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V.A.

PHIL SPECTOR
DARLENE LOVE
THE RONETTES
THE CRYSTALS
BOB B SOXX & THE BLUE JEANS

『A CHRISTMAS GIFT FOR YOU』

後の音楽に多大な影響を与えたウォール・オブ・サウンド(音の壁)を作り出したフィル・スペクター・プロデュースのクリスマス・アルバム。63年発表。彼はビートルズ、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンなどのアルバムのプロデュースを行い、ロネッツの『BE MY BABY』という超名曲を作り出し、ブライアン・ウィルソンや大瀧詠一などにも影響を与えた偉大な人物なんだけど、このアルバムは彼の関わった作品の中でも最高傑作。

赤鼻のトナカイ、清しこの夜、ホワイトクリスマス、サンタが街にやってくる、ママがサンタにキスをした・・・などの誰でも知ってるクリスマスの名曲ばかりをウォール・オブ・サウンドで包みこんで、めちゃくちゃハッピーでファンタジックな世界を作り出してます。言うまでもなく、ここに収録されてるようなクリスマスの曲ってどれも本当に名曲だと思う。何十年も聴き続けられていく名曲。そんな名曲たちをフィル・スペクターによる極上のポップ・サウンドで演奏。これで悪いわけがない。数あるクリスマスの企画盤の中でも最も素敵なクリスマス作品だと思う。もう全曲好き。毎年、クリスマスの時期になると売る気満々なバラードなんかがリリースされることが多いけど、あんなのを聴くくらいなら絶対この作品を聴いたほうがいい。どうせ、そんなバラードなんて1シーズンしか聴かないんだし。この作品は来年もさ来年もその次の年も、ずっと聴ける作品だと思う。ホント名盤。ホント幸せ。

何かクリスマスのCDが欲しいなーって人は是非、このアルバムを聴くことをお薦めします。素敵なクリスマスを送りたい人は是非是非。

V.A.

CONER
HERMAN H & THE PACEMAKERS
REACH
NUDGE'EM ALL
SPOONY
NATSUMEN & HIDAKA
SHORT CIRCUIT
サンプリングサン
つばき
COMEBACK MY DAUGHTERS
etc

『ACROSS THE SEA
〜A TRIBUTE TO WEEZER〜』

日本のアーティストによるWEEZERのトリビュート・アルバム。

参加アーティストはギターポップ、パワーポップ、メロディアスなエモコアなどの所謂WEEZERチルドレンが多め。BUS TRIBUTE、スムルース、NUDGE'EM ALL、ASIMOV、サンプリングサン、つばき、COMEBACK MY DAUGHTERSPLECTRUMなんかは原曲に忠実なコピーに近いカバー。正直、しょぼいカバーもいっぱいあったけど、その中ではPLECTRUMの『ACROSS THE SEA』が原曲をよりエモーショナルにしたカバーでカッコよかったかな。HUSKING BEEの磯野浩文のソロユニット、CONERによる『ISLAND IN THE SUN』は、弾き語りによるカバー。これも原曲に近いんだけど、磯野浩文の声が泣けます。

1番原曲をブッ壊してたのは、HERMAN H & THE PACEMAKERSの『IN THE GARAGE』のサンバ風カバー。ラウンジ・テイストのチープなサンバ・トラックでボーカルも原曲とは大きく違う。WEEZERファンは怒るかもしれないけど、これはこれで面白かったよ。REACHの『I JUST THREW OUT THE LOVE OF MY DREAMS』は、ポストロックを通過したような変則エモーショナル・ロック。演奏が凄くかっこいい。ボーカルがもっとエモーショナルだったら、もっと良かったと思う。あと、これは選曲もいいな。REACHって初めてCDを出したころは聴いてたけどカナリかっこ良くなってる気がする。


そして、何よりもNATSUMEN & HIDAKAの『SURF WAX AMERICA』。NATSUMENは、BOaTのA.S.E.とアインが率いるインスト・バンド、そこにBEAT CRUSADERSのヒダカがボーカルで参加。『SURF WAX AMERICA』をカバーしてるんだけど、この作品の中では圧倒的過ぎる出来。『RORO』期のBOaTに通じるようなスロウコア、ポストロック、民族音楽を通過した感動的で感情的、そして変則的な演奏に、HIDAKAの切なくエモーショナルな歌声。演奏、アレンジ、曲展開、HIDAKAの歌、どれをとっても素晴らしい。文句なしの名カバー。BOaT好きな人は必聴だと思う。とにかく、このトリビュート盤はNATSUMEN & HIDAKA。かっこよすぎです。
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V.A.

SAICOBAB
ROVO
BLAST HEAD
JOUJOUKA feat KYONO
MATALLY VS GERONIMO
HONDA LADY
STROBO
SOFT
BOREDOMS

『ANIMA MUNDI』

雑誌『REMIX』の企画コンピ。まずは、SAICOBAB『MAHALO FIELD』。シタールなどによる、透明で美しいサイケデリックな演奏に、ヨシミの神秘的な声が絡む。高音が凄く綺麗。高揚感もあって凄く気持ちいい。サイコババ(サイコバブ)の今までの曲で1番好きかも。ROVO『AUMA』は、トランス感は低めで、ファンクやジャズの要素が強め。後半に向かうにつれてテンションがあがっていく。クライマックスの激しいバイオリンはヤバイ。かっこ良すぎ。BLAST HEAD『ha,gu,re,gu,mo』は、トライバルでミニマルなトランス・ロック。基本的にはトライバルなパーカッションとシンセの音だけで構成されているんだけど、8分の中で段々と表情が変わっていく。あまり知らないバンドだったけど、かっこいい。JOUJOUKA feat KYONO『INVADE 01』は、前半はロッキンでトランシーな4つ打ちにMCが絡む曲。個人的にはちょっとイマイチ。MATALLY vs GERONIMOはデスメタルな声をフィートしたロッキンなドラムンベース。これも僕的には駄目だった。HONDA LADY『HELLO HELLO』は、LAB LIFEみたいなニューウェーブ・ポップをトランシーにした感じの曲。高揚感のある音も気持ちいいし、メロディもポップだし良かった。STROBO『SOLAR』は、キラキラ感、高揚感のある前半〜グルーヴィーで女性コーラスも絡む中盤〜テンション最高潮の後半、といった展開で、11分間があっという間。死ぬほどカッコいい。『PRIMITIVE FUTURE』が好きだった人は、この1曲のために買ってもいいほど、カッコいいです。最高!!!SOFT『KANAMONA』はインプロ的なジャズ。トライバルなパーカッションに絡むウッドベースがいい感じ。最後はBOREDOMS『FREE』。これは新曲ではなくてPHISHのトリビュート・アルバムに収録していた曲らしいです。宇宙のどこかで見付かった民族音楽って感じのアンビエント・チューンで、凄く不思議な音世界。癒されます。

SAICOBAB、ROVO、BLAST HEAD、STROBOが個人的には良かった。特にSTROBO。名曲です。

V.A.

イノトモ
首里フジコ
中納良恵(エゴ・ラッピン)
畠山美由紀
原田郁子(クラムボン)
湯川潮音

『APPLE OF HER EYE りんごの子守唄』
鈴木惣一朗プロデュースでビートルズの名曲を子守唄アレンジに。歌のはイノトモ、エゴラッピンの中納良恵、畠山美由紀、原田郁子に湯川潮音。

聴く前のそんな予備知識から想像した通りの作品でした。アコースティックでゆるくて優しい演奏に評価の高い歌姫たちの素敵な歌が乗っかる。原曲はビートルズ。まあ、悪くはなりようがないです。

今作を聴いて再確認したのは、郁子ちゃんの歌の魅力。そんなメチャクチャうまいわけでもないけど、なんか他の歌姫たちと比べると、歌い回しとか声の質とか個性的で不思議な魅力がある。やっぱり歌ってうまい下手だけの問題じゃないよね。あとはビートルズの曲の良さを再確認。

100%オレンジのアートワークも可愛いしプレゼントにも最適な作品だと思います。
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V.A.

THE POAKS
BEAT CRUSADERS
BEEFEATER
くるり
THE PILLOWS
CYMBALS
FOE
GOING UNDERGROUND
吉村秀樹

『BEAT OFFENDERS A TRIBUTE TO THE COLLECTORS』

コレクターズのトリビュートアルバム。ちょっと当たりはずれが多い印象。個人的に良かったのはTHE POAKS、くるり、BEEFEATER、BEAT CRUSADERSあたりかな。

THE POAKSは、BRAHMANのTOSHI-LOW、LOW IQ ICHI、CAPTAIN HEDGE HOGの渡辺忍、HUSKINBG BEEの平本レオナで結成されたユニット。『プ・ラ・モ・デ・ル』をカバー。アレンジはかなりLOW IQ色が強いと思う。ギターはちょっとCAPTAIN HEDGE HOGっぽい。LOW IQが好きだったら、このカバーは絶対気に入ると思うな。

くるり『GOOD-BYE』をカバー。ミディアム・テンポでエモーショナルなカバー。くるりの『マーチ』みたいな感じ。BEEFEATERは、LOW IQ ICHI、會田茂一、Hi-STANDARDの恒岡 章、二ール&イライザの堀江博久で結成されたユニット。ニール&イライザとLOW IQを合わせたようなアレンジ。ピアノが入ったり、カントリーテイストがあったりして洗練された感じのカバー。BEAT CRUSADERS『キャンディマン』をカバー。日本語で歌ってるせいか、いつもより穏やかな歌い方。演奏は80年代っぽいキーボードも入ってビークルらしい。

ちょっとパンクっぽくなったりはしてるけど基本的に原曲に結構忠実なカバーが多いかな。意外な感じにカバーしたのはCYMBALSくらい。GOING UNDERGROUNDのカバーなんかも普通に聴けるんだけどね、何か物足りなさが残る。
通して聴くのはちょっと辛いかなあ。

V.A.

ハナレグミ
矢野真紀
アナム&マキ
中村一義
スピッツ
小泉今日子
野宮真貴+SUPER BUTTER DOG
MCU feat.浜崎貴司
GO!GO!7188
LEYONA
上條恒彦
小谷美紗子
浜崎貴司

『DISCOVER THE SONGS』
タワレコ限定で発売されたカバー曲集。既発のものがほとんどだけど、ほとんどがオリジナル・アルバム未収録曲で、中にはここでしか聴けない音源も。

1曲目のハナレグミによる大沢誉志幸のカバー『そして、僕は途方に暮れる』もここでしか聴けない曲の1つ(ライブ音源)。弾き語りによるシンプルなカバー。こういうカバーは声の力でほとんどが決まると思うんだけど、ハナレグミ永積くんの声は相変わらず素晴らしく、心にグッと響いてくる素晴らしいカバーになっている。ハナレグミはライブではこの他に、小沢健二『いちょう並木のセレナーデ』、はっぴいえんど『空色のくれよん』、フィッシュマンズ『いかれたBABY』、ボ・ガンボス『トンネルぬけて』、THE BOOM『中央線』、スーパーカー『LUCKY』なんかを弾き語りカバーしてるらしい。あー、どれも聴いてみたい。カバーアルバム出してくれないかなー。

2曲目の矢野真紀による小林明子のカバー『恋に落ちて-FALL IN LOVE-』もここでしか聴けないライブ音源。これがまた素晴らしい出来で、原曲よりも良いんじゃないかなって思う。てか、正直言って、矢野真紀のオリジナル曲よりも良い。それってシンガーソングライターとしては残念なことだよな。頑張れ。次のアナム&マキによる中島みゆきのカバー『ファイト』もアレンジも面白いし2人のボーカルの掛け合いも良くて、いい感じ。これも残念なことにオリジナルよりも良いんだな。アナム&マキのオルタナ・テイストのフォーク・サウンドで女性ツインボーカルっていうコンセプトは凄く良いと思うんだけどな。あとは良い曲さえあれば、もっと上に行けるはず。

4曲目は中村一義による細野晴臣のカバー『恋は桃色』そして5曲目はスピッツによるはっぴいえんどのカバー『12月の雨の日』。前者は弾き語りによるカバーで、限定生産で現在入手不可能なシングルに収録されてたもの。後者はまんまスピッツなバンドアレンジで、はっぴいえんどのトリビュート・アルバムに収録されたたもの。どちらもそれぞれ、さすがの出来。

