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W(ダブルユー)

『デュオU&U』
モーニング娘。の辻希美と加護亜衣による新ユニット、W(ダブルユーよ読みます)のファースト・アルバムは昭和の女性デュオの曲を歌ったカバーアルバム。辻と加護というとミニモニの半分なんだけど、初期ミニモニみたいなキテレツなアレンジは皆無。昭和歌謡に忠実なアレンジのトラックをバックに辻と加護の2人がしっかりと大人っぽく歌ってます。カバーされた曲はザ・ピーナッツの『恋のバカンス』からピンクレディ『サウスポー』や『渚のシンドバッド』、あみん『待つわ』、WINK『寂しい熱帯魚』など歌謡曲のクラブ・イベントで流れそうな定番曲ばかり。個人的にリアルタイムだったのはWINKくらいだったけど、そんな僕でもほとんどの曲が聴いたことあったしね。

鈴木Daichi秀行、渡部チェル、湯浅公一、高橋論一などハロプロではお馴染みのアレンジャーたちによるアレンジはそれなりに良く出来てるんだけど、「ああ、こう来たか!」っていうカバーならではの楽しさはあまりないかな。良く言えば良質コピー。悪く言えば、ちょっと豪華なカラオケ。ただ、辻と加護の歌にはちょっと驚かされた。こんなにうまかったっけ?モーニング娘。ではユニゾンばっかりだったけど、ちゃんとハモってるし。辻のとんがった声と加護の甘い声の絡み合いが絶妙。特に辻の力強い歌声には目を見張るものがある。正直、カラオケボックスに行くとその辺の女子高生でももっとうまい人はいくらでもいるだろうけど、ハロプロ作品を聴いて、こんなに歌の説得力を感じたのはこれが初めてかも。ギミックのないアレンジに初めはちょっとガッカリしたけど、結果的にそのアレンジが2人のしっかりとした歌によく合ってるんだよね。このカバーアルバム、なかなか良く出来てるよ。

それにしても、ここでカバーされた曲たちって今聴いても十分に素晴らしいメロディーばかりだね。いずれWもつんく作曲のオリジナル曲を歌うことになると思うけど、つんくにもこんな風に何十年後にも素晴らしいと思える、輝き続ける曲を書いて貰いたいもんです。
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WECHSEL GARLAND

『WECHSEL GARLAND』

KARAOKE KALKからWUNDER名義でもリリースしているWECHSEL GARLANDのMORR MUSICからリリースの1stアルバム。

生音を多用した牧歌的エレクトロニカ。マリンバ、フルート、メロトロンなどを使った、ほのぼのとして暖かいサウンドです。

個人的にはWUNDERや2ndのほうが良かったな。それにしてもジャケット、ベルセバっぽいな(笑)

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WECHSEL GARLAND

『LIBERATION VON HISTORY』

WUNDERという名前でも活動していたWECHSEL GARLANDの2ndアルバム。生音系のエレクトロニカ。アコースティックギター、オルガン、アコーディオン、ストリングス、そしてボイスサンプリングなどを用いてバラエティ豊かな作品になっている。メランコリックで気持ち良いし、メロディも美しくて最高です。この手のエレクトロニカでは最高峰の出来です。

特にアルバム後半の流れが素晴らしくて、5曲目のドリーミーなレゲエ風エレクトロニカ『The Master』、7曲目のスティールパンも用いたユルユルのダブ『Liberation Von History』、ラスト9曲目のピアニカやストリングスなどと電子音が絡むダブ『Steps』など名曲揃いです。2002年に聴いた中でも間違いなくトップクラスの作品です。

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WEEZER

『WEEZER』

WEEZERのファーストアルバム。WEEZER系って言葉ができるくらいロック界に影響を与えた作品です。海外でも影響を受けたバンドが後を絶たないけど、アジカンやビークル、スピッツなどなど日本でも多くのバンドが影響を受けてるね。中村一義なんかもまんまWEEZERの曲があったり。

一度聴いたら口ずさめるような親しみやすくて、どこか切ないメロディ、力強くノイジーなギターリフ、切ないムーグの音色、そして絶妙のコーラス、遊び心もたっぷり。もう最高!

