、音もちょっとアブリルっぽい感じかな。もしくはブリグリっぽい感じ。せっかくブリグリを含めると3つのユニットがあるんだから、もっとそれぞれの色を濃くしていけばいいのにね。まあ、曲の出来が良ければ、そんなことどうでもいいのかもしれないけど、出来のほうは良くも悪くもなく。アヴリルには敵わないです。個人的にルックスはトミーのほうが好きだけどね(笑) う〜ん、ちょっと期待ハズレかなあ。 |
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TOMOYASU TAKANISHI |
ROMZのコンピ『LET'S I LOVE YOU』にもMILKY
CHU名義で参加、日本のEeLのトラックを作ったり、半野善弘のリミックスに参加するなど幅広い活動をしている高西知泰の2ndアルバム。リリースはWORLD'S
END GIRLFRIENDも所属する半野善弘のレーベル、currentから。 |
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TORTOISE 『MILLIONS NOW LVING WILL NEVER DIE』 |
シカゴのポストロックバンドの2nd。 1st(なぜか日本では未発売)は生演奏に近かったが、2ndでは音をかなり加工して独特の音を作り出している。特に1曲目の『Djed』は必聴です。20分くらいある曲なんですけど、リズムトラックと電子音によるシンプルな演奏に始まって、次第にトランスっぽい展開になって、その後突然レコードの針が飛んだような加工がしてあり、そこからまた新しい展開へと移っていきます。間違いなく名曲です。トータスはNEU!などジャーマンプログレやジャズが好きな人にも受け入れられると思います。まだ未聴の人は是非、聴いてみてください。 |
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TORTOISE 『TNT』 |
シカゴ音響系のTORTOISEの3rdアルバム。 |
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TORTOISE |
TORTOISEの4枚目のアルバム。 |
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TORTOISE 『IT'S ALL AROUND YOU』 |
前作『STANDARDS』以来となるトータスの約3年振り、通算5作目のフル・アルバム。 今作はこれまでの作品と比べると、とにかくポップな印象。女性コーラスを用いた曲があったり、シンフォニックな曲があったり、ロックの要素が強い曲があったり。そして、何と言っても全体的にメロディーがキャッチー。初期のトータスでは大きな要素の一つであった革新性はあまり感じられないけど、巧妙に構築されたバンド演奏とコンピューターが奏でる、美しくも切ないメロディーにはグッとくるものがある。新しさを求めないんだったら、これまでで一番完成された作品かも。極上のインスト作品。 エレクトロニカ経由のビートの上でマイブラを思わせるような分厚い女性コーラス(トータス初の試み)が美しく浮遊するM-2『THE LITHIUM STIFFS』、ストリングスも導入してメロディアスにドラマチックに泣かせるM-3『CREST』、ダビーな音象の中で今作の特徴である美しくも切ないメロディーが展開するM-3『STRETCH (YOU ARE ALL RIGHT)』の3曲の流れなんて特に絶品だよ。初期の作品もいいけど、今作は今作で素晴らしい。フュージョン〜ロックなインストを好きで革新性みたいなものを求めない人にはお薦め。 |
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TRACER AMC 『ISLANDS』 |
フガジやアルバムリーフとツアーを回ったことがあって、「トータス meets モグワイ」って言われてるアイルランドのバンドの2作目です。フガジやトータスみたいなトリッキーなリズムにアルバムリーフみたいなキラキラ感、モグワイの轟音ギターって感じで美味しいとこ取り。 上で名前を挙げた中ではトータスが一番近い気がするけど、モグワイばりの轟音ギターが時折、登場するのがこのバンドのウリかな。トータスやモグワイのドロワーは一杯いるけど、この人たちはメロディも演奏も曲構成も素晴らしくて、頭1個抜けてるような印象。toeとか好きな人にも聴いて欲しいな。曲展開もスリリングだし、メロディは泣けるし、ちゃんとダイナミックさもあるし、轟音は気持ちいいし、これメチャクチャお薦めです。 |
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TRAVIS 『12 MEMORIES』 |
UKロック界のトップ・グループ、TRAVIS。彼らの4枚目となるアルバム。前作と前々作はナイジェル・ゴッドリッチがプロデュースを行ってたせいかREDIOHEAD色が結構強かったんだけど、今作はセルフプロデュース。サウンド的には少し肩の力が抜けて聴きやすくなったと思う。本屋さんでチラっと見た雑誌によると今作は反戦ソングがあったり、より社会的なメッセージが込められた作品になってるらしい。でも、対訳を持ってない僕には正直、それは全然伝わってこない。最近よく思うことだけど、やっぱ日本人には日本語の歌が一番響いてくる。メロディやアレンジ、歌、演奏などが飛びぬけて良いって場合を除いては。正直、今作はメロディにしてもアレンジにしても歌にしても演奏にしても普通レベル。悪くはないけど飛びぬけてるところはない。このくらいのレベルだったら日本の若手のギターバンドでも、もっと上をいってることはザラにある。まあ、僕がもっと英語に強ければ、もっと良かったのかもしれないけど、個人的にはこれを聴いてるんだったら日本のバンドを聴いてたらいいやっていうのが正直なところ。ただ、TRAVISみたいな多く聴かれるバンドが曲に社会的なメッセージを込めるのは凄くいいことだと思う。そういう歌が世の中に広がって、少しでも世界が平和になると嬉しいな。 |