6曲目は小泉今日子によるSUPER BUTTER DOGのカバー『さよならCOLOR』。これは彼女のアルバム、『厚木IC』に収録されてたもの。これは正直、原曲に負けてるかな。原曲の永積くんの歌は胸にグッと突き刺さるんだけど、この小泉今日子のカバーは聴いてもスーッと抜けていく感じ。7曲目は元ピチカートファイブの野宮真貴&SUPER BUTTER DOGによるサディスティック・ミカ・バンドのカバー塀までひとっとび』野宮真貴のソロアルバムに収録されてたカバーだけど、どちらかと言うとSUPER BUTTER DOG色強めのファンク・カバー。アレンジ的にはこの中では抜群に面白いし、悪くはないけど、しっとりしたこのコンピではちょっと浮いてた。

次はMCU feat 浜崎貴司によるFLYING KIDSのカバー『幸せであるように』
KICK THE CAN CREWのMCUが原曲の作曲者、浜崎貴司をフィーチャーしてリリースしてリリースしたシングルより。KICK THE CAN CREWをさらにポップス寄りにしたようなヒップホップ・カバー。次の9曲目はGO!GO!7188によるスパイダースのカバー『バンバンバン』。これはいつものGO!GO!7188とは違って、ドラムのターキー(男)がボーカルをとるガレージロック・カバー。10曲目はLEYONAによる、はっぴいえんどのカバー『風をあつめて』。そして11曲目は上條恒彦によるTHE BOOMのカバー『中央線』。この辺はどれもアレンジが面白いわけでもなく、声に力があるわけでもなく、微妙なカバーたちだった。ただ、どれも原曲への愛は感じられた。

12曲目は小谷美紗子によるオフコースのカバー『さよなら』オフコースの解散10周年を記念してリリースされたコンピに収録されてたカバーらしいんだけど、これは凄く良い。アコギとピアノ、ほんの少しのストリングス、ベース、ドラム、そして歌。シンプルだけどグッとくる演奏と、グッと来まくる小谷美紗子の歌声。このアルバム1の名カバー。

13曲目は浜崎貴司による宇多田ヒカル!のカバー『光』。言わずと知れた、あのヒット曲をジャズ・バラード風にカバー。原曲が世に出て、あまりブランクのない時期に、しかも日本一有名な歌手、宇多田ヒカルの曲をカバーするのって凄く大冒険だと思うんだけど、それをやっちゃうってことは、それだけ自信があるってことで、さすがにそれなりの出来になっていると思う。原曲にヒケをとらない出来。個人的なことを言えば、この人の歌声はクセが強すぎて苦手なんだけど、このカバーは良いんじゃないかな。

このコンピは原曲に負けちゃってる曲も何曲かあったけど、素敵なカバー集だと思う。何が素敵かって言うと原曲への“愛”が感じられるところ。巷じゃカバーブームで、オリコン・チャート上位でもカバーをよく見かける。でも、その大多数には“愛”が感じられない。感じられるのは“お金”だけ。原曲に忠実にするにしろ、ぶっ壊すにしろ、やっぱりカバーには原曲に対する“愛”が必要だと思う。その点、このカバー集は本当に良かった。ハナレグミ、中村一義、スピッツ、小谷美紗子のカバー曲は凄く良いんで、それぞれのファンの人で、その音源を持ってない人は買っても損しないかも。
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V.A.

ヤン富田
TICO(LITTLE TEMPO)
SUGIURUMN
藤原マンナ
福富幸宏
スチャダラパー
POLARIS
NATHALIE WISE
pal@pop
こだま和文
池田亮二

『DISNEY AGE @ D100 CAFE』

ディズニーの名曲を日本人アーティストがカバーするという企画盤。元の曲のメロディが凄く良くて、それをそれぞれ好アレンジしているんで悪いわけがない。個人的には凄く好きな1枚です。

ヤン富田のユニットDOOPERSの『MAGIC JOURNEYS』は女性ボーカル、フルートをフィーチャーしたアシッドフォーク。後半に出てくる電子音が凄くいい。曲も切なくて泣ける。TICOの『YOU BELONG TO MY HEART』はスティールパン×バイオリンの南国っぽいアレンジ。SUGIURUMNの『LA LA LU』はイビザっぽい歌ものハウス。思わず踊りたくなるような曲。めちゃくちゃ良い。藤原マンナの『LITTLE APRIL SHOWER』は童話的な女性ボーカルの不思議な曲。プロデュースは池田亮二。1曲の中で展開がいっぱいあって短い映画を観ているような感じがする曲。ちょっと竹村延和やTUJIKO NORIKOぽっかたりもして凄く好きな曲。福富幸宏の『I WANNA BE LIKE YOU』は福富さんらしいトラックに黒いボーカルをフィーチャーしたダンスチューン。スチャダラパーの『FOLLOWING THE LEADER』はMC無しの浮遊感あるファルターハウス。ヒップホップじゃないけど、この曲もめちゃくちゃ良いです。POLARISとNATHALIE WISEによるTHE FAMILY SONG RECORDING(TFSR)の『WHEN SHE LOVED ME』は女性ボーカルを迎えてアコースティックな曲。美しい。同じくTFSRの『CHIM CHIM CHER-EE』はオオヤユウスケがボーカルで、まんまPOLARISなダビーな曲。pal@pop『MAIN STREET ELECTRICAL PARADE』はあの曲をハウスにアレンジ。良いんだけど、あんまりpal@popっぽくない音のような気がした。TICO『MY NAME IS JAMES』は大野由美子や内田直之と一緒に泣けるアレンジにしています。TFSR『WHEN SHE LOVED ME』はビッケのポエトリーリーディング。やっぱりビッケの言葉は良い。こだま和文『WHEN YOU YOU WISH UPON A STAR』はこだまさんのトランペットにノイズが絡む。ノイズ無しでもっとシンプルにやっても良かった気もするけど良かった。池田亮二『UNTITLED』はすべてを壊すようなノイジーな音響作品。ディズニーらしく、凄く楽しいカバーアルバムです。

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V.A.

BEAT CRUSADERS
SNUFF
REAL FBIG FISH
THE BAND APART
HUSKING BEE
ASPARAGUS
Oi-SKULL MATES
DOPING PANDA
RUDE BONES
TSUTCHIE feat MAYU KITAKI
etc

『DIVE INTO DISNEY』

ディズニー曲のパンク・カバーのコンピということだけど、レゲエっぽいカバーやラウンジっぽいカバー、打ち込みを導入した曲もあったりして意外とバラエティに富んだ感じ。個人的にココロを動かされたのはBEAT CRUSADERSとTHE BAND APARTくらいかな。

BEAT CRUSADERSは『ミッキーマウス・マーチ』。ビークルらしい、とびっきりポップなカバー。アレンジも遊び心があって楽しい。このアルバムの中でディズニーらしさを一番上手くパンクにしていると思う。それとTHE BAND APART『星に願いを』。前半は洒落た感じで中盤以降はエモーショナル。ただのエモコアじゃなくてクラブミュージックも通過してる感じが凄く良い。ボーカルの声も良いね。あんまり満足できるアルバムではなかったけど、このバンドに出会わせてくれたことには感謝感謝。

SNUFFやREEL IG FISH、H2O、ASPARAGUS、VOODOO GLOW SKULLS、Ou-SKULL MATES、DOPING PANDA、RUDE BONESあたりはそれぞれ“らしい”カバー。もともとのメロディーは良いし、それぞれのファンの人は気に入るかもね。
HUSKING BEEは個人的に楽しみにしてたんだけど、ちょっと穏やかな感じのカバーでちょっと物足りなかったかな。モデルの横山優貴がボーカルを務めるSPOONYはWEEZERやNIRVANAなど、何故かよくトリビュートアルバムに参加してるけど相変わらずな感じです。モデルの横山優貴は大好きなんだけどなあ。最後のTSUTCHIE feat キタキマユはラウンジっぽいカバーで悪くはないんだけど、アルバムからちょっと浮いてるような。あと、シークレットトラックが入ってるんだけど誰か分からないです。聴いたことあるような声なんだけど・・・

V.A.

MIJK VAN DIJK
KEN ISHII
REI HARAKAMI
CO-FUSION
ATOMHEART
細野晴臣
COLDFEET
ROVO
etc


『ELECTIR-BRAIN feat ASTROBOY』
鉄腕アトムをテーマに、国内外のテクノやエレクトロニカのアーティスト11による、アトムへのオリジナルインスパイア楽曲を収録したコンピ。それぞれの個性でアトムを表現・・・といっても、ほとんど、それぞれのアーティストの新曲集と言ってもいい内容。それだけ各アーティストの個性が光っている。

KEN ISHII、TECHNASIA、CO-FUSION、REEK.Kはシンプルなミニマルテクノ。踊れる。MIJK VAN DIJKは、トランシーなリズムに、メロディアスな展開。REI HARAKAMIは、一聴して分かる彼独特の音色がメロディアスに鳴り響く曲。ATOMHEARTは、「ロボット」っていう声をサンプリングしたり、遊び心たっぷりのテクノ。KAORU INOUEは、スペーシーで浮遊感のあるテクノ。細野晴臣は、ロボットを思わせるような電子音を散りばめた電子音響。COLDFEETは、クールなトラックに、ソウルフルな女性ボーカルをフィーチャーした曲。ROVOは、スペーシーでトランシーな曲。メチャクチャかっこいい。もっと長く聴きたかった。

個人的には、ROVOが一番。あとは、REI HARAKAMIが良かった。一番、アトムらしさを感じたのは、細野さんの曲かな。トータルするとちょっと期待はずれかなあ。
V.A.

BUFFALO DAUGHTER
石野卓球
岡村靖幸
MO'SOME TONEBENDER
半野喜弘
クラムボン
EYE
SUPERCAR
WORLD'S END GIRLFRIEND
ROVO
etc


『FINE TIME〜TRIBUTE TO NEW WAVE〜』
BUFFALO DAUGHTER、クラムボン、EYE、半野喜弘、石野卓球、LIMITED EXPRESS(HAS GONE?)、LOSALIOS、MO'SOME TONEBENDER、岡村靖幸、POLYSICS、ROVO、サイコバブ、SPANGLE CALL LILLI LINE、SUPERCAR、WORLD'S END GIRLFRIENDなど、ちょっと他ではなかなか集まらない凄いメンツによるニューウェーブのトリビュート盤。監修は小野島大が行っています。

石野卓球がレゲエっぽいカバーをやってたのとクラムボンが人力テクノ的なカバーをやってたのはちょっと意外だったけど、それぞれの味がよく出たカバーばかりを収録。ただのコピーに終わってなくて、それぞれの色を加えて新しいニューウェーブを作り出しています。ニューウェーブへの愛が感じられるカバーが多いのもいいね。全部が原曲を超えてるとは言わないけど、さすがの出来のカバー集。CCCDなことは残念だけどね。

カバーされた曲はバグルスの『ラジオスターの悲劇』やピッグバッグの『パパはニュー・ピッグバッグ』みたいな有名曲からD.A.F.やBOW WOW WOWのアルバム未収録曲までさまざま。ニューウェーブへの愛でいっぱいなPOLYSICS、トーキングヘッズの持ってたファンク性をギュギュギュっと凝縮させた岡村靖幸、本家GANG OF FOURを超えるような凶暴性を見せるMO'SOME TONEBENDER、80年代の坂本龍一のシンセ・ポップにフォークトロニカで回答した半野喜弘、ただのポップバンドという偏見を打ち破る強烈かつ唯一無二な人力テクノでどこにもない新しいニューウェーブを作り出していたクラムボン、凄まじいまでの高揚感と疾走感でBOW WOW WOWのアフリカンな曲を料理したサイコバブ、ポップグループの意思をそのまま受け継ぎながらも独自のサウンドで料理したROVOあたりが聴きどころかな。

ニューウェーブ好きな人もそれぞれのアーティストを好きな人も満足できる作品なんじゃないかな。ニューウェーブへの入り口としてもいいと思う。なお、この作品を中心にニューウェーブ特集のページも作ったんで、暇な人はそちらも見てもらえると嬉しいです。
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V.A.