特に2曲目の爽快なパワーポップ『NO ONE ELSE』、4曲目の大ヒットした名曲『BUDDY HOLLY』、6曲目のアップテンポで極上のメロディ、盛り上がり必死の『SURF WAX AMERICA』、8曲目のハーモニカも入ってノスタルジック、切なさ全開の名曲『IN THE GARAGE』あたりが良い。って言うか全曲最高なんだけどね。ロック好き、ギターポップ好きな人とかは是非聴いてみて欲しいな。名盤中の名盤です。



WEEZER

『PINKERTON』
WEEZERのセカンドアルバム。ジャケットは広重。サウンドは、前作と比べると内省的でヘヴィになったかな。それでも極上の泣きメロは健在。遊び心は前作より少し減った感もあるけど、ボーカル、ギター、キーボード、リズム、メロディ、曲展開、アルバム全体の流れなどなど、どれをとっても全くスキがない。

てか、今、聴きながらこれを書いてるんだけど、やっぱ最高!!!今まで何百回聴いたか分かんないけど、全然飽きないです。名盤とはこういう作品のためにある言葉なんだね、きっと。ギターロック好きな人は騙されたと思って聴いてみてくださいな。たぶん僕はWEEZERの1枚目、2枚目はおじいちゃんになっても聴いてるね。
WEEZER

『THE GREEN ALBUM』
ウィーザー、前作『ピンカートン』から4年ぶりのサードアルバム。ジャケットもファーストにちょっと似てるけど、今作はファーストと同様、元カーズのリック・オケイセックがプロデュースを担当。音のほうもセカンドよりはファーストに近い印象なんだけど、こちらはもっともっと笑顔な感じ。エモーションはほどほどにポップでキャッチーな作品になっています。捨て曲なんてなし。1回聴いたら口ずさめるようなポップソングが次から次へと飛び出して良いポップ作品だと思います。普段、ポップな音楽ばかり聴いてる人にとっては1作目、2作目よりも受け入れやすい作品かもね。即効性はこっちのほうが全然高い。ただ、泣き度と中毒性はどうしても前2作に劣るかなっていう印象。

なんか物足りない。前作完成後に脱退したマット・シャープの存在が大きかったような・・・。いや、前2作が良すぎただけで今作も傑作ギターポップ・アルバムであることは間違いないと思うけどね。
WEEZER

『MALADROIT』
ウィーザーの4作目。プレイボタンを押した途端に聴こえてくるメタリックなギターリフ。80年代のメタルバンドかハードロックバンド?これまでのウィーザーを知ってる人は、間違って違うCDをかけちゃったんじゃないかってくらいマッチョな音になってます。のび太がジャイアンになちゃった。「泣き虫ロック」なんて言われてたのがウソみたい。

これまでの作品に比べるとヘヴィなんだけど、それだけでハートを持っていかれるほどじゃない。変にヘヴィにしてしまったせいで本来の魅力の美メロが発揮できてない。なんか中途半端な作品です。発売日に買って数回聴いただけで、あとはCD棚から出してなかったんだけど、久しぶりに聴いてもやっぱり微妙です。最初の2作はいつ聴いても「うおおお!」ってなるし、たまに聴きたくなるんだけどね。てか、こんなのウィーザーじゃない!!
WEEZER

『MAKE BELIEVE』
レッチリやシェリル・クロウなどを手掛けるリック・ルービンがプロデュースしたウィーザーの5作目。正直、前作『マラドロワ』は失敗作だと思う。でも、あれを作ったのは無駄じゃなかったのかなって思わせてくれる仕上がりです。2作目『ピンカートン』の頃みたいな作風を『マラドロワ』以降のダイナミックな演奏でやったような印象。『グリーンアルバム』みたいなポップさもあり。前作では影を潜めてた美メロ、泣きメロも復活。いい感じに泣けます。いい感じにエモーショナルです。購入してから1週間。なかなか良いじゃないですか!って思いながら聴いてたんだけど、さっきファーストやセカンドを聴き直したら・・・やっぱり全然敵わないや。でも、普通にいい作品だと思います。

少なくとも3作目、4作目よりはウィーザー本来の(初期2作にあったような)魅力が出てるような気がして僕は好きだな。これでマットのキーボードが入ってたら、もっと良かったのになあ。
WIN A SHEEP FREE

『3 SONGS EP』
佐々木敦プロデュースによるWEATHERレーベルの2001年にリリースされた傑作コンピ盤に参加してたウィン・ア・シープ・フリーのやっとリリースされた初の単独CD。500円、3曲でトータル13分(1曲はライブ音源)。アコースティック・ギター2本が生み出す美しいアンサンブルにチープなパーカッション、そして、ヨダサチエのちょっと舌足らずぎみのロリータ・ヴォイス。シンプルで美しい、柔らかで非常に心地良い音世界が広がっています。