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TRISTEZA |
サンディエゴのポストロックバンドTRISRTEZAの2ndアルバム。ハードコア出身の人らしいんですが、ハードコアとは程遠いアコースティックギターを中心として、浮遊感のある透明で美しい音になっています。開放感に満ちたメロディも凄く良いし、疾走感もあってとにかく気持ちのいいアルバムです。わかりやすく言うとTORTOISE+PELEかな。かなり凝ったことをしてて、聴いてて飽きないです。 |
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TSUKI NO WA 『NINTH ELEGY』 |
ボーカル/ギター、ベース、サックスのドラムレスの3ピースバンド、ツキノワの1stアルバム。AMEPHONEがプロデュース。 アシッドフォークに民族音楽、ジャズ、ブルースを絡めたような白昼夢世界。フミノスケの中性的なボーカルも圧倒的に素晴らしいし、様々なジャンルを独自に吸収した演奏も素晴らしい。全く独特の音世界。 2ndの『真昼顔』より後に聴いたんだけど、個人的のは今作のほうが好きかな。“うたもの”の大傑作。これは名盤と言ってもいいかも。 |
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TSUKI NO WA 『真昼顔』 |
白昼夢的なサウンドを奏でるツキノワの2ndアルバム。 アンビエント+ポストロック+ブルース。現代音楽の要素も強いけど、基本は美しい“うたもの”。フミノスケのボーカルは女性かと思うほどの美しい声。アメフォンによるフィールドレコーディングのような音響も素晴らしい。ちょっと印象は、さかなに似てるかな。 昼寝のときに聴きたいアルバム。 |
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TSUKI NO WA 『MOON BEAMS』 |
ポストロックや音響を通過したブルースを鳴らすバンド、ツキノワの通産3枚目。アコースティック楽器と電子音、そしてフミノスケの全く汚れのない美しすぎる歌声。相変わらず白昼夢のような唯一無ニの音世界。止まってしまいそうなくらいのゆったりとしたテンポでふわふわゆらゆら美しい音世界がパーっと広がります。 今作は大友良英、DJ KLOCK、MAMA!MILK、市川実日子などがゲストで参加。DJ KLOCKが参加したM-1『カナシミ イロ』、ただでさえ個性の強いサイケデリックなツキノワ流ブルースにDJ KLOCKがエレクトロニカ経由のビートとピコピコ音を加えて全く見たことも聴いたこともない新しい音世界を作り出しているし、MAMA!MILKが参加したM-3『PLEIN SOLEIL』ではMAMA!MILKのアコーディオンとウッドベースがフミノスケの歌と一体となって、より怪しく幻想的な音世界を作り出す。M-5『さすらいのカウボーイ』ではポストロック〜ダブの演奏に市川実日子のポエトリーリーディングが美しく色を添える。余談だけど、市川美日子の声ってUAにそっくりだね。最初、UAかと思ったよ。 それぞれゲストの色がツキノワの音世界と絶妙に混じりあっています。あまりキャッチーではないんで間口は狭いかもそれないけど、一度ハマってしまうと、ふわふわゆらゆら心地よくて抜け出せなくなります。フィッシュマンズが見せた白昼夢な音世界をブルースで鳴らす傑作。 |
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TSUTCHIE |
シャカゾンビのトラックメイカー・プロデューサーとして活動、リミックスも多数手掛けるTSUTCHIEの初のソロアルバム。ドラマーにHi-STANDARDの恒岡章を迎えて“生音”を重視したアルバムになっています。音の質感が凄くいい感じ。 |
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TSUTCHIE 『THIS IS A RECORDING』 |
シャカゾンビのトラックメイカー、TSUTCHEの2枚目のソロアルバム。今作はCCCDを回避するためにインディーズからのリリースとなった。前作がキタキマユ、石井マサユキ、真城めぐみ、DABO、スチャダラパー、ロボ宙、ECD、曽我部恵一など、大勢のゲストを迎えての歌物が多かったのに対し、今作は全編インスト・ヒップホップ。非常にストイックな作品になっています。 デトロイト・テクノの香りもするM-1『PLAY LIST』とM-2『SKIP』は最高にかっこいいし、全体的に完成度が高くて心地よい。ただ、綺麗にまとまりすぎてて少し面白くないかな。もうちょっと遊んでも良かったような。決して悪い作品ではないし、前作がポップすぎて駄目だったヒップホップ好きや、砂原良徳の『LOVEBEAT』が好きなような人にも十分、納得のできる作品だと思うんだけどね。 |
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TUCKER 『TUCKE IS COMING』 |
何故か突然放送が終了してしまったブライアン・バートンルイス司会のスペシャの人気番組『BBL