小西康陽
曽我部恵一
スピッツ
くるり
空気公団
つじあやの
永積タカシ
キリンジ
片寄明人&JOHN MCENTIRE
キセルmeets細野晴臣
etc

『HAPPY END PARADE』

はっぴいえんどの豪華ゲストによる2枚組のトリビュート盤。トリビュート盤って当たりハズレが多くて聴けない作品が多いような気がするけど、これは良いです。トリビュート心で溢れてるのもあるだろうけど、やっぱり、はっぴいえんどの原曲が素晴らしいのが大きいのかなあ。全部好きなんだけど、特に良かったのは小西康陽、曽我部恵一、スピッツ、空気公団、つじあやの、永積タカシ、キセル meets 細野晴臣あたりかな。

小西康陽の『はいからはくち』は小西節満載のハッピーでアッパーなインスト。曽我部恵一の『空色のくれよん』はLOVEな雰囲気いっぱいのアコースティック・アレンジ。スピッツの『12月の雨の日』はスピッツの曲か!?ってくらいハマってる。空気公団の『いらいら』はピアノ、シロフォンを使った素朴で暖かいアレンジ。遊び心がいっぱいで良い感じ。つじあやのの『暗闇坂むささび変化』もウクレレ弾き語りで思いっきりつじあやのの曲になってます。ぴったりの選曲。SUPER BUTTER DOGの永積タカシの『春らんまん』は『さよならCOLOR』にも通じるアコースティックなアレンジ。やっぱりこの人の声は良いなあ。キセルmeets細野晴臣の『しんしんしん』はキセルらしく浮世離れした空気感。どれも素敵です。

あと、くるりの『あやか市の動物園』はめちゃくちゃファンキーなアレンジ。あえてフォークっぽい曲にしないで、期待を裏切るエレクトロファンクにしたんだろうな。くるりの『風をあつめて』とか『夏なんです』なんかが聴いてみたかったけど、これはこれでカッコいいです。

それから、このトリビュート盤はキセルと細野晴臣みたいに面白い組み合わせが沢山あるのも良いね。ジムオールクとオリジナルラブだったり、浜崎貴司と高野寛とTOKIEだったり、片寄明人とジョンマッケンタイアだったり、ワールドスタンダードとカマアイナだったり。色々と楽しめる作品です。



V.A.

LOW IQ 01
MARS EURYTHMICS
KEN YOKOYAMA
BRAHMAN
YOUR SONG IS GOOD
ハナレグミ
ASPARAGUS
クラムボン
etc

『HUSKING BEE TRIBUTE ALBUM』
2005年に解散してしまったハスキングビーのトリビュートアルバム。盟友LOW IQ 01や横山健、バックドロップボムから後期の作品に参加してたクラムボン、そしてイッソンの新バンド、マーズリトミック、ドンドン&テッキンの新バンド、ファインラインズも参加してます。

まず、1曲目に収録されたLOW IQ 01こといっちゃんののハスキンメドレーがいい。ハスキンへの愛情たっぷり、いっちゃんのナイスなアレンジセンスたっぷり。2曲目はイッソンの新バンドによる日本語詩の『ANCHER』でこれまた最高。ドンドンが歌う『A SINGLE WORD』は彼の美しいハイトーンボイスが響き渡って正直、原曲を超えたと思ったよ。この元メンバーによる2曲を聴くとハスキンって本当にいいバンドだったんだなって・・・

そりゃ、これだけのメンツが集まるわ。土岐麻子をゲストボーカルに招いたtoeの『8.6』も最近のtoeの仕事の中ではダントツにいいし(やっぱりマイスパレードっぽいけど)、横山健の『WALK』は愛とエモーションが弾けまくりだし、ウォータークローゼットによる女性ボーカルなハスキンも新鮮でいい感じ、ブラフマンの『SUN MYSELF』は彼らのオリジナル曲みたい。ユアソンによる『後に跡』は原曲の歌詞の面白さを活かして彼ら流に違和感なく楽しく仕上げてるし、ハナレグミやクラムボンによるカバーも原曲の良さはそのままにそれぞれの魅力がいっぱいに出てて素晴らしい出来上がり。アスパラガスは彼らのオリジナル曲と違って日本語で歌ってるけど彼ら流にうまく仕上げてます。

某Aや某Mや某Bなどなど、個人的に何曲か残念なカバーもあるけど、参加してるアーティストやハスキンが好きだった人は聴いて損しないんじゃないかなあ。ハスキン愛いっぱいのいいトリビュートアルバムです。
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V.A.

DUB SQUAD
ROVO

スマーフ男組
BUFFALO DAUGHTER
EYE
etc

『INSPIRATION FROM E2-E4』

ジャーマン・プログレのASHRA TEMPELの中心メンバーのマニュエル・ゴッチングが製作した名盤『E2-E4』へのトリビュート盤。

DUB SQUADの『EDEN』は増子樹らしい空気感のアンビエントな曲。ROVOの『CATCH AND RELEASE』はROVOにしては淡々とした落ち着いた曲。SUGAR PLANTはラウンジテイストのアンビエント。後半に美しい女性ボーカルが入る。界の『DI』はインプロ的ジャズ。後半のカオスが凄い。HI SPEED AND STAR LIGHT EXPRESSの『COLOR MIX』は80年代っぽいキーボードのアンビエント。スマーフ男組の『ジェロニモ鳥にも』はトライバルなパーカッションに時折、ユニークな電子音が入るトラック。BUFFALO DAUGHTERの『POWER OF TEN VOCALS』は壊れまくったニューウェーブ。初回特典にはEYEちゃんのミックスCDが付いているんだけど意外と普通に繋いでるだけ。もっとギッタギタにやってほしかったな・・・

SUGAR PLANTと界とスマーフ男組はなかなか良かったけど全体的にちょっといまいち。

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V.A.

WRENCH×IZZY
界×SWINGBY
DMBQ×DUB SQUAD
COALTAR OF THE DEEPERS×HIDENOBU ITO
くるり×REI HARAKAMI
MONO×GLIDERa.k.a.DJ MIKU
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN × CICADA
54-71×COD HEAD
etc

『ISOLATED AUDIO PLAYERS 2』

←見ての通り凄いメンツ、組み合わせのリミックス・コンピ盤。原曲のバンド・サウンドをエレクトロニカ系のアーティストがリミックスしています。

WRENCHの『GYPSY』はミニマルでトランシーなインスト・エレクトロニカ。界の『飛行仙人』はグリッチ・エレクトロニカ。あの独特のボーカルも加工されて使用されている。DMBQの『HALATION』は前半は浮遊感のあるアンビエントなダビーで、後半はアッパーでノイジーな展開に。メロディは原曲のものを使っているけど、ほとんどDUB SQUADの新曲。かっこいい。COALTAR OF THE DEEPERSの『GOOD MORNING』はHIDENOBU ITOらしいエレクトロニカ・トラックにディーパーズの歌が乗っている。中盤以降、シンセの上でベースとギターがファンキーにがうねってカナリかっこいい。くるりの『ばらの花』は以前に、くるりのシングルに収録してたバージョンと一緒。ハラカミ独特のトラックに切ないメロディの歌。良い。HONEYDIPの『UNIVERSAL TEENAGE FREQUENCY』はインスト。原曲のノイジーさを取り出してダンサブルなビートに乗せた感じ。MONOの『KARELIA』はミニマルなビートに原曲の音が、ところどころ断片的に乗るような感じのリミックス。かなり原曲とは違う。DCPRGの『S』は原曲のフレーズを反復させて、疾走感、トランス感を増したようなリミックス。かっこいい。PRIMROSEの『SUBMARINE』は浮遊感のあるアンビエントなリミックス。54-71の『ILMATIC VIGOR』はトランシーでトライバルなリミックス。リバーブのかかりまくったボーカルも入っているけど原曲とは全然違う雰囲気。WALRUSの『ORANGE』はノイジーなインスト・リミックス。

原曲はPRIMROSEの曲以外聴いたことがあったんだけど、正直、原曲に勝ててないリミックスが多かったかな。個人的には、DMBQ×DUB SQUAD、COALTAR OF THE DEEPERS×HIDENOBU ITO、DCPRGの『S』は良かった。
基本的にエレクトロニカな感じのリミックスが多いんでDMBQやディーパーズ、HONEYDIPなどを好きな人には駄目な作品かもしれないね。



V.A.

畠山美由紀 + saigenji
DRY & HEAVY
ZAZEN BOYS + SEXY JOE
POLARIS meets HAKASE-Sun
rIM + 坂本勝彦 + 原田郁子
WALTZ ELEGY + 栗原務
こだま和文
LITTLE CREATURES + UA
R.A.M
DOUBLE FAMOUS + 中納良恵
DETERMINATIONS
choro azul
LITTLE TEMPO

『IT'S ONLY ROCK'N ROLL(BUT WE LIKE IT)』
LITTLE CREATURES、DOUBLE FAMOUS周辺や、日本のスカ、ダブのアーティストが参加しているローリング・ストーンズのトリビュート・アルバム。

畠山美由紀 + saigenji 『(I CAN'T GET NO)SATISFACTION』は、あの超名曲をアコースティックにカバー。畠山美由紀 + saigenji のブルージーなデュエットでかっこいい。DRY & HEAVY『START ME UP』は、ダブでカバー。『FROM CREATION』に通じるようなリクル・マイがボーカルのポップな歌ものダブ。メチャクチャはまってる。名カバー。このトリビュート収録曲の中で一番好き。ZAZEN BOYS(元NUMBER GIRLの向井秀徳&アヒトイナザワ) + SEXY JOE『EMOTIONAL RESQUE』は、隙間の多いポスト・パンク的カバー。アヒトイナザワのドラムがかっこいい。ボーカルは全編ファルセット?で歌っててNUMBER GIRLの向井さんのボーカルとはカナリ違います。ちなみにSEXY JOEは向井さんと仲のいい某QのKさんらしいです。POLARIS meets HAKASE-Sun『FOOL TO CRY』は、レゲエ・テイストの“うたもの”でカバー。これまたかっこいい。POLARISとHAKASE-sunって、FISHMANSファンには堪らない組み合わせ。rIM + 坂本勝彦 + 原田郁子『19th NERVOUS BREAKDOWN』は、このアルバムの中で一番ロックンロール。原田郁子ちゃんの軽快なピアノがいい。またしても名カバー。個人的には、アルバムのここまでの流れは完璧。
WALTZ ELEGY + 栗原務『ANGIE』は、渋いブルース。こだま和文『PAINT IT,BLACK』は、あの『フルメタルジャケット』のエンディングにも使われてた曲を、こだま和文流にカバー。ダビーなトラックに哀愁漂うトランペット。完全に、こだま和文の曲になっている。LITTLE CREATURES + UA『MISS YOU』は、ドラマチックに展開していく異国情緒溢れる演奏にUAの歌。展開が面白い。R.A.M(WORLD STANDARD&KAMA AINA&moose hill)『SHE’S A RAINBOW』は、原曲の持ってるサイケデリアにワールドミュージック的な解釈を加えてカバー。メチャクチャかっこいい。DOUBLE FAMOUS + 中納良恵『SYMPATHY FOR THE DEVIL』は、様々な国の音楽を吸収したDOUBLE FAMOUSらしい演奏に、EGO-WRAPPINの中納良恵のソウルフルでブルージーなボーカル。かっこよすぎ。DETERMINATIONS『I'M FREE』は、歌物のオーセンティック・スカ。ハッピーでドリーミーでいい感じ。choro azule『PAINT IT,BLACK』は、フォークっぽい感じ。こだま和文のカバーのほうが好きかな。LITTLE TEMPO『AS TEARS GO BY』は、LITTLE TEMPOらしいスティールパンによるカバー。

このトリビュートアルバムはカナリ完成度が高いです。統一感もあって曲順もいい。ストーンズの原曲を知らない人でもDRY&HEAVYやLITTLE CREATURES、EGO-WRAPPINなんかを好きな人は絶対気に入ると思います。メチャクチャお薦め。
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V.A.