個人的にこういうフォークトロニカ〜ポストロック以降のアコースティックな歌物は好きなんだけど、ちょっと食傷気味なのも事実。もっとウィン・ア・シープ・フリーならではの突出した部分があると良かったのにな。てか、たった3曲だけじゃ分かんないね。早くアルバムが聴いてみたい。
WIN A SHEEP FREE

『SMALL RAINBOW MEETS RAIN DROPS』
知る人ぞ知る存在のミナト、イトケンが結成したアコースティック・ギター・バンド、ウィン・ア・シープ・フリーの初のフルアルバム。ポストロックやフォークトロニカ以降の清涼感溢れる歌物です。あたたかくて優しくて幸福感いっぱい。必要最低限のパーカッションは入ってるけど、基本的にはアコースティック・ギターと歌だけの世界。こういうサウンドって「歌>演奏」っていう印象になりがちだけど、これはアコースティック・ギターが歌と同じくらい主役。ドラマでいうとダブル主演ってやつだね。別に歌が弱いとか、そういうことではなくて、歌もギターもホントいい味出してます。

シングルのときのレビューで「ならではの突出した部分」があると良かったのになって書いたけど、こうやって11曲通して聴いてみるとダブル主演の引き立て合いが、とっても素敵です。朝倉世界一によるジャケットも素敵。テニスコーツやさかな、SPANGLE CALL LILL LINEあたりを好きな人にお薦めです。
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WONDERLAND FALLING YESTERDAY

『ENCHANTED LANDSCAPE ESCAPE』

WORLD'S END GIRLFRIEND(WEG)の別名義、WONDERLAND DFALLING YESTERDAY名義での1作目。WEGの『DREAM'S END COME TRUE』と同時リリースされた。

WEGの同時リリースされた作品と曲名などが似ているけど内容は全く正反対。こちらは生演奏中心のノンビートのアンビエント作品。ミニマルで内省的なサウンドになっています。 映画音楽っぽい。

個人的にはWEGのほうが好きだけど、これはこれで良い。

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WORD

『NEUTRAL』

BACK DROP BOMBのボカールの片方、小島真史が率いるバンド、WORDの1stアルバム。エンジニアはSUPERCARなどを手掛ける金井ヒロアキが担当。

BDBとは違って、全曲日本語詩、ストレートでエモーショナルなオルタナ・ロック。

小島の現代詩的な詩がエモーショナルなボーカルでひしひしと伝わってくる。しかし、日本語で歌うとここまで印象が変わるのか・・・BDBのときとは別人のように聴こえる。邦楽的な印象になっているんで駄目な人は駄目かも。

熱いM-2『ECHO』、M-4『ストロボ』、M-7『197秒1人だけの危機』、M-8『サンカク』なんかも良かったけど、アブストラクトなインスト曲M-5『REHABILI』が凄く良かった。

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WORLD'S END BOYFRIEND

『XMAS SONG』

WORLD'S END GIRLFRIENDのWORLD'S END BOYFRIEND名義でのクリスマス・ソング集。

クリスマスをモチーフにしたエレクトロニカでメチャクチャ楽しい。とびっきりメロディアス。ハチャメチャに雪の中を転げまわってるような音。全曲最高です。

同時期に出たWEGの『FAREWELL KINGDOM』とは正反対の陽気な音なんだけど、こっちも凄く良いです。お薦め。って言っても限定800枚なんで売ってないかも・・・。もし見つけたら是非、聴いてみてください。

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WORLD'S END GIRLFRIEND

『SKY SHORT EP』

WORLD'S END GIRLFRIENDの初のシングル。

メロディアスなエレクトロニカ。かわいくて無邪気で切ない。他の作品と比べると音がクリアに感じた。

バラエティの富んだ5曲収録なんだけど、これまた全曲良い。傑作。『ENDING STORY』より良いかも。

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WORLD'S END GIRLFRIEND

『ENDING STORY』

WORLD'S END GIRLFRIENDの1stアルバム。

生音系のエレクトロニカ。2ndより生音は少なめ。切なくて美しい音世界なんだけど、どこかに狂気も含んでいます。2ndよりユーモアもあります。APHEX TWINが生楽器を多用しているような感じ。無邪気で楽しい遊園地のような作品です。