WORLD』で毎週トリッキーかつナイスな演奏を聴かせてくれてたタッカーのデビュー作です。 リリースは元ホフ・ディランのメンバーが主宰するレーベル「BANGPAK」より。リズムボックスとエレクトーンだけを使って思わず笑顔で踊りだしたくなるようなサウンドを展開。チープなリズムボックスとあの懐かしいエレクトーンの音色が心のどこかに残ってる少年少女な気持ちを活性化させて無邪気に楽しませてくれます。ただ無邪気で陽気に楽しいだけじゃなくて、ジャズのような渋さやファンク顔負けのファンキーさ、パンクの持ってるトゲみたいなものもしっかり兼ね備えてるのがいいね。クラッシュの名曲『ROCK THE CASBH』をカバーしてたりするけど、この人はエレクトーン界のクラッシュかもね。 |
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TUJIKO NORIKO |
TUJIKO NORIKOの1stアルバム。2nd『少女都市』にめちゃくちゃハマったんで通販で購入。 |
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TUJIKO NORIKO 『少女都市』 |
タワレコでジャケット(特に裏ジャケ)のビジュアルセンスに惹かれて視聴して、その音にもっと惹かれて即、購入しました。 |
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TUJIKO NORIKO |
個人的に一押しのTUJIKO NORIKOの3rdアルバム。リリースはMEGOレーベルから。 |
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TUJIKO NORIKO 『FROM TOKYO TO NAIAGARA』 |
TOMLABからリリースの、ツジコノリコの4thアルバム。 今作はエクスペリメンタルなうたものエレクトロニカという基本路線は変わってないんだけど、ダビーだったり、アコースティックだったり、ヒップホップ経由のビートを取り入れたりと、前作までと比べて、アレンジの幅が広がっています。メロディもちょっとキャッチーになって、いい感じ。 全体的に良いんだけど、ヒップホップ・ビートの上を電子音と美しい歌が乗り、ダビーな空気が包み込むM-1『NARITA MADE』、 ノンビートの静寂から次第に激しく美しく展開していくM-2『ZIPPER』、ロケット花火を歌ったノスタルジックなM-3『ROCKET HANABI』の前半3曲がメチャクチャ良い。特に『ROCKET HANABI』は名曲。BUFFALO DAUGHTERの大野由美子によるノスタルジックなシンセの音が泣けます。 エレクトロニカ好きな人から、“うたもの”好きな人にも聴いて欲しいです。BJORK好きな人にもお薦め。 |
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TUJIKO NORIKO 『BLURRED IN MY MILLOR』 |
ツジコノリコ、オーストラリアのroom40からのリリースとなる本人名義の5作目。本作はレーベルを主宰するローレンス・イングリッシュとの共作ということもあってか、これまでの作品とは少し違った雰囲気。 前作みたいにハッキリとしたビートやポップなメロディはなく、アブストラクトでフリーキー、そして浮遊感のあるバックトラックにツジコノリコのこれまたフリーキーな歌が交じり合う。歌は全編に入ってるけど、あまり歌物っていうイメージはないかも。声も音の一部というか。これまでの作品みたいな牧歌的なメロディや音を期待するとガッカリするかもしれないね。彼女にとって「実験的な作品」になるかもしれないけど、それほど目新しい部分も見付からなかったかなあ。 |
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TV ON THE RADIO 『DESPERATE YOUTH, BLOOD THIRSTY BABES』 |
サマーソニック2005の参加も決定してるニューヨークのバンド、TVオンザレディオのファーストアルバム。ライアーズやヤー・ヤーヤーズの作品のプロデュースも手がけた音響エンジニアのデイヴィッド・アンドリュー・サイテックも在籍してます。ニューウェーブ〜ポストパンク的なミニマルでダークなサウンドにファルセットを多用したソウルフルな歌と黒いコーラスワーク。かなり独特のサウンドを鳴らしてます。 全体的に歌が前に出てる分、バックのサウンドはもっと凶暴でも良かったような気がするけど、ホントかっこいいです。ヒリヒリしたポストパンク的サウンドと美しくソウルフルなボーカルという奇妙な組み合わせが不思議とクセになる。これは紛れもなく“ポスト”だね。 |
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TYUNK 『TYUNKX』 |
ハイスタの難波章浩のソロユニット、テュンクの初音源。同じくハイスタの横山健のソロはハイスタに通じるようなメロコアだったけど、こっちはメロコア的要素は皆無のダンスミュージックになってます。ところどころでコーラスやシャウトが登場するけど、基本はインストで打ち込みサウンド。 1曲目『MAGICAL』はキャッチーなコーラスとハッピーな南国テイストが印象的なアッパーチューン、2曲目の『GOOSEMAN』も打ち込みのダンスミュージックなんだけど力強いシャウトとノイジーなギター、強烈なビートが少しパンクを感じさせます。3曲目の『GUIDING STAR』は心地良い疾走感に美しい旋律、4曲目の『MOONDANCE』は沖縄音楽の要素も取り入れたチルアウト曲。 全体的に見るとロックの人が作ったダンスミュージックだなあって感じで、それが面白いところでもあり、普段ダンスミュージックをガンガンに聴きこんでる人にとっては違和感を感じたり物足りなく思ってしまったりしてしまうところがあると思う。とりあえずハイスタとは別物と思ったほうがいいかなあ。 |
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