JOSEPH NOTHING
WORLD'S END BOYFRIEND
DUPLP REMOTE
MILKY-CHU
WORLD'S END GIRLFRIEND
COM.A
TEAM DOYOBI
etc

『LET'S I LOVE YOU』

エレクトロニカ・レーベルROMZのコンピ。最初から最後までメチャクチャ楽しいおもちゃ箱みたいなアルバム。

JOSEPH NOTHINGは相変わらず、可愛くてハチャメチャな遊園地サウンド。JOSEPH! DE NOISEという名義でも小曲を披露している。BIT MEDDLERはダークなエレクトロニカ。WORLD'S END BOYFRIENDはディズニーが酔っ払ったようなハチャメチャなエレクトロニカ。DUPLO REMOTEはギッタギタなエレクトロニカ。MILKY-CHUは可愛いスイング風エレクトロニカ。凄く楽しい。UTABIはビープ音を使ったエレクトロニカ。NANOLOOPの音かな。WORLD'S END GIRLFRIENDは生音にノイズを絡めた壮大で感動的な曲。QUINOLINE YELLOWはクリック系の音。COM.Aは無邪気で楽しいエレクトロニカ。TEAM DOYOBIはグリッチ・エレクトロニカ。DRY HUSTLEはエレクトロニカを通過したヒップホップ。

当たり前のようにJOSEPH NOTHINGとCOM.Aの兄弟とWORLD'S END GIRLFRIEND(BOYFRIEND名義)はメチャクチャ良かった。他のアーティストもそれぞれ良かった。特にMILKY-CHU、DRY HUSTLEは新しい音でカッコよかった。ROMZファンはもちろん、APHEX TWINやμ-ZIQなどを好きな人に、そしてエレクトロニカ初心者にもお薦めのアルバムです。

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V.A.

PSYCO BABA
SOFT
ROVO
ASA-CHANG & 巡礼
KINOCOSMO
AOA
IRISH CHAPLIN

『MAN DRIVE TRANCE VOL.1』

ROVOがコンパイルしたコンピレーション盤。

PSYCO BABAはシタール、ピアノを中心としたアジア系の民族風の演奏にYOSHIMIの声が乗るチルアウトなトラック。SOFTはジャズ・トランス。アッパーさは抑え目。ちょっと乱暴に言うとTORTOISEがトランスと遭遇したような感じのトラックでかっこよかった。ROVOはROVOらしいサウンドで段々と疾走していく高揚感のあるトラック。ASA-CHANG&巡礼はクラムボンの『トレモロ』をカバー。前半は空間的なエフェクトのタブラや自然の音に横笛のメロディが絡み、後半はエレクトロニックに高揚していくトラック。KINOKOSMOはメタルっぽいヘヴィギターをフィーチャーしたサイケデリック・トランス。AOAは今までのイメージとはちょっと違うノイジーでサイケデリックなギターをフィーチャーしたヘヴィーなトラック。ややダークなトラックなんだけど後半に光が差し込むように電子音が入ってきてカッコいい。IRISH CHAPLINは勝井祐二がプロデュースした五島列島在住のメンバーによるトライバル・ロック・トランス・バンド。トライバルなパーカッションにヘヴィーなギター。ディジリドゥや勝井祐二のバイオリンも入っている叙情的なトラック。静と動をうまく使っていて、メチャクチャかっこいい。MOGWAIをトライバルにした感じでカナリ気に入った。

どのトラックも、それぞれバンドの個性が出ていて、どのトラックも質が高いんで非常にオススメのコンピ盤です。

V.A.

SUPERSNAZZ
シーモネーター featuring BUMBASTICKS
NOODLES
TSUTCHIEfeaturing MARIMARI
WHAT'S LOVE
木村充揮
MIX MARKET
WRECKingCReW
I L×VE YOU
STAB 4 REASON AND THE STYLES

『MARCHING PUFFY』

PUFFYの曲たちを全10組のアーティストたちがカバー。

SUPERSNAZZ『サーキットの娘』は英詩でガレージロックに。シーモネーター featuring BUMBASTICKS『愛のしるし』はロック×ヒップホップ。NOODLES『海へと』は原曲より少し落ち着いたギターロック。TSUTCHIE featuring MARIMARI『アジアの純真』はTSUTCHIEのチルなブレイクビーツにMARIMARIのキュートなボーカル。WHAT'S LOVE『MOTHER』はスカ歌謡、木村充揮『太陽』は渋いロックに。MIX MARKET『あたらしい日々』はギターポップに。WRECKingCReW『赤いブランコ』は昔の歌謡曲×ロックな感じ。I L×VE YOU (高木フトシ)『INVISIBLE TOMORROW』はグランジ、STAB 4 REASON AND THE STYLES『渚にまつわるエトセトラ』はインストレゲエ。

凄く微妙なカバーが多かった。良かったのはSUPERSNAZZWHAT'S LOVE木村充揮STAB 4 REASON AND THE STYLESくらいかな。なんか原曲に対する愛もあまり感じられないし、面白みもないカバーが多い。PUFFYの曲をカバーするていう企画は良いと思うんだけどな。ってことで僕の理想のPUFFYカバーアルバムを妄想してみました。

01.これが私の生きる道 / HALCALI
02.アジアの純真 / ASIANKUNG-FU GENERATION
03.海へと / チバユウスケ(exミッシェルガンエレファント)
04.INVISIBLE TOMORROW / THE BAND APART
05.あたらしい日々 / BEAT CRUSADERS
06.赤いブランコ / 横山健(exハイスタンダード)
07.愛のしるし / GOING UNDER GROUND
08.たららん / クラムボン
09.ブギウギNO.5 / BLACK BOTTOM BRASS BAND
10.サーキットの娘 / CRAZY KEN BAND
11.渚にまつわるエトセトラ / THE MICETEETH
12.MOTHER / ハナレグミ


こんなのがホントにあったら最高。上のはあくまで僕の妄想なんで間違えないでくださいね。

V.A.

ANDREW WK
LOW IQ 01
ACIDMAN
THE BAND APART
WRENCH
MONTEROZA 4950
ASPARAGUS
THE MICETEETH
Oi-SKALL MATES

VANDALS
AMERICAN HI-FI
ヒダカトオル
TGMX
BRIAN SETZER
CUBISMO GRAFICO FIVE
SMASH MOUTH
etc

『MOSH PIT ON DISNEY』

ディズニーの曲を国内外のロックバンドがカバーしちゃおうシリーズの第2弾です。個人的には前作以上に好きなメンツが参加。前作でいい感じのカバーを聴かせてくれたバンドアパ−トとドーピングパンダは今作にも参加してます。全部で24曲もあるんで個人的に気になった曲をピックアップ。

まず最初のアンドリューWKは前作でビークルがカバーしてた「ミッキーマウスマーチ」をカバーしてるんだけど、これはビークルのほうに軍配。LOW IQ 01は「アラジン」のテーマ曲をお得意のひねりの効いたポップパンクでカバー。個人的に今回のベストトラックです。アシッドマンは「ポカホンタス」のテーマ曲をジャズとエモーショナルな轟音ギターロックが交差するアシッドマンらしいサウンドに仕上げてます。これをアシッドマンのオリジナルと言われて聴かされても誰も疑わないんじゃないかな・・・って思ったら新しいアシッドマンのオリジナルアルバムにも収録されてました。バンドアパートは「ピノキオ」の劇中歌を彼ららしいスタイリッシュでひねりの効いたアレンジでカバーしてるんだけど、個人的には前作のカバーのほうが好きかなあ。ドーピングパンダもしかり。平本レオナ(HUSKING BEE)、ミト(クラムボン)、中尾憲太郎(元ナンバーガール)、山嵜希廣和(toe)によるMONTEROZA4950はPELE以降っていうかtoeっぽいロックインストで「ピノキオ」をカバー。短いけどカナリかっこいいです。リール・ビッグ・フィッシュとスマッシュマウスはどちらもカバーがうまいバンドだけに期待してたんだけど、ちょっと微妙だったかな。悪くはないけど面白みに欠ける感じ。マイスティースは「ベッドかざりとほうき」(知らないなあ)っていう映画のテーマ曲を温かく切ないスカでカバー。次松くんの歌声はいつも最高です。アメリカン・ハイファイによる「星に願いを」のカバーは何てことないカバーだけど、原曲の素敵すぎるメロディがストレートなサウンドといい感じにマッチ。ビートクルセイダースのヒダカトオルはお得意のコーラスワークを駆使して「ピノキオ」劇中歌を楽しくポップにカバー。うーん爽快。ブライアンセッツァによる「おしゃれキャット」の曲のカバーはブルージーで渋い渋い。そして、最後に収録されてるTHE SUEMITHによる「リトル・マーメイド」のベンフォールズ直系なピアノロックが素敵すぎ。このバンド、今作のために結成されたらしいんだけど、これだけで終わるのは勿体無いなあ。

とまあ、気になった曲を挙げていったら結局ほとんどの曲になっちゃいました。それくらい聴き応えのあるカバー集ってことだね。原曲の素晴らしいメロディをうまく自分達のサウンドに取り込んだカバーが多かったと思う。ピックアップしなかったカバーも普通に良かったりするしね。ジャケットなんかも可愛いし、好きなアーティストが参加してるんだったらお薦めです。ただ、CCCDなのは残念。
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V.A.

TOE
NYANTORA
ORANGE MARKET
MILK FILM
IEHA
TIARA
YOGI
AIR 7
CHICAGO BASS
N.I.R.I.C

『NOON RECORDS COMPILATION VOL.1』

SUPERCARの“ナカコー”こと、中村弘ニのソロユニット、NYANTRAが所属するレーベル、NOON RECORDSのコンピ。

TOE『PAST AND LANGUAGE』は、PELE、TRISTEZAを彷彿させるようなポストロック。カナリかっこいい。パンク、エモ出の人たちがやってるんで、それらに通じる部分もあって、普段ポストロックを聴かない人でも聴きやすいと思う。NYANTRA『α』は、キュートで浮遊感のあるエレクトロニカ。3分以内の小作品。ORANGE MARKET『PIXE NIGHT SLOW FILM』は、日本のバンドで、大幅にエレクトロニクスを導入したバンドサウンドに男女のツインボーカル。SUPERCARに凄く似ているんだけど、良い。MILK FILM『MAGIC ROOM』も日本のバンド。スティールパンを使った南国テイスト溢れるトラックに、キュートな双子の女性ボーカル。かわいい曲。IEHA『ROLLING THUNDER』は、1曲目のTOEにも通じるようなエモーショナルなポストロック的演奏に、英語詩の女性ボーカル。かっこいい。TIARA『WISH YOU AWAY』は、オハイオ州のエモ・ポップ・バンド。フォーキーで枯れた感じ。いかにもUSポップって感じの曲。YOGI『TEO』は、ROMZやMORRっぽいメロディアスなエレクトロニカ。日本人の女の人らしいけど、いい感じ。AIR 7『FRIACA』は、ビートに控えめに電子音が絡む音数少な目のテクノっぽい曲。ちなみに、益子樹のユニット。CHICAGO BASS『MANY'S LOUD CAIN』は、日本語のロックンロール。歌い方が独特。N.I.R.I.C『MOSCOW IC』は、ガレージっぽい曲。

個人的には、TOE、YOGIが良かった。あと、ORANGE MARKET、MILK FILM、IEHA、も良かった。

V.A.

LOW IQ 01
渡邊忍×小泉今日子
ヒダカトオル×太田莉菜
磯部正文
etc

『PINK&BLACK』
代官山のガールズブランド『Katie』の10周年記念コンピ。LOW IQ 01の未発表曲やアスパラガスの渡邊忍と小泉今日子のコラボ、マッドカプセルマーケッツのTAKESHI UEDAがプロデュースするガールズユニット、ビークルのヒダカと(僕の大好きな)モデル、太田莉菜のコラボ、バックドロップボムの白川貴善のユニットWOWWによるガールズポップ、元ハスキンの磯部正文はマーズリトミックの演奏をバックに(マーズリトミック名義でやればいいのに何故か磯部正文名義)女言葉で歌う!っていう貴重なコンピです。

LOW IQ 01は相変わらずの極上ポップを聴かせてくれるし、木村カエラにも曲を提供する渡邊忍はどう聴いてもポップでひねくれた感じがアスパラガスだし、木村カエラに提供してても違和感のない曲だし(『TREE CLIMBERS』っぽい)、TAKESHIのデジタルハードコアとキテレツな女性ボーカルは相性良すぎで『GOOD GIRL』を超えるくらいの名曲に仕上がってるし、ヒダカの書く曲は木村カエラのときもそうだったけど、やっぱり甘くてポップ。

参加アーティストのファンなら聴いて損はしないと思います。特にMADのファンはTAKESHIプロデュースの曲を聴いて欲しいな。作家陣が結構かぶってるし、木村カエラ好きな人も聴いてみて。

V.A.