この人の作品はどれもメロディが凄くいいです。2ndほどのドラマチックさは無いけど、このアルバムも素晴らしいです。傑作。

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WORLD'S END GIRLFRIEMND

『FAREWELL KINGDOM』

半野善弘のレーベルからリリース。クラシカルでアンビエントなエレクトロニカ。

静と動。ピアノ、バイオリン、チェロなどの音色に電子音や自然の音や鐘の音も絡まり、美しく壮大な世界を作り出しています。基本はインストなんだけど、2曲目の”うたもの”が格別に素晴らしいです。とにかく、このアルバムは凄いの1言です。APHEX TWINが好きな人やGODSPEED YOU BLACK EMPEROR!なんかを好きな人には100%自信を持ってお薦めできます。

個人的には2001年のベスト5に入るくらい良かったです。

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WORLD'S END GIRLFRIEND

『DREAM'S END COME TRUE』

WONDERLAND FALLING YESTERDAY名義での『ENCHANTED LANDSCAPE ESCAPE』と同時じリリースされた作品。1st『ENDING STORY』にあった無邪気で楽しい感じと、2nd『FAREWELL KINGDOM』でのクラシカルでプログレ的な展開が同居している、これまでの集大成的な作品になった。

M-1『SINGING UNDER THE RAINBOW』はAPHEX TWINの『GIRL/BOY SONG』を数十倍ドラマチックにしたような曲。美しいメロディのストリングスと段々と激しさを増していくノイジーなビートが絡み合って圧倒的な音世界を構築している。ノイジーなのに、とてつもなく美しい。M-2『CAROLING HELLWALKER』は壮大なストリングスに、無邪気で悪戯心のある電子音やノイズが絡む曲。終盤のMOGWAIにAPHEX TWINが乗り移ったような怒涛のノイズ部分がヤバイ。M-3『ALL IMPERFECT LOVE SONG』は七尾旅人の声をフィーチャーした25分の大作。GODSPEED YOU BLACK EMPEROR!とAPHEX TWINを融合させたようなトラックに七尾旅人のあの独特の声が切り刻まれて乗る壮大な曲。サックスやピアノの使い方が素晴らしい。展開も複雑で25分という長さを感じさせない。七尾旅人の声は好き嫌いが分かれると思うけど、個人的にはこの曲は、とても良かった。素晴らしい。M-4『WONDERLAND FALLING TOMORROW』はコラージュ的な曲。波の音の中、ストリングスな流れ、鐘の音が流れ、あらゆる人のグッバイという声で終わる。

全4曲、すべて素晴らしい。APHEX TWINとGYBE!の融合と聞いて気になった人は是非聴いてみてください。名盤です。



WORLD'S END GIRLFRIEND

『THE LIE LAY LAND』
WEGの3作目。今作はストリングスに生ドラムやホーン隊、ピアノなども入って、より生音志向に(もはやエレクトロニカって感じではないです)、より美しいメロディを大切にした音作りになっています。『DREAM'S END COME TRUE』はクラシカルな中に遊園地的な無邪気さのある作品だったと思うんだけど、今作は遊園地的な要素は少し控えめかな。良くも悪くも小奇麗にまとまってるような印象。とびっきりに美しい映画音楽にひと盛りの毒。

もちろんノイズやコラージュも登場するんだけど、もうちょっと暴れて欲しかったっていう人も出てきそうな予感はあるね。だけど、「圧倒的な構築美」と「極上のメロディ」、言葉の使い方がちょっとおかしいかもしれないけど、「洗練された毒」が絶妙に交じり合って生まれた80分のファンタジー音物語は一度は経験してみる価値があるんじゃないかなって思います。GYBE、モグワイ、エイフェックスツイン、その辺がみんな好きって人は聴いて損しないんじゃないかな。やっぱりお薦めです。
WORLD STANDARD
&
KAMA AINA

『FUTARI』
WORLD STANDARDこと鈴木惣一朗のコラボ・シリーズ第2弾。

今作ではLITTLE CREATURES、DOUBLE FAMOUSなどでも活躍するKAMA AINAこと青柳拓次とコラボレーション。テーマは「架空の国のフォーク・ミュージック」。まさにそういう音。本当にWORLD STANDARDとKAMA AINAの中間の音。クオリティは当たり前のように高いです。

ワールドミュージック好きな人からフォークトロニカ好きな人にお薦め。
WORLD STANDARD
&
WECHSEL GARLAND

『THE ISLE』
WORLD STANDARDこと、鈴木惣一朗と、WUNDER、WECHSEL GARLANDこと、ヨルグ・フォラートの国境を越えたコラボレーション・アルバム。

曲によってはグリッチノイズや、ボーカルも登場するけど、基本は
暖かくて優しいアコースティックなインスト作品。題名(訳すと「島」)や、月光に照らされた島のジャケットの雰囲気通り、どこかの未知の島のような雰囲気の音世界。アルバム1枚で大きなストーリーがあって、島を冒険しているような気分になる。『発見された海図』、『全てが始まる場所』、『二人の訪問者』、『星の下の日』・・・曲名もいい感じ。どこか未知の島の冒険物語。

個人的には、WUNDERやWECHSEL GARLANDの作品より好きかも。大好きなアルバム。WECHSEL GARLANDやWORLD STANDARD好きな人はもちろん、CALMや竹村延和、山弦・・・色んな人にお薦め。
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WRENCH

『CIRCULATION』

日本のハードコアシーンの牽引者WRENCHの5thアルバム。これまで以上にテクノ/トランス、ダブ/レゲエ、シカゴ音響派的アプローチなどを積極的に取り込み、ジャンルの壁を乗り越えたオリジナリティ溢れる作品。爆音で聴くとかなりヤバイ。かっこよすぎ!吹っ飛びます。トランシーな曲もいいけど内田直之がミックスしたダビーな曲が凄く気持ちいいです。

WRENCHというとコア系っていうイメージがあるかもしれないけど今作はBOREDOMS好きな人にも十分お薦めできる作品です。

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WRENCH

『OVERFLOW』

PRO-TOOLSを大幅に導入したWRENCHのメジャー4枚目のフルアルバム。

今作はPRO-TOOLSを大幅に導入してるんだけど、リフで攻める曲が多くて、ハードコア・テイストも最近のアルバムの中で一番高い。演奏はいつも以上にヘヴィだけど、歌心のあるポップなメロディの曲が多かった。WRENCH特有の高揚感も健在だし、DUBも効果的に取り入れられてて、かなりカッコいい。ポップなメロディの曲が増えたのは賛否両論あるだろうけど、個人的には大ヒット。いいアルバム。これでCCCDじゃなかったらな・・・

あと、初回盤にはMAD CUPSULE MARKETSのTAKESHI UEDAやBOREDOMSのEYEのリミックスなどを収録したディスクが付いてます。EYEのリミックスがトランシーでメチャクチャかっこいいんで、是非初回盤を聴いて欲しいです。

WRENCH

『TEMPLE OF ROCK』
ドラムの脱退、ベストアルバム発売、新ドラムの加入を挟んでリリースされたレンチの通産7枚目。ドラムが脱退したからこうなったのか、こうだからドラムが脱退してしまったのか、これまでよりもさらにダンスミュージックに接近した音になっています。これまでと違う要素といえば、日本語詞のダブ曲なんかもあり。ハードコアとダンスミュージックの良いとこ取りなリズムにやはりダンスミュージック的な反復、ギターは轟音トランス状態、極めつけは高速で飛び交い鋭く突き刺さるSHIGEのボーカル。なにがなんだか分からないけど思わず体が動いちゃう!これって気持ちいい!そんな状態にしてくれる作品です。

最初期のレンチを好きだった人は変化にショックを受けるかもしれないし、ハードコアしか聴かない人はこんなのハードコアじゃねえ!って思うかもしれない。これは好き嫌い分かれる作品かもね。ハードコアもポストパンクもダンスミュージックも好きっていう人は聴いてみるといいかも。トベます。
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WUNDER

『WUNDER』

MORR MUSICから大傑作なエレクトロニカ・アルバムを出しているWECHSEL GARLANDがKARAOKE KALKからWUNDER名義でリリースした作品。

そして、今作も生音系エレクトロニカの大傑作。とにかく電子音と弦楽器の絡みが気持ちいい。メロディ、音の配置なども素晴らしくて、MORR MUSICやKARAOKE KALKやCHILDISCを好きな人は是非聴いてほしい。

ビリー・ホリデーの歌声をサンプリングした曲やダビーな曲など、遊び心もあって凄くいい。温かくノスタルジックな名盤。

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