NOISE FOR PRETEND
BLANKET MUSIC
KAITLYN NI DONOVAN
BEN GIBBARD
CORRINA REPP
POSSIBLY MAYBE
PETE MISER
BODY BIRDMAN
KING OF LIKE SPTTING

『READ:INTERPRETING BJORK』

ポートランド周辺のオルタナ・ロック・ミュージシャン達による、ビョークの曲のカバー・アルバム。

NOISE FOR PRETENDは『IT'S OH SO QUIET』をアコースティックでジャジーなバンド演奏でカバー。BLANKET MUSICは『HYPER-BALLAD』をローファイなフォークでカバー。アコギに男女ボーカル、そして、ほんのり電子音。M-1にも言えることだけど、こうやってシンプルな歌物にすることで、ビョークが元々持ってるメロディの良さが際立つ。KAITLYN NI DONOVANの『THE HUNTER』は、生ドラムやアコーディオンを加えることによって、フォークトロニカっぽいアレンジに。これは原曲よりも好きかも。DEATH CAB FOR CUITIEのリーダー、BEN GIBBARDによる『JOGA』は、息遣いまで聞こえてくる生々しい弾き語り。ここまでは女性ボーカルがメインのカバーばかりだったけど、男性ボーカルでビョークの歌が歌われているのは凄く新鮮な感じ。CORRINA REPP『YOU'VE BEEN FLRTING AGAIN』を、これまたシンプルにアコースティックにカバー。これはちょっとイマイチ。POSSIBLY MAYBE『ROOTS OF ORCHIS』をカバー。他の歌物カバーとは違ってインスト。ブレイクビーツにアコギ、スクラッチが絡む。PETE MISER
『IMMATURE』をカバー。これもインスト。ビョークの神秘的な雰囲気も残しつつ、ファンキーな声ネタやスクラッチを使っていて面白い。BODY BIRDMAN『UNRABEL』をカバー。男性ボーカルでTHE POLYPHONIC SPREEみたいな感じのサイケデリック・ポップに。DEATH CAB FOR CUITIEのレーベル・メイト、KING OF LIKE SPTTING『IN THE MUSICALS』をカバー。エモーショナルなロック・インスト。

個人的にはKAITLYN NI DONOVANとKING OF LIKE SPTTINGのカバー以外はまあまあかな。これはこれで良いんだけど、やっぱり原曲のほうが・・・っていうのが正直なところ。DEATH CAB FOR CUITIEやUSオルタナ・ロック好きな人にはいいかも。
V.A.

LOW IQ 01
toe
LOCOFRANK
YOUR SONG IS GOOD
CUBISMO GRAFICO FIVE
etc

『ROCK MOTOWN』
LOW IQ 01とかドーピングパンダとかユアソンとかキュビ5とかその辺のバンドでモータウンの名曲をカバーしたアルバムです。モータウンっていうのは老舗のソウルレーベルね。

カバーされてる曲はジャクソン5の『I WANT YOU BACK』や『ABC』、スティービーワンダーの『OVERJOYED』、ダイアナロス&シュープリームスの『YOU CAN'T HURRY LOVE』とか超有名な曲ばかり。「モータウン」って名前を知らなかった人でもほとんどの曲を聴いたことあるんじゃないかな。原曲を超えたと感じるかどうかは人それぞれだと思うけど、それぞれのバンドの色はしっかり出たカバー集になってます。そんな原曲をぶっ壊すようなアレンジはしてないし、もともとのメロディは素晴らしい。この辺のパンクやエモを基調にしながらもディスコやソウルを通過したバンドたちを好きなら聴いて損はしないんじゃないかな。個人的には他の収録曲と少し色の違った音を聴かせてくれたユアソンのダイアナロス&シュープリームスのカバーがベストトラック。バンドアパートが参加してそうで参加してなかったのは残念だなあ。この作品で初めて聴いたバンドの中ではどちらも少しバンドアパートっぽいけど、PULIとCREAMSTOCKが良かったです。

あと、この作品が気に入った人は是非、原曲のほうにも耳を傾けてみてくださいね。きっと素晴らしい経験になるよ。
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V.A.

東京スカパラダイスオーケストラ
EGO-WARAPPIN'
DRY & HEAVY
LOW IQ & SCAFULL KING & HIROHISA HORIE
こだま和文
TSUTCHIE
BLUE BEAT PLAYERS
LITTLE TEMPO
SKATALAITES

『SKA STOCK』

伝説のオーセンティック・スカ・バンド、SKATALAITESのトリビュートアルバム。

スカパラ『SHOT IN THE DARK』は川上さんのMCの入ったスカパラらしいオーセンティック・スカ・チューン。EGO-WRAPPIN'『SAMBA DE ORFEW』は歌入りの南国テイストのスカ。哀愁漂うサックスが良かった。このトラックはさすがの出来。DRY & HEAVY『MAN IN THE STREET』はドープなダブ。犬の声をサンプリングしているのが面白かった。LOW IQ & SCAFULL KING & HIROHISA HORIE『ALLEY PUNK STUDIO9』はジプシーっぽいフレーズも登場するインストのスカコア。やっぱりLOW IQのセンスはずば抜けている。かっこいい。こだま和文『BLUE SKA』はトランペットをフィーチャーした軽めのダブ。SUPER X『ROYAL CHARLIE』はムーディーなスカ。RUDE BONES『COME DOWN』は歌入りの軽快なスカ。楽しい。スカパラfeatTSUTCHIE『SHOT IN THE DARK』はTSUTCHIEのリミックス。ビートが変わっているくらいであまり変化がないかな。もっとヒップホップっぽくしても良かったのに。HARD CASE『WEST NILE』はアンビエントなトラック。BLUE BEAT PLAYERS『LEE OSWALD』は軽めのダブ。LITTLE TEMPO『MY MELANCHOLY BABY』はLITTE TEMPOらしいスティールパンが心地良い南国風の曲。SKATALITES『SKA LATTE』『ROLAND RIDE ALONE』はさすがの出来のセルフカバー。

EGO-WRAPPIN'のカバーがダントツに良かったかな。それ以外はちょっと期待はずれ。

V.A.

VIDEO DROME
LO-LITE
SA
ALL LIVING THINGS
PATHFINDER
TGMX
EPOXY
ID&THE GALAXYS
SPOONY
CORNER
SLEEPER
SOBUT

『SMELLZ LIKE・・・』
世界初のニルヴァーナのトリビュート・アルバム。

原曲を解体して、全く新しい命を吹き込んだカバーをやってたのは、SA、TGMX、ID&THE GALAXYS。SA『TERRITORIAL PISSINGS』をロカビリー調に。これはホント見事にはまっていて面白かった。TGMX『SILVER』を涼しいブレイクビーツに。ブレイクビーツにスクラッチ、電子音、アコギ、そしてエフェクト処理されたボーカルが絡む。これも、それなりに良かった。そしてID&THE GALAXYS『IN BLOOM』をダブ・ポップに。これは良い良い。

僕がNIRVANAの中でも最も好きな曲の1つ、『ALL APOLOGIES』をカバーしたのはSPOONY。モデルの横山優貴がボーカルを取るバンド。この作品以前にWEEZERやディズニーのカバーアルバムにも参加してたけど・・・横山優貴はモデルをやっとくべきだと思う。凄く可愛いし。SLLEPERってバンドは『SOMETHING IN THE WAY』をギターポップでカバー。あと、CORNER(HUSKING BEEの磯部正文)は『ABOUT A GIRL』を弾き語りで。NIRVANAがアンプラグドでやってたアレンジより軽快。磯部さんの声はやっぱり良いね。

個人的にベスト・トラックだったのはEPOXY『DUMB』。54-71を彷彿させるような音数少なめで緊張感のある演奏にエモーショナルなボーカル。このバンドのオリジナル曲は聴いたことないけどメチャクチャカッコ良かった。

残りのVIDEO DROME、LO-LITE、ALL LIVING THINGS、PATHFINDER、SOBUTは原曲に割と近いロック・サウンドでカバー。その中ではALL LIVING THINGS『PENNYROYAL TEA』が圧倒的に良かった。思い切りヘヴィーでエモーショナル。これは原曲よりも好きかも。あとLO-LITE『BLEED』は曲後半がカッコ良かった。エモーショナルなギターが堪らない。

正直あまり期待してなかったんだけど、なかなか楽しめるアルバムだった。原曲のメロディの良さがあってこそかもしれないけど。とりあえずID&THE GALAXYS『IN BLOOM』、EPOXYの『DUMB』、ALL LIVING THINGSの『PENNYROYAL TEA』は聴く価値ありかも。


V.A.

THE MICETEETH feat HAKASE-SUN
曽我部恵一
クラムボン
STUKA
NONTROPPO
SAKE ROCK
GUIRO
イルリメ
カセットコンロス
BONOBOS
OOIOO
UA

『SWEET DREAMS for FISHMANS』
残念ながら活動が停止してしまったフィッシュマンズのトリビュートアルバム。トリビュートアルバムって、個人的にはあんまり何度も何度も聴くことがなかったりするんだけど、これはもう何度も何度も聴いてる。とにかく、このトリビュート盤はフィッシュマンズへの愛でいっぱいなんだよね。愛がいっぱいなんだけど、活動停止に対する悲壮感みたいなものは全然なくて気持ちよく聴ける。曽我部恵一やクラムボン、OOIOO、UAなどの有名どころに混じって結構知らなかったバンドもあったんだけど、どのカバーもホント良い感じです。これはいらないっていうのがないトリビュート盤もちょっと珍しいと思う。演奏時間はたったの1分間、チープで壊れかけのトラックに早回しっぽい声を乗せたイルリメのカバーは賛否両論あるだろうけど個人的には嫌いじゃないよ。通して聴いたときに良いアクセントになってるしね。ただ、どうせこういうカバーをするんだったら35分ある大曲『LONG SEASONS』を1分に凝縮してしまったら、もっと面白かったのになとは思う。

個人的に良かったのはマイスティースとHAKASE-SUNによる『なんてったの』、曽我部恵一の『BABY BLUE』、クラムボンの『ナイトクルージング』、カセットコンロスの『ひこうき』、UAの『頼りない天使』あたりかな。

マイスティースは得意の甘くドリーミーな歌物スカ・アレンジでカバー。フィッシュマンズのオリジナルメンバーであるHAKASE-SUNのキーボードも良いんだけど、何と言っても切ないホーンの音色とボーカルの次松大助の歌声が最高です。マイスティースは凄く良いバンドなんで、このカバーが気に入ったフィッシュマンズ好きな人も是非聴いてみて欲しいな。このカバーはまんまマイスティースだしね。そして、曽我部恵一は後期フィッシュマンズの曲『BABY BLUE』をシンプルな弾き語りでカバー。なんてことないカバーだけどとっても素敵。フィッシュマンズのメロディーの良さと曽我部恵一の歌声の良さを再確認。

個人的にはベストトラックだったクラムボンのカバーは後期フィッシュマンズの持ってた空気をそのまま引き継いでます。初期のフィッシュマンズを感じさせるカバーが多いこのトリビュート盤だけど、このクラムボンのカバーの夜空をプカプカと漂ってるかのような心地良い浮遊感と切ない感じはきっと後期フィッシュマンズを好きな人も納得できると思う。クラムボンのライブでも演奏してたけどホント良いんだ。泣けるよ。

カセットコンロスは『ひこうき』を南国風味いっぱいでカバー。ほんわかのんびりな感じで素敵。UAは栗コーダカルテットの素朴な演奏をバックに『頼りない天使』を歌ってます。やっぱりこの人の声は別格。栗コーダカルテットの演奏も頼りない天使って感じがして良いね。

それ以外にもGURIOの『MAGIC LOVE』の解釈の仕方や、ボノボのフィッシュマンズ愛に溢れた感じとか、フィッシュマンズの浮世離れした要素を突き詰めたOOIOOなど聴きどころいっぱい。普遍的でただただ素敵な曲がいっぱいです。フィッシュマンズ・ファンはもちろん、それ以外の人も楽しめる素敵な作品だと思うよ。これがフィッシュマンズを聴くきっかけになったら最高なんだけどなあ。
V.A.

ストレイテナー
ELLEGARDEN
YO-KING
GOING UNDER GROUND
BUMP OF CHICKEN
MR.CHRLDREN
etc

『SYNCHRONIZED ROCKERS』
雑誌なんかの評価も高くて、ミュージシャンの間でも人気が高く、ずっと前からブレイクするブレイクすると言われ続けるも何故かブレイクしきれないピロウズのトリビュートアルバム。参加アーティストはストレイテナーやエルエガーデンみたいな若手ギターロックバンドからYO-KINGや佐藤竹善みたいなベテラン、Theピーズ with クハラカズユキみたいな玄人好みのアーティスト、そしてバンプオブチキンやミスターチルドレンといった人気アーティストまで幅広い人選。

ストレートなパワーポップに仕上げたストレイテナー、渋いロックンロールを聴かせるTheピーズ、気だるくロックするYO-KING、やっぱりセンチメンタルなゴーイングアンダーグラウンド、ローファイに仕上げたサロンミュージック、言葉を大切にしたバラードに仕上げたバンプ、良くも悪くも大衆ポップロックなミスチルなどなど、アーティストそれぞれの持ち味は強く出てると思う。ピロウズの最大の持ち味であるポップなメロディも活かされてると思う。幅広い人選なんで素敵なアーティストを知るきっかけにもあると思う。(実際に僕はこの作品でエルエガーデンに興味を持ったしね。) そしてピロウズに対する愛も感じられる。これは良いトリビュートアルバムなんじゃないかな。まあでも、トリビュートアルバムって難しいよね。ピロウズファンからしたら、アレンジがそのままだと原曲を超えてないってなっちゃう可能性が高いだろうし、アレンジを大幅に変えてしまうと原曲の良さが・・・ってなっちゃうと思うし。
V.A.

イズミカワソラ
hurdy gurdy meets
磯崎健史×鈴木秋則
bice
LISA
Fleming Pie
イノトモ meets lake
etc

『TRIBUTE TO FLIPPER'S GUITAR』
シンガー・ソングライター、イズミカワソラが発起人となって作られた、フリッパーズ・ギターのトリビュート盤。参加しているのはROBOSHOP MANIA、bice、RUMTAGなどのフリッパーズ直系な人たちから意外な人選のLISAまで様々。

好き嫌いは別にして、やっぱりフリッパーズギターのトリビュート盤が作られるのは当然のことだと思う。だけど、この内容はないんじゃないの。正直言って、劣化コピーと全く愛もなければ面白くもないカバーのオンパレード。何回か通して聴いてみたけど、どうもパッとするカバーがない。ちょっといいなって思ったのは元センチメンタルバスで現SPOOZYSの鈴木秋則と磯崎健史による『恋とマシンガン』のひねくれパワーポップ・カバーくらいかな。あとのカバーはせっかくの良い素材が台無しだよ。料理のできないアイドルたちが高級食材を料理して台無しにしていく「愛のエプロン」っていうバラエティ番組があるけど、それに近い印象。フリッパーズギターには全く特別な感情のない僕がそう思うんだから、フリッパーズギターのファンの人は覚悟して聴いたほうがいいかも。

ちょっとひねくれた見方をすれば、改めてフリッパーズギターの偉大さを感じさせてくれる作品ってとこかな。やっぱりフリッパーズギターは超えれないんだみたいな。
V.A.

LOW IQ 01
SUGIZO
高野寛
クラムボン
SUGIURUMN
featuring 曽我部恵一
KEN ISHII
イルリメ
etc

『TRIBUTE TO YMO』
イエローマジックオーケストラこと、YMOのトリビュート盤。あらゆるジャンルの人たちがYMOを自分流に料理しています。これを聴いて一番思ったのは、やっぱりYMOは偉大だなと。ミクスチャー、デジタルロック、フォーク、ハウス、テクノ、エレクトロニカ、スカなどなど、それぞれやってる音は違えど、みんな何かしらYMOから影響を受けて、どこかしら意志を継いでるんだよね。

個人的には『君に胸キュン〜浮気なヴァカンス』を甘くポップな歌物ハウスに仕上げたスギウラム featuring 曽我部恵一がツボ。弾き語りやロックンロールを歌ってるときの曽我部恵一も素敵だけど、ハウスを歌ってる曽我部恵一もホント素敵です。曽我部恵一に胸キュン(笑)

あと、イルリメのスネークマンショーは2曲入ってるんだけど、どっちも面白かったです。クラムボンはグルーヴ感いっぱいの演奏がかっこいいんだけど、郁子ちゃんがいつもと違う歌い方(全編ファルセットっぽい感じ)だったのが個人的には残念。普通に歌っても違和感なかtっと思うんだけどなあ。
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V.A.

7 O'CLOCK SHADOW
WIN A SHEEP FREE
CARD SKEPPER
ASLN
ERIAL
TUJIKO NORIKO
空気公団
さかな
サンガツ
SUBTLE
POTORATCH
RdL
山本精一
minamo
GROUP

『WHEATHER』

佐々木敦のレーベル『WHEATHER』のコンピレーション・アルバム。

7 O'CLOCK SHADOWは音響系のエレポップ。浮遊感のあるトラックに女性ボーカルで心地良い。WIN A SHEEP FREEはアコギのアンサンブルによるミニマルなトラックに涼しい女性ボーカル。いくつものアコギの音が美しく絡み合うトラックが凄く良かった。CARD SKEPPERはminamoのメンバーでもある岩下裕一郎とWORLD'S END GIRLFRIENDの『FAREWELL KINGDOM』でボーカルも務めていたpianaによるユニット。WORLD'S END GIRLFRIENDの時は神秘的なイメージの歌を歌っていたんだけど、ここではアコースティックで爽やかな音響系ギターポップということもあって非常に可愛い歌を歌っている。この人の声は本当に可愛い。この曲はpal@popを好きな人にお薦め。メチャクチャ良い。ASLNは益子樹のユニット。ボーカルはya-to-iでも歌っていた益子ふみえ。パーカッシブなリズムにクールなピアノなどが奏でる清涼感漂う“うたもの”。ERIALはpal@popの高野健一がイギリス人女性ヴォーカルをフィーチャーして結成した別ユニット。この曲はpal@popがそのまま大人っぽくなったような印象。相変わらずサウンドプロダクションが素晴らしい。TUJIKO NORIKOは『少女都市』の『TOKYO』の続編にあたる曲。グリッチなトラックに儚く、どこかエロティックな声。TUJIKO NORIKOらしい曲だけど『少女都市』より『化粧と兵隊』に入ってそうな感じの曲。空気公団は、この人達らしい落ち着いた感じのシンプルな“うたもの”さかなは『BLIND MOON』に入ってた『19』のバンド・バージョン。勝井祐二のバイオリンが良い。僕はアコースティック編成の『BLIND MOON』よりバンド編成の『WELCOME』のほうが好きなので、このバージョンは凄く気に入った。

サンガツはいつもと違って、ベースレスでピアニカとコンピュータを入れた編成。前半はミニマルなアコギの上に切ないピアニカが重なるシンプルな展開なんだけど、徐々にテンションが上がっていきノイズで終わるドラマチックな曲。SUBTLEはちょっとPELEっぽいアコースティックで疾走感のあるポストロック。POTORATCHは2曲収録なんだけど、どちらもシカゴ音響系にヒップホップの要素を融合させたような曲でメチャクチャかっこいい。RdLはTRISTEZAっぽいアコースティックなポストロック。山本精一は繊細なノイズで形成された音響作品。minamoはアコースティックなポストロック。ただただ美しい。GROUPはツイン・ギター、ベース、ドラムス、トランペット、サックスによるポストロック・バンドなんだけど美しいトラックにトランペット、サックスの叙情的なメロディが合わさって極上のサウンドを作り出している。曲の展開もドラマチックでかっこいいし本当に名曲。良すぎ。

全体的にびっくりするくらい質の高いトラックばっかりだったんだけどGROUPの『LINE』が名曲中の名曲。ポストロックを好きな人には絶対に聴いてもらいたいです。あとはCARD SKEPPERやさかなやサンガツ、POTORACH、minamoも凄く良かった。名コンピ盤。

V.A.

THE BAND APART
SEXER
ヒダカトオル
MONTEROZA 4950


『WHEN YOU WISH UPON A STAR』
ディズニーのパンク・カバー・アルバム『DIVE INTO DISNEY』に続く「MOSH PIT ON DISNEY」シリーズの第1弾。今回はピノキオにまつわる曲たちをパンクでカバー。

『DIVE INTO DISNEY』収録のうち、最も最高のカバーだったTHE BAND APART『WHEN YOU WISH UPON A STAR』も新録で1曲目に収録。大きな違いはないけど、より深みのあるアレンジになってます。ドラムがかっこいい。前のバージョンも良かったけど、今回のはもっといい。ほんと名カバー。

M-2『I'VE GOT NO STRINGS』はBACK DROP BOMBのタナカジンによる新ユニット、SEXERがカバー。最近のBDBに通じるような予定調和を無視した展開のヘヴィロックに仕上げています。M-3『GIVE A LITTLE WHISLE』はBEAT CRUSADERSのヒダカトオルがソロ名義でカバー。BEAT CRUSADERSのポップな側面を最大限に押し出したような爽やかなポップ・カバー。ただただポップになるだけじゃなく、しっかり遊び心もあるのがヒダカらしい。M-4『HI-DIDDLE-DEE-DEE (AN ACTOR'S LIFE FOR ME)』はHUSKING BEEのレオナとex.NUMBER GIRLの中尾憲太郎などによるMONTEROSA 4950がカバー。TOEやPELEを思わせるようなロック・インスト。

やっぱりTHE BAND APARTのカバーがダントツだったけど、他の3曲もそれぞれなかなかいい出来だった。個人的には当たり外れの多かった『DIVE INTO DISNEY』よりこっちのほうがいいな。
V.A.

TATSUYA OE
KEN ISHII
高木完
コーネリアス
MOLD
DJ TSUYOSHI
OOIOO
DJ MAAR feat SHORT CIRCUIT
HITOSHI OHISHI
クラムボン


『WKM -TRIBUTE TO WALKMAN-』
2004年に誕生から25周年を迎えるソニーのウォークマンを讃えたトリビュートアルバム。収録されている曲は参加アーティストを見ても分かるようにテクノ、ハウス系の音がほとんど。TATSUYA OE『THE MARCH』はウォークマンの音をサンプリングしてコラージュ感いっぱいのクリックハウス、KEN ISHII『PULSE TASTER』はトライバルなテクノ、高木完『1979』は南国の香りもするゆるいハウス、SBKのSHIGEOによるユニット、MOLD『BASS KNIFE』はベースを効かせた暴力的でロッキンなブレイクビーツ、DJ TUYOSHI『FIRE1』はロッキンでアッパーなトランス。HITOSHI OHISHI『PUNISHMENT』はアッパーなハウス。この辺はどれも“らしい音”なんだけど、正直ピンと来るものがなかった。TATSUYA OE『THE MARCH』だけ頭ひとつ抜けてる感じかな。音も良いんだけど、この曲はウォークマンへのトリビュート感もちゃんとあって良かった。

その他、DJ MAAR feat SHORT CIRCUIT『SUNDAY MORNING』はどっちかって言うとフィーチャリングしているSHORT CIRCUITの色が強いギターロック・サウンドにDJ MAARの打ち込みが加わった感じ。後期PRE-SCHOOLとか好きな人は気に入るかもしれないけど、この作品では浮いてる感じがした。

コーネリアスは『POINT』収録の『POINT OF VIEW POINT』の別ミックス。そんなに変わった印象はないんで、この曲だけのためにコーネリアス・ファンの人がこのアルバムを聴く必要はないかもしれないけど、ウォークマン(イヤホン)で聴いた時の音の広がりがとてつもなく気持ちよくて、これがここに収録されてるのは正解だなって思う。OOIOO『LOKE KIKA』はトライバルでフリーキー、そして開放的。外で聴くと凄く気持ち良さそうな曲。そういう意味で、外でも聴けるウォークマンにもってこいの曲。個人的にイマイチな曲が多かった、このコンピだけど、この曲はとっても良かった。

そしてクラムボン『dovrou noc』。彼らのアルバム『imagination』収録の『FOLKLORE』や『DON'T YOU KNOW』に通じるようなシンプルで純粋なポップ・ナンバー。上述した2曲では抑えられていた電子音の絡み方も絶妙。ただただ名曲です。クラムボンを好きな人は絶対、聴いておいたほうがいいと思うな。この曲だけのために、この作品を買うのはちょっと高いかもしれないけども。

全体的に見ると、ウォークマンに対するトリビュートみたいなものは数曲からしか感じられなかった。もちろん本人達はトリビュートしてるんだろうけど伝わってこなかった。楽曲的にも個人的にはつまらない曲が多かったけど、素晴らしい曲も数曲あることは事実。非常に当たり外れの激しいコンピ盤って印象かな。
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V.A.

椎名林檎
羅針盤
松任谷由実
中村一義
ぱぱぼっくす
奥田民生
つじあやの
POLYSICS
GOING UNDER GROUND
小島真由美
etc

『一期一会 -SWEETS FOR MY SPITZ-』

スピッツのトリビュートアルバム。

椎名林檎『スピカ』は本人の『幸福論』のシングルバージョンに似たアレンジ。チープなピアノとか入ってて間奏も面白いし凄い良かった。良かった頃の椎名林檎が戻ってきた感じ。選曲も椎名林檎にピッタリで良かった。羅針盤『ロビンソン』はシンプルな“うたもの”。ちょっと普通すぎ。『はじまり』くらいカオティックにやって欲しかった・・・。しかし何故、このメンバーの中に羅針盤?松任谷由実『楓』はまんまユーミンの曲に。本人の曲でやってたみたいにダフトパンク風とかにしてくれたら面白かったのにな・・・(笑) ゲントウキ『青い車』は原曲よりテンポ早めでAOR風。中村一義『冷たい頬』は本人の『ショートホープ』的なアレンジでWEEZER風。エモーショナルでかっこいい。ぱぱぼっくす『空も飛べるはず』は女性ボーカルのアコースティックな“うたもの”。セロファン『夢追い虫』は個人的にボーカルが駄目であんまり聴いてないです・・・LOST IN TIME『田舎の生活』はなんとなくU2っぽいアレンジ。奥田民生『うめぼし』は選曲最高。完全に民生の歌にしてしまっている。ビーチボーイズ的コーラスも取り入れた民生流のゆる〜いロック。かっこいい。つじあやの『猫になりたい』はらしいウクレレ弾き語りのほのぼのした曲。これも選曲がぴったり。かわいい。POLYSICS『チェリー』はハヤシとカヨのツインボーカル、ハードなギターによるアレンジ。後ろのほうでピコピコ鳴ってるけど、もっとニューウェーブにしても良かったのにな。GOING UNDER GOROUND『Y』はスペーシーなキーボードをフィーチャーしたギターロック。間奏でヴィブラフォンを使ってたりして面白い。小島真由美『夏の魔物』は気だるいブルース。

僕的には椎名林檎、中村一義、奥田民生以外はあまり良くなかったな・・・。

V.A.

朝崎郁恵
古謝美佐子
ネーネーズ
THE BOOM
和田弘とマヒナスターズ
喜納昌吉&チャンプルーズ
中孝介
加藤登紀子
etc

『沖縄ソングス〜わしたうた〜』

タイトル通り、沖縄の歌を集めたコンピ盤。喜納昌吉&チャンプルーズの『花』やネーネーズの『黄金の花』、古謝美佐子『童神』など既発音源の名曲たちに加えて、昔から沖縄に伝わる島唄『てぃんさぐぬ花』や『恋ぬ花』の新解釈や、THE BOOMの『島唄』やBEGINの『島人ぬ宝』、夏川りみの『涙そうそう』などのカバーも収録。その他にもTHE BOOMが子供たちと一緒に森山良子の歌唱で有名な『さとうきび畑』を歌ってたり、朝崎郁恵が『十九の春』を歌ってたりと、ホント充実してます。

喜納昌吉&チャンプルーズの『花』やネーネーズの『黄金の花』が素晴らしいのは言うまでもないけど、NUUによる『涙そうそう』や加藤登紀子による『島唄』など、カバーも素晴らしい出来です。下手に島唄に現代的な要素を加えると台無しになってしまうことが多いけど、シンセなどを使ってアンビエント風に仕上げたTINGARAによる『てぃんさぐぬ花』や我如古より子による『恋ぬ花』なども悪くない出来。そして何よりも素晴らしいのが朝崎郁恵による新録の『十九の春』。ピアノと三線によるシンプルながらも美しい演奏と朝崎郁恵のエモーショナルな歌声、そして沖縄ソングスの持つ大らかなメロディーに胸を打たれまくりです。

今作は島唄に忠実なものから、現代的なもの、フォークっぽいものまで、アレンジはバラエティに富んでいるけど、全編に通じるのは沖縄独特の音階を持った美しいメロディーと心に強く響いてくる歌。やっぱり美しいメロディーと心に響く歌っていうのは音楽の中で最も重要な要素だと思うんだよね。ちょっと大げさかもしれないけど、それが貫かれたこの作品は普段こういう音楽を聴かないような人の心も何かしら動かすんじゃないかって思う。ちなみにタイトルの「わしのうた」っていうのは沖縄の方言で「私達の歌」っていう意味なんだって。なんていうか凄くピッタリのタイトルだね。

沖縄の現代版画家、名嘉睦稔(詳しくはコチラ)によるジャケットも素晴らしいし、値段のほうも15曲入って1980円。沖縄音楽が好きな人、聴きたい人は買っても損しないんじゃないかな。
V.A.

東京ピンサロックス
SOUL-D!
キッチンゴリラ
LOVE MODE
宍戸留美 with 航空電子
Zack-T & Moyla
シュラフ
EeL
S.S.S
PLUS-TECH SQUEEZE BOX
エイプリルズ
SONIC COASTER POP with ウサギチャンズ
SMALL KIDS AIR
小田一葉

『おニャン子 パンク LOVE』
おニャン子クラブの作品のカバーアルバム。参加バンドは全部女性ボーカル。名前に“パンク”って付いてるけど、実際はパンクっぽい曲は少なく、パンクからミクスチャー、エレポップ、アコースティック、スカ・・・バラエティに富んだカバーアルバムになっています。

ジュンスカのトリビュートにも参加してた4人組ギャルバン、1曲目の東京ピンサロックスによる『セーラー服を脱がさないで』は、まさに「おニャン子 パンク LOVE」って感じのカバー。ポップでキュートながらもタイトで重量感あふれるパンク・カバー。コーラスの使い方とかうまいいいし、とっても痛快で傑作カバーだと思う。次は女性ボーカルのミクスチャーバンド、SOUL-D!による『夏を待てない』。ラップ×ハードコア。おニャン子のアイドルポップが見事にミクスチャー・サウンドになってるのは面白いんだけど、技術がまだまだこれからって感じかな。3曲目のキッチンゴリラによる『バレンタイン・キッス』は初期ジュディマリなキュートパンクポップ。演奏とかはまだまだだけど、これはハマり具合がバッチリ。最良のアレンジだと思うな。このカバーは良い。余談だけどキッチンゴリラのボーカルの子は可愛い(笑) そして、4曲目のLOVE MODEによる『TOO ADULT』は中期〜後期ジュディマリな感じ。演奏も巧いしグルーヴィーでいい感じのカバーだったけど、もうちょっとだけボーカルの声を前に出した方が良かったような。次の宍戸留美 with 航空電子による『じゃあね』はピコピコ・ヘンテコ・ポップ。パンクとスカとニューウェーブをゴチャマゼにしたトラックにキュートなボーカル。はっぴいえんどのトリビュートに参加してた航空電子の曲はあまり良いと思わなかったけど、これは凄く良い。宍戸留美は彼女のソロアルバムでも思ったことだけど、いつもコラボレーションが秀逸。このカバークセになります。6曲目のZack-T & Moylaによる『あじさい橋』は浮遊感のある打ち込みトラックに女性ボーカル。ちょっとイマイチ。次はシュラフのよる『約束』。これはLUNA SEAを思わせるようなダークで重厚なバンドサウンドに儚げな女性ボーカル。間奏ではフルートが使われてたりするんだけど、ダークなロックサウンドによくマッチしている。こういうサウンドってありそうでなかったと思う。凄く面白い存在だな。気になる気になる。そして8曲目はEeLによる『恋はくえすちょん』。これはROMZのMILKY-CHUがトラックを作っているんだけど彼独特の暴走遊園地エレクトロニカ・サウンドにとびっきりキュートなウィスパー・ボイスがマッチした名カバーになってる。MILKY-CHUのソロより良いよ、これ。たしかMILKY-CHUのレビューでもっと歌物をやったらいいのにって書いたけど、やっぱり歌との相性抜群。9曲目はS.S.S.による『お先に失礼』。これは軽快なアコギが印象的なポップ・カバー。これは原曲の楽しさを残しながらも今っぽいエッセンスを取り入れてて楽しめた。次は海外でも評価の高いエレポップ・バンド、PLUS-TECH SQUEEZE BOXによる『天使のボディガード』。ピコピコ電子音にキュートなウィスパーボイスが乗っかって、とってもキュート。とってもハッピー。11曲目はZack-T & Moylaによる『青いスタスィオン』。安っぽいドラムンベースに不似合いな女性ボーカル。これはちょっと・・・。12曲目は電子音とギターがキュートにポップに交差するエイプリルズによる『渚の 「……」』。ワンダーフォーゲルの女の子版みたいな4つ打ちエレクトロ・ポップ・カバー。次のSONIC COASTER POP with ウサギチャンズによる『かしこ』PLUS-TECH SQUEEZE BOXに通じるようなキュートなエレクトロ・ポップ。14曲目はSMALL KIDS AIRによる『技ありっ!』。キュートなスカポップ。ちょっとチープだけど凄く楽しい。そして最後は小田一葉による『雨のバラ』はこのアルバムでは浮き気味なピアノをバックにしたソウルバラード。ちょっと宇多田ヒカルに似た声なんだけど、いい声してる。これはシングルカットしたら結構売れるんじゃないかな。

あんまり期待してなかったんだけど、なかなか楽しめるカバーアルバムだった。正直、ハズレ曲もあるしオススメ!とは言えないけど、おニャン子の曲をポップにキュートにパンクにカバー。この作品はもうこの企画内容だけで十分成功なんじゃないかな。もともとメロディは良質だし、アイドル・ポップにはこんな感じのカバーが一番よく合ってる。宍戸留美 with 航空電子『じゃあね』EeLによる『恋はくえすちょん』が抜群に良くて、それぞれのファンの人はそのために買っても損しないかもね。あと他にも、東京ピンサロックス『セーラー服を脱がさないで』キッチンゴリラ『バレンタイン・キッス』PLUS-TECH SQUEEZE BOXによる『天使のボディガード』エイプリルズ『渚の 「……」』SMALL KIDS AIRによる『技ありっ!』なんかもなかなか良かったな。あとシュラフはこれからが楽しみなバンド。
小田一葉もこのアルバムを買う層に受け入れられるかどうかは分からないけど、なかなか良いんじゃないかな。
V.A.

PANICSMILE & 竹久圏
渚にて
ロレッタセコハン
野坂昭如
デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン
山本精一
CRAZY KEN BAND
HELICOID 0222MB
さかな
オーサカ=モノレール
向井秀徳 & PANICSMILE
THE FOX
小島麻由美

etc

『タダダ-!トリビュート
私服刑事』
スペースシャワーTVとPヴァイン・レコードの共同企画でできた2枚組CDコンピ。

高橋敏幸『このタダダーをレジに持っていく必要性が本当にあるのか』は、8分以上に渡る壮大なブルースロック。かっこいい。SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER『8〜2000 NO!NO!NO!(TOUR VERSION)』は、ライブ音源。約1分のガレージパンク。PANICSMILE & 竹久圏(キリヒト、GROUP)『GHOST SUBWAY』は、PANIC SMILEらしい緊張感のある演奏と柔らかい女性ボーカルに、キリヒトの竹久圏の変則的なプレイ。フリーキーでアヴァンギャルドな音世界を構築してます。ヤバイ。ホエイヌ『導き給え』はノイジーで暴力的なパンクチューン。渚にて『渚のわたし』は、アルバム『渚にて』にも収録されているアコースティックで優しい“うたもの”。
FIELD『さよなら』は、エモーショナルなロックチューン。エモーショナルすぎるギターがかっこいい。史上最低エドウッズ『DRAG NO.8』は、ポップなガレージロック。ロレッタセコハン『スネークダンサー』は、ノイジーでミニマルなインスト。ロレッタセコハンってジャズ以外にもこういう曲をやるんだな。恋に生きる(突然段ボール & PANIC SMILE)『ランチ』は、コミカルでローファイなロックンロール。野坂昭如『沖縄鎮魂歌(飛べ蛍「ヂンヂン」)』は、音響的な沖縄ソング。三味線、ヴィブラフォン、シンセなどを使った沖縄テイストの音響トラックに、島唄っぽい男女ボーカル。メチャクチャかっこいい。デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン『サークル/ライン〜最後の平和を我等に』は、15分以上に渡るグルーヴィーでファンキーなフリージャズ。山本精一『まほろば』は、アコギを使った浮遊感のある音響作品。CRAZY KEN BAND『昼下がり』は、ひたすらクールでファンキーな昭和歌謡。HELICOID 0222MB『CRAZY ROCK!(LIVE VERSION)』は、ジャーマン・プログレ風。さかな『BLIND MOON(DIGITAL BLACK REMIX)』は、アコースティックな“うたもの”の原曲をエレクトニカ風にリミックス。ひたすら美しい。これにはやられた。メチャクチャいい。オーサカモノレール『A FUNKY RIDE オーサカモノレールのテーマ(7inch edit mix)』は、らしい渋いファンク・チューン。向井秀徳 & PANIC SMILE『PINK TV』は、後期のナンバーガールに通じるような、隙間が多くて緊張感の高い演奏に向井のお経のようなボーカル。途中に入るアグレッシブなピアノがメチャクチャかっこいい。THE FOX『INDNESIA』は、アルバムにも収録されてる、のどかな曲だけど少しバージョンが違う。小島麻由美『皆殺しのブルース』は、ピアノ、ドラムによるブルージーなインスト。

かっこいい曲がいっぱい。特にPANICSMILE & 竹久圏『GHOST SUBWAY』、野坂昭如『沖縄鎮魂歌(飛べ蛍「ヂンヂン」)』、さかな『BLIND MOON(DIGITAL BLACK REMIX)』が良かった。とにかく濃い濃いコンピ。
V.A.

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
MAHER SHALAL HASH BAZ
高橋敏幸&フリーダム・レインボウ・デラックス

朝日美穂×モユジュニモ
大場久美子×菊地成孔
NUMBER GIRL×REI HARAKAMI
日出郎×空手サイコ
MR.TOBACCO
モユジュニモ
テニスコーツ
都市レコード
etc


『タダダ-!トリビュート
私服刑事2』
私服刑事の第2弾。今作はなんと3枚組。

DISC1『KABUKI DEKA FESTIVAL √6』は、2001/10/1に新宿リキッドルームで行われたイベント「歌舞伎刑事祭り√6」の模様を収録したもの。DATE COURSR PENTAGON ROYAL GARDEN(DCPRG)のライブ音源が2曲、MAHER SHALAL HASH BAZのライブ音源を13曲、高橋敏幸&フリーダム・レインボウ・デラックスのライブ音源を1曲収録。DCPRGは、相変わらずファンキーでクール、めちゃくちゃカッコよかった。MAHER SHALAL HASH BAZは、ヘナチョコでサイケデリックなフリージャズに、甘い男女ボーカル。ほのぼのしてるけど毒のある、不思議で美しいサウンド。高橋敏幸&フリーダム・レインボウ・デラックスは、高橋敏幸らしいロックンロール。

DISC2の『やまだかつて無いremix&共同音源集』は、この作品ならではのコラボ音源を集めたもの。
朝日美穂×モユジュニモ『夜明け前』は、クリック&グリッチ・エレクトロニカなトラックに朝日美穂の歌。最後に少しモユジュニモのラップが入る。絶妙のコラボ。ちょっとTUJIKO NORIKOのモユジュニモが参加した曲を思い出した。大場久美子×菊地成孔『大人になれば』は、大場久美子の名曲をエレクトロニカ〜オーケストレーションで再録。さすが菊地成孔って感じの素晴らしいプロダクション。NUMBER GIRL×REI HARAKAMI『U-REI REI HARAKAMI REMIX』は、NUMBER GIRLの曲のREI HARAKAMIによるリミックス。意外な組み合わせなだけあって凄く不思議なサウンド。面白いんだけど、個人的にはこの組み合わせはちょっとイマイチ・・・日出郎×空手サイコ『ドンカマ』は、オカマ・アーティスト日出郎の曲を空手サイコがリミックスしたもの。オカマ・アシッド・テクノ!ヤバイ。

あの、このDISCには
、あの「もののけ姫」の
米良美一と、REBEL FAMILIAのGOTH-TRADによるコラボ曲も収録予定だったんだけど、大人の諸事情によって収録不可能になったらしい。メチャクチャ聴きたかった・・・

DISC3の『ガンバって欲しい音楽化の音源集』は、日本のアンダーグラウンドなアーティストの音源を集めたもの。IRENE『RAYUELA POLA REMIX』は、クリック&グリッチ音響作品。MASASHI(8TH WONDER)『IN A SILENT WAY』は、ダークな深海エレクトロニカ。UP SETS『GET READY , STILL FRESH』は、ファミコンみたいな音を使ったエレクトロニカ。MR.TOBACCO『TO THE LADIES(MATSU & TAKE'S HEALTHY MIX』は、キュートでポップで展開が面白いテクノ・チューン。モユジュニモ『FALL』は、イルリメのときとは違って、不思議な雰囲気のアンビエント。テニスコーツ『マレーシア』は、アコースティックで牧歌的な“うたもの”。都市レコード『秋が好き』は、美しく悲しい“うたもの”。現代版オフコースみたいな感じかな。DJ ITAO feat IWASA『RE-RELAX POOR!』は、ファンキーでクールなブレイクビーツ。GIULIETTA MACHINE『FAH』は、ピアノ、スティール・ギター、パーカッションによる生音インスト。いい感じ。

ボリューム満天。いろいろ楽しめるコンピ。個人的にはDISC2が良かった。


V.A.

GUTEVOLK
MOOSE HILL & 原田郁子
ANONYMASS
キセル
高田漣
WORLD STANDARD
ハナレグミ
エマーソン北村
etc

『REACHING SERIES NO1 ドレミでうたおう』
DISCKレーベルとブックレーベルがコラボした子供向け知育アルバムです。コンセプトは「子どもと親のための、音と視覚で遊びながら学べて、しかも大人が聴いてみたりしても十分に楽しめる作品」とのこと。ムースヒル&原田郁子、アノニマス、キセル、高田漣、ハナレグミなどなど素敵なアーティストたちによる「ドレミ」をテーマにした素敵な新録曲が全部で12曲。知育アルバムといっても堅苦しさなんてゼロ。気軽に気楽に音楽と触れ合えます。ほのぼのしてて、あたたかくて、とってもやさしい曲たちにきっと子供も笑顔。懐かしい音色やメロディに大人たちは涙。みんな音楽の素晴らしさに感動。そんな作品です。子供のクリスマスプレゼントにもピッタリなんじゃないかな。恋人へのプレゼントもいいかもね。

曲はというとエレクトロニカやフォークトロニカ以降のポップスって感じの曲が多いです。アコースティック楽器の暖かい音色とほんわかエレクトロニクス、甘く切ないメロディに素朴な歌声みたいな。それぞれの曲も単純に良いし、アルバム全体に統一感があって、ひとつの作品としてホントに良く出来てるんじゃないかな。どの曲も素敵だけど、とりあえずハナレグミの『どれみれげえ』最高!

参加アーティストは割とファン層がかぶってそうだし、参加してる中で一組でも好きなアーティストがいたならば、是非聴いてみることをお薦めします。チャイルディスク作品やMORR、フォークトロニカ好きな人も是非是非。
V.A.

CORNELIUS
CUBISMO GRAFFICO
高野寛
MOOSE HILL & 原田郁子
高田漣
WORLD STANDARD
ハナレグミ
坂田学
etc

『REACHING SERIES NO2 リズムであそぼう』
『ドレミでうたおう』に続くシリーズ第2弾は『リズムであそぼう』。「楽しく手拍子!」というテーマでこのコンピのために書き下ろされた曲を12曲収録。エマーソン北村やワールドスタンダード、高田寛、ハナレグミに坂田学、クラムボンの原田郁子などなど、前作の流れにある人選に加え、今作はちょっと意外な感じもするキュビズモグラフィコやコーネリアスまで参加してます。

どのアーティストもリズム遊びしながら高度でかっこいいことをしてるんだけど、「楽しく」という面から見ると、ちょっと子どもには楽しさが伝わらないんじゃない?って曲もチラホラあるような。たぶん子どもたちが素直に「楽しく」なれるのは高野寛の『おさるのナターシャ』やハナレグミの『PAN!DA!!』みたいな童謡ソングだよね。(個人的には同じハナレグミだったら前作の『どれみれげえ』のほうが好きだけど)

まあ、参加してるアーティストたちが好きな大人の人にはお薦めの作品です。原田郁子に関してはムースヒルと一緒にやってて、歌というよりハミング?みたいな感じでソロ名義の歌物とは少し違うんで、その辺は要注意。坂田学は歌ってます。彼の歌声が好きな人は要チェック。個人的にはコーネリアスと高野寛、ワールドスタンダード、高田漣が良かったです。
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V.A.

くるり
HARCO
クラムボン
栗コーダカルテット
イルリメ
朝日美穂
BLACK BOTTOM BRASS BAND
etc

『どんなものでも君にかないやしない』

朝日美穂プロデュースによる岡村靖幸のトリビュート・アルバム。

くるりの『どぉなっちゃてんだよ』はくるり全員がボーカルをとるファンキーなアレンジ。面白い。HARCOの『ターザン・ボーイ』は80年代っぽい音がいっぱいでてくるポップチューン。FLEX LIFEの『19』はアコースティックなソウル。クラムボンの『カルアミルク』は『ララバイサラバイ』以降のアレンジの8分の大作。めちゃくちゃ良い。涙必死のトラック。名カバー。栗コーダカルテットの『友人のふり』はリコーダーでのアコースティックなカバー。イルリメの『チャームポイント』はエレクトロニカを通過した壊れまくりギタギタのトラックにモユニジュモのMC。かっこいい。ニーネの『ラブ・タンバリン』はストレートなギターロック。直枝政広&ブラウンノーズの『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』はサイケなギターロック。LYRICOの『LION HEART』はソウルバラード。朝日美穂の『だいすき』はキュートなファンク・ポップ。BLACK BOTTOM BRASS BANDの『ステップUP』はボーカルをフィーチャーしたニューオリンズ経由のポップ。

正直、クラムボンとイルリメの2曲しか良いと思わなかった。でも、クラムボンのカバーは本当に素晴らしすぎです。この曲だけでも聴く価値はあり。石野卓球やCAPTAIN FUNK、まりん、オオサカモノレール、SUPER BUTTER DOGなどファンクっぽさのあるアーティストが参加してたら面白かったのにな。

V.A.

奥田民生
HALCALI
スネオヘアー
PUFFY
サンボマスター
YUKI
忌野清志郎
etc

『真心COVERS』

真心ブラザーズのトリビュートアルバムです。参加してるアーティストは富田ラボ、奥田民生、ハルカリ、スネオヘアー、パフィ、スカパラ、サンボマスター、YUKI、忌野清志郎などなど豪華な布陣。

何回か通して聴いてみたけど、なんかちょっと弱い。個人的にはほとんどが好きなアーティストで楽しみにしてたんだけどなあ。個人的には期待ハズレのカバーが多かったです。原曲のパワーの前に縮こまってるような印象のカバーが多いんだよね。逆に原曲の凄さを思い知らせてくれるというか。

印象に残ったのは奥田民生と忌野清志郎くらいかな。この2曲はかっこよかったです。この2人はやっぱロックです。オーラ出まくりで完全に自分の曲にしちゃってるんだよね。あとはスネオヘアーは悪くないんだけど、もっとポップでメロディアスな曲を選曲したほうが合ってたんじゃないかなって思った。サンボマスターのレゲエ・ダブのパートと轟音&絶叫パートを行き来する『拝啓、ジョンレノン』のカバーもこれはこれでかっこいいんだけど、もっと突っ走って欲しかったなあ。YUKIはなんてことないカバーだけど普通に良かったです。さすが夫婦。愛があるね。